022 '02,1 ポータブルカセットレコーダー(2)


患者:98年に一度アジマス調整をしたポータブルカセットレコーダーの名機

症状:アジマス調整で直ったと思っていたが、実は、別の故障だったらしく、とんでもなく歪んできて、歪み方も変化するしで、しばらく使っていなかった。最近では、レベルが極端に下がることもあり、そうなると歪みはなくなる。で、電解コンを変えたり、ダイオード・トラジスタ等の動作電圧をチェックするがおかしいところはなさそう。回路図がないので、信号を追うにも追いきれない。別のポータブルカセットに、ヘッド出力を放り込むと正常ということで、ヘッドではない。

修理: で、なんとか、回路図を入手し、修理開始。すると、ヘッドアンプとパワーアンプの間にある、シャントタイプのミューティングがおかしい。これは、HICでつくられているのだが、どうもショートしっぱなし、で、これの信号経路に入っている足をあげると正常になった。但し、しばらくすると、売り物のXtalロックがはずれて、モーターがブンブン回りだす。他にも何かあるかとさんざん悩んだが判らず、で、蓋して、捨てようかと放り出す。で、何週間経って、ゴミ箱行きの前にチェックすると正常。思うに、机の周りは、無線LANと無線マウスのRFがうようよで、これが、FGの信号にでも乗って誤動作していたらしい。で、一軒落着、但し、録音の最初にボスッとノイズがはいる。ミューティングは、録音時にも使っていたので。