映画祭情報
 中嶋莞爾監督による参加リポート一覧
トリエステ・サイエンスフィクション映画祭 New!
サンダンス映画祭09
サンダンス NHK国際映像作家賞2006
第21回イタリア トリノ国際映画祭
第38回チェコ カルロヴィヴァリ国際映画祭
● トリエステ・サイエンスフィクション映画祭 参加! New!
 2009年11月22日〜28日にイタリアにて開催されたトリエステ・サイエンスフィクション映画祭に「クローンは故郷をめざす」がメインコンペ部門に参加いたしました。
詳細は中嶋監督の参加リポートをご覧下さい。
>>中嶋監督の参加リポートを掲載しました
●「クローンは故郷をめざす」参加映画祭一覧 New!
東京国際映画祭 (日本)
サンパウロ国際映画祭 (ブラジル)
光州国際映画祭 (韓国)
サンダンス映画祭 (アメリカ)
オフスクリーン映画祭 (ベルギー)
アムステルダムファンタスティック映画祭 (オランダ)
CPH:PIX (デンマーク)
バルセロナ・アジア映画祭 (スペイン
ロンドン・サイエンスフィクション/ファンタスティック国際映画祭 (イギリス)
ハンブルグ・日本映画祭 (ドイツ)
シアトル国際映画祭 (アメリカ)
ニューヨーク・アジア映画祭 最優秀ビジュアル賞 (アメリカ)
モントリオールファンタジア映画祭 最優秀撮影賞(カナダ)
ソポト映画祭 (ポーランド)
ルンドファンタスティック映画祭 (スウェーデン)
カルガリー国際映画祭 (カナダ)
リオ・デ・ジャネイロ国際映画祭 (ブラジル)
ICONサイエンスフィクション/ファンタスティック国際映画祭 (イスラエル)
イマジンサイエンス映画祭 (アメリカ)
サンディエゴ・アジア映画祭 (アメリカ)
ナント国際サイエンスフィクション映画祭 (フランス)
香港アジアインディペンデント映画祭 (香港)
トリエステ サイエンスフィクション映画祭 (イタリア) >>参加リポート
ノースウエストフィルムセンター (アメリカ)
● サンダンス映画祭09 ワールドシネマコンペティション 参加!
 2009年1月15日〜24日にアメリカ・ユタ州にて開催されたサンダンス映画祭09に新作「クローンは故郷をめざす」と共に中嶋莞爾監督が参加致しました。「クローンは故郷をめざす」は本年の日本映画唯一の参加であると共に、サンダンスNHK国際映像作家賞(日本部門)受賞後の完成作品が本映画祭に参加するのも初めての快挙となりました。

>>中嶋監督の参加リポートを掲載しました
● サンダンス・NHK国際映像作家賞2006 受賞!
 インディペンデント映画の登竜門として、その名を世界的に知られるサンダンス映画祭とNHKが共同開催する脚本コンペティションを中嶋莞爾の新作脚本「クローン人間は故郷をめざす」(仮題)が見事に制覇!
 毎年アメリカ・ヨーロッパ・ラテンアメリカ・日本の各部門から4名が選出され、賞金1万ドルとNHKによる放送権購入費として1500万円が支払われます。
 今回の受賞は審査員長のヴィム・ヴェンダース監督の強い推薦によるもので、1/28に授賞式が行われました。

>>参加リポート掲載しました!
● 第21回イタリア・トリノ国際映画祭 メイン・コンペティション部門 特別奨励賞 受賞!
 
第21回トリノ国際映画祭、オフィシャル・フューチャーフィルム・コンペティション部門において『箱-TheBox-』が特別奨励賞を受賞致しました。
詳細はトリノ国際映画祭参加リポートを御覧下さい。
2003/12/3 中嶋莞爾
 
● 第21回イタリア・トリノ国際映画祭 メイン・コンペティション部門 参加決定!
『箱-TheBox-』
以前から招待が決まっておりました、第21回トリノ国際映画祭。参加部門がしばらく未定でしたが、メインプログラムである、オフィシャル・フューチャーフィルム・コンペティション部門への参加ということに決定致しました。
今年の日本映画のコンペ参加は本作のみ。本作のコンペ部門への参加は今回が初めてという事になります。
13本の作品の中からグランプリ他の賞が決定されます。
開催は11月13〜21日。『箱-TheBox-』の上映は15日(土)の20:15の回を皮切りに、計4回の上映が行われます。
舞台挨拶と上映後のディスカッションの為、私、中嶋も渡航することになりました。コンペの結果は後日御報告致します。
2003/11/10 中嶋莞爾

>>参加リポートはこちらからどうぞ 
● 第21回トリノ国際映画祭 第30回フランダース(ゲント)国際映画祭 第3回Tokyo-Zone 正式招待決定!
『箱-TheBox-』のカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭への参加が終了し、その後も多数の映画祭からのオファーが続いています。
ここにその概要をご報告いたします。
2003/9/2 中嶋莞爾
第21回トリノ国際映画祭


ベネチアに次いで定評のあるイタリアの映画祭、第21回トリノ国際映画祭から正式招待が決定いたしました。
開催は11月13日〜21日。この映画祭は比較的クセのある先鋭的な作品をフォーカスすることで知られています。
また日本映画の特集上映も行われている映画祭です。選考決定の報告が早すぎたせいか、『箱-TheBox-』がどの部門にセレクトされているのかがまだ未定。詳細分かり次第改めて御伝えいたします。

第30回
フランダース(ゲント)国際映画祭


ベルギー、フランダース地方の趣深い都市、ゲントで開催されている国際映画祭。今年が記念すべき30回目を迎え、例年以上の盛況が期待されます。
この映画祭には9年前、第一作『はがね』が初めてヨーロッパで招待上映され、私も訪問した思い出深い映画祭です。映画祭側もかつての参加訪問を記憶に留めて下さり、二度目の参加を大変嬉しく思っています。
開催は10月7日〜18日、『箱-TheBox-』の上映は11日と13日です。
第3回Tokyo-Zone


フランス、パリのポンピドゥーセンター等で行われる、日本のインディペンデント映画、映像作品の上映を中心とした、日本のニューカルチャーに関するアートイベントです。
プログラムディレクターのエリック氏より直接参加依頼を受けました。パリで行われる日本映画専門のイベントという、特殊な環境を通じて、『箱-TheBox-』がどのような評価を受けるのか、大変興味深いところです。
パリではかつて「はがね」がユネスコ主催の芸術/教育国際映画祭においてグランプリを獲得した経緯がありました。
プログラム内容等、詳細分かり次第御報告いたします。開催は10月初旬です。

プログラム掲載インタビューはこちら

● 第38回チェコ・カルロヴィヴァリ国際映画祭 2003年7月4日〜12日 正式招待決定!
 さて、7月初旬にはチェコ、「第38回カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭/アナザービュー部門」への参加が決定しています。

 カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭とは日本ではあまり馴染みのない名前ですが、ヨーロッパではカンヌやベルリン、ロカルノに次ぐステイタスを持つ、Aクラスの映画祭として名高いものの一つです。参加部門はコンペティション部門ではなく、「アナザービュー」と題された、比較的エクスペリメンタルなスタンスを持つ部門への参加となっています。

 例えば昨年の同部門には「リリィ・シュシュのすべて」岩井俊二 監督/「少女」奥田瑛ニ 監督/「さざなみ」長尾一樹 監督らが日本からの参加を果たしています。(昨年の概要に関しては川喜多映画財団のHPを御参照ください。)

 また、チェコという国は私にとって、日頃から非常に親近感を抱いている国でもあります。伝統的な人形劇の文化はこの国の有名なものの一つですが、ここから「動かぬものが動きだす魅力」としての独創的なアニメーションの作家(イジー・トルンカ/ヤン・シュヴァンクマイエル/カレル・ゼマン等々)が多数輩出されていることは御存じの方も多いと思います。また戯曲や絵本などの作家として有名なカレル・チャペックが、かつて"RUR" (Rossum's Universal Robots)という作品において、世界で初めて「ロボット」という言語を生み出したのも、このチェコという国の精神性のなせる技であったことでしょう。

 そんなわけでチェコという国は「箱」を「転がす」のが大変楽しみな国であり、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭へはぜひ私も訪れたいと思っております。
2003/5/28 中嶋莞爾

>>参加リポートはこちらからどうぞ
●第27回香港国際映画祭 2003年4月8日〜4月23日
 
 香港国際映画祭が終了し、通常ならばここに私からリポートなどを掲載させて頂くところなのですが、残念ながらフィルムのみが参加、私は訪問を断念してしまいました。

 私の渡航費、現地での宿泊費ともに映画祭側の負担で招待を受けていたのですが、御承知の通り、かの地から猛威を奮い始めたSARSウィルスにより、残念な選択を迫られる結果となってしまいました。

 やはり海外からのゲストは70%近くが欠席したそうですが、映画祭そのものは予定通り開催され、しかも現地でのチケットセールスにはさほど影響はなかったとの事。これが日本人なら不特定多数の人々が長時間集まる場所など敬遠しそうなところですが、やはり国民性の違いなのでしょうか・・・。 

 『箱-TheBox-』の参加部門はコンペではなく"The Zone - Avant-Garde"と題された、比較的実験的な色合いが強い作品の部門でした。これについて、わざわざオフィシャルカタログのイントロダクションの中に、プログラムディレクターのジェイコブ・ウォン氏による次のようなコメントが特筆されています。「・・・これらのアヴァンギャルドとは限定的なものではなく、シンプルで寛大なもの、そして生まれながらにして歴史的価値を持つ作品であり、輝かしい知的エンターテイメントである。」 

『箱-TheBox-』が香港の観客のみなさんに、どのような印象で受けとめられたのかは分かりませんが、この上映をきっかけとして、後日ドイツの「クラブアジア」という映画雑誌社から記事掲載の依頼を受けることになりました。
2003/5/20 中嶋莞爾
●第27回 香港国際映画祭●

 開催日   : 2003年4月8日〜4月23日
 「箱 -The BOX-」上映日 : 2003年4月20日、22日

詳細は下記リンクからどうぞ。

○ 香港国際映画祭公式ページ(英語)
誰もがこのモノクロ映像の硬質な美しさに心を惹かれるだろう。そして卓越したビジュアルと、アンドレイ・タルコフスキーにみられた精神的啓示とが密接にからみ合った、そのSF的な寓意に注目するだろう。
 機械によって成長を助けられている樹木のイメージから始まる、不可思議で黙示録的な風景は、この作品のエコロジカルなメッセージを醸し出している。
 一人の「職人」が石から作り上げる機械、彼の死によって一変する荒れた果てた村の風景、そして心と秘密をしまいこんだ一体の「箱」。
 タルコフスキーの『サクリファイス』のように、まるで夢のようなシーンの連なりを通して、この作品は人間とテクノロジーと自然との関係性を浮き彫りにしている。(映画祭紹介ページより要訳)

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