2007-02-03
また Pylon のヘッドパーツが緩んでしまいました。 工具で締め付ける所が、手で回せる状態になってしまっています。 走っていても気付かないのですが、フォークを揺するとカタカタするのでそれと分かります。 Pylon では…と言うか、ステンレスフレームの AM では、見た目をキレイに保つには「磨き」作業が必要です。 フォークの先を磨く時に、気付くのです。
「また」と言うのは、一度同様に緩んで締め直してもらったから。(2006-10-28 を参照)。 あれから、まだ3ヶ月だよ…。 走行距離にして、たった 750km。 早い、早すぎるっ! ともかく締めて貰わない事には始まらないので、土曜日は押上・寺田商会へ向かいます。 先日、小石を踏んでパンクし予備チューブがなくなってしまったので、これの調達も兼ねて。
せっかく出かけるのだから、少しは遊びたいもの。 けど、これと言ったプランはありません。 晴海通りの交差点に出たところで、思い付きで晴海方面へ行ってみました。 晴海大橋、木遣り橋と渡って有明へ。 東雲から辰巳方面へ進み、辰巳の森海浜公園から湾岸道路に乗ります。 荒川河口橋を渡って荒川サイクリング道路に入り、荒川左岸を四ッ木橋の手前まで遡上します。 ここから押上までは、すぐ。
今日は、いい天気だったので、途中で撮影した写真は空を写した物が比較的多かった感じです。 その中から、幾つか紹介しましょう。
晴海橋を上っているところ。 画面中央は、東京電力の新豊洲変電所。 円筒形の特徴的な建物です。
晴海大橋、木遣り橋の上を通る高速道路?の建設中です。 今は見晴らしもいいのですが、これが出来たら薄暗くなっちゃいそうです。 高架橋は、GPS の電波障害に繋がりますので、状況によっては "あまり走りたくない道" になるかも知れません。
荒川サイクリング道路の、河口付近です。
さて、ひとしきり遊びながら目的地に到着。
ヘッドを締める工具を手元に置いて自分で締められた方がいいかも? とも思いましたが、「売ってるけど、高価いから持つ必要はないと思うよ」との事。 そーか高価いのか。 メーカーやグレードは分かりませんが、検索すると 2,000~5,000円といったところでしょうか? ホームセンターで売ってる数百円なんて工具と比べると高価ですが、普段の無駄遣いに比べればどうって事ない気も…。(^^;
もっとも、工具が有れば解決と言うものでもなさそうな雰囲気です。 よく理解できなかったのですが、どうやら Pylon は(New Series AM は?)ハンドルの固定方法が普通の自転車と違うみたい。 内側から押す臼が無く外側からのみ締めるので、緩みやすいとの事。 当然、締め具合の調節も微妙。 素人がヘタにいじるよりは、持って来てくれと言う事と理解しましょう。
3ヶ月程度の周期なら、その間に1度くらい店に行くでしょう。 その時に締めてもらえばよいだけの話です。 この手の調整は一度もカネ払ってないから、金銭的な負担もないし。 どう考えても工数が発生している筈ですが…。その内要求されたりして。(^^;;
それにしても、ホント手の掛かる子ですねぇ。 あちこち削るだの、緩むだの。 普通同じ機械を6年も作ってれば改良が進んで行くでしょうに…。 こう言うトラブルが許せて、かつ自分で対処できる人が持つべきものなんだろう、と言う意見には激しく賛成します。 本来なら、自分は持つべきではなかったかも知れません。
買った時に「寺田さんじゃなかったら注文してない」と言っていたのですが、今にして思えば甘い認識でした。 納車後のサポートも考慮に入れて、注文の是非やモデルを選定すべきでした。 設計を含め「ハズレ」の製品・個体だった気がするけど、寺田さんがちゃんとサポートしてくれるので不安はありません。 こちらは「当たり」。 そう言う安心感があれば、トラブルも「日記のネタ」になるんですね~。
この手のネガティブな話は Web や Blog ではなかなか目にしません。 母数が少なすぎると言うのも少なからず影響していると思いますが…。 雑誌記事ではあり得ません。 たぶんお店でも積極的には言わないでしょうね。
と言うことで、今後もこの日記では色々と愚痴って行きたい。
問題は、誰も見ていないと言うことですが…。orz
走行距離 77.9km