008 '98,10 携帯MDレコーダー・アイロン・そして大物28インチモニター


患者:この週末たてつづけに起きた、携帯MDレコーダー・アイロン・そして大物28インチモニター

症状:携帯MDレコーダのヘッドフォンのジャックの付け根が「接触不良」と娘が土曜に持ってくる。日曜夕食のあと、かみさんがワイシャツにアイロンをあてようとしてたらこれも、ACの付け根が切れたと持ってくる。で、今度は、9時ごろ私の、28インチ、初代○○フィール・プロ(友人から5000円で買っ たもの)が、パチン・10秒・パチン・10秒・パチン・10秒で、パチンで写らなくなった。魔の週末である。

修理:まあ、最初の二つは、モニターの故障がなければ、ここに書くほどの事でもなく、ヘッドフォンの方は、悪い所がジャックから少し離れていたので、繋いで15分で応急修理、いくら、圧接テープで半田した部分に力がかからない様にしても、またいつかは切れるだろう。アイロンも10分で修理。

問題はモニター。最後に切れた時は、焼ける匂いがしたので、故障個所はすぐ分かるかなと、ふたを開けた。ところが、電源がちゃんとはいらず、スタンバイのまま。で、匂いも発生しない。あちこち見たが、明らかに燃えた部品はない、水平発振を使い色んな電圧を作る 部分で、電解コンのスリーブがめくれあがっているのがある、それと、それに繋がる高速電源整流用ダイオードの足元はおなじみの熱による半田腐りで同心円状にひび割れ。まあこれは、いずれにしても交換と半田を直した方が良いので処理。でも、症状は同じ、よーくみるとこの基盤の隅にヒューズ、調べると切れていた。いずれにしても、この基板があやしいので、もともとの1.6Aのヒューズがないが、2Aで代用。で、電源をいれると、やっと焦げ臭い匂いが発生、調べるとなんと、2個並列になっている水平発振Trの根元に入っているセラミックが赤々と発熱している(写真はこの焦げたコンデンサ)、定格は、330PF、1.5KV、こりゃこまった、 高圧セラミックなんてそんなに手持ちはないし、耐圧不明の大型220PFと100PFで代用。だが、まだなおらない。トランジスタをしらべても大丈夫そう。で、もういちど、こんどは、水平発振トランジスタにつながるあたりをよーく調べると、高速大型ダイオードの足元がやはりぐさぐさ、これを半田しなおして、ついでに、後何本か半田の色の良くないダイオードの足元を半田し直し。で、電源を入れると、無事復活。ここまで、約3時間。結局、この水平発振トラにつながるダイオードが接触不良を起こし、この過渡電圧で弱いセラミックコンをショートさせ、フューズが飛んだらしい。でも、トランジスタが飛ばずに良かった。

それに、スリーブが捲れていた電解コンは、もう捨ててしまった29インチTVと同じで 糸巻き歪み補正回路のコンデンサらしく、左上に出てたこの歪みが大幅に改善された。

接触不良3題でした。でも、いま入っているセラミックコン、耐圧が心配なんで、こんど秋葉に行ったときはかってこようと。