きんとさんのお気楽ゴクラクのーと

K.水谷


油断禁物


7月 12日(木) すでに梅雨明け (^^;;;

ここのページ、100回を越えた途端、カウンターが回らなくなった。
えー、なんでだろうー、と考えて思い当たったのは、「日記」という言葉を外したこと。
最近は「ウェブマスターの日記」というジャンルが立派に確立していて、それ専門の検索サイトもあるようだし、ウェブ上の日記を読むことを楽しみにしている人も多い。
私も人のサイトを見に行って、日記があると必ず読んじゃうし。
だから日記という言葉を外したことで、もしかしたら今まで通りすがりの人が日記だけは見ていってくれてたのに、ノートなんて何書いてあるかわからないものになって、見てくれなくなっちゃったんじゃないかしら。
嘘でもイイからやっぱり復活させちゃおうかなぁ… <節操ない私。

でも、日記って本来、私的なものでしょ。
自分の私生活を綴ったものが日記でして、それを公開するってことは私生活を公開するってことだよね。
なんかさ、ウェブで簡単に人の私生活を覗いている私たちって何?、て時々思うのだ。
もちろん、本人が公開しているものだから、公開したくないものは隠しているだろうし、本人公認のデバガメ(?)だから、別に問題ないんだけど、身近に会っている人よりもネットでしか会えない、ヘタするとネットでさえ全然知らない人の内部事情をよく知ってたりするのは、やっぱり不思議な気がする。
公開している人はどの程度そのことを意識しているのだろう。
公開する以上、人の目に曝すことは認識していると思うのだけれど、全然知らない人がそれを読んでいるなんて、はっきり意識してないのじゃないかな。

何を隠そう、私ははっきり意識していない。
漠然と人の目に触れるということだけしか意識してなくて、カウンターもあまり回ってないページだし、見に来る人は少ないからいいや、と好き勝手書いている。
けれど、油断は禁物、壁に耳あり障子に目あり、じゃないけど、日記や他のページで好き勝手に人のうわさ話をして、当のご本人または関係者からメールを頂いてしまって仰天したことが2度もある。
まさかその人の目に触れるなんてことは予想だにしなかったのだ。
その人の悪口じゃなかったからいいようなものの、これは恐いことだ。
こんなことがきっかけで、ネットトラブルに見舞われることだってありえるからねー。
どうもウェブでものを書いていると、相手が見えないのでついつい油断してしまいがちなのだが、好き勝手なことを書くにしても細心の注意が必要なのだ。

ともかく、人の悪口は書かない方が無難です。
どうせ本人は見てないから、という油断は禁物。
ネットという世界、何がどこにつながっているかわからないし、どこで誰が見ているかわからない。
サイトの紹介とかだって、たとえば何か批判めいたことを書いて、そのサイトが人気のカリスマサイトだったりすると、サイトの信奉者から攻撃を受ける、なんてこともなきにしもあらずだからなー。
堂々と評価ランクを付けているページなんて、ホントに勇気あるなあ、と感心してしまう。
気弱な私にはとてもできませんぜ。
掲示板にだって当たり障りのないことしか書き込めなくって、小説の感想なんて必ず人の目に触れないメールにしてしまいますもの。
せめてこの雑記のページだけは自由に好き勝手に書かせてよ、と思っているけど、不注意な文章で誰かを不愉快にさせることは、とにかく避けなければならない。

サイトの紹介やリンクも気を付けなければなりません。
サイトによって約束事が違うので、よく確認しなければならない。
うちのサイトは無断リンクOKだし、必ずトップに貼る必要もないし、連絡も必要ないけれど、トップページにあるShinSoftのロゴを勝手にバナーだと思って、そのロゴに直リンクするのだけはやめてほしい。
あれは単にロゴであって、バナーではありません。
うちのサイトはバナーがないのですよ、バナー無し主義なので…
どうしてもバナーが必要ならば代わりにロゴを使うのは構わないけど、直リンクはお控えくださいね。
うちの例はちょっと極端だけど、直リンクOKと言っているサイト以外は一応確認取ったほうがいいですよ。

先日、自作小説の引用や批評紹介について必ず事前連絡をして下さいとしているサイトを見て、今まで勝手に人の小説を紹介したことについてちょっと反省してしまった。
引用はさすがにまずいけど、紹介ならいいかな、と事前も事後も連絡しなかったのだ。
JavaScriptなどのプログラム分野は自由に使ってもらうために公開するようなもので、あっちこっちに勝手に紹介されているし、引用もされているし、それこそひどい引用のされかたも野放し状態で、はぎさんは諦めているけど、小説分野はちょっと事情が違う。
自分の作品がどう見られているか、皆気にしている。
どこでどんな紹介がされて、どんな感想が述べられているのか、どんな批評があるのか、把握しておきたいと考えている人は多いのだ。
同じ分野で活動しているものとして、そういう気持ちを汲み取らず、ただちょっとしたコーナーでちょっと紹介するだけだし、紹介文が恥ずかしいから確認取らなくていいや、なんて卑屈に考えていた自分がちょっと情けなかった。
けれどもう倉庫入りしてしまったし、今さらお許し願いにも行けないので、作者様には過去のことと水に流してもらうことにして(勝手だぞ、おい!)、今後はちゃんと連絡することにしよう。
皆様も、サイト経営にはくれぐれも気を付けて下さいませね。


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