funpr 使用方法



【機能概要】
 関数名のリストまたは関数の実体を出力します。
【実行形式】
    funpr [-fius] [-EUC] [-l list1] [-L file1] [-r list2] [-R file2] 
          [-m list3] [-M file3] [-I dir] c_files

【パラメータ】
   -fus: 
     f         関数実体を出力する場合、ファイル名を関数の先頭にコメントとして埋めこみます。
               ただし、直前の関数とファイルが同じ場合には出力しません。

     i         関数名を出力する場合、関数名の後にファイル名及び行番号を次の形式で出力します。

                   関数名:ファイル名:行番号
                   
     u         関数実体を出力する場合、コール元の関数名をコメントとして埋めこみます。

     s         関数名のみの表示の場合、関数名ではなく、関数の先頭行を表示します。
 
   -EUC        文字セットをEUCコードとみなします。
   
   -l list1    関数の実体を出力する関数名のリスト
               これを省略した場合には、関数名のみが出力されます。
               それぞれの関数名は次のように指定します。
                  [@]function_name 
               @を付加した場合には、function_nameの下位の関数も出力します。
               複数指定する場合には、カンマで結合します。
               各関数名にはワイルドカード(*,?)を使用できます。

   -L file1    関数の実体を出力する関数名を記述したファイル名
               これは関数名を羅列したテキストファイルです。
               また、funtrで出力された関数ツリーのものも指定できます。

   -r list2    除外する関数名リスト
               複数指定する場合には、カンマで結合します。
               各関数名にはワイルドカード(*,?)を使用できます。

   -R file2    除外する関数名を記述したファイル名
               これは除外する関数名を羅列したテキストファイルです。

   -m list3    同一関数名に対するファイル指定リスト
               複数指定する場合には、カンマで結合します。

   -M file3    同一関数名に対するファイル指定を記述したファイル名
               これは同一関数名に対するファイル指定を羅列したテキストファイルです。

   -I dir      ヘッダーファイルのあるディレクトリパス名

   c_files     c言語のソースファイル名

【使用例】
 ・funpr a.c                   ... a.cに含まれる関数名を表示します。
 ・funpr -s a.c                ... a.cに含まれる関数の先頭行を表示します。
 ・funtr -l @main a.c          ... main配下の関数の実体を表示します。
 ・funtr -L funtr_output a.c   ... funtrで出力した関数ツリーに含まれる関数の実体を表示
                                   します。
 ・exec funpr -l (Win*ain) module*.c
                               ... "funpr -l Win*ain module*.c"を実行
                                   Win*ainとした場合には、これはファイル名に展開される
                                   ことになりますが、該当ファイルがないため、空の文字列
                                   となります。したがって、これは以下のように実行されま
                                   す。
                                   "funpr -l module*.c" 

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