きんとさんのお気楽ゴクラク日記

K.水谷


オタッキーな亭主を持つと…


12月18日(金) 穏やかな晴〜

最近、生活に変化がない。
12月から行くはずになってたアルバイトが没になり、外に求められるはずの刺激がなくなってしまった。
家に閉じこもっているのは嫌いじゃないけど、こう変化がないとさすがに飽きる。
つまーんなーい、つまーんなーいとつぶやきながら、夫にまつわりつく。
もうそこら辺のガキんちょと一緒。
どっか行こーよ、旅行行こーよ、なんか食べに行こーよ、と夫を誘いまくるのだが、夫はそっけなく「忙しいから、だめ!」の一言。
はぁー、つまんない!!
だいたいウチの夫は忙しくなくっても、どっか行こ!!って誘うと「えーっ…」と言って明らかに、嫌だ!という顔をする。
文句言わずに付き合ってくれるのは近所の公園ぐらい。
友人の一人はこういう男を「内遊び少年」と呼んだが、世間では一般的にこういう男をオタクと言う。

本来のオタクは一つのことだけに集中し、ひたすら深く深く追求する人のことだけど、今はそれほど追求してなくても、家に閉じこもってゲームばかりやってたり、アニメ、パソコン等にちょっと詳しいだけでオタクと呼ばれる。
夫もどっちかと言うと広く浅くの人で、オタクと言うよりオタク系の人間と言った方が当たっているだろう。
けれど、広く浅くと言っても、その知識たるや一般人の常識を遥かに超えているのだから、立派なオタクの端くれなのだ(なんのこっちゃ?)。(^^;)
そして、彼はオタクの典型的な特徴である「外遊びが嫌」な性格を頑固に持ち合わせている。
旅行…めんどくさいから嫌! スポーツ…疲れるから嫌! 食べ歩き…別にグルメじゃないもん! ショッピング…欲しい服なんてないもん、パソコンなら欲しいけど…、と万事この調子だ。
楽しいことはすべて家の中にある、っていう人を外に連れ出すのはほんっとに一苦労なのだ。
まあ、彼は心優しい人だから、大抵嫌々でも付き合ってくれるけど、あんまり付き合わせてばっかりだと気が引けちゃうしね。
といって、遠慮してるとこっちのストレスが爆発しちゃって、あげく、つまーんなーいオバケと化してしまう。
時々でいいから、快く一緒に出かけて欲しいものなんだけどなぁー。

見合いの初日から、ビデオを500本持ってると聞いて、「ああ、オタクなんですね!」なんて言っちゃって、それでもその人と結婚した私。
私自身がオタク系の部分もあって、オタクに対する抵抗感は全然なく、それより他の長所に引かれて決めたのだった。
今だって、遊興に付き合ってくれない部分を除けば、彼はベスト・パートナーと言えるほど立派な亭主なんだけど。
ああ、でもでも、私にとって遊興は大切な大切なストレス解消法なのよ。
そりゃ、一人で行っても友達と行ってもいいんだけど、やっぱり愛する夫と行きたいじゃないですか、なーんちゃって、ナハハハ…。
はぁー…。(..;)

いっそのこと、私も完全オタクだったら、二人とも平和に家に閉じこもっていられるのに…。
でも、女って男の人みたいに徹底的っていうのが苦手だよね。
それに何と言っても遊興好き。
旅行も食べ歩きも女の独壇場だもんなぁ。
私もこうして、おうちでネット遊びしてても、そんな女の一人なんです。
で、やっとこさ、「はぎさんちのページ」のJavaScript tips集アクセス件数20,000件を祝して、という打ってつけの口実をめっけて外食の約束を取付けた。
それだって、ほんとは都心のおしゃれなレストランにでも行きたいのに、OKが出たのはご近所のルミネだぜー。
ああ、まったく、オタッキーな亭主を持つと…。


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