wallchg 使用方法



【機能概要】
 mkwallで作られた壁紙用画像データをサイクリックに変更して、壁紙として表示します。
【実行形式】
    wallchg [filePrefixName cyclicNumber timeInterval [iconWindowFlg]]

【パラメータ】
    filePrefixName  画像ファイルのプリフィクス名(これは、"…1.bmp"の"…"の部分を指定する)

    cyclicNumber    サイクリックに表示する画像数(max.10)

    timeInterval    画像切り替え時間間隔(秒で指定)

    iconWindowFlg   0または1を指定する。1の場合、プログラムをアイコンにして実行します。
                    mkwallからの実行では、1に設定されます。

【機能説明】
 これは、mkwallが出力する各画像をサイクリックに切り替えて表示させるものです。
 表示対象となる画像は、filePrefixName1/2/…/cyclicNumber.bmpとなります。

 これは、単独でも実行できますが、その場合には、filePrefixName等をSetupのダイアログで設定する必要があります。


【メニュー説明】
1.[File]の[Select Image]
 初期表示の画像を選択します。これは、*1.bmpというものに限られます。
 この画像が選択された場合、*の部分がfilePrefixNameとして登録され、以降のものがサイクリックに表示されます。
 これ以外のBITMAP画像も選択できますが、これはその画像が壁紙として表示されるのみとなります。
 (ただし、後述の"All Selection"の状態でない場合)

 この機能は、BITMAPファイルをドラックドロップしても同じになります。

2.[File]の[Next Image]
 サイクリック表示を行なっている場合、次の画像を表示します。
 ただし、該当のものがない場合には、次の画像に移ります。
 なお、表示画面を左クリックしても、次の画像を表示します。  

 もし該当のファイルがない場合には、次のエラーメッセージを表示します。  

3.[File]の[Quit]
 プログラムを終了します。

4.[Option]の[Setup]
 以下の各項目の設定を行ないます。

 ・File Prefix Name
画像ファイルのプリフィクス名
横にある"(B)"というボタンは、対象となるBITMAPファイルの参照ボタンです。
 ・Time Interval
画像切り替え時間間隔(秒)
 ・First Delay Time
最初の画像表示後の遅延時間(秒)
 ・Cyclic Number
サイクリックに表示する画像数
 ・All Selection
これをonにすると、壁紙として表示している画像のディレクトリにある全てのビットマップファイルが対象になります。(これはメニューからも変えられます。)
 ・Randomise
これをonにすると、画像をランダムに選択します。(これはメニューからも変えられます。)

 注.First Delay Timeについて

5.[Option]の[Save Setup]
 各セットアップ項目値を初期化ファイルに保存します。

6.[Option]の[Stop]
 サイクリック表示の停止または再開を行ないます。
 ただしこの再開の場合、これまで通りの時間間隔で次の画像が表示されます。

7.[Option]の[Restart]
 サイクリック表示を再開します。
 この再開の場合、タイマーをリセットします。

8.[Option]の[Redisplay]
 現在の壁紙ファイルを再表示します。

9.[Option]の[All Selection]
 表示されている壁紙画像にあるディレクトリの全てのピットマップファイルを対象にします。
 このチェックを外すと、画像ファイルのプリフィクス名で指定してある画像に戻ります。

10.[Option]の[Randomise]
 画像をランダムに選択します。
 このチェックを外すと、シーケンシャル選択に戻ります。

11.[Option]の[Tile Wallpaper]
 画像をタイル状に並べて表示させます。

12.[Option]の[Center of Desktop]
 画像をデスクトップの中央に配置して表示させます。

13.[Help]の[Version]
 バージョンを表示します。

14.↑キーまたは↓キーの受け付け
 ↑キーを押した場合、次の画像を表示します。
 ↓キーを押した場合、前の画像を表示します。



【初期化ファイル説明】
1.ファイル名 … WallCyclicChg.ini
 これは初期化ファイルと呼ばれるもので、ウィンドウズのディレクトリの下に作成されます。
 このディレクトリは共通なので、同じ初期化ファイルを使用しているものがある場合には、値が混乱することにもなります。
 なお、現在はレジストリーを使用して値を保持するのが一般的なようですが。

2.各設定値の読込み
 コマンドラインのパラメータがない起動のとき、セットアップの各項目値を初期化ファイルから読込みます。

3.各設定値の書込み
 [Option]の[Save Setup]をクリックすることで、セットアップ項目値が書込まれます。


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