荒川左岸

2007-01-03

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ぽた日記

いつもの様に実家に帰省したお正月。 天気予報では曇り(もしくは雨)だったけど、4日になってみるといい天気で、気温も温か。 寒いのはイヤなので 4日は家に篭ろうとか思っていましたが、陽気に誘われてポタ決定(←単純)。 この冬は Pylon を持ってきていますから、乗らないのは損です。

せっかく埼玉に帰省しているのだからと、近くに荒川が流れている熊谷へ行ってみる事にします。 って、自走で行くとさすがにヘバるので、ついでに輪行を試してみる事にします。 輪行袋を購入したものの実戦では一度も使っていないので、実はこれが初めて。 大丈夫かな。 仲間と一緒に行く時に試すと時間が掛かって迷惑を掛けちゃいますが、ひとりなら練習にはいいでしょう。

熊谷まで輪行

普通に最寄り駅からだと、東上線→川越線→高崎線と乗り継いで熊谷を目指すことになります。 けど、ここは直接川越線と言うことで南古谷へ。 駅前で自転車をバラし袋詰め。 自分で言うのも何ですが、手際が悪すぎます。 20分くらい格闘して、どうやら準備が整いました。 川越線はこの時間(お昼過ぎ)は 20分に1本の割で走っているので、1本見送っただけで済みました。 川越線の電車は空いていましたが、6扉車の端っこの座席がない所に自転車を置いて傍に立って支えていました。

大宮で高崎線に乗り換え、熊谷へ。 高崎線の電車は 211系で、運転台裏には2人掛けの座席があります。 通勤電車なら普通は座席が無いので自転車を持ち込むときはココなのですが、通路中央に立てて支えていました。 あまり混雑していなかったのでどうにかなった感じです。

南口を出た所で自転車を組み立てます。 何気にラージキャリアの取り付けが面倒なのですが、実は一番手間取ったのが輪行袋を畳むところ。 も、元の大きさに戻らん。(^^; 秩父鉄道の電車を背景に自転車の写真でもと思いましたが、なんか有料駐車場の中みたいなので、素直に荒川を目指します。

荒川左岸を下る

駅前ロータリーを出れば、すぐ荒川です。 GPS は何をトチ狂ったのか、ちょっとズレた位置を指していますが、気にしなーい。(^^; 上江橋~森林公園の間は、右岸の「武蔵丘陵森林公園自転車道」を走った事があります。 今回はせっかく荒川左岸に出たのですから、このまま左岸を下ってみます。

割と広いサイクリング道路が整備されてる? と思いきや、すぐに堤防工事で土手上は通行止めに。 仕方ないので戻って一般道へ下ります。 土手上のフェンスを見て途切れるのを待ちながら一般道を進みますが、なかなか切れません。 けっこう進んでようやく土手上に上がれました。 割と長い工事区間のようです。

その後は比較的順調に進めました。 ただ、一般道を走らされることが多い気がします。 或いは、いつの間にか一般道になっていたりとか。 クルマの通行は少ないので、危険とか邪魔とかではないのですが。 まぁ鶴見川上流もこんな感じではあるし、そういう河川も多いのかも。

しばらく一般道が続くと川に寄るように折れてみると、河原のよく分からない道に出てみたり。 何の意味があるのか、カクカク直角に曲がっていたり。 水が染み出してぬかるんでいたり。 あと、ゴルフ場に紛れ込んだり。 全体として、案内の不備が目立つ左岸でありました。 自分としては右岸の方が走りやすいかな~。

上江橋を超えるとさすがに整備されていて、走り易くなります。 実は熊谷から 70km くらいだし、時間が許せば海まで行こうと思っていました。 新木場から輪行で戻ればいいやと(有楽町線→東上線 直通)。 けど、実は出発が遅く、彩湖の辺りにさしかかった頃にはすっかり暗くなっていました。 風も冷たく、強くなって来ました。 何より、南下していると言うのに向かい風なのが泣けてきます。 適当に断念し、笹目橋を渡って右岸へ。 自宅方面へ引き返しました。

本日の走行距離

熊谷発にしたのは、北風を予想していたからでした。 けど、今日はずっと向かい風。 概ね南東へ向けて走っていた訳ですが、その間ずーっと向かい風。(T_T) 吹流しが 30~45度になびく程度で、笹目橋で折り返したら追い風、23km/h くらいで走ると無風になっていました。 こりゃ疲れるわけだよ…。

それでもまぁ、楽しめたから良しとしましょうか。 Pylon の輪行は Brompton のそれより大変なのもよく分かったから、一応収穫ありって事で。 熊谷⇒海 の踏破はもっと暖かい季節に再チャレンジするとして、今日のところは満足としておきましょう。

走行距離 80.5km

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