ゲームレビュー




ゲーム名機種コメント私的評価
Baldur's GateWINテーブルトークRPG(TRPG)として20年以上の歴史を持つAD&D(セカンドエディション)を元にしたRPG。 CD5枚組というボリュームでAD&D世界の一つ、「Forgotten Realms」を再現しています。 追加データの発売も決定しているのでさらに世界を広げられます。 古き良き剣と魔法の世界での冒険を体験するゲームで某UOのように家立てたり、船買ったりなんてことはありません。

主人公はある日突然命を狙われます。何者かが賞金を掛けたらしく賞金目当てに何人も襲ってきます。町を逃げようとした所、謎の鎧を纏った戦士(騎士?) に襲われ、かばった養父のGorionが死んでしまいます。養父の遺言に従い主人公は北の町へ…。 なぜ、自分が狙われるのか。そして次第に不思議な能力に目覚めていくのはなぜか。これが物語の軸となります。

6人までのパーティーでの冒険となります。種族は人間、エルフ、ドワーフなど6種族、職業も戦士、僧侶、魔法使いなどの基本職から、 それらを組み合わせたマルチクラス、デュアルクラスまで使用できます。 シングルプレイでは自分以外はNPCとなりますがネットワークを介してのマルチプレイでは6人までパーティーを組んで冒険する事が可能です。

いわゆるクエスト達成型でNPCとのやり取りでイベントが発生し、お仕事こなしていくって感じですが クエスト総数100以上といわれており、追加データを加えればさらに増える為あっという間に終わってしまうということはないでしょう。 只、追加シナリオの際のバランスの為でしょうが獲得経験値の上限が設定されており、それほどレベルは上がりません。 TRPGを元にしているだけあり、多少レベルが低くても、作戦次第でなんとでもなりますのでそれほどレベルにこだわることはないでしょう。
パーティを組まず一人でという強者もいるようですがやるならば 最初にFighterをやりLV5辺りでデュアルクラスでMage(Specialが望ましい)に替わるのが良いかもしれません。 主人公は章が進むと回復呪文などが使えるようになるため、僧侶系になるメリットが余りありませんので。

クリア直前な為大まかなストーリーは分かりましたが「Forgotten Realms」の歴史を知らないとワケがわからないかも

日本語版の発売は今夏(予定)の為、現在は英語版をプレイするしかありません。辞書や翻訳ソフト片手に頑張ってください。 炬燵さんと言う方がちょっと便利なソフトをお作りになったので翻訳ソフトを使うのに役立つかも。
SEGAから修正パッチが出ていますのでまだの方は当てましょう。 直輸入版の方はこちらのBGHPから。

ファースト
Kiss☆物語
PS
FX
主人公は高校3年で自宅の引っ越しにより僅かな期間だからと卒業までの1ヶ月間、学校近くの親の 知人の家に居候する事にしました。が、その家は未亡人と高校・中学の娘3人の女所帯。 といった状況から始まります。

基本は移動先選択&選択肢形式のアドベンチャー。移動先もキャラの場所にマークが表示 されるなど、難易度低めの親切設計。 動作は軽く、テンポ、イベント発生頻度等 も適度で非常に快適に遊べます。操作性も良く、マウスにも対応してます(FXのみ)。 キャラの掘り下げ方、テーマなど1ヶ月という短期間のゲーム期間でも唐突に感じることなく、 この手の恋愛ゲームの中核たるシナリオがとても良く出来ています。 よくありがちな主人公の行動やセリフなどが「納得できない」と思うことが非常に少なく、 感情移入が楽でした。
ゲームの組立も最後の1週間が別章構成となるなど良く考えられています。後半部にOPまで入っていますし。 ゲームの雰囲気としては「Piaキャロット」などに近いといえますがHシーンなどはありません。 純愛系シナリオなのでいらないですが。キャラにちょっと癖があるため好き嫌いが出るかもしれません。 CGの方はPS版で一部差換え、追加などが行われています。 音声はフルボイス(FXは一部テキストのみ)、声優さんも実力派の方が多く雰囲気もあっています。 FXで最後のギャルゲーか?ともいわれ隠れた名作的ゲームでしたがPSに移植されましたので多くの人に プレイしてもらいたい傑作だと思います。

FX版にのみおまけミニゲーム「Hunex Fighters 98」がありました。メイ(プライベートアイドル)・アーシャ(ブルーブレーカー)・ 香奈(本作)が使える対戦格闘で、これが結構本格的で良くできており、キャラが少ないのが残念ですが、 下手に何十人と使える某格闘ゲーム郡(あれとかそれとか(笑))なんかよりよっぽど遊べました。 PS版に移植されなかったのは非常に残念です。

Blaze&BladePS伝説の古代王国の秘宝を求める冒険者達が、その鍵となる宝石を探し出す クエストクリア型の3DアクションRPG。 ソーサリアンのイメージが一番近いかもしれません。 パーティーは最大4人。マルチタップを使用すれば4人まで同時に遊べます。 一人の場合は残り3人のキャラがオプションのようにぞろぞろとついてきます。 一応敵が近づくと自動で攻撃はしてくれます。

大枠の流れは古代王国の遺産と言われる宝石を10個集めること。 この宝石を集めるとじょじょに進める場所が増えていきます。 各場所にはそれぞれボスがいてこいつらが宝石を持っています。 全体的にTRPGの雰囲気が強く、同社が以前出したソードワールド(グループSNE)の イメージが重なりました。

キャラはファイター、エルフ、ウィザードなど8タイプ、それぞれに特徴があります。 特にシーフとエルフは閉ざされた扉を開ける力があるため、ぜひ入れたいところ。 私はフェアリーばかり使ってましたが。
アイテム類は400種類と豊富ですがランダムに近い為ほしいアイテムがなかなかでないことも。 同じ場所を何度でもいける為アイテムを狙うには繰り返し突破することになるでしょう。

セーブが一度にできない、アイテムの受け渡しがオークションのみ(しかも物の価値以下で渡せない)、 CPUが操作するキャラが馬鹿すぎ(魔法は一切使わないため遠距離攻撃してくれるハンター以外使えない) などいくつも気になる点はありますがその欠点を補って余りあるものをもつゲームでした。 大勢でわいわいやりながら遊ぶのがいいと思います。

Blaze&Blade
Busters
PS前作の不満点を大きく改定した第二弾。 基本は変わらないため変更点のみ記述。
宿屋での移動シーンがなくなりウィンドウでの選択式に変更。薬などの消費アイテムを購入できるショップが できました。今回のシナリオは最初から全て選択する事が出来る為、好きなシナリオをプレイできます。 一番の不満点であったアイテムの受け渡しが楽になり冒険中のパーティ内でアイテムのやり取りが出来るように変更されました。

今回のシナリオは前作とは違い、それぞれ独立しており一貫してなにかを集めたり、倒したりといった目的はありません。 そのせいかシナリオ毎に色々趣向が凝らしてあり、自動生成型ダンジョンや果たし状が毎日送られてくる 中ボスクラスとの連続バトル(キャラは一人のみ)などがあります。

前作のデータをコンバートできますが、実際の話、前作をクリアできるキャラ(LV200over)では 少々物足りないかもしれません。レベルが1000を越えている人などは言うまでもなく。 100ぐらいのレベルでプレイするとちょうど良い感じでプレイできると思います。

ブレイブサーガPSサンライズの「勇者エクスカイザー」から7作目の「勇者指令ダグオン」までのキャラ達が そろって戦う、いわゆるTAKARA版スーパーロボット大戦(笑)。
ゲームオリジナルとして新たに9作目の勇者シリーズ「勇者聖戦バーンガーン」が作られ、そのストーリーを軸に 他の勇者達が絡むといった構成になっています。
(ちなみに8作目は「勇者王ガオガイガー」である)
スパロボと同じように1話毎に構成される駒型のタクティカルシミュレーション。ただ、ストーリーに重点を置いている為、物語部分が多く取られています。 主人公舜平とバーンとのやり取りを軸にしている為、ストーリーに破綻がなく良くまとまっているといえます。

勇者達の合体シーンは全てムービーを取りこんでの再現です。当然バーンに関しては新規映像であり、OPも存在する。
ちなみにこの曲CDになってくれないものか。初回予約の際にシングルが貰えてそこにこの曲が2番まで入っていたらしいのですが。 譲ってくださる奇特な方はいないでしょうか。(^_^)

キャラのレベルアップ+武器の改造によって強くなっていきます。通常キャラはレベルアップ時にステータスも上がり強くなっていきますが バーンとスペリオンの主役キャラのみポイント制で自分で好きな値を割り振ることが出来ます。 敵を倒すと経験値とポイントが取得でき、このポイントで武器を改造します。この改造により、威力アップや新たな武器が追加されたりしますが 消費するエネルギーも大きくなる為、バランスを取ることが必要です。 また、アイテムを作成することも出来、回復や攻撃力アップなどを作れますが基本的にパーティ全員を回復する奴だけあれば十分でしょう。 余計なアイテムを作るぐらいなら武器を改造した方がプレイは楽になります。

戦闘部分に関してはバランス的に若干の疑問が残りました。雑魚(と思われる)でも3〜4機で囲んで攻撃しないと倒すことができず、 ボスにいたっては主役級勇者の最強技を何度も当てなければならないほど硬い為、一戦闘に非常に時間がかかる。 そのくせ途中セーブが出来ず、面の初め辺りにしかチャンスがない点などもう少し何とかしてほしかったです。 プレイしたのが休み中だったため助かりましたが、一日少しずつってプレイにはあまり向かないようです。 後半は1話クリアに1時間以上かかってしまったときもある。

ブレイブサーガ2PS 前作から半年、新たなる敵バルドーが出現。宇宙警察カイザースや宇宙警備隊が向かうも逆に追い込まれてしまう。 そこに現れるバーンガーン。彼はファイバード達を逃がす為戦うが圧倒的な力の前に敗れ去ってしまう。
バルドーにより地球を分断されてしまいちりじりになってしまう勇者達。はたしてバルドーを倒す事は出来るのか。

前作の作品に加え「勇者王ガオガイガーー」がついに参戦。スポットだったダグラム、ボトムズ、ガリアンも戦えるようになりました。
今回新たな主人公としてシズマ、そして彼の乗るヴァリオンが中心のストーリーとなります。
バルドーに肉体とアフェタ(6つの元素?)を奪われたシズマがそれを取り戻していくという感じです
はじめは無感情な彼らもアフェタを取り戻すたびにじょじょに感情が戻って行きます。

今回はマップ上に幾つかのポイントがあり、そこを選択すると会話イベントやバトルが発生するようになっています。
前回のアイテムが廃止され、予算に余裕ができ武器改造もしやすくなりました。
合体技の追加や、ドリルでの吹き飛ばし、隠しユニットなど多くの要素が追加されています。
敵の異常な固さもなくなり、遊びやすくはなったとおもうのですがどうも全体的にテンポが悪く(フルボイスとなった点も影響してるかも) のりきれませんでした。
また、主人公シズマの印象が残らず(これは見せ方がわるかったとしか…)結果的に今一な作品に感じられてしまいました。 非常に残念です。
マール王国の人形姫PS マール王国の片田舎、オレンジ村に住む主人公のコルネットが、ある時、森でモンスター に襲われた所を 夢見ていた通りの素敵なフェル王子に助けられ、なんとか王子様の目に止まろうと、 ミス・マールコンテストに出場し 王子様とお近づきになれたのもつかの間、 フェル王子は悪の年増魔女によって石に変えられ連れ去られてしまいます。「女は 行動力」と励まされ王子を助ける為にコルネットの冒険の旅が始まります。

全体マップでのカーソル指示移動とダンジョンの探索&戦闘。 仲間になる人形やモンスターと最大 4人のパーティを組み、 戦闘はタクティカル風…と至ってシンプルなRPGで、 謎解きや戦闘の 難易度も至って低くさくさく進みます。シンプル故ダンジョンも覚えやすいです。 操作性や読み込み、データの読み書き等のシステム動作もとても軽快です。
十数体の人形達を仲間にすることが可能で、 この人形達の魂を幸せにしてあげる…という サブイベント的なストーリーも存在しますが、基本的にレベル上げが必要になります。 ただ、パーティはコルネット以外に3キャラしか戦闘に参加できないため、 多く の人形達を仲間にして、なおかつ幸せにして…と思った場合、 いわゆる「経験値稼ぎ」的なプレイ時間 が必要となり、ちょっと面倒です。 また、コルネットは戦ったモンスター達も仲間にすることが出来、 モンスター達も成長しますが、 仲間にした人形達だけでも数が多く上記のイベントをこなそうとするでしょうから、コルネットの戦闘時 特技である仲間を支援する「えんそう」も 人形にしか有効でないので、 モンスターを仲間として 使う機会は実際には殆どないと言えましょう。私は一切使いませんでした。

BGMなど音楽がマッチしており、メインキャラのCVによる「歌」を使いミュージカル風の演出を行う などとても良い感じでしたが、キャラが歌う場面が殆ど無く折角のアイデアとCVが勿体無く感じました。 恋愛要素はほぼない為ギャルゲーという感じはなくSDキャラや全体的なゲームの雰囲気が非常に可愛くメルヘン調で、 ほのぼのとした話の中にちょっと泣かせるエピソードを織り交ぜ、女性や子供などにお勧めの ゲームですが、実際には世間の風刺や結構考えさせられるストーリー展開であるため、 男性諸氏もプレイしていただきたいです。

リトルプリンセス
マール王国の人形姫2
PS 前作の後、コルネットとフェル王子の間に女の子が生まれクルルと名づけられます。
14年後、成長したクルルはおてんばプリンセスとよばれるほど元気に育ちました。 12歳になったクルルは両親の留守をいいことに城を抜け出します。母のように王子様に助けられ素敵な恋をすることを 夢見て…
チャンスを逃すわけにはいきません。女は行動力なのですから。親友クレアと共にはじめての冒険に旅立ちます。 クルルは自分だけの王子様を見つけることができるでしょうか…
そしてそのころ。魔女マージョリーと犬猿の仲であるアクージョが秘宝シャドウオブビューティを手に入れるために動き出します。 

戦闘はよくあるコマンド入力式(例:ドラクエ)に変更。人形を最大3体まで装備することにより
ステータスアップや魔法が使用可能になります。
メンバーは最大5人で入れ替わりはシナリオ固定です。うちクルル(人形+モンスター)、親友のクレア(モンスター)、謎の少年チェロ(人形+モンスター)が装備できます。 前回は全くつかえなかった仲間モンスターもクレアがモンスターしか装備できないため、仲間にする意味ができました。
戦闘のテンポは非常にいいのですが、魔法や技を使うのにお金や体力を使うために今一使いづらかったです。(貧乏性)
人形の扱いが戦闘で一緒に戦うキャラから装備アイテムとなったせいか人形達の存在感は薄れました。
また、登場するバランスが悪く、中盤が1章1体くらいで最終章付近で一気に数体の人形が入手となるのは?でした。
クルルとチェロで計6体しか使えないのに終盤にごそっときても使うひまはほとんどないのが実状でした。 

ゲームは章仕立てのストーリ構成で、ダンジョン探索を行っていきます。 キャラが大きくなり、前作同様のミュージカルやキャラの動きがより豊富になり、強化されています。 要所での音声も増えています。

1のコルネットに比べると2歳下となるためかおてんば姫の冒険という言葉がよくにあう感じです。
今回コルネットは新生カヘル王国へいてしまっており殆ど顔を出しませんが友人兼ライバルのエトワールが大活躍しています。
その娘であるクレアとクルルの漫才的コンビは非常にほほえましくいい感じです。

システムは前作同様よくレスポンスがよくとても快適です。戦闘の変更により、ゲーム自体もさくさくと進められます。
前作は結構きつめの毒があるストーリーでしたが今回はソフトですね。 やはり主役が12歳という点が関係あるのでしょうか。
このゲームは前作をプレイしてからやられることを強く推奨します。全体に1の話をちりばめているために 「前作を知っていれば楽しめる」ではなく「前作をしらないと楽しみをすてている」といえましょう。
天使の贈り物
マール王国物語
PS2 前2作の外伝エピソードを5編収録したオムニバスRPGです。
とりあえず、前2作をプレイした上で遊んでください。でないとこのゲームのすばらしさを放棄しているだけです。
・母を訪ねて…(コルネット)
1のストーリ序盤の頃。
旅の途中迷子になり、人形ともはぐれたコルネットが、そこで出会ったエリー(エリンギャー)という女の子の母親探しをすることに…
・かぼちゃパンツは愛の試練を乗り越えられるか?(クルル)
2の4年後。
チェロと再会したクルル。父のフェル王に結婚をお願いしますが猛反対にあってしまいます。 クレアの提案で「ミスマール王国コンテスト」に優勝できたら結婚を認めてもらう約束を取り付けます。 果たして二人は結婚できるのでしょうか。
・ニャンコが消えた日(マージョリー)
1と2の間の話。
ある日マージョリー一家の元からニャンコ達が消えうせてしまった。家事すべてを任せきっていたマージョリー達の生活はかつてない窮地に…
怒ったマージョリーはニャンコ達の捜索にむかうのだが… 
・愛ゆえにネコは戦う(ペコニャン)
1と2の間の話。
2のペコニャン、ポコニャンカップルの話のプロローグとなります。ご主人様の都合で敵同士となってしまう ペコニャンとポコニャン。幼い時結婚を誓い合った二人は悩みます。 思い余ったペコニャンはアクージョの暗殺をたくらみます。果たして二人の愛の行方は…
・天使がくれた物語(シェリー)
コルネットの母シェリーのストーリー。古代王国期の少女時代、ライトオブビューティの力で現代へ。 そして結婚、コルネット出産と彼女のエピソードがすべて明かされます。
このゲームのメインシナリオともいえるシナリオです。

・マールだよ!全員集合(おまけ)
5本のシナリオクリア後あそべる隠しシナリオです。
1万年に1度復活するという恐怖の大魔王。なぜか今回に限り早まってしまった魔王の復活を阻止すべく マール王国キャラすべてが集まります。はたして食い止めることができるのでしょうか。
今回の戦闘は1チーム4人の4チーム。計16人での戦闘となります。
コマンド入力は戦闘のチームリーダー4名のみで残りは自動で攻撃を行います。
各チームで相性や属性を組み合わせて相乗的に能力を高めることが可能です。
また、組み合わせで使えるようになる特殊技があったりと奥深いです。
メンバーは各シナリオ固定。ただし、モンスターのみシナリオ間の移動による引継ぎが可能です。
16人+予備戦力がいるため、装備などは煩雑となりがちですが戦闘は非常にテンポがよく、前作よりも 派手なエフェクトとなっているにもかかわらずストレスは皆無でした。

このゲームでは自身のレベルにより敵のレベルが変わるようになっており、バランスが取れているのですが
おまけシナリオでそのバランスが崩れ去りますw
大体マージョリー達が180程で他キャラが20〜30レベルとなるためにしかたないのですが…

前作であったシステム等の不満は解消され実に遊びやすくなっています。 シリーズのファンであればぜひお勧めします。
ロードス島戦記
邪神降臨
DC ロードスという島がある。
アレクラスト大陸の南に位置する辺境の島。
かつてロードスを恐怖に陥れた魔神戦争。
二人の英雄が互いの覇権をかけ戦った英雄戦争。
そしていま、邪神カーディスが復活しようとしている。
大賢者ウォートはロードスの危機を救う為一人の勇者を蘇らせた。
そしてその男は邪神と戦う為ロードスを巡る…

有名といえば非常に有名なグループSNE所属の水野良氏の小説ロードス島のゲーム
(まあ、RPGリプレイが先ですが割愛、説明なんぞいいでしょ(w)

ストーリーはほぼオリジナルですが基本部分はロードスのながれです。
どっからみても皇帝ベルドな主人公をむりやり起こして戦わせるという
ある意味やばいんでないの?って感じですが。

画面だけ見るとDiablo?ストーリーを聞くとレブナント?って感じですが
やってみるとシングルプレイに特化されたDiabloといった感じでしょうか。
Diablo型の見下ろし型アクションRPGで操作的には非常にレスポンスがよく、あまりストレスは感じません。
ゲームの特徴としてエインシェント(古代文字)の存在があります。
各地に散らばるこれらの文字を集め、武器防具に埋め込む事により、さまざまな強化を行う事が出来ます。
たとえば「アーマー+5」とかなら防御があがるなど。剣のスピードを上げたり、特定の敵に与えるダメージが強くなったりと
多種の文字が用意されており、さらに全ての文字を同時に使う事は出来ない為、状況に応じて文字を組替えて戦って行きます。
始めはベルドはそれほど強くもないのですが文字を集め多くのアイテムが揃い出すと目に見えて強くなって行くのがわかります。
始めは手も足もでなかった敵を一瞬で殺せるぐらい強くなり、敵をなぎ払っていくプレイは非常に気分よく
もっと強くなりたいと思わせてくれます。
しかし、こちらが最強装備などにしててもあっさりとこちらを殺すような敵も多くおり、アイテムの組み合わせを考え 知恵を振り絞り全力で戦わねばならない事も多々あります。
この辺のバランスは実に絶妙です。

どうもこの作品元々ロードスとして開発されていた訳ではないような感じですがそう考えればこういう形式なのもうなずけます。
純粋なアクションRPGとして非常にお勧めできるゲームでした。
ワールドネバーランドPSオルルド王国という国の住人になりそこで生活していくゲームです。 そこであなたは仕事をしたり、修行をしたり、恋愛をし、一生をプレイします。
死んでしまうとgameoverですが子供が生まれていればその子を引き継いでプレイできるなどまさに終わりのない世界を 体験できます。
目的らしい目的はなく、何をしてても自由ですので、仕事に明け暮れようが、恋愛に生きようが自由です。

私は初めはその自由度ゆえに途方にくれましたがしばらく遊んでその世界の虜になってしまいました。 ただなんとなくボーっとプレイする方が良いのかもしれないです。
二作目も発売されてます。(未プレイ)

ワイルドアームズPS 冒険の舞台となるのは、異世界ファルガイア。2つの月が見降ろす異世界。 世界力が著しく減退し赤茶けた荒野がどこまでも続く、滅びの過程にある大地である。 だが、人々は、僅かに残った森や川にしがみつきながらも、たくましく生きていた。 そのファルガイヤを破滅寸前にまで追い込んだ、鋼鉄の肉体を持ち水銀の血液が流れるという伝説の魔族。 かろうじて存続を果たした人間族は、文明の再興を試みるが、危険に満ちた、荒野と砂漠から生まれた新世界は、従来の様式とはいささか異なっていた。 しかし、魔族は再び甦り、新世界を手に入れんと秘かに期を伺っている…

ほぼ一本道に近いRPGです。 冒険者(渡り鳥と呼ばれている)であるロディ、ザック、王女セシリアの3人パーティ。 移動は上からの見下ろし型。戦闘はコマンド式とオーソドックスです。
始まりではそれぞれ別の場所におり、キャラを切り替えながらストーリーを進めていき、3人が集まるようになっています。 各キャラに4つの特殊アイテムが存在し、それらのアイテムを駆使してMAPを攻略していく必要があります。 パズル的要素やヒントが少なめなので多少難易度が高いかもしれませんがちょっと頭を捻れば解けるぐらいになっており その辺りのバランスは絶妙といえます。
中盤では3人が離れ離れになりキャラを切り替えながら攻略していかなければならない場所などもあります
。 戦闘に関して言えば後半街の復興イベントやロディのアーム強化などの為、資金不足となる事が多かった為、必然的に戦闘回数が 多くなってしまうのが残念でした。稼ぎキャラ「はいよるこんとん」や経験値、お金が倍になる「ラッキーカード」、 25%の確率で貰えるお金が倍になる「がまぐち」などを頼る事で少しは楽になりますが。
システム的には読み込みや反応などに特に不満はありませんでした。

制作はメディア・ビジョンという所ですが、ここのメンバーは元日本テレネットのレーベルの一つ「RIOT」で PC-Engineの中でも名作(少なくとも私的には)天使の詩I、IIを作った人達で 相変わらずストーリーは非常に優れています。システム的には目新しい所は無いんですが。 (天使の詩もIは普通のRPGです、IIもシステム的には普通です。ただしIIのストーリーは非常に優れているので 私は高い点をつけます)

PSのRPGの中でも非常によくできておりPSを持っていてRPGが好きな方なら絶対に一度はプレイしていただきたいソフトです。 私はPSのRPGでは1番であると思っています。

10
ワイルドアームズ2PS 舞台は前作と同じファルガイア…ではなくパラレルワールド的なファルガイアです。
はるか昔、焔の災厄といわれたロードブレイザーを聖剣アガートラームを持ち魔犬ルシエド(欲望のガーディアン)
を従えた剣の聖女がたった一人で立ち向かい勝利を収め、平和となったファルガイア。
そして現在。特殊部隊ARMSに配属となった主人公達はオデッサとなのるテロリスト達と戦っていく事になります。
そして徐々に明らかになっていくARMSが叩くべき本当の敵とは?

今回はメンバー6人(戦闘は3人まで)と倍になっています。
英雄を目指すアシュレー、優秀な魔女を姉に持つリルカ。元解放軍の英雄ブラッド。
剣の聖女の末裔のカイン。ガーディアンと話せるティム。不死者ノーブルレッドのマリアベル。
今回のテーマは「英雄」
英雄とはなんなのか、そもそも必要なのか、といったアンチ英雄といった感じで進んでいきます。

今回も各アイテムを駆使したパズル的なダンジョンを突破していきますが3D表示にした分趣向が凝っています。
戦闘は非常に簡単になっており苦戦は殆ど無いでしょう。パワーを貯める事により魔法は使い放題。特殊能力も使い放題とあっては
というか開発者曰くゲージは主人公アシュレーの変身のためだけにあるとか言っちゃってますし。
レベルアップ毎に1ポイント貰えるスキルポイントを振り分ける事で能力を付加する事が出来ます。
HPアップや物理防御、毒耐性などプレイするのに大きな助けになります。

前回同様システム的な不満はあまりありませんでした。
ただポリゴンなどで多少画面が見づらくなった。サーチシステムで町などを見つけにくい。戦闘テンポが遅いなど(戦闘自体は楽勝ですが)
話を進める上で多少不満がありました。

今回はOP,EDにボーカルを使用。OP1の「どんなときも一人じゃない」はまさにこのゲームを象徴しております。
ぜひ、一度聞いていただきたい曲です。

点数
7 たのしめました
8 このジャンルが好きならおすすめです
9 ぜひ一度はプレイするべき
10 私の至宝

今後書きたいゲーム覚え書き あまりに多過ぎてかけませぬ(ううう

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