2007-01-13
冬休みの仕上げに、休み中の汚れを取るべく Pylon を磨いていました。 12月はサボり気味だったので、一見するとキレイな様でもけっこう変色が見られます。 だから、今回はちょっと気合いを入れて、2晩 8時間くらい投入しました。 うーん手間の掛かる子だ。(^^;
それはさて置き、作業中はフレームから前後ホイール,デイキャリア,ボトルケージを外している他、ケーブルコネクタも全部外しています。 アウター受けの溶接箇所も磨く必要があるからです。 磨き終わって満足した所で、自転車を組み立ててカッコ良く部屋に飾ります。 (←ホントは置く場所がなくて部屋に上げているだけ (^^;)
ところがRディレーラの変速ワイヤが届かず、ケーブルコネクタが繋がらりません。
このパターンは、アウター受けにカップがちゃんと入っていないのが原因の事が多いです。 たまーに、カップがアウターから外れている事もありますが。 けど、点検しても全部ちゃんと入っている様です。 何が起こっているのだろう?
Rメカのパンタグラフを押して無理やり接続すると、8速(Topから3枚目)の位置に落ち着きました。 そして、この状態で変速操作が行えません。 シフトアップは反応せず、シフトダウンはレバーが引けない状態。 唯一、シフトアップの空打ち後、1回だけレバーが引けます。 ロックされないので、レバーから指を離すと8速に戻ってしまいますけど。
この状況を E-Mail で寺田商会さんに問い合わせてみたところ、やはりアウターカップをシッカリ取り付ける,カップをシッカリ埋め込む,STI~Rメカの全てを点検すべしとの事でした。 視点が同じなので、再点検しても改善されません。 降参して、お店に持ち込むことにします。
シングルスピードバイクを堪能しつつ(泣)押上へ向かいます。 変速できないので、ちょっとした上り坂や信号待ちからの発進がツライ。 元々私は変速野郎なので、かなり頻繁に変速しています。 信号待ちの減速時等では無意識にシフトダウンしようとして、或いはスピードが乗ってくるとシフトアップしようとして、その度に残念な思いをします。
シングルスピードなんて一生乗れないだろうなぁ、などと思いながらも、散歩気分は忘れません。 今回は、久し振りに駒沢通りを通ってみました。 交通量が多いのに道幅は広くはなく、路駐も多いので、あまり走りたいと思いませんが。 目印にしていたクルマと抜きつ抜かれつ、恵比寿到着時点で若干早い感じだったでしょうか。 恵比寿・白金から日比谷へ。 ここで思い付きで晴海の方へ行ってみます。 東雲・木場から永代通りへ向かい、錦糸町経由で四ツ目通りをまっすぐ北上すれば押上です。
お店に到着してみると、珍しくお客さんが多く賑わっていました。 到着時点で作業中だったのは、50万円掛けて 420g 軽量化(!)していたヒト。 ハイエンドのロードバイクって、スゴイ世界だなぁ…。 対応が終ったら、すぐに次の対応を初めてくれました(別に一息入れても怒る人はいないと思うけど)。 作業台に自転車を固定して調査開始直後「あ、Hira さん分かったよ!」一瞬で原因を突き止めてしまいました。 う~ん、さすがだ。
STI の中でインナーのタイコを留めている所が外れているのが原因でした。
STI の中なんて、自分じゃ絶対分からない訳です。
ひっくり返して作業中、確かにひざが当たってカチッと言う事はあります。 その時にワイヤが緩んでいたりすると、外れてしまう事があるんでしょうか。 もちろん接続前に空打ちして Top に合わせますが、ちゃんと入れずに空打ちしてもダメな様です。 意図してやってる訳じゃないので、想像ですが…。
ともあれ、無事に変速できる様になってヨカッタ。
ちゃんと説明してもらったので、次からは自分で対応できるでしょう。
自分で発生させられるが、自力では解決できない問題。
こんな時は、つくづく直接診てもらえる環境で良かったと思います。
通販や、遠くの店で買っていたらどうなって居た事やら。
例によって作業完了後もしばらく居座りました(お尻の休憩とも言う。長いけど (^^;)。 いや、お客さんの持って来た焼鳥とかあったし、他のお客さんや常連さんとの話を聞いているだけで参考になるしね? 逆に言うと、余計な物欲が刺激されると言う面もあるけど…。
押上出発後、まっすぐは帰らずに御徒町 OD BOX ANNEX店 へ。 GARMIN eTrex 用のハンドルバーマウントブラケットを購入しに。 手持ちのブラケットは2つで自転車は3台なので、いちいち付け替えるが面倒なので補充しようと。
御徒町からすぐと言うのは分かっていたし、御徒町周辺の地図も W-ZERO3[es] に入れてあります。 どうにかなるだろうと適当に上野から走ってみたのですが、…秋葉原に到着してしまいました。 仕方ないので戻る、…今度は上野に出ちまった。orz 結局、自転車を押してゆっくり移動。 どうやら店を見つけられました。 御徒町って、探すの難しいなぁ。
目的のハンドルバーマウントブラケットを購入し、ついでにライト類もチェック。 お、3W LED なんてのが有るぞ(Crops NR-X25、12,600円)。 Luxeon™ 3W LED かぁ、明るそう。 ポップには、直接光源を見ないよう注意書きがあります。 AA(単三)×4本で駆動ってのはイイですね。 でもライト本体はとてもコンパクトだけど、別体の電池ケースが邪魔そうかな? 空気ポンプみたいにフレームの何処かに固定すればいいんだろうけど、ポンプもバッグに入れているのが現実。 難しいかも。
試してみたい誘惑と闘い、この場はからくも勝利。v(^-^;)
そして1階に降りてみると、またライトが目に留まります。
自転車ではなく、アウトドア用のヘルメットに固定する奴やマグライト。
陳列棚を眺めていると、マグライトにも 3W LED のモデルが有りますねー。
電源は AA×2本か、AA×3本。
あぁ 3W…、3W…、先ほど勝利した誘惑が再び。
そして今度はアンソニー・マグリカ氏の勝利。(^^;
購入したのは、Mini Maglite LED 2AA-Cell flashlight。 OD BOX のスタッフに 2AA と 3AA の違いを質問したところ、明るさ同じ/電池寿命同じ(同店調べ)とのこと。 3AA の方が有利な気もするけど、やはり電池 3本分の長さはかなりの物。 ここは多少なりともともコンパクトな 2AA にしてみました。 6,500円也(案外高いのね…)。
ミニマグLED を自転車に付けて走ってみた印象を、簡単に書いておきましょう。
明るさは十分。 普段使っている Panasonic NL-840BP に並ぶ明るさ。
フォーカス調整が可能。 走行スピードに合わせて、重点的に照らす範囲を調節できます。 ゆっくり走る時は近くを広く、スピードを出す時は遠くを鋭く、と言った具合。 かなり遠くまで光が届きます。
電池の消耗は早い。 明るいので或る程度仕方ないところです。 それでもヘタな LEDライトよかずっと明るいのですが。 十分明るいのは、2~2.5時間くらい?
でも交換電池が2本で済むので、荷物は軽くなります。
いつも全力投球。 減光する機能は無いので、信号待ちのクルマの脇を抜けたりすると迷惑かも。
点灯のみ。 自転車用ライトに装備のフラッシング(点滅)は使えません。
振動に弱い。 ダートに入るとチラつき始め、最後は消えてしまいました。 たった数100m なのですが…。 段差越えで簡単に向きが変わってしまいます。 自転車への固定に使ったのは BikeGuy バイクライトホルダー。 ゴム製のブロックで方向を決め、ベルクロテープで留める簡単構造。 ブラケットを工夫すると、また状況が違ってくるかも知れません。
舗装路限定なら、不満なく便利に使えます。 街中では明るすぎる可能性もあるので、電池を節約する意味でも不要な時は消灯したいところ。 その為にも、フラッシング標識灯(白! フロントに赤はダメよ)を併用するのが良いと思います。 自転車専用ではなく、普段は通勤鞄に忍ばせておくと何かと便利。
走行距離 71.5km