Spring Meet 2003

2003-03-16

CG CLUB 主催のイベント、「Spring Meet 2003」を見に としまえん へ出撃。

え? クルマに興味があったのかって? そーさなぁ、男の子なら誰でもキライじゃないでしょって程度には。 一通りクルマも見てきたが、実は自転車がお目当てだったりする。 「BICYCLE NAVI」っちゅー、自転車誌も出してる(らしい)んですぜ、二玄社は。

自転車が欲しい…

最近は BROMPTON ばかり乗ってるのだが、理由は至って単純で、本来ならメインで使うべき MTBルック車の調子が良くないのだ。 整備していないのが原因なので自分が悪いんだが、6年くらい乗っていたのでそろそろ新しい奴を1…とか思ったりもする。 また、BROMPTON 以後は「小径車って街乗りにはいいかも」と思うようになったりしたので、Webで情報を漁るわけだ。

小径って言うとどうしても折り畳み自転車になっちゃうし、BD-1 その他の話になりがち。 けれども、オリジナルのミニベロを作っているプロショップも多い。 ただ、コレは!と思えるような自転車には、あまり出会えない。 実績のあるショップの仕事であって気持ちよく乗れるのだろうが、何の知識も持たない素人としては、見かけから入るしかないのである。 ましてや Web。 どのショップも「実車を見て、乗れば納得してもらえる」自信はあるだろうから、是非来店して!と言うのが本音じゃなかろうか。

そんな中、気になる自転車があった。 墨田区の寺田商会さんの オリジナルMini Disk。 前述のとおり外見でしか判断していないのだが、なんかスタイリッシュ!! ついでに Diskブレーキってのがキてる!! と言うか、キャリパーブレーキは泥を噛んだりするのがイヤだなぁ、とか。 あとは、想像してたよりも価格が安い!!2 これ重要。

お店の Webサイトで写真を見たり、実際に Mini Disk を購入した国井さんの「別冊リツコング」へ行ってみたり。 或いは Web女性誌「Apure」の「Ritsukoのづれづれライフ」で Mini Disk の話を書いていると知って見に行ったり。 あぁ実車が見てぇなぁと。

で、先週末に行ってみたところ、納車を待つお客さんの Mini Disk を見せてもらえた。 カッコいい! Web の写真とは比較にならんな!!(←当たり前) が、残念ながら試乗車は無いという。 あまりに気に入って、試乗車を買っていく人が後を絶たないのだそうで…。 分かる、分かるぞその気持ち。 お店によると、「そこそこ走りますよ」との事。

その流れで、Spring Meet 2003 には Mini Disk の試乗車も用意すると教えてもらった。 これは行くしかないでしょ。 ってな事で、行ってきた。 以上、前フリ。 長いって。

試乗車たち

Spring Meet 2003 の会場は、東京都豊島区の「としまえん」。 遊園池のプール(もちろん水は抜いてある)にクルマを持ち込んで展示しているわけだ。 自転車のコーナーは流水プールのプールサイドで、プールに沿った試走コースが用意されていた。

Mini Disk

Terada Mini Disk

とりあえず Mini Disk に乗らせてもらう事に。 パッと見ちっこくて窮屈そうな感じがしたけど、実際に乗ってみると自然な姿勢で乗れ問題なし。 そして走る! 軽い! 漕ぎやすい! 気持ちよく加速。 なんか楽しいぞコレ! 特徴である Diskブレーキ3もいい具合で、軽く引いて強力な制動が得られる。 BROMPTON だと、20〜30km も走ると腕がくたびれて来るので、とても魅力的。

Moulton APB

AlexMoulton APB Terada Custom

続いてもう1台、Moulton APB のカスタム車も試乗。 Mini Disk に比べると重さを感じるけど、サスがいい感じに効いていてコンクリートの継ぎ目の段差なんかを越えるのは楽。 タイヤが拾う細かい振動も Mini に比べれば随分少なくて滑らかに乗れる感じ。 コレで巡航すると楽しいだろうなー。 かなり欲しいが、(それなりの部品を使うんで)一番安い構成でも 31万円とのこと。 モノはいいんだろうけど。 庶民には、清水の舞台から飛び降りるつもりにならないと買えない高嶺の花。

しかしこの美しさはどうだ。 このフレームは廉価版の APB だが、"吊るし"の APB とは随分印象が異なる。 写真は小さいし光の具合もよろしくないのでイマイチ感が強いが、現物を見ると惹かれるものがある。 清水の舞台から飛び降りてみたいかも〜みたいな。

riese und müller BD-1

r&m BD-1

あとは BD-1 Ti とか、BD-1カスタムとかに試乗。 BD-1 Ti はノーマルとは言え最上位モデルで、フレームはチタン合金,折り畳みのくせに Diskブレーキ装備,価格も 30万円突破の豪華モデルである。 こんな機会でもないと、乗ることは無いだろうな。

BD-1 は折り畳み自転車の中では一番人気で、購入時に BROMPTON と比較検討する人も多い。 で、走りを求める人は BD-1,畳んだ時の小ささを求める人は BROMPTON を選ぶ。 そんなに違うのかなーと思っていたのだが、乗ってみると全然違うキャラクターだった。 納得納得。 つか、これも欲しくなっちまった。(^o^;)

他のショップさんも試乗車を持ち込んでいたのだが、今のところ Mini Disk ってどうよ?な精神状態なので、試乗には力を入れず。 色々話を聞いたり、試乗から戻ってきたお客さんと店の人の会話を聞いていたり。 色々と有益な情報を仕入れる事ができた。 Webだけで見ていた時とは段違い。 こういった場の重要性を改めて認識できたな。

エンタープライズ号

M氏の USS.Enterprise号 こう言う場だと、珍しいモノに出会えたりする。

会場に到着した時から "どっかで見た事あるな〜" と思っていたのがコレ。 暫く思い出せなかったのだが、あぁっ、コレは「自転車通勤で行こう!」好評連載中(?)の、M氏のエンタープライズ号じゃないか!! 更新が止まってる間に、随分手が入ってますなぁ。 けど、Webで見ていた実物が目の前にあるって言うのも、何とも妙な感じ。 さしずめ、生でタレントを見たってな所。(^^;

クルマたち

イベントの主役はクルマであるからして、一通り見てから帰る。
クルマの写真を撮ろうと思ったら、偏光フィルタが欲しいですな。 デジカメ用のが有るかどうかは知らんが…。

LAMBORGHINI COUNTACH LP400 カウンタック。 子供時代にスーパーカーブームを経験した世代としては、こう言うのが置いてあると寄って行ってしまいますな。 こちらの身長が伸びたせいか、子供時代に見たよりも、より「ぺっちゃんこ」な印象が。 高速で料金所のおじさんに手が届かなくて大変でしょうなぁ(←余計なお世話)。

DeLorean えーと、デロリアン? タイムマシンじゃない奴は初めて見たかも。 いや、タイムマシンの方も映画でしか見てないんだけど…。 本物(のひとつ)は USJ (Universal Studios Japan) で見られるそうだ。

CITROEN シトロエン。 「ルパン三世 カリオストロの城」でクラリスが乗ってた奴かな? アレは 2CV って言うらしいけど、コレがそうなのかは分からず。 ダメじゃん。

SUPER7 スーパー7は TV版でルパンが…と思ったけど、アレはベンツSSK であって SUPER7 ではないらしい。 知らない事だらけ。

フェアレディZ フェアレディZ。 「プロジェクトX」第84回「運命のZ計画」で取り上げられた。 デザイナーが拘り抜いた低いフォルムは、今見ても美しい。

スバル360 スバル360。 同じく「プロジェクトX」第51回「日本初のマイカー てんとう虫 町をゆく」で取り上げられた。 "てんとう虫"、ムチャクチャ小さいなぁ。 これに家族4人で乗るのか。 今じゃ考えられない狭さだが、番組を見ると「自分のクルマを持つ事の喜び」がいかに大きかったかが分かるので、ささいな問題なんだろうな。

  1. そろそろ新しい奴を
    「BROMPTON を買ったばかりじゃねーか」と言うツッコミは却下。 そもそも BROMPTON は電車でお出かけ…のために購入。 これが意外に走ってしまうので普段乗りにも使えて、BROMPTON の位置づけを曖昧にしてしまうのだが。 あくまで、輪行のための自転車って事で。

  2. 安い
    いちばんシンプルな構成で \138,000 から。 ドロヨケだスタンドだとオプションを付けると上がるけど、15万円程度。 他のプロショップの手によるカスタム車も似たような感じで、Mini Disk が格安という訳ではないのだけれど(気持ち安い感じ)。 いい自転車は天井知らずだけど、ショップオリジナルと言うかカスタムと言うか、オーダー車がこの価格ってのは良心的じゃなかろーか。

  3. Diskブレーキ
    物の本によると、メインコンポは SHIMANO TIAGRA,ブレーキは SHIMANO DEORE。 本格MTB用のコンポーネントですな。 もちろん注文時にカスタム可能。 リヤの小さな箱は Rixen & Kaul の MICRO SHELL。 こんな小さな箱に何を入れるんだと思ってたけど、予備チューブ,タイヤレバーなどを入れておくとのこと。

Copyright© 1998-2006 Hira