きんとさんのお気楽ゴクラクのーと

K.水谷


40を過ぎて女の体は…


5月31日(金) 最近の雷は梅雨明けなのか?

bbsにはちょっと書きづらいので、久々にこちらに書く。
私は今、不惑の歳40なのだが、最近ちょっと自分の体に変化が表れた。
40歳を過ぎて2,3ヶ月した頃、急に生理が重くなって経血の量が増え、まー、いったいどうしたのかしら、と思っていたら、それが3ヶ月ほど続いた後、急に生理が軽くなってしまったのだ。
生理前には多少おなかは痛くなるが、それ以前に比べるとたいしたことはなく、経血の量もぐっと少なくなって、3,4日ほどで終わってしまう。
それがここ3ヶ月ほど続いている。
生理の間の日数は長い時もあれば短い時もある。
これはいったいどうしたことなのだろう。

基礎体温はちゃんと毎日測ってないのではっきりわからないが、一応高温期はあって生理前には下がるのでまだ排卵はあるみたいなんだけど、多分そろそろ更年期ってことじゃないだろうか。
軽くなる前に重かったのは、もうこれで終わりだからねー、つう体の合図だったのかもしれない。
40で更年期っていうと早い気もするが、こないだ買った雑誌の更年期特集を読んだら、更年期っていうのはパタッと生理が止まって更年期症状が出るってもんじゃなくて、その前に子宮も卵巣も10年ぐらいかけてゆるやかに衰えていくものらしい。
生理の減少もその衰えの第1歩と見ていいようだ。
顔は今でも若いって言われるけど、やっぱりトシには勝てないのよねー。
子供も産んでないしさー。
産んでないとそれだけ若く保たれるような感じがするけど、体は逆なのよ。
なんせ、子宮だって柔らかく伸び縮みする筋肉でできてるんですからね。
筋肉ってのは使わないと硬く縮んで衰える一方なの。
使いすぎても老化を早めるそうだけど、2,3人産んだ方がずっと長持ちするんですってよ。
そんでもって、子供を産んでない人は産んでいる人よりたくさん生理があるのだ。
妊娠すると前後2年近くは生理が免除されるでしょ。
それが2,3回となると結構な違いになってくるわけです。
子宮の中にベッドを作っては壊して流す、それを毎月繰り返しているわけだから、体には結構負担になっているらしいのですよ。
だから生理の回数が多いとそれだけ衰えるのも早いという論法なのだ。
卵巣から出している卵の数だって多いしね。
というわけで、他の人より衰えが早く来てもおかしくはない。

もともと人間の雌は初潮から閉経までに5〜10人ぐらい子どもを産む生物という設定で、体ができてるのだと思う。
だって体はつらいし行動は制限されるのに、毎月毎月生理があって、それが40年ぐらい続くなんて、割が合わないもの。
だから本来ならせっせと子供を産み続けるようになっているのだ、きっと。
でも現代人の環境ではなかなかポンポン子供を産むって状況でもないし。
律儀に毎月受け入れOK状態を作り続ける体はかわいそうかもしれない。
いっそのこと他の動物みたいに季節子だっていいじゃんか。
生理が半年に1回とか1年に1回だったら楽なのになあ。
とは、生理が来るたび思っていたことなのだけどね。

でも実際、すっごく嫌だった生理がだんだん終わりに近づいていると知ると、なんだか寂しくなるのよね。
なんとも微妙な女心だ。
生理って良くも悪くも女の象徴だし、長年の付き合いもあるし、これで女が終わっちゃうわけじゃないんだけど、一つの区切りではあるわけだしね。
でも男に、これで女も終わりかって思われたくはないわ。
亭主にこの話をまじめにしたら「え、もう終わっちゃうの?」と哀しそうに顔をゆがめた。
フェミニストを自認する彼でさえ、女房と畳は新しい方がいいと思っているのか!
くそう、許せん。
まだ終わらないぞ!
たとえ閉経したって女は女だ、チクショウ!
古女房と古畳を長持ちさせるのは亭主次第だということを、思い知らせてやるう。

ま、とにかく、大事なことは、憶測だけで不安になったりしないことだな。
更年期を迎えるに当たっては、正しい知識と冷静な判断、ポジティブシンキングが必要なのです。
あ、それと色気もね(対オット用)…。


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