2001/7/21 281
休み量保存の法則
(テーマ:夏休み)
昨日ちょっと用事があって車を走らせたのだが、どこまで行っても道路が非常に混んでいた。ちょっと道の選択を間違えたせいもあって、目的地には予定より1時間以上も遅れて到着してしまった。そういえば連休の初日であった、と渋滞の中で気づいたが、それだけではなかった。すっかり縁がなくなったので忘れていたが、夏休みの初日だったのだ。

思えば、学生時代に夏休みは何をしていたか、あまり記憶がない。小学生の頃は、毎日遊び回っていたと思われる。中学の頃は、遊びに行ったり部活に行ったりファミコンで遊んでいたはずである。高校の頃は、部活に行ったりバイトに行ったりしていた記憶がちょっとある。大学の頃は働いたり国外逃亡していたように思われる。あまり突出した思い出というのは思い当たらない。

それにしても、どうして夏休みというのは、こんなに長くとられているのだろう。休みをもらう方としては、好きなだけ遊べるのはうれしかったが、今になってみるとなんでそんなに長い休みがこの時期にあったのか、不思議に思ってしまう。昔はこの時期は農作業で忙しかったのだろうか。近所の田畑を見る限りは、それほど忙しそうには見えないのだが。

そんな疑問の末、ある結論に達した。そういえば、学校教育が終わって社会人になると、夏休みなどというものは満足に与えられず、存在すらしない場合もある。そう、学生時代の長い夏休みは、会社に入ると休めない分の振替休日なのである。なぜ振替分が先にやってくるのかはよく分からないが、きっとそうだ。

ちなみに今年のわたしには夏休みというものは存在しない。1年近く休みに休みまくってしまったので、きっとそのうちまったく休めない日々が続くことだろう。覚悟しておかねば。


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