「はがね」参加映画祭リスト

■ドイツ 第43回マンハイム国際映画祭
オフィシャル・コンペティション部門 正式招待参加

40年以上の歴史をもつインディペンデント国際映画祭。
ここから輩出された有名な監督は数知れず(テオ・アンゲロプロス、ジム・ジャームッシュ等)
若手映画監督の登竜門となっている。
上映作品数は約100本。内メインコンペは20作品の中からグランプリが選出される。
本作は惜しくも無冠。
■ポルトガル 第24回ポルトガル(フィゲイラ・ダ・フォス)国際映画祭
メインコンペティション 正式招待参加
★シルバー・プレート賞 受賞
★フィゲイラ・ダ・フォス市賞(新人監督作品賞)受賞。


ポルトガルで最も著名なこのフェスティバルでは、大賞に次ぐ重要な賞のうち、
2賞を同時受賞。
芸術性の高い作品が多いこの映画祭において、本作は高い評価を得た。
上映総数約160作品。
内メインコンペ30本の中の日本映画には風間志織監督の「冬の河童」なども共に参加。
■フランス ユネスコ芸術・教育国際映画祭
メインコンペティション 正式招待参加
★総合グランプリ 受賞

パリのユネスコ主催による国際映画祭。
比較的小規模の映画祭だが、芸術性を真っ向から問われる映画祭だけあって、
参加総数60本の中から堂々グランプリを獲得。
その後追加上映がパリとアミアンにて計4回行われた。
■ベルギー  第21回フランダース(ゲント)国際映画祭
フィルムスペクトラム部門(コンペなし)正式招待

カンヌやベルリンに次ぐ、ヨーロッパ屈指の大型国際映画祭の一つ。
「フォレストガンプ」などの超大作から、本作のようなインディペンデント作品まで
幅広く取り上げ、上映作品総数は200本を越える。
デレクジャーマンらの作品と共に2回上映が行われた。
■ベルギー エイジ・ドール(黄金時代)国際映画祭'94
メインコンペティション 正式招待参加

同ベルギーのゲント国際映画祭での上映をきっかけに、映画祭側から参加依頼があった。
ベルギー王立アカデミー主催による映画祭。上映総数約15作品。
本作が参加した映画祭の中では最も高レベルのコンペとなった。
アレクサンドル・ソクーロフなどの作品と共に競われ、参加作品の多くが日本でも劇場公開されている。
大賞はタル・ベーラの大作「サタンタンゴ」が受賞。

■ハンガリー メディアウェイブ国際映画祭'95
メインコンペティション 正式招待参加

ハンガリーでは唯一の日本作品として、一般の作品に混じりコンペに参加。
受賞は逃したが好評を得た。
グランプリは「親指トムの冒険」が受賞。

■日本 ぴあフィルムフェスティバル'94
グランプリノミネート
★撮影賞 受賞

日本ではおなじみPFFに参加。日本では評価が大きく分かれる本作らしく、大賞は逃した。
映像的な完成度では他の追従を許さず、撮影賞を受賞。
グランプリ以下の3賞で競われるスカラシップには参加できなかったが、
結局この回の該当者は無しとなった。

 TOP | 「クローンは故郷をめざす」| 「箱」 | 「はがね」 | 上映情報 | 映画祭情報 | サイトマップ | お問い合わせ

Copyright © 2002-2011.Kanji Nakajima. All rights reserved.