第9講 不幸を幸せに変えられるようになるために
まず現実を受け入れることから

 不幸を幸せに変える考え方ができない理由の一つは、「感情の問題」です。
 その事に対する悪感情が強く残っている時には、幸せになる考え方はなかなかできないでしょう。

 小さい不幸(イヤな気もちになるような事)でも、感情がおさまらないと、落ちついていい考えをすることはできません。
 「こういうこともある」「こんな人もいる」のような受け入れる考え方ができれば、少しはイヤな気もちがおさまり、幸せになる考え方がしやすくなるでしょう。

 大きい不幸な出来事があった直後に、幸せになる考え方ができないのはしかたがありません。
 そういう時には、「(人生には)こういうこともある」「しかたがない」「現実は現実」などと、まず現実を受け入れる。
 そして、「(悲しい、つらい、悔しいなど)こういう気もちになるのも今はしかたがない」と、自分の感情を受け入れることを心がけ、余計なことを考えないようにすることです。
 それでも、否定的な(不幸になる)考え方をしてしまうことはあります。
「こういうことを考えてしまうのも今は無理もない」と、自分の否定的な考えをただ受け入れ、そのまま受け流すことができれば、不幸に陥らずにすむでしょう。
 そして、「この悲しみ(つらさ、悔しさなど)もいつかはおさまる」「幸せになる考え方ができる時がくる」と、希望をもつ考え方ができれば、なおいいでしょう。
 不幸な出来事があった直後には、無理をして不幸を幸せに変える考え方をしようとしなくてもいいと思います。(もちろん、できればしていい)

 その事によりますが、ある程度の時間がたてば、幸せになる考え方を心がけることができるようになるはずです。
 もし時間がたっても「不幸を幸せに変えよう」と思えないようなら、「受け入れる」ことを考え直してみてください。

 「幸せになりたい」という気もちがあるのなら、過去の不幸は「現実は現実」として受け入れて、今後の幸せに向けて前進したほうがいいのではないでしょうか。


    第9講 不幸を幸せに変える

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