居間のTechnics SL-7の為の仮のGOA MMイコライザー(March 2005 記)

目的

なんとかSL−7を居間で聞き出したが、普及型のイコライザーでは、いくら、コンデンサーを交換したと言っても、CD・FMにも聞き劣りするので、仮のGOAイコライザーを作る。
最終的には、金田式真空管になるはず。

回路

「オーディオDCアンプシステム 上巻」のMC−FM用プリアンプの初段のFETを 2N3954に換え、ソース側の電流源の抵抗を、2.2Kから6.8K、ドレイン側のクランプTrのコレクタ抵抗を1.8Kから3.9Kに換える。 あと、ゲインを若干減らし、Tr2のゲート抵抗を、380オームとする。 で、悩んだが、2段目を、2SC1583によるフイードバック型カレントミラー化したもの。噂によると、キャンタイプのGOAプリが一番という話だが、あまりキャントラも残っていないので仕方なし。位相補償としては、5pfと、2.5pfとした。 問題の出力コンデンサーは、TRWマークが入った、素性の良く分からないけど良さそうな、0.33マイクロ 50Vとする。RIAAの時定数用Cは、NTKのディップマイカで、抵抗は基本的にはニッコーオム(オーディオ用)、電源パスコンはメタライズフィルムの2.2マイクロを使用。

組み立て

Trは手持ちでなんとかなったが、抵抗とダイオード系は足りないものがあったので、日本出張の際に買出し。
組み立て、実験用電源の、+−12Vで調整。
電源は、GOAのメインから取ろうと思ったが、これは、35W物で、レギュレータ出力は30V、こっちは、10.5V用に作ったもんで、電圧が合わず。作り変えようかなと思ったが、面倒なのでやめた。
で、電源は、これまた、仮なもんで、ランタン用バッテリー12Vという、ネジ端子つきのものにする。

音質と今後の予定。

早速、聞いてみると、霞が取れて、まずは良好。聞き込むと、普及型のAudio-Technica AT-3482Pでは、ドンジャリ的な音作りとレンジ狭さがやはりでてくる。オルトフォンのTM14の方が、音場感が出るし、レンジも広い。普及型のイコライザーでは、AT−3482Pでも、良かったのだが、イコライザーが良くなるとやはりカートリッジもそれなりの物にしないと合わなくなって来る。
只、メインシステム比べると、しっとり感と、低域のがんばり感のなさ、高域の伸びにはかける。多分低域はプレーヤの性(アームか?)で、高域は、カートリッジの性とケーブルの性であろう。そうは言っても、気楽に楽しめるプレーヤーとそのイコライザーとしては、合格点であろう。
ターンテーブルシートは、比較の結果、ブチルゴム系のJP−501にした。ハネナイトゴムは少しダンプしすぎの傾向の音で、素直系の高級カートリッジとの組み合わせでは少し元気が足りなくなるようで、AT−3482では、ハネナイトゴムでしょう。
GRADOのカートリッジがebayで落ちたので、これが来たら確認してみる。
後、SL−7のケーブル換えるのと、内部でソケットを2回通っているのがきになるので、これを直結化する。
後は、真空管で、プリとメインができるまでは、そのままにしておこう。その後は、10.5Vのレギュレーターでも作って、GOAでのプリメインアンプとしよう。

補足

March 24, 2005
その後、色々、レコードを聞くと、やはり、音場感がたりない。録音が良いものでも、平面的になってしまう。カップリンコンが一番怪しいので、手持ちのコンデンサーを色々換えてみる。やはり、一般的なフィルムは、余り、改善は無く、特価で買ったU−CONのTUタイプ(古いタイプ)の5.6マイクロか、AUDYN CAP MKP QSの0.47マイクロが手持ちでは、ベスト。U−CONの方が好みなんで、これを入れておく。こっちで軍放出の大型マイカコンでも手に入れば入れてみよう。