長瀞ポタ

2008-05-04

TrackLog

ぽた日記

帰省すると荒川が近いので、或る程度の距離を走りたい場合は荒川サイクリングコースに行くのが普通です。 上流方面だと治水橋からアクセスする事になるのですが、森林公園や熊谷には行った事はあってもその先は未知の領域。 今回、せっかくだから行ってみる事にしました。

まずは大芦橋へ

いつもの様に…って何度も行っちゃいないのですが。 まぁいつもの様に治水橋を渡って荒川左岸へ。 以前は右岸の道は状態が悪かったけど、今どうなっているのかは不明。 たぶん変わってないでしょ。(ぉぃ  そのまま左岸の土手上を走って、川越線の踏切を越えて上江橋の中ほどからサイクリングコースに入ります。 今日はロードバイクを連ねて走るグループが多い気がします。

そのまま土手沿いに行けばいいものを、上大屋敷の辺りで川から離れたので河川敷を川の方へ行ってみたり。 で、そのまま荒川を渡ってしまった…。 左岸の土手に上がり、ホンダエアポートを左に見ながら進みます。 ヘリコプター2機が定点ホバーと発進を繰り返しているのを見物している人が多数。 何かの展示飛行?

荒川のサイクリングコース沿いには、菜の花が咲いているのを多く見ます。 中には左右から菜の花がせり出して、すれ違うのも苦しいほど道を狭めている所もありました。 なんだか、夏草が伸び放題の鶴見川サイクリングコースみたい。(^^;

次の太郎右衛門橋を渡って右岸に復帰、そのまま土手上を走ります。 市野川の合流点で迷いそうになったけど、無事に通過。 吉見のさくら堤を抜けてずーっと行くと、大芦橋手前に水道橋が見えて来ます。 この先、大芦橋を左に折れると武蔵丘陵森林公園に出ます。 「武蔵丘陵森林公園自転車道」としては、ソチラが本流になるのかも知れません。

荒川水道橋の少し先に、支流を渡る古い橋が架かっています。 この橋を渡っても先の荒川が渡れないためか、通行量はとても少ない小さな橋です。 コンクリだと思いますが、橋脚が独特の形をしているのが好きです。

森林公園の先へ行ってみよう

ココから先は未知の領域(大げさ)。
しかし、あまり芳しくありませんでした。

和田吉野川の水門(玉作水門)までは舗装路が続きますが、その先はずーっとダートになってしまいます。 ただし舗装しようと言う意思はあるらしく、車止めを設置したり道床の整備は進んでいる様子。 1年後くらいだと、いい感じに舗装されているかも知れません。

でも現在は Brompton で走るには厳しいので、適当に水路を越える橋がある所で河川敷に降りてナゾの舗装路を行ってみる事に。 久下橋の下で立ち入り禁止の広場に出ますが、柵があってその先の道には出られません。 脇に獣道があったので、そこから一般道(?)へ出ました。 分かれ道で川側を選んだら、行き止まりになっていたり。 路面に「だまされるな」「さぎしだ」なんてラクガキがあったり。 騙された人が多い、のかな。(^_^;)

引き返して再び土手に上がりますが、この道も荒川大橋の手前で途切れてしまいます。

荒川大橋を渡って左岸へ。 熊谷大橋までの区間は 20年くらい放置された様な荒れた舗装路が続きます。 が、それも熊谷大橋で途切れ、秩父鉄道の広瀬川原車両基地がある所で「この先通行止め」の看板が出ていました。 川沿いに行けるのはココが限界かな~。

以後は一般道を行く事にして、秩父鉄道と並行しながら国道140号を行きます。 一般道なので車が通行しますが、案外幅があって交通量も少ないので危険を感じる程ではありません。 いいなー田舎はとか思っていたけど、R140バイパスに乗ったところから混み始めました。 上流へ行くほど混雑していたのが不思議。 途中、荒川第二水道橋のところで川沿いに出て、昼食にしました。

寄居の先へ

寄居を過ぎ、相変わらず R140 を道なりに。 でも道は狭くなる交通量は増えるで、だんだん危険を感じ始めます。 こんな道でも、クルマは自転車の事なんてお構いなし、邪魔者扱いですからねー。

白鳥橋が目に付いたので右岸へ。 橋から見る荒川は川の色が緑色に変わっていて、長瀞が近づいている事を感じます。 河原の樹木が軒並みなぎ倒されていたのは、昨年の台風9号の爪痕でしょうか。 多摩川でも復旧工事が進んでいますが、荒川も大変だったのかも知れませんね。

左岸側(県道82号)は道幅も広く交通量も少ないので、なかなか快適。
ただし、すぐ隣が山なのでアップダウンは結構あります。

途中に長瀞トンネルてのがあって、自転車だと崖沿いの旧道(長瀞自然のみち)を通ることができます。 ちょうど岩畳の対岸になる位置で、木の間から岩畳を見下ろす絶景が拝めました。 同時に、これだけの高低差を上って来た訳ね…とも思いますけど。

親鼻と親鼻鉄橋

川沿いに親鼻橋方面へ。 親鼻橋のたもとから長瀞ライン下りの舟が出ていて、河原には長い列が出来ていました。 河原までクルマで下りられるので、水遊びその他の家族連れがいっぱい。 クルマもいっぱい。 でもクルマの向きを変えるだけで大騒ぎ。 四駆ならともかく普通の乗用車が河原に下りてくるモンじゃないよ…。 ココ、元々はライン下りの舟を回送して来たトラックが川まで下りるためのスペースなんじゃないでしょうか。

汽笛が聞こえたので振り向くと、SL列車のパレオエクスプレスが鉄橋を渡っているのが見えました。 見えたけど、カメラは間に合わず。 残念でしたが、遠いので GR DIGITAL じゃ米粒大にしか写らないかな。 もっと近くに寄るためには、川の中を歩ける装備が必要なので諦めました。

せっかくだから、鉄橋を愛でに行きます。 河原に下りられそうな道を探してウロウロしますが、なかなか見つかりません。 上長瀞駅の脇からぐるっと回る感じで、どうやら鉄橋の足元に。 Web でパレオエクスプレスのダイヤを確認すると、さっきのが本日の“帰り”便で今日は終わり。 今日はもう来ません。 あー残念。

ひとしきり鉄橋を眺めてから、R140 で寄居を目指します。 左岸側は長瀞の街を通り抜けるので、アップダウンも緩やかです。 が、クルマが渋滞し出すと路側帯がほとんどないのですり抜けるのは一苦労。 乗用車ならともかく、大型車(観光バス)はお互いに邪魔ですね。 往復とも、自転車で走って楽しい道とは言い難いかも。

寄居から輪行

寄居駅からは東武東上線で輪行です。 ただし池袋まで直通はせず、小川町で急行に乗り換える必要があります。 寄居発は 20分に1本のペース。 ちょうど1本出てしまったタイミングだったので、車内で暇を持て余していました。(^^; 小川町では端っこの席が確保できたので Brompton 連れでもさしたる問題はなかったのは幸いでした。 最寄り駅で降りて、家まで自走。

本日の走行距離

走行距離 110km

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