ぬか漬けを始めよう [INDEX]


このホームページでは、どこでも買えるぬか漬けの素から、

簡単にぬか漬けを始める方法をご紹介します。


とりあえず作ってみよう



まずは、やってみることが大切です。
自分でぬか漬けを作る喜びを味わいましょう!

用意するもの

市販のぬか漬けの素
 本格的にぬか床を作るには、大変な手間がかかります。ここでは、一人暮らしでも手軽にぬか漬けが始められるよう、市販のぬか漬けの素を使った説明をします。「S&Bぬかづけの素」がよく出回っていますが、このほかでも、ぬかに含まれる酵母や乳酸菌によって発酵する方式のものならば、ぬか漬けを始める基礎とすることができます。ぬか漬けの味を染み込ませる方式の液体タイプの商品は適しませんので、必ず、ぬかを使ったものを買いましょう。

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作り方

説明書に書かれているとおり
 各「ぬか漬けの素」説明書に書かれているとおりに漬けます。

 「S&Bぬかづけの素」では、野菜を入れ、冷蔵庫に入れて放っておくだけでできます。漬ける時間は野菜によって異なり、袋に記載されているとおりです。浅漬けなら一晩、しっかり漬けるのなら丸一日を目安に、野菜や好みによって加減してください。ただ、一度に漬ける量には限界があるので、説明書をよく読んでください。なお、野菜の出し入れ以外には、手入れは必要ありません。





野菜の下ごしらえ
 野菜には、下ごしらえをしたほうが上手に漬かります。きゅうりは、両端を切り落とします。大根やにんじんといった根菜は、漬かりにくいので皮をむき、太い部分では4分割、細い部分でも2分割程度に縦に切っておきます。キャベツなどの葉野菜は、1枚ずつにぬかがあたるよう、予めむいておきます。



 

オリジナルぬか床に挑戦しよう




ぬか漬けの素では上手に漬けられましたか。

オリジナルのぬか床を作る決意をしましょう
 市販のぬか漬けの素は、ある程度、回数を漬けると、そのままでは使っていられなくなります。漬かりにくくなったり、手入れを要するようになります。「S&Bぬかづけの素」の場合、10回が目安です。これが、ぬか床取り換えのサインです。詰め替え用のある商品もあり、今まで使ってきたぬかをそっくり入れ替えることができます。

 ぬか床には、まだ有効な細菌が生きているわけですから、これを逃すのはもったいない。私たちは、これまで使ってきたぬか漬けの素を一般のぬか床として引き続き使い、ぜひともオリジナルのぬか床を作ってみましょう。





基本的な流れ

容器を用意します
 容器は、プラスチック製の密閉容器(タッパーなど)がよいでしょう。容量や形は、お好み次第で。冷蔵庫に入る大きさだと、夏場に手を抜けるので、オススメです。


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まずは、手入れです
 日常的な手入れはいたって簡単です。ぬかを空気に触れさせるために、底からひっくり返すように、よくかき混ぜるのです。夏なら1日2回、冬なら1日1回、かき混ぜることが理想ですが、冷蔵庫に入れるなどして、通年、1〜2日に1回で済ませることもできます。



漬け方に違いがあります
 ぬか漬けの素では、切った野菜を埋めるだけでぬか漬けになりましたが、一般のぬか床に漬けるときには、漬ける前に、野菜に塩をすり込む必要があります。塩をたくさん使う必要はありません。きゅうり1本あたり、塩ひとつまみくらいでいいので、全体によくこすりつけます。

 漬け時間にも違いが生じるかもしれません。野菜の種類や形状はもちろん、ぬか床の保存環境や構成成分によって、漬け時間には大きな差がありますので、はじめは浅漬けのつもりで短時間で野菜を引き上げ、様子を見ながら調整しましょう。




必要なものを足してゆきます
 ぬかは、漬けるたびに野菜に付着して減ってしまうので、足してゆかなければなりません。

 ▼ぬか

 ぬか床を手入れするときに、ひとつかみ投入し、よく混ぜます。はじめのうちは、毎回足して、次第にぬか床の量をふやしてゆきましょう。(ちょっとずつ使うので、購入するなら保存の利く煎りぬかがいいでしょう。)

 ▼

 塩は、味付けのほかに防腐の役割を負っているので、野菜にすり込む以外にも足したほうがいいと思います。毎日漬ける、すなわち毎日すり込んだ塩のついた野菜を漬けている場合は、ぬかひとつかみに対し、塩ひとつまみもあればいいでしょう。味が落ち付いてきたら、ぬかを足さなければ塩はいりません。

 ▼いろんなもの

 腐敗を防ぐために、鷹の爪(唐辛子)、辛子粉などを入れます。「ぬか漬けの素」に入っていた目分量を参考に、適当に足してください。鷹の爪なら1月に1本も足せば十分です。
 うまみを出すために昆布を入れましょう。葉書1枚分を入れるだけで、ずいぶん味が変わってきます。安物の昆布で十分です。昆布は、1週間ほどでうまみが出くなるので、取り出して食べてしまいましょう。

 このほかにも、、いつくいろいろなものを入れてみて試行錯誤してください。それを繰り返してゆけば、世界中であなただけの味を作り出すオリジナルぬか床が、おのずから完成してゆきます。なお、参考までに、私の個人的なぬか床成分と成立過程が、私のぬか床ページに掲載されています。


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