きんとさんのお気楽ゴクラク日記

K.水谷


バイト雑誌は面白い


2月18日(木) 薄晴(でも夜には雨らしい)

バイトの話の続き。
バイト雑誌って、なぜか面白い。
どんなバイトがあるだろうってワクワクするし、自分の希望職種以外のところも読むと、こんな仕事があるんだなんて、感心したり。
何かを探すための雑誌って、独特のワクワク感があるなぁ。
通販雑誌とかスクール紹介雑誌が好きなのもきっとそのせいだ。

バイト雑誌を見てると、世相がわかるっていうか、いろんな発見がある。
事務系の仕事では、最近は電話応対の仕事がものすごーく多い。
世の中、これほどまでに電話で成り立っているのかってぐらい多い。
そりゃそうだよね。
今や、通販花盛りの時代で、その通販になくてはならないものが電話注文。
通販が増えれば増えるほど、電話オペレータは必要ってわけ。
今もかかってきたけど、電話アンケートってのもある。
マーケティング調査のための電話アンケートはあちこちで行われているから、オペレータもたくさん必要だろう。
それから、パソコンのユーザーサポート。
これも全部電話に頼っている。
いつだったか、サポートに電話したことあったけど、全然繋がらなくって困ったことがある。
そのくらい需要があるから、バイト募集もしょっちゅうやってる。
後は宅配便等の問合わせ対応要員とか、クレジットの代金通知とか、何かの申込み、予約なんてのも電話オペレータが必需だ。
それから、俗にテレフォンアポインターと呼ばれる電話勧誘要員でしょ。
これなんか、結構時給いいんだよ。
いくら時給がよくっても、電話勧誘なんてやりたくないけどさ。

こないだの雑誌で、大手携帯電話会社のお仕事です、ていう触れ込みで電話オペレータの大量募集があった。
携帯電話の申込みやお問い合わせの対応なんかが仕事内容だったけど、なんで今ごろそんなことにバイトを大量に募集する必要があるんだろうと思ってたら、昨日その会社の新製品のCMを見た。
今までにないタイプの新しい携帯電話で、申込みが殺到すると踏んで、事前にオペレータを大量募集したらしい。
なんてことないCMだったけど、あの大量募集の謎が解けて、嬉しくなって大声で「そうか、そういう事だったのか!」なんて騒ぎまくっちゃった。
バイト募集の面白さって、そんなチョットしたところにもある。

それから、これは電話じゃないけど、今話題の「西暦2000年問題対応」関係の仕事ってのもあった。
こちらも大量募集で、簡単なインストール作業なんだけど、仕事場所は関東全域とやたら広く、あちこちに出張して作業する様だ。
はぎさんに言わせると、今時2000年問題なんておっくれてるー!なんだそうだが、こうして実際仕事があるって事は問題があるって事だよね、とはぎさんに言ったら、彼はどんな会社の仕事だろうかと推理し始めた。
まず資格、これは簡単なキーボード操作ができればOKなので、ハード関係の仕事ではない。
派遣会社を通じての大量募集ということは、会社組織が小さくて、自前で要員が揃えられないところ、そして、あちこちに大量にそのソフトが存在すること。
以上の事から推測すると、会社規模の小さいソフト会社(有名でも小さいソフト会社はいっぱいある)の中小企業向けソフト、つまりどこの会社でも入れてるような事務管理ソフトの顧客対応じゃないか、ということになった。
というのは、個人向けだと、対応ソフトを送り付けて自分でインストールさせればいいわけだし、大企業向けだと付け焼き刃の要員じゃ歯が立たないような 大掛かりなシステムが多いから。
私たちは、今盛んに「西暦2000年問題対応」とCMしている某ソフトが怪しいと睨んでいる。
実は、私、旅がらすの生活に憧れてて、その仕事にちょっと惹かれるものがあった。
だっていろんな所に出張するみたいだし、遠い所に行く時はビジネスホテルに泊めてくれるって書いてあったし。
知らない所に行くの大好きだからなぁ。
時給は出張ばかりの仕事にしては安かったんだけど、もっと自由の身なら応募してたかもしれない。

もちろん、バイト雑誌は読んで楽しむものではない。
それはあくまでも副産物、余興の楽しみだ。
で、本来の目的、バイト探しはどーなったかというと、もうこーなったら電話オペーレータでもいいから応募しようかなと思ってたら、やっと派遣の紹介が来て、ようやく仕事にありつけた。
短期だけど、とりあえずこの仕事は確保して、派遣会社とも繋がっとかないと、そのうち忘れられちゃうからねー。
というわけで、マクドナルドのおねーさんはしばらく(?)お預けとなったのです。


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