2007-04-14
特に行きたい所もなく何となく自転車に乗りたい時は、多摩川沿いのサイクリングコースに限ります。 近いし、信号なしに距離を走ることができるので。 暖かくなって来たこの時期は混雑もするけど、一般道よりはずっと楽しめます。
てな事で、今日も多摩サイなのです。 今、住んでいる所からだと海側と山側の選択肢がある訳ですが、海側はあんまり楽しくないので専ら山側。 おなじみ羽村取水堰ですね。 けど、ちょっと芸がないな~、とか思ったので、今日は羽村から先の多摩川沿いを走ってみました。 羽村での走行距離は 35km。 帰りも 35km だから、遊べるのは 30km くらいが限界かな(ヘタレ)。
羽村取水堰すぐ横の公園。 立派な柵に更新されていました。
多摩川沿いと言うか JR青梅線沿いと言うか、その辺を適当に走ってみます。 山へ向かうなら別として脇道はなく、行きは県道45号(奥多摩青梅線)、帰りは国道411号(青梅街道)をまっすぐ。 羽村の辺りではクルマの通行が多い一般道ですが、さすがに奥の方へ行くといい感じに空いて来ます。 信号待ちの塊でしょうか、3~4台が連なって定期的に通るくらい。
大きな川沿いなので、山岳ステージの趣はまったくありません。 そりゃ少しはアップダウンはあるけど、自分でも苦にならない程度の緩やかな坂。 今日は少し暑いくらいでしたが、奥多摩へ向かうにつれ空気が明らかに違うのを感じます。 森が多いせいかも知れないけど、ひんやりしていました。 夏は気持ちいいかも知れません。
距離計を確認しながら進み、青梅線の御岳(みたけ)で多摩川を渡れるので、そこで折り返す事にしました。 この辺りでも既に多摩川の様子はだいぶ違っていて、たかだか 50km 走っただけでこれだけ変化のある風景が楽しめるっちゅーのはお得だなぁ、とか思ってみたり。 荒川なんか大きすぎて、どこまで行っても同じ風景だし(飽きる (^^;)。
御岳橋から見た多摩川。 崖に建つ建物、砂利の河原など、中流・下流の多摩川からは想像できない風景です。 流れが適度に急なためか、(写真ではよく見えませんが)カヌー競技用のゲートが設けられていました。 たった 50km の違いが、これだけの風景の違いを生むんですね~。
JR青梅線・沢井駅のすぐ前に、小澤酒造がありました。 清酒・澤乃井の醸造元です。 澤乃井園-清流ガーデン-の営業時間は 10:00~17:00。 すでに営業は終わっていました。 「酒まんじゅう」は食べてみたかったかも。(^_^)
いつもの Pylon。
崖下に荷物を降ろすためのクレーンと、トラックを停めるためのデッキにて。
このまま道なりに行けば奥多摩湖に出られます。 多摩川は奥多摩湖から始まると思う(←未確認)ので、一度源流を見てみたい気はします。 けど、全行程自走は、自分には無理。 まだかなり距離がありますし、この先はアップダウンもきつくなるでしょう。 青梅線での輪行を駆使する事になるでしょうが、いずれ機会を見て試してみたいものです。
走行距離 102km