The Street Lawyer by John Grisham The Street Lawyer by John Grisham<
概略:452ページ、’00、8月読了 The Firm, The Pelican Brief と映画化されている、Grishamの1998年の小説。巨大法律事務所で、Antitrust法の腕利き弁護士として出世と金儲けに邁進していた主人公が、浮浪者に仲間と一緒に事務所で人質になり、なんとか無事救出される。だが、これがかれの人生に劇的な変化をもたらすきっかけとなる。
感想: Grishamの小説は始めてだが、英語はCrichton並みの平易な英語で、話の展開も自然で、読みやすく楽しめる。舞台となったワシントンは、昔良く行ったところなので、土地勘もあり判りやすかった。Stree Lawyerとは、Homelessの為の弁護士という意味。日本でも最近深刻になってきているが、USでは、随分と昔から大きな問題。ワシントンは、首都の意地をかけて対策費が多くでる面があるので、Homelessが集まり易いが、反面、政策の変更でそれが大きくぶれる欠点がある。シカゴに駐在していた頃、ワシントンの国立美術館のガードマンの数と、シカゴのそれが大きくちがうのにびっくりしたことがある。この仕事は、只、立っているだけの仕事なので、貧民層の失業対策という面があり、ワシントンでは、やけに数が多いのだと解釈した。