きんとさんのお気楽ゴクラク日記

K.水谷


日だまりハイキング


2月6日(土) 快晴!

今日、ハイキングに行ってきた。
ハイキングといっても、散歩程度、高尾山へのブラブラ歩きだ。
夫はもちろん、付き添ってくれるわけがなく(理由は『オタッキーな亭主を持つと』参照)、留守番である。
でも、ブラブラ歩きなら一人でも楽しい。
セコセコ登って歩いて、気持ちのよい空気を肌で感じて、景色眺めて、一人でも色々と楽しめる。
ときどき、そんな時間を持ちたくて、ふらふらと山へ出かけて行く。

関東の低山なら、夏よりも冬の方が歩きやすい。
夏はとにかく暑いし、木も草もぼうぼうに繁りまくって、草いきれムンムンだし、虫は多いし、蛇は恐いし、夕立は嫌だし、雷恐いし…。
その点、冬だと乾燥してるから地面が乾いてて歩きやすいし、天候は安定してるし、恐い虫も雷も出ないし、富士山きれいだし、葉の落ちた木々の間からお日さまが射して、日だまりはぽかぽかと心地よい。
空気はピンと張り詰めたように冷たくて清浄な感じがする。
そんな大気に身を置くと、心も体も洗われるようだ。
地面の上は木々も草も虫たちも眠っているように静かだけど、その下では春の芽吹きに備えて地の気が貯えられている。
立春を過ぎて、今はそのエネルギーが地面の中で動き出してる、そんな感じがする。
春に向けて動き出した暖かいエネルギーを足の下に感じながら歩くと、それだけで元気をもらったような嬉しい気持ちになる。

冬の高尾山は観光客が少なく、静かだった。
ハイキングの人も普段よりずっと少なく、大勢で賑やかに歩いてる人はほとんどいなかったな。
みんな静かで、それでいて歩くのを楽しんでいる感じの人が多かった。
そういう人たちとすれ違うのも気分よかったし。
冬の日だまりハイクはのんびりと気持ちいい。
オススメですよ。

気持ちいいからって、いい気になって、景信山まで足を伸ばしたら、下りは結構きつかった。
体力ないし、筋力ないからなぁ…。
「山に行く」なんていうと、すごい山登りの人かと思われちゃうよね。
ほんとは、高尾山ぐらいしか登れないんです。
えへへ…。


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