string 使用方法



【機能概要】
 ファイルから有効な文字列を抽出して表示します。

【実行形式】
    string [-ANo] [-n n] [filenames]	

【パラメータ】
    -ANo:
      A  ASCIIコードのみを表示します。
      N  ファイル名もつけて表示します。
      o 開始位置も付けて表示します。

    -n n
         有効文字列とみなす最少値を指定します。
         これを指定しない場合、この最少値は 3となります。
         なお、文字列の最大は、256バイトとなっています。

    filenames
         入力ファイル名を指定します。
         これを省略した場合、ファイル名は標準入力から読み込みます。

【補足説明】
 文字として認識するものは次の通りです。
 ・ASCIIコードの場合
  ' '(20)から '~'(7E)までとタブコード
 ・半角カナ
  S-JISの半角カナコード全て
 ・全角文字
  '─'から'╂'までのコードを除くS-JISの全角文字 
    
 有効文字列の長さを計算する場合は、次のようになります。
 ・ASCIIコードの場合
  数字,アルファベット, '.', '_', '-'
 ・半角カナ
  S-JISの半角カナコードから、'。', '「', '」', '、', '・'を除外したもの。
 ・全角文字
  '─'から'╂'までのコードを除くS-JISの全角文字 

【実行例】
 ・string -A file                  ... ASCIIコードだけを抽出する。
 ・string file1 file2
 ・fls -p file1 file2 | string     ... file1とfile2から抽出
 ・string   ... これは使用誤り。[Ctrl]+[C]で終了させて下さい。
                
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