おまけ:中華キャノン考察


さんざんガイシュツなわけだけども、オリジナルの先行者にはキャノン砲なんて付いてません。
「侍魂」の筆者がネタにしたかったのか無知なのか、股間に出ている軸を指して「キャノン砲らしき物」と言ったのが最初でしょう。
言うまでもなく、あれは両足を左右に開くための可動軸。しかも、よく見るとその可動軸は胴体内部の2本のシリンダーに直結していて、上半身を平衡に保ったまま片足を上げることができるようになっています。つまり、上半身と下半身が連動して重心を制御し、動歩行が可能な構造になっているわけです。(実際に制御プログラムがそこまでできるかどうかは不明。あくまでも機構的には可能、と言うこと)
こういった機構はHONDAのASIMOやSONYのSDR-3Xでも実現されていて、より自然な2足歩行を実現するには不可欠の機構です。
これらの制御ができるとすれば、「日本の本田、ソニーのライバルとして先進国の技術に追いついた」というのもまんざら誇張でもないような気がしてきます。もちろん、追いついているのは2足歩行ロボットの技術であって、デザインセンスの方は…


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