きんとさんのお気楽ゴクラク日記

K.水谷


愛しのニコラス・D・ウルフウッド様


10月28日(水) 晴!

先週、この日記のトップページにちょっとした改造を加えてもらった。
(これには、先週のJSTips集で披露した技が使われている)
なかなか、かわいいでしょ。
私もはぎさんも、気に入っている。

先週は内容の方も大掛かりな仕掛けを作らせちゃって、はぎさんに悪いことをしたので、しばらくはおとなしくセコセコと文章だけを書くつもり。
Hネタも当分やりません。
これ以上ひんしゅく買いたくないもんで。
追い出されるのもやだし…。

閑話休題。

アニメファンにとっての10月は、番組改変期で忙しい。
最近は深夜にやっているアニメも多いので、いちいちビデオ撮りしなければならない。
面白そうなのを全部ビデオに撮って見て、2,3話見て、続けるかどうか判断する。
だから、最初の内は見る本数が多くて大変。
1ヶ月過ぎると本数も減って、落ち着いてくるんだけど。
最近のアニメは面白いのが少ないなぁ。
技術的には昔と比べ物にならないほど進んでるのに。
自分がそれだけ年取ったからかな、とも思うけど、ガンダムなんて今見ても面白いから、そうとも言えないだろう。
脚本とか、演出とか、そーゆーもっと基本的なレベルが落ちてるのかもしれない。

10月からはじまったアニメの中では、『マスターキートン』と『彼氏彼女の事情』が面白い。
『キートン』は私の年上の友人から薦められて原作を読んだとき、こーゆーのをアニメでやるといいのにって思っていた作品。
面白さもほぼ原作通りの味が出て、GOOD!
アニメファンならずとも、是非見て欲しい作品。
そして、原作も読んで欲しい作品!
私は、キートン先生が大好き。
もうちょっと、容姿がカッコよくてもいいのに、浦沢さんの絵だからしょうがないか。

『彼氏…』はあの!庵野さんの作品。
エヴァの次は少女漫画、それって意外性を突いただけ?と思ってたけど、やっぱりうまい!
絵なんか手抜きもいいとこなんだけど、全然気にならない。
絵を一つの記号的表現として、演出しているから。
アニメにおける記号的表現を作らせると、今や庵野さんの右に出るものはいないんじゃないかしら。
リアリティで勝負している宮崎アニメとはまた違った面白さがあります。

おーっとそれから、忘れちゃいけない『カウボーイ・ビバップ』。
12chで放映してた時は13話しかやんなくて、もぉー、こんないい作品がどうして虐げられてるの?と怒ってたけど、今度WOWOWで全話放映される。
しかも、無料。
やったね!!『ビバップ』はセンスよくって、ウイットに富んでて、面白いよー。
夫も一押しの作品です。

えーっと、他には日曜朝にやってる『ガサラキ』とか。
サンライズらしい作品だけど、日曜の朝から見るもんじゃないわね。
こーゆーのを深夜にやるべきだと思うんだけど。

それから、『魔術師オーフェン』は私は好きだけど、夫は「あんまり…」と手厳しい。
私は夫と比べて、お話つまんなくても登場人物がカッコよければOKというところがあるから。
オーフェンは一応、私のカッコいいレベルに引っかかってOKになっています。
これで絵が崩れなければ…。

でもぉ、あの方に比べれば、オーフェンなんてまだまだヒヨッコ同然。
あの方、最近の私の最大のヒットキャラ、もう終わっちゃった『トライガン』のニコラス・D・ウルフウッド様に比べればね。
『トライガン』はお話も面白くって(音楽もよかったよー)、夫も気に入ってたんだけど、私はウルフウッド様にベタ惚れしまして、毎回血道を上げておりました。
あんなに、ボケも突っ込みもシリアスも絵になる方なんてなかなかいません。
人気キャラのせいか、カッコよくお亡くなりになって、死に花咲かせてくれたことには作者さんに感謝しているけど、やっぱり寂しい!!
あんなに魅力的なキャラはなかなか出てこないだけに、寂しい!!
はぁ…。
こんな話に付き合ってくれる友人も今はなく(夫にはキャラの話は通じない)、わびしく一人日記に綴ってしまいましたわ。
ああ、いとすさまじきことなり…。


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