ウィザーズハーモニー
いや俺このゲーム好きなのよ?ただ、ねぇ?


この辺のコーナーがウチからお客さんを遠ざけてると思うが。
はんてんこ「まぁ間違いなくね」

はい!気を取り直して行こう!!
もしくは開き直って。

ではまずゲーム内容の説明から行きましょう。
「君は冒険者育成学校のサークルの部長となり、個性的なキャラクター達
と親交を深めつつ廃部を防ぐために頑張れ」
そだベンチャーと名乗ってはいるがこれは聞くだけで痛いので忘れましょう。
まぁ昨今では珍しくもなんともない「育成アドベンチャー」ではありますが当時
としてはかなり新しいジャンルであったでしょう、そしてそのチャレンジはほぼ
成功しました。
ある一点を除いて。

実際俺自身もこのゲームは飽きっぽい俺としては相当やり込んだ部類に入る
ほど完成度は高くこのテのジャンルが好きな人間ならば今でも十分楽しめる
と思います。では問題のある一点とは。

声です。

ゲームの完成度を台無しにしてあまりあるその破壊力は残念ながら文章で
伝えきる能力を俺は持ちません。
それでも敢えて説明するならば

「なんだよ、不良の俺になんか用かよ」

どうぞ、声に出して読んでみて下さい。読みましたね?
間違いなくあなたの方がうまいです。
と言うよりもゲーム内では

「なんだよー、ふりょーのおれになんかようかよー」

とテキストに表示すべきなのではないかと疑いたくなるような棒読みが全編に渡って
炸裂。しかも何故か一人だけ混ざっているキチンと演技できている方を除いた
キャラ全てがこのありさまでありつまり
せめて上手い人と半々ぐらいで
という淡い期待すら叶わない有様はいつのまにか嫌なヤツが班に入っていたあの
修学旅行を思い起こさせます。

とはいえこのゲーム、
制作者の良心の顕れとしてボイスカット機能を有していますので
どんな方にも楽しめるつくりとなっております、が。
以下に
名ぜりふをあげておきますので探してみるのも一興かもしれません。

「おにーちゃん、シンシアねーシンシアねー」
「うーん、さわやかなかぜだ」
「おっきーなみがきたー、きゃー」
「おまつりちぇーんじ」

やっぱやめた方がいいです。


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