しあわせ日記

7月21日(金)自分を大切にする
 命の大切さや心の大切さを伝えるにはどうしたらいいだろうか、といろいろ考えました。
 でもそんなこと言わなくてもそういうことはみんな(本能的に)わかっているものなんじゃないか、と思いました。
 ただ、一部の人が自分や人の命を損なうことをしてしまい、多くの人が自分や人の心を大切にしていない・・・。
 ただひとりの人間、ただひとりの存在、そのようなものとしてたった一度きりの人生をうけてこの世に生まれてきたということが、かけがえのないことのように思えてならないのです。
 ふたつとないということ、二度とないということ、このことはまったく大事なことで、しかも貴重なもののように思えてなりません。
                  (『生きるヒント4』(五木寛之)より)
 このようなことをよく思う人、私のようにそれを幸せと感じられる人は極めて少ないと思います。
 このようなことを言われても、「そうかもしれないけど、だからなんなの」というような人も多いような気がします。

 心の大切さや自分の大切さは、聞かれれば「大切」と答える人は多いでしょうが、実際に大切にしている人はどのくらいいるのでしょうか。そもそも、どう大切にしたらいいのか、大切にすることにどういう価値があるのか、それがわからない人も多いのではないかと思います。
 そういうことを考えてみようと思います。

 ところで、あなたは自分を大切にしていますか?



7月22日(土)自分の人生
 自分の人生を大切にしていない人が多いような気がします。
 その理由としては、現在を幸せに感じられないことと、将来に希望を持てないことの、2つが大きいと思います。
 現在にも将来にも(幸せなことも不幸なことも)いろいろあるというのが現実だと思います。でもそれらをどうとらえ、何を選んでいくかによって幸不幸の感じ方は大きく変わります。

 少し前(の日本人)には「頑張れば幸せになれる」という気もちが誰にでもあったような気がします。その当時、幸せとは主に経済的な豊かさだったのではないかと思います。また、日本経済の発展とともに物質的に豊かになっていったのも事実でした。だから、特に理由はなくても将来に希望を持てたのかもしれません。
 最近は将来に希望を持てない人が多くなっているような気がします。それもすごく若いうちからそのように感じてしまう人が増えているような気がします。

 つらいことがあった時でも、将来に希望があれば、少し長い目で考えることができ、我慢もできるのではないでしょうか。
 将来に希望がないと、今のつらいことがすべてのような狭い考え方をしがちになり、自暴自棄になってしまうことも増えると思います。そのために自分の人生を台無しにしてしまう人もいるのではないでしょうか。

 具体的な夢や希望のある人は、それを大切にすれば自分の人生を大切にできると思います。
 具体的なものはなくても将来に希望を持つことはできると思います。誰にでもきっと将来に幸せな時があるはずです。
 また、自分(の幸せになる能力)を育てていけば、少しずつ幸せになれます。
 どうしたらもっと自分の人生を大切にできるかは、もっと自分を大切にすることだと思います。



7月23日(日)自分にやさしく
 自分を大切にするなら、まず自分にやさしくなることです。大切な人にやさしくするのは当たり前のことです。大切に思っているだけで何もしないのでは、大切にしているとは言えません。あなたはちゃんと自分にやさしくしていますか?

 自分が苦しんだりつらい思いをしていたら、早めに気づいて助けてあげるべきです。それに気づかなかったり、気づいてもそのままにしておくのは自分にやさしくありません。それどころか自分で自分を責めたりダメだと思ったりするのは、自分をいじめているようなものです。

 どうしたら少しでもラクになれるか、を一生懸命に考えてあげるべきです。自分の味方になって本気で考えたら、何か方法が思いつくはずです。もしかしたら、その答えは必ずしも正しいこと、効率のいいこと、カッコいいこと、立派なことではないかもしれません。「まぁいいか」「今はこのままでもしょうがない」「とにかくやめて休もう」「よく寝てから明日考え直そう」「自分もまだ未熟だなぁ」「ハオハオ」など。

 自分にやさしい言葉をかけてあげるのもいいことです。
 「大丈夫。大丈夫」「よくやった」「えらいえらい」「もうちょっと頑張ろう」「元気を出そう」「ベストをつくそう」「自分は自分」「マイペース、マイペース」「なるようになる」など。

 また、自分が幸せになれることを考えてあげることも大事だと思います。
 「気分転換をしよう」「何か楽しいことをしよう」「好きなことをやろう」「好きな人に会おう・話をしよう」「自分をよろこばすことをしよう」などと考えれば、何か方法が思いつくと思います。

 でも、自分にやさしくするためには、ある程度しっかりした自分がいなくてはなりません。自分がしっかりするためにはそのための努力もいると思います。そのためには、自分に対するきびしさも必要です。自分に対するきびしさの裏には本当のやさしさが必要だと思います。

 自分にやさしくすることが少しでもできるようになるだけで、相当に違うと思うのですが。



7月24日(月)自分の気もち(感情)
 自分を大切にするためには、まず自分の気もちを大切にすることが大事だと思います。自分の気もちにもいろいろありますが、きょうは自分の感情についてです。

 自分のいい感情を大切にするのはもちろんです。いい感じがしたらそれを十分に味わい、できればそれを幸せだと思えたら、言うことありません。
 いい感情・幸せを感じられる感情にもいろいろあります。その時々に、いい気もちでいられるよう、いい気もちで何かができるように心がけられたら、と思います。
 また、感情は後をひき、気分になります。気分よく生活することを心がけることもいい感情を大切にすることです。

 イヤな感情も大切にしたほうがいいと思います。
 イヤな感じは、自分に対する注意信号です。できるだけ幸せに過ごすためには、早めに自分のイヤな感情に気づき、少しでもいい感情で過ごせるように心がけられたら、と思います。
 イヤな感じがするのは、自分の考えや言動に何か問題や悪いクセがある場合がよくあります。それらに気づけることは、幸せに過ごせるようになるために役立ちます。
 イヤな感情をただ嘆くだけや人のせいにしているばかりでは、いつまでもその繰り返しになってしまいます。イヤな感情をヒントに自分をよく見つめ直してみると、自分が幸せになるためのいいきっかけになることがあります。イヤな感情は幸せになるためのヒントになります。

 自分の感情を判断基準に使うことも重要だと思います。
 正しいことでも感情としてできないことはあります。わかってはいてもできないこともあります。
 小さいことなら、ヘタに考えて苦しむよりも、「まぁいいか」「なるようになる」「ハオハオ」などと、少しいい加減でも軽くすましてしまったほうがいいと思います。長い目で見れば多くのことは小さなことです。
 効率や結果が下がってしまっても、無理をして切れてしまうくらいなら、休んだりやめてしまったほうがいい場合があります。
 人の目や世間体などを気にしすぎてイヤな思いをするくらいなら、人になんと思われてもかまわないから自分の気もちを大切にしたほうがいいこともあります。
 自分の気もちを大切に考えたら、このような判断ができることもあると思います。

 自分の感情を大切にするためには、自分の感情に気づけること、どういう考えや行動をすれば自分はどういう気もちになるかを想像できること、が必要です。自分の感情を大切にしよう、という強い気もちがあればだんだんできるようになり、ラクに幸せに過ごせる時間が増えてくると思います。



7月25日(火)自分の(やりたい)気もち
 自分を大切にするためには、「何かをやりたい」というような自分の気もちも大切にしたほうがいいと思います。反対に、「やりたくない」という気もちも大切にできたら、と思います。

 「自分はこれをやりたい」ということがあるのなら、自分のためによく考えてあげたほうがいいと思います。「なぜやれないのか?」と。
 人がどう思うかとか、大変なんじゃないかとか、うまくいかなかったらどうしようかとかより、少しくらい問題があってもやれるだけで幸せなんじゃないかとか、やらないよりやったほうがいい経験になるのではないかなどと考え、自分のやりたい気もちを大切にできたら、と思います。

 「自分はできればこれはやりたくない」ということがあるのなら、「やらなくてもいいんじゃないか?」「回数や時間をもう少し減らすことはできるんじゃないか?」などと、もう一度よく考え直してみてはどうでしょうか。

 「これは自分はこうしたい」「これは自分はこうしたくない」というようなことも同様です。少しでも自分がしたいようにすることはできないか、とよく考えてみることが自分(の気もち)を大切にすることだと思います。

 現実には、一生懸命に考えても、やれないこと、やらなくてはならないこと、思うようにはできないこともたくさんあります。でも一生懸命に考えたのだったら、その時は「しょうがない」と思えるのではないでしょうか。
 でもまた時間がたてば、状況も自分も変わります。簡単にあきらめずに、自分のやりたいことを何度でも考え直してあげることが、自分の気もちを大切にすることだと思います。

 自分のためによく考えた結果、1つでもやりたいことがやれ、少しでもやりたくないことを減らすことができれば、それは大きいことだと思います。というより、自分の気もちをちゃんと考えられる自分になることが、いちばん大きいような気がします。

 次のようなことも参考にしてみてください。
 「やりたくないこと・やりたいこと
 「やりたいことがわからない
 「目標を達成するために
 「好きなこと



7月26日(水)自分を強くする
 「自分を大切にする」と言っても、大切にし過ぎては、甘やかすことになってしまいます。甘やかしてばかりいると“弱い自分”になってしまいます。

 何かつらい問題があった時に、それを嘆くだけだったり、何かのせいにばかりしていると、いつまでたっても弱いままです。その後も同様の問題に遭遇するたびに、同じように苦しまなくてはなりません。

 私は、自分が不幸になる考え方をしてつらい気もちになっているのに気づくと、「まだまだ未熟だなぁ」と苦笑いすることがよくあります。そうすると力が抜けて、ラクになれる考え方ができるようになります。
 つらいのはその問題に関わる人や出来事のせいだけではなく、「自分がまだ未熟だからだ」と考えます。もっと強い人間だったらそんなに苦しまなくてもすむはずだと思います。

 では、自分を強くするにはどうしたらいいでしょうか。
 1つは、つらい思いをした時にはそこから何かを学び、次に同様な問題に遭遇した時にはラクに対処できるようにすることです。
 もう1つは、困難が予想されても自分がやりたいことをやることだと思います。困難をさけてばかりいて何もしなければ弱い自分のままです。本当にやりたいことだったら、つらくても我慢でき、いい経験にできるのではないでしょうか。
 つらいことや困難に遭遇して困った時には、このホームページにきてヒントを探してみてください。

 「自分を強くする」ことは、自分を大切にすることであるとともに、着実に幸せになっていく方法だと思います。



7月27日(木)今の自分がいちばん大切
 過去の自分は大切にしたほうがいいと思います。
 いい経験、いい出会い、いい思い出は人生の宝物だと思います。また、過去のつらい経験も「いい経験」とすることができ、そこから何かを学ぶことができたら、それは人生の財産だと思います。
 私は、「すべてのことはいい経験」と、よく考えます。

 将来の自分も大切にしたほうがいいと思います。
 自分の将来のことをちゃんと考えたら、もう少し有意義に充実した生き方ができるのではないでしょうか。夢や目標を持って生きることは幸せなことです。
 私は、将来着実に幸せになるために「自分を育てていこう」と思っています。

 いちばん大切にしたほうがいいのは、今の自分だと思います。
 今を幸せに過ごすことを忘れないほうがいいと思います。今ある幸せをできるだけ感じられたら、と思います。
 今自分がイヤな感じやつらい思いをしていると気づいたら、本気で自分を助けようとすることが大事だと思います。もし、悪い出来事が遭った後や、これからの心配事がある時でも、今を大切にすることを心がけたほうがいいと思います。例えば、「外を歩いている時だけ」「ご飯を食べている時だけ」「5分だけ」のように短時間だったら、その問題を忘れて今を愉しむことはできると思います。そのやり方を拡大したり積み重ねたりすれば、何か問題があってもけっこう今を大切にすることができるものです。
 私は、日々、「幸せに暮らそう」と心がけています。

 過去の自分をいい経験とできるのも、自分の将来をよく考えるのも、実際には今することです。結局、人は今を大切にするしかないのですが、その今の自分の気もちを大切したほうがいい、というのはすでに書いてきました。過去や将来のことを考える時にも、苦しまない考え方・幸せになる考え方を心がけることが大切なのだと思います。

 人生に一度しかない今を大切にできたら、と思うのですが、なかなか思うようにできないのも、「にんげんだもの」ということでしょうか。

ハオハオ



7月28日(金)自分を幸せにする
 自分を大切にするためには、「自分を幸せにする」のがいいと思いますが、このことについては1月に書いていました。

 「自分を幸せにする」なんてヘンな感じがしますか?
 「幸せにする」ってことが、ましてや「自分を」。
 「自分を幸せにする」くらいの気もちがあったほうがいい、ということです。

 「自分を幸せにしてあげよう」というようなはっきりした意志が必要なのかもしれません。



7月29日(土)自分とうまくつきあう
 自分の身体も心も強いに越したことはありませんが、万全ということはないと思います。どこかしら問題を抱えていたり弱い部分を持っていると思います。
 そんな自分とうまくつきあうことが大切だと思います。

 ほとんどの一流スポーツ選手は身体のどこかしらに問題を抱えていると言います。それだけギリギリのところで勝負をしているからだと思います。一時的なケガや病気で練習を休むことはあっても、慢性的に悪い部分でいつも休んでいたら、選手生命は終わりになってしまいます。

 自分の身体や心に慢性的な問題があっても、そのためにちゃんと生きること・幸せに生きることをあきらめてしまうのはよくありません。問題とうまくつきあい、問題を抱えている自分とうまくつきあうことが大切だと思います。

 自分を好きになることができれば、自分とうまくつきあい、自分を大切にすることができるのではないでしょうか。



7月30日(日)もうひとりの自分
 「自分を大切にする」とか「自分にやさしくする」とか「自分を幸せにする」とか、「自分が自分に何かをする」という感覚がわからない人もいると思います。「自分に何かをしてあげる」のようなことを一度も考えたこともしたこともない人もけっこういるのではないでしょうか。

 私は『幸せになる方法』の中に「もうひとりの自分」という考え方を書きました。“幸せになろうとする”もうひとりの自分を目覚めさせ、育てることを、幸せになる方法の身につけ方の1つとして書きました。
 要するには、「自分を育てる」ということですが、弱い自分や欠点のある自分などはそのままでも、もうひとりの自分を育てることはでき、その自分が弱い自分などを助けることができるということです。

 まぁ特に「もうひとりの自分」という考え方をする必要はないと思いますが、「自分に○○してあげる」という考え方は役に立つと思います。実際にそれが少しでもできるようになれば、その効果が実感できると思います。

 自分を大切にするためには、「自分に○○する」という意識を持てるかどうかが、大きなカギのような気がします。



7月31日(月)まず、自分を大切に
 なぜ、自分を大切にして生きないのでしょうか?
 なぜ、もっと自分にやさしくしないのでしょうか? イヤな思いをしたり苦しんでいる自分を助けないで、そのまま放っておくのでしょうか?
 なぜ、自分を強くしようとしないのでしょうか? 弱いままの自分ではいつまでたっても同じようなことがあるたびに苦しんでしまうのに。
 なぜ、自分を幸せにしようとしないのでしょうか? 自分の幸せを成り行きまかせ・人任せにしていいのでしょうか? それで確実に幸せになれるのでしょうか?
 などと、今の私は思ってしまいます。少し前までは自分だってそうだったくせに。

 人生には大切なものがいろいろあります。
 仕事や勉強も大切です。でもそれは「自分のため」ではないでしょうか。自分がよりよく(幸せに)生きるためではないでしょうか。仕事や勉強をする時間の10分の1でも、同じように一生懸命に自分の(幸せの)ために時間を使えたら、と思います。
 大切な人もいると思います。その人のことを考えるのと同じように自分のことを考えられたら、とも思います。
 お金も大切です。少しでも自分の幸せのためにお金を使えたら、と思います。
 健康も大切です。身体の調子が悪くなったら、休んだり栄養を採ったりします。心の調子が悪くなったら、心の休息(やすらかになれること)や栄養(幸せを感じること)を自分で与えられたら、と思います。もっと悪くなったら、薬を飲んだり病院に行ったりすることも必要ではないでしょうか。身体を鍛えるように、心も鍛えたほうがいいと思います。

 「つらい。不幸だ」と嘆いてばかりいる人が私に相談したとしたら、「まず、自分を大切に」と言いたいと、最近そう思っています。


    この日記のつづき

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