困難を共にする

 人生に困難はつきものです。普通に生きていこうと思っていても、様々な困難に出会います。人間関係にもいろいろなトラブルが発生します。共有の目的を持っていれば、その実現への過程でいくつかの困難にも遭遇します。困難のない人生など無いのです。
 昔の人は「苦労は買ってでもしろ」と言いました。苦労を経験し、克服することによって、人間が成長するのです。夢を持つことも人を幸せにすることでも、それなりの苦労は必要です。苦労を避けてばかりいないで、自らすすんで幸せになるための苦労をしよう。その際に、もっとも力強い味方はまわりの人の愛です。

 どんな困難が起っても、共に乗り越えていけることが人間関係の強さです。「この人となら、どんな困難にも共に立ち向かっていける」そういう強い気持ちが愛には大事なのです。人を愛することは、その人の抱えている問題や困難をも、自分のものとすることです。その人の持つ欠点や良くない部分をも含めて愛することです。そして、それらを共有し、自分たちの問題として考えていくことが必要です。

 互いの信頼と協力は、ひとりよりはるかに大きな力を発揮します。「1+1」以上の成果があるのです。そのためには、相手を信頼し、常に前向きに考えることが大切です。相手を疑ってはいけません。悪いことばかりを想像してはいけません。相手を信じ、誠実に共に困難に立ち向かっていこう。

 互いの将来の幸せのための困難を共にすることは不幸なことではありません。共に困難を乗り越えた経験は、互いの愛をより強固なものとします。時がたてば、懐かしい幸せな時と思えるようにきっとなります。

 また、困難に陥った時に、本当に愛すべき人がよくわかります。上辺だけでつき合う人は苦しい状況の人から遠ざかり、愛のあるつき合いをしている人はそばにいてくれて助けてくれます。言い替えれば、人の困難を助けることが愛だとも言えます。幸せな時だけでなく、不幸な時を共に過ごし、協力して幸せになっていくのが愛です。

 困難がつきものの人生も、愛を持って生きれば乗り越えていけるのです。愛こそが全ての人を幸せにすることができるものです。愛があふれた世の中が幸せな世の中です。

 幸せになるための困難を共にすることは幸せなことです。


    幸せになる方法

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