048 '16.07 Citizen Promaster Ecodrive GMT 2本


まだまだ校正中

患者: Citizen Promaster Ecodrive GMT 2本

確か、2000年頃に買った、B876-H23231 TA と、B876-H25543 TA。最初の方は、24時針を日本に合わせて、海外出張用、後の方は、24時針をカリフォルニアに合わせて、日本用に使っていた。10年ほど使っていたが、先の方が、内側からの曇りがひどくなり、後の方は、「041 '09.08 AGSをワインダーで充電等、腕時計三題」3番目の患者。火あぶりの刑で、使い物にはなったが、スマホが出てきて、夏時間等も込みで、海外の時間は、判るので使わなくなっていた。


経緯と結果:

年取って、遊びでの海外旅行に行くようになって、ドイツ製のDUFAのGMTを買い、これが失敗した時のバックアップにもなるので、昔の戦友達をもう少し自分で整備してあげようと、B876-H23231 TAの蓋を開ける方法を時折検索していた。
モノコックとか、ワンピースとか呼ぶ、前から開けるもので、風防が中から雲っても掃除できずにいた。
雲の中の情報では、町の時計屋もメーカー送りで2次電池交換対応していた。ガラス風防をかしませて取る道具も発注して、再度下調べ。なんと最近、私の2本の後継機で、日本で成功した方がいた。ベゼル枠を爪が4方向についた特殊なこじ開け器ではずしておられた。風防を直接はずす道具でやっていたら、ガラス割っていたな。

で、手持ちで一番鋭利なこじ開け器を、この隙間にいれてら開くと信じて丁寧に押し込んでぐりっとこじ開け器を移動させていったら開いた。
上の写真は、しっかり曇っている開いた直後の風防。
下が、風防を拭いて、元に戻したもの。
時間帯が入ったベゼルを強引に外したので、何かのきっかけで取れないかと心配。
でも、キレイになったので、週一ぐらいで、使うようになった。



で、気になりだしたのが、同系列でベルトまでチタンとなって防磁性能もついた兄弟機種B876-H25543 TA。こっちも比較で判ったのだが軽く曇っている。こっちの方が、こじ開け器が入る隠しくびれもあって簡単に開いたが、テフロンパッキンを潰してしまって、元に戻せなくなった。Citizenに、問い合わせたら、パッキン交換・蓋閉じだけを格安でやっていただけるとの事で、送付した。検査の結果、時計機能は動いているが、カレンダーの日送りの時間がてんでバラバラということ。火あぶりで飛ばした悪い油が、カレンダーの歯車に回ったか? このまま返却でも良いし、分解掃除と2次電池交換をやれば治るはずとの事。料金も思ったより安いので、お願いした。 戦友だったもんで、直してあげよう。

最後の写真で、ベルトを外すと12時と6時方向に、こじ開け器が入る溝があることが判る。右がつぶれたテフロンパッキング。上がガラス風防がついたベゼルだが、これが、テフロンのパッキングの応力で止まっているだけの様。で、場所さえわかればこじ開け器で簡単に開く。但し、入れる時はセンターが合って、まっすく入れないと、柔らかいテフロンはすぐに潰れるようだ。最初のは、ビギナーズラックだったようです。

先の時計3題の中の、AGS2本は、自分で、2次電池を交換し、よみがえっています。