沖縄・八重山Tour'97 その1 浦和〜竹富島






5/ 4/1997 いきなりの竹富島は夜更かしから始まった・・・(^_^;)

[浦和 (雨) → 羽田 (雨) → 那覇 (曇) → 石垣 (曇) → 竹富(Taketomi) (曇)]

# 1-1
正直言ってあまり気乗りのしない出発日だった。
平年は 5/11の沖縄の梅雨入り宣言が5/ 1に発表され,5/ 2は一日浮かない気分だったし,
5/ 3は休日出勤ということで,休まる暇がない。
雨ばかり続く予感がして,島で暇になることを予想し,本とかたくさん用意した。
まあ,ずっと忙しかったのだから,ぼやっと暇にするのもいいだろうと。

# 1-2
浦和発は9時少し前。雨で結構寒い。チケットは早割のリミット(28日前)に買ったJALのもの。
羽田から2時間ちょっとで何となく与論島の上空に着いて,
伊平屋(Iheya)・伊是名(Izena)島を眼下にしながら那覇の空港に到着。
曇り空ながら雨でないのでホッとする。JTA(日本トランスオーシャン航空)の待合室まではバスで移動。
JTAの制服は半袖の南国らしいもので,ちょっと雰囲気が出て来る。1時間のフライトで石垣空港へ。

# 1-3
石垣空港は「さすがに南の島」というローカルな雰囲気。
石垣も曇っているが湿度がとても高い。市内までのバスはなくタクシーで離島桟橋へ。
なぜか女性ドライバーで,初乗りが390円と安さに驚く。空港から離島桟橋までは810円だった。
離島桟橋からは各島への船便があり,埠頭ごとに番号があってバスターミナルのよう。
竹富までの船(安栄観光)の乗客は,なぜか私ひとり。10分ちょっとであっけなく竹富島へ。

# 1-4
竹富島などというずいぶん遠くの島に,部屋から7時間ちょっとで着いてしまうのに少し驚く。
オフィスの定時の9時から5時までで収まってしまう時間だ。
予算的にもトータル3万ちょっとと考えると,実は案外気軽に行けてしまえるのだ(^_^;)
竹富島は,島全体が公園のような感じという第一印象。
10分ほど歩くと舗装の道は途切れ,サンゴの石垣と白い地道と赤い瓦の家の集落へ。

# 1-5
民宿「小浜荘」で迎えてくれたのは,おばさんと金髪の少年(^_^;)
いかにも地元という雰囲気の赤い瓦。向かいの屋根にはシーサー(魔除け)が一匹。
集落を散歩すると,たくさんの観光客を乗せた水牛車に出会う。
宿に戻り夕食。お客さんは7人くらいだったが妙にみんな口が重い。軽く食事を終えて,西桟橋まで歩く。
浜からは遠く西表(Iriomote)島が見え,かすかながら夕焼けも見えて,明日の天気を祈る。


# 1-6
シャワーを浴びて,オリオンビールを飲んで横になっていると,特にやることがない。
早速退屈するかなと思ったら,9時頃にさっきの口の重い集団が窓をたたいて,「飲みにいきません?」。
何でも歩いて10分くらいのところにちょっとしたBARがあるという。
夜道はオレンジのナトリウムランプ,サンゴの石垣と白い地道と赤い瓦の家の集落の調和がおしゃれ。
懐中電灯を持って男6人,BARへ向かう。

# 1-7
「チロリン村」というBARには,たくさんのCD,レコード,ビデオ,漫画,本などがあり,自由な雰囲気。
特に話をするともなく,泡盛やらソーメンチャンプルという炒め物やら振る舞われる。
とりあえず,八重山の情報誌など読み続ける。
マスターのはじめさんは竹富の地の人で,あちこち行き歩くより竹富でゆっくりするのが一番だそうだ。
宿のお客さんも何か竹富島に馴染んでいる感じがする。

# 1-8
夜も更けて午前2時くらいになると,少し人も減ってきた。
はじめさんもしたたかに酔いが回っている様子。私もかなり回ってきている。
なぜかこの時間に石垣勤めで竹富在住の埼玉は三郷出身の女性が登場。
何を喋ったか全然覚えていないが,1時間半くらいすぐに過ぎたので,楽しんでいたに違いない(^_^;)。
はじめさんの「朝の10時に海に行くツアーがあるよ」の声を後に,午前4時頃に宿に戻り就寝。






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