華のないSL-1200に、SME-3009を!!

まだまだ校正中

経緯

Kontonさんの掲示板で、皆さんと、主にTechnicsの初期のDDプレーヤーを調べた事があった。そこで、判った事の一つに、SP-10のモータは極数も多く、惚れ惚れするものだが、SL-1200・SL-1100のモータも極数は少なくなっているが、まだまだ捨てたものではないモータだという事。
SL-1100は、2台、金田ドライブ化して、メインに使っている。
只、SL-1200も、2台、調査とモータのバックアップ(SL-110と同じなので)所有しているが、元々ついていたアームも、代替用のEPA-101Sも、悪いアームではないが、華もないし、メインで使っているアーム郡に比べるとやはり劣る。
で、テクニクスのアーム付きプレーヤーの多くは、SL-1200が決めたアーム位置で、それは、SME-3009が基準だという事実があり、それなら、SHURE MM用に、SME-3009をつけてやろうと、部品集めをしてきた。
SL-110用には、一本、Improved・シェル着脱式、手に入れ、同じタイプで、部品欠落品をバックアップで、手に入れた。
このバックアップ用の欠落部品である、インサイドフォースキャンセラー用錘・アームレスト等を入手し、真鍮ナイフエッジも入手。
最後のパーツであった、アームボードも、ヨーロッパから友人が何枚か入手したのを譲ってもらって、組み込み開始。

組み込み

初期の時代の制御は、完全なアナログで、そのループの中に、回転数切り替え、スイッチと、疎調整用の半固定が入っている。 これが、SL-1200/SL-1100共々、そのままでは、 切り替えスイッチは、数百ΩのON抵抗、半固定は叩けば値が狂うというのが殆どである。
よって、ヤフオクで出ている物は、ほとんど、ストロボ不安定ということになる。  まず、SL-1200の場合は、切り替スイッチが古き良きボルト2本でスイッチ板を支えている形のものなので、ばらして掃除する、これでスイッチは復活。 で、半固定を、密閉型のサーメットタイプにして安定化。 調整用VRは、半田等を確認。 後、出来るだけ電解コンは、交換し、半田も盛りなおす。 これで、ふらふらしていたストロボはピタッと止まる。
モータからの信号検波が、ゲルマニュームダイオードなので、これが、悪くなっている場合もあるかもしれない。

まずは、仮組みで、アームの回転中心とスピンドル中心が、214mmとなるかどうか確認。
大丈夫そうである。
ナイフエッジは、欠落部品が多く、雑な取り扱いを心配してのと、Improvedのプラエッジを信用していないので、真鍮製に交換。 但し、この交換、思ったより工夫がいる。 アーム固定のネジ用メスネジが付いた部品をパイプのメインウエイト側からピンセット等で仮押さえしておかないと、ネジ止めれない。
で、次は、アームの底の信号の取り出し部分をそのまま使うか、RCAに変換してしまうか。
横だしタイプは、専用の変換部品も出ておらず、ちと面倒。 だが、ケースグランド用のくわえだけでは、脱落しやすいので、ストッパーをプラスペーサーを切って作った。
本当は、ここは、何もしないのか、やはり、ストッパーがついているのか不明。

止めネジは、六角穴の3mmボルトで止めた。



仕上がりと音質
写真の様に、やはり、良く似合う。
Technicsも、SL-1200のアーム無しのSL-120には、チョイ楕円穴とSME穴の開いた、アームボードを付けていた。
で、SME以外には、結局、テクニクスのEPA-101S,EPA-102Sしか事実上付かない、アーム無しプレーヤで、余り売れなかったのであろう。
その後、9インチというか、ショートアームのショートというか、この位置にあうアームは、殆どない。
で、SL-1200は、トルクが大きく、プラッターを手で止めても長持ちし、ハウリングマージンも大きいということで、USで大ヒットする。
USのWEBで、この辺の生き証人のサイトがあったりする。 当初、SL-1100が使われだしていたが、SL-1200がでて、このコンパクト性と、小さくなったことからか、ハウリングマージンも向上したのが受けたらしい。

でも、やはり、SMEが宣伝に使ったという、ラックスPD-121等もあり、高級プレーヤーとしては、華が無かったというのが、私の個人的感想。 

音だしは、巨大マイカコンのプリのセカンドイコライザー(ALL FET)で行った。
カートリッジは、M97HE-AH という、M97HEのシェル一体型。
タイラップの鉢巻は少しでも剛性を高めるため。
かっこよく見せるには、別のカートリッジの方が良いのだが、SMEの穴あきシェルに、V15TypeIVというのも音質的に今一で、この柔なプラの超軽量の方が、元気なシュアの音がする。
13gのアルミのしっかりシェルでは、このままでは、バランスが取れないし。
音質は、元気な音で、相当シェルの鳴きが入っていそうだが、録音の悪い、ジャズ・ロックにはピッタシで、しばらく、これが、常用となる。
後、標準ウエイトで、バランスが取れる物として、205CMK2をTechnicsの総アルミのシェル(台がプラのものは音質的に駄目)につけた物、DL-301LCをSME穴あきシェルにつけた物を用意した。
追々、これらを出発点として、素直系には、何が良いか、選んでいく。




今後の課題



とりあえず、そのまま、居間の2ndプレーヤとして使う。
金田風プリメインとの相性、かっこよく見えるかもしれない、オルトフォンのMC2000等との相性チェック。