遊演体PBM95「鋼鉄の虹」
霧の古城シナリオ プライベート・リアクション
『林檎のお城』


 この漫画は、遊演体という会社の『鋼鉄の虹』というPBM(郵便を使ったア
ドベンチャーゲームのようなもの)の霧の古城シナリオのリアクションと呼ばれ
る行動結果用紙を元に、そこに登場するキャラクターを使って描かれています。
ここに登場する美樹とティターニアは、このHPの美樹とティターニアの原型に
なったキャラクターです(ほとんど同じですが)。             

 時は1930年代後半、ドイツに近いケルンテン公国という架空の国のギュル
テンシュタイン州にある霧の古城と呼ばれるお城が舞台です。ギュルテンシュタ
インには多くの迷信や民間伝承が残されており、妖精などの存在も半ば信じられ
ています。マドレーヌ・ミュンヒハウゼンという少女が霧の古城の城主で、ホラ
吹き男爵の直系の血を引く後継者と言われている(自称?)彼女によれば、古城
は錬金術の盛んだった時代に神秘的な秘宝を保存するために建てられた博物館と
のことです。ここには妖精が住んでいたり、宝物庫には常識では考えられない効
果を発揮するアイテムがあるので、あながち嘘ではないのかもしれません。ここ
では、単なる好奇心、秘密を探るために侵入したなど、様々な理由により集まっ
た人たちが共同生活をしています。                    


 登場人物紹介

 美樹・ユーベルトバッハ
 童顔で20代を半分過ぎている年齢とは思えない発育不良な体型の女医さん。
旦那(クラウス)の秘薬作りに悩まされ続けています。結婚前、クラウスが秘薬
を使わないように見張っていたはずなのですが、ベースの丸薬と合わせて3回と
何故か一番多く飲んでいます。出し入れ自由な翼を持っていますが、これも秘薬
によるものです。旧姓はドライゼ。                    

 ティターニア・ツヴァイ
 妖精ツヴァイ13人姉妹の12番目、いつも美樹の側にいる妖精。美樹が丸薬
で小さくされてしまった時に面倒見役として付けられて以来の親友。どちらかと
いうと大雑把な性格のツヴァイたちの中では中ではしっかりしている方で、とて
も面倒見がよいです。普段は美樹の大きさに合わせて、人間サイズに大きくなっ
ていて、髪型も同じポニーテールにしています。通称「ティタ」。      

 クラウス・ユーベルトバッハ
 漢方に精通している優秀な医師。古城にあった効果も副作用も分からない「パ
ラケルスス調合、神秘の丸薬」をやたらと投与したがり美樹を悩ませ、研究を重
ね、これをベースに効果をコントロール出来るようになった「クラウス調合、神
秘の秘薬」でさらに美樹を悩ませています。プロポーズの時に「今後、秘薬は作
らない」と約束したはずなのですが守られてはいません。訛りが強く(方言に誇
りを持っている)怪しいですが、黙っていれば美形です。          

 マーヤ・ツヴァイ
 ツヴァイ姉妹の6番目、クラウスの助手です。彼の影響で漢方に詳しい。姉妹
の仲ではティタと一番仲が良いです。                   

 純穂・ショフティエル・滅日
 霧の古城へ工作員として内偵のためにメイドとして潜入したはずだったのです
が、いつの間にか本当にメイドになっていた。あくまで古城のメイドであって、
誰かに仕えているわけではありませんので、彼女の給料が何処から出ているのか
は謎です。                               


林檎の気持ち
Pippin

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