041 '09.08 AGSをワインダーで充電等、腕時計三題


患者:

1.AGSの腕時計

普通の自動巻腕時計は、ぜんまいを巻き上げるが、発電機を回して充電するという機構のAGSとか呼ばれる腕時計がある。
実は、これ、がんばって開発した割には、アイデア倒れの感があるもので、いまや、太陽電池が優勢。
発電機の磁石を大きくできないので、その回転数を相当あげなくてはならず、すると、その軸受け・歯車部分の摩擦が大きく影響するので、潤滑油が固くなったり、高速回転の性で、ひょっとしたら金属くずの発生もあるし、要は、長く持たない。良くて分解掃除。あるいは、キャリバー交換が必要。
よっぽど、10年持つ電池タイプの方が、維持費がかからない。


2.文字盤の丸印が外れて、針に当たるプラスティックウオッチ
24時針(GMT)も着いており、海外とのメール・電話が多い頃、普段用に便利で買ったもの。 GMT機能に加え、軽いし、視認性が良いし、遠目に高級時計で、プラバンドが特に夏には快適なので、気に入っていた。
が、しかし、1年の保証期間直前に、夜光を施した丸印がはずれて、運針を邪魔する位置に来る事もあるので、使えなくなっていた。
保証書を探しだしたときには、すでに期間は切れていた。

3.止まっていた20気圧防水のソーラー時計、使おうとすると充電不良。
光で充電して使おうと思ったら、充電性能が落ちたか、モーターの負荷が大きくて消費電流が増加している症状。
要は、昼間、しっかり日を当てたはずでも、一晩で止まったり、いつまでも、2秒運針をやめない症状がでることがあった。
でも、なまじっか防水時計なので、こんなもの、修理にだしたら、2−3万取られ、買値の半分程にもなる。





なんとか戦線復帰:

1.AGSをワインダーで充電

AGSは、2つ持っており、一つは、デザインが気に入っており、10年ほど使ってまともに充電しなくなって、キャリバーを買値とほぼ同じ料金で交換。
その時、お店の人が色々と情報を教えてくれた。
WEBを検索すると同じような話がでている。
で、電子機器で充電池かキャパシターが入っておりどう考えても完全放電は良くないのだが、悩みは、使わない時に、普通のワインダーが使えない。 結構な勢いで、巻き上げようの振り子(?)を回してやらないと充電に充分な電圧にならないようである。 で、ためしに買った安いワインダーでも普通にやると駄目だが、ある日、手で巻いていて、思い立ったのが、文字盤を水平から傾けるように回せばなんとかなるかもというアイデア。 で、角度を写真をように換えると、シャリ・シャリと音を出して、勢いよく振り子が落ちていくようです。 4時間に1時間動作の動作モードで、無事充電始めました。


2.なかで落ちた丸印が針を止めるGMTプラウオッチ。

電池も切れたので、電池交換の際に、脱落した部品を取ってもらおうと思ったが、最近、扱いなれたタイプしか交換しないとか、しても、高い値段(3000円とか)が多いので、この時計は、キット高くなるし、安時計なんで、自分で蓋を開けなんとかしようと決めた。
失敗したら、新品を買えば良い。
で、問題は、竜頭のはずし方。 WEB検索で、なんとかヒントをもらい、成功。
写真の様に、7時位置の丸が外れてます。


3.使わなかったGMTソーラクオーツ

少し前から、疑問に思っているのは、腕時計の分解掃除。
時計屋で、蓋をあけるのは、クリーンルームでもないし、掃除とは言ってもゴミを取っているのかどうか。そうであれば、そのゴミはどこから発生するのか?
そうでないとしたら、この分解掃除の目的は?
で、防水時計では、外部からのゴミは考えられないので、高速歯車の部分が出す金属くずと、止まっていると潤滑油が偏在し歯車の負荷になること意外考えられない。テンプなりAGS発電機の無い、ソーラーの防水時計の場合は、潤滑油が一番怪しい。
で、考えたのは、充電を兼ねた、白熱電球による火あぶりの刑。
結構熱くなり、これが効きました。
で調子に乗って他の時計もこれで充電・過熱をしたら、安時計(もともと時計メーカーではメーカーが作った、電波ソーラー時計)は、使っているガラスの赤外線遮断性能が低いらしく、中のプラスチックが変形して、カレンダー円盤が回らなくなりました。
WEB検索しても、分解掃除と言っても、要は、油を落とし、再度、潤滑油を含ませるのが肝のようです。その時、でた金属くずも一緒に落ちるのでしょう。