020 01-09 10年物カーステレオ


患者:来年(2002年)3月11年目の車検となるステーションワゴンの純正カーステレオ

症状: 2001年の夏はとても暑かった。その性か、7月の末ぐらいから、FMもカセットもならなくなった。 もともと、一度だんだんFMが鳴らなくなって空けてみたらデッキ部のねじが緩んで落ちていたのをもとに戻したらしばらく(2年ほど)鳴っていたのだが。

修理:
今回、ふたを開けて気がついたのは、ドルビーマークのついた厚膜HICの上の16V耐圧の電解コンが7個ともどもお漏らし。ひどいのから順番に変えていったが、全部変えて左は直った風だが右がまだだめ。HIC基板はLR信号で、左右対称の作りにはなっているようなので、取り替えたケミコンの直流電圧をみると右側に当たる一つの電圧が変(電圧がかかっていない)。どうもお漏らしがパターンまで腐食したらしい。こまった、このパターンには半田は効かないし、裏側にドルビーのICでもあるのでそっから線を引っ張ってくるしかない。と、IC基板をはずそうとしたが、見事割れてしまった。セラミック基板なのですぐに割れる。判っていたが割ってしまった。 (左側の写真がこれで、ここではまだ3個しか代えてないが、2段目の4個も下はぼろぼろであった) 割れた基板をみると、ドルビーICとヘッドアンプ用ICが入っている。暇があれば、ヘッドアンプ部分だけつくり変えて入れるという手もあるがやめておこう。

で、FMだけでもなんとかしようと、チューナー基板に目をやると、ここにも4個ほど表面実装タイプの電解コンがある。端の一個を取ってみると案の上、下はぼろぼろ。お漏らしである。1マイクロだったので、積層セラに代えてチェック、音はでるようになった。残りの電解コンもはずしてチェックこちらは問題なさそう。
ここで、車にもどしチェック。FMは直っている。 外排気式のファンヒーターと言い、どうもこの頃の表面実装電解コンは、お漏らしが多い。

別件だが最近、これも11年物の洗面セットの上部の蛍光灯カバーが脱落し割れてしまった。もともと保持部分が壊れていろいろごまかしてつけていたもの。設計が安易でプラスティックの爪で保持したいたものが、熱と経年変化で6年ほどして同じマンションのあちこちで同じトラブルが。5−6年しか持たないなら持たないで、この部分だけ補修できたら良いのだがそれもだめ。結局、この部分に入る蛍光器具を買ってきてつけた。不自然な所をペンキででも追加補修しようと。