50年の時を経て、破壊の化身が今蘇る……。
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目覚めよと呼ぶ声あり
ストーリー                           
 第二次大戦末期、本土決戦用に極秘裏に開発されていたロボット兵器、試製四式戦
術特機、通称“アリ”が、“トキムラ”と呼ばれる軍事スパイの手により現代に甦っ
た。しかし、トキムラが当時の開発責任者だった北原教授を殺害し奪ったシステムで
は、起動は出来てもアリをコントロールすることは出来なかったのだ。政府特務機関
特捜の神崎は北原教授の孫である北原玲子の護衛を命じられる。トキムラがアリのコ
ントロールシステムを手に入れるために唯一の手がかりである彼女を狙っていたのだ
……。                                   
 一方、コントロールを失い破壊の限りを尽くすアリを破壊するべく、陸海空防衛陣
が展開する。                                

解説                              
 『目覚めよと呼ぶ声あり』は「TEP PROJECT」が1989年に制作した
宮本拓監督の自主製作映画です。完成から7年を経て、音楽、効果音を差し替え、映
像にも一部手直しを加えたリニューアルビデオヴァージョン(原版は8oフィルム)
がレントラックジャパン主催のインディーズムービーフェスティバルの一次審査に通
り、全国のTSUTAYA系列のレンタルビデオ店でレンタルされました。同監督に
よる最新作『砂丘の残像』も近いうちにレンタルされる予定です。        
 今回、イラスト化するにあたり、アニメ、または漫画化された『目覚めよ』という
コンセプトで、自分の中で設定の追加や変更を行っています。大きな変更は、ヒロイ
ンである北原玲子の年齢設定です。何故、年齢を下げたかは色々と理由があるのです
が、このページを見ている人で、元の作品を知っている人は多くはないと思いました
ので省かせていただきます。                         
  監督である宮本さんが「描くな!」と言わない限り、少しずつ増えていく予定です。

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