cxed 使用方法


1. 概要  8. ヘルプ画面表示キー
2. 実行形式   9. エラーメッセージ定義
3. キー入力 10.コマンドパラメータ形式
4. 操作キーの設定  11.コマンド入力
5. カーソル移動操作キー  12.正規表現
6. 画面表示操作キー  13.ブロックデータ
7. 編集操作キー 14.実行例


コマンド・インデックス  
・動作環境設定コマンド  ・コピーコマンド
・オープンコマンド  ・行データ移動コマンド
・編集ファイル変更コマンド  ・行データ上書きコマンド
・新規作成コマンド  ・ブロック挿入コマンド
・編集対象ファイル一覧コマンド  ・ブロック上書きコマンド
・ファイル読み込みコマンド ・文字列埋め込みコマンド
・ファイル書き込みコマンド   ・文字列変更コマンド
・編集終了コマンド  ・検索置換コマンド
・行移動コマンド  ・バッファデータ表示コマンド
・行マークコマンド  ・エラー情報表示コマンド
・文字削除コマンド  ・比較情報表示コマンド
・行削除コマンド  ・テキストファイル・リストアップ
・文字列挿入コマンド  ・マクロ設定コマンド
・ヤンクコマンド  ・マクロ実行コマンド
・ペーストコマンド  ・文字コード変換コマンド

【概要】
 テキストファイルの編集を行います。テキストファイルの各行(画面表示)は1568バイト以内であるとします。これ以上の長さの行がある場合には編集できません。また、テキストファイルは「コード変換指定」を行わない限りシフトJISコードファイルであるとします。
 編集上の注意として、タブと半角スペースは表示位置の相違を除いて違いはないものとします。つまり、タブの表示範囲は半角スペースに変換可能であるとします。 (これは特にソースファイルの編集を目的として作成したことに因ります。) 

 テキストファイルの行データが73カラム以上となる場合は、1ライン72カラム毎に折り返されて表示されますが、2カラムの表示である漢字コードが72カラム目に来る場合には、このカラムに '-' が表示され、次の行の先頭に当漢字コードが表示されます。

 エディタを終了させるには、コマンド入力キー(F1)を押して、'q'(quitの略で、これは個別終了の場合)または'Q'(全体終了の場合)を入力して下さい。ただし、テキストの変更を行った場合、これを元のファイルに書き込んで終了する場合には'wq'を、この変更をキャンセルして終了するには'q!'を入力して下さい。


【実行形式】

【パラメータ】


【キー入力】
 使用キーボード端末は109であるとします。また、編集での文字コードはシフトJISコードのみに対応しています。

【操作キーの設定】

 上記のキー対応は初期設定ファイル(cxed.ini)の中の"[KeyDefinition]"の各キー設定項目によって変更できます。この対応付けは下記の形式となります。(ただし、行先頭文字が';'の場合、この行はコメントとみなされます。)    編集操作用の端末キーとしては、文字コード以外の特殊キーが指定でき、これにはファンクションキー(F3F12)、カーソル移動キー(CSR_UP,CSR_DOWN,CSR_RIGHT,CSR_LEFT)、Insert, Delete, Home, End, PageUp, PageDownの各キーの他に、Ctrl-英文字キー(ただしazのうちi,j,mを除く)があります。これらの太字名が端末キー名称となります。
 なお、このファイルは当プログラムのあるフォルダに置くものとします。

【カーソル移動操作キー】

【画面表示操作キー】

【編集操作キー】


【ヘルプ画面表示キー】


【エラーメッセージ定義】

 c言語等のコンパイル・エラーメッセージのフォーマット定義を行います。 これは初期設定ファイルの中の"[ErrorDefinition]"の"FORMAT"項目によって設定します。
この定義における各語の意味は以下となります。

 上記の各語、区切り文字はコンパイル・エラーメッセージのフォーマットにしたがって、順に記述します。
 例えば、エラーメッセージが下記のように表示される場合 このフォーマット定義は以下のようにします。 エラーメッセージによっては上記データ全てを含まないものもあり、それは除外されます。

 エラー種類の定義は以下の項目にて設定します。

 上記の各語によって、エラー情報表示コマンドでは、編集ファイル名と一致するファイル名のエラーメッセージについて以下のようにエラーメッセージを表示します。

 上記で'!'はエラーの場合となります。


【コマンド入力でのパラメータ形式】


【コマンド入力】


【ブロックデータ】

【実行例】
cxed a.txt -r b.txtb.txtファイルを参照のみとする。
cxed a.txt -R b.txtb.txt及び以降の新規オープンファイルを参照のみとする。
funpr -i a.c b.c > ab.tag
cxed -T ab.tag a.c b.c
c言語ファイル(a.c, b.c)の関数のタグファイル(ab.tag)を作成して編集。 該当の関数には "/関数名[$]/g" で行くことができます。


【 補遺 】

 1. 語の規定について  2. 文字コードについて  3. MS-DOSについて
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