きんとさんのお気楽ゴクラク日記

K.水谷


そのままの君でいて


2月4日(金)晴、風が冷たい...

『ディマシュクのウード弾き』はようやく第1話が終わった。
実はもうだいぶ前に書き終わっていて、HPに連載している間に次の第2話を書くはずだった。
ところが毎週Upする毎に直すところが出て来ちゃって、結局連載中は手直しだけで終わってしまい、第2話の方はとんとお留守になってしまったのだ。
今からそのツケを払わにゃなりません。
お小遣い稼ぎのアルバイトもキャンセルして、集中してやるつもり。
私って、どーも追いつめられないとできない性格なのよね。
実はまだ本当に追いつめられてないので、まだ手を付けてない。
もー、いい加減に早くやれ!(と自分のケツをたたく)

最初の小説『賢者の結婚』を書いたときは、まだHPに載せるなんて思ってもみなくて、こーゆーのを見せても恥ずかしくない仲のいい友達に送りつけて、読んでもらっていた。
今回も友達に書き終えた時点で送るからね〜と言っていたのに、HPのUp毎の修正のせいで送るのが半年近く遅れてしまい、友達に「早く送ってよ」と催促されてしまった。 f(^^;

でもね、催促してくれる人がいるってありがたいことだよね。
彼女たちは私のつたない小説をちゃんと読んでくれて、感想も言ってくれる。
おまけに次のを早く読みたいと期待してくれているのだ。
普通なら、こんな子供っぽいことしてバッカじゃないの、なんて馬鹿にされてもおかしくないのに。
こんなことに時間を費やすことができて、あなたは気楽でいいわね、なんて皮肉っぽく言われてもおかしくないのに。
毎日毎日、子育てに追われて忙しくて、自分の自由な時間など持てない身で、そんな皮肉の一つもこぼれたっておかしくないのに...

けれど、彼女たちの口からはそんな言葉は聞こえてこない。
私の方から「私っていつまでも子供っぽいことして、気楽過ぎるよね」と切り出しても、それでいいと言ってくれる。
「きんとさんはそのままでいいよ。きんとさんがいろいろやってくれると刺激になるの。他に知的刺激を与えてくれる人なんていないし。このまま子育てだけに埋もれてしまうのはイヤ。だから私にはそういう人が必要なの」と言ってくれる。
ああ! なんて素晴らしい友なのだろう!
こんな私でも、こんな極楽とんぼの私でも、それでいいと、必要だと言ってくれるなんて!

「そのままの君でいて」なんて素敵な愛の言葉、夫にだってかけてもらったことはないけど、そんな風に思ってくれている友がいて、本当に私はシアワセものだ。
彼女たちのためにも、私はこれからもずっと「きんとさん」でいたい。
夢や憧れをいっぱい持っていたあの頃のままとはいかないけど、それでもまだまだ夢を持ち続けている「きんとさん」で...


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