シアワセ自炊日記。


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2008.02.28

24日に作ったビールの工程詳細。
気が向いたんで、書いてみることにしました。

まず、ペールモルトと小麦モルトの混合麦芽を、糖化させます。
マッシングと言います。
66〜70度のお湯に漬けて、毛布とかで保温して、1時間半ひたすら待ちます。

ただ待ってるだけだと温度が下がるので、時々写真のようにコンロで温めます。
すると、麦芽の持つ糖化酵素が、麦のでんぷんを糖に分解してくれます。

マッシュアウト。
お湯の温度を76度に上げ、10分ほど待ちます。
これで糖化酵素が不活性になり、マッシング終了です。

麦芽をざるで

漉します。
ざるを上下逆の二段重ねにして、高さを稼いでいます。
我ながらナイスアイデア。

スパージング。
新しくお湯を鍋に入れ、ざるに残った麦芽をもう一度投入。
再び76度で数分放置。
またざるで漉します。
これで、麦芽に残った糖分をより多く回収します。
ざるに残った麦芽は、お役御免なので捨てます。
食えるかと思って味見したら、食えたもんじゃありませんでした。
もったいない。

このあと、ロータリングという作業があるんですが、省略しました。

モルトエキス約1kgを、麦汁に追加します。
水を、鍋いっぱいに入れます。
90分間、がんがん沸かします。

灰汁は、撮影のあと除去しました。

煮込み開始から30分後、ビタリングホップ(苦味付け)、投入。
カスケードという種類のホップで、量は13.2gです。
同じく75分後、アロマホップ(香り付け)、カスケード7.4gとアイリッシュモスを投入。
90分後に火を止め、再びアロマホップ、やはりカスケード3.7g投入。
火を止めたら、15分ほど放置してアロマホップの香りを麦汁に移します。
こうして出来た液体を、ウォートと呼びます。

鍋を持って風呂場に行き、自作のウォートチラー(冷却器)で急冷します。
冷却中の写真は撮り忘れました。
片付け前の姿を一枚。

25度あたりまで冷却し、別途用意した湯冷ましの水と合わせ、
殺菌した発酵容器に入れます。

少し時間はさかのぼりますが、ウォートの煮込み中にイーストを用意します。
水を入れた耐熱容器をレンジに入れて数分加熱し、容器ごと殺菌。
水温が30度になったところで、キット中の
ドライイースト(エール、多分DCL社のやつ)を静かに入れます。
しばらく待つと、表面がもこもこにふくらんできます。

さて、このドライイーストを、先ほどのウォートが入った発酵容器に投入します。
イーストの増殖を助けるために、エアレーションを行います。
発酵容器をゆすって泡立て、空気を溶け込ませます。

これで、この日の作業は一通り終了。
発酵容器に、ウォッカを入れたエアロックを設置。

自作の恒温槽にセットして発酵開始です。

中はこんなです。
真ん中の丸いのが、発酵容器。
上についてる角が、エアロックです。
左の青いタッパーの中に、電子サーモE5Lが入っています。
発酵容器に貼り付けたプローブの温度が20度を下回ると、
右にある電気ファンヒーターに通電するようになっています。
熱源は、もう少しコンパクトでパワーの弱いものがほしいな…。
周囲の銀色のは、保温用のアルミ蒸着マット。
ホームセンターで800円も出してこの量をそろえたんですが、
100円ショップにも売ってました…。
手前の方に3本だけ見えるビール瓶は、第一作目のビールです。
ほぼ失敗確定なんでほとんど廃棄したんですが、一応多少は瓶詰めしておきました。

こんな環境で、あとは待つのみ。
25日の夜に見たら、発酵が始まっていて一安心。
26日の夜には激しい一次発酵が終わっていました。

一次発酵が終わったので、ドライホップ、やはりカスケードを14.7g投入。
再び恒温槽内で二次発酵させます。


…というわけで、現在はのんびり二次発酵を観察しつつ、待ちの態勢でーす。
一度比重を計るついでに味見したけど、大手国産のラガーより断然濃い味がしました。
酸味などはなく、腐造はしてなさそうです。

かもせ〜かもせ〜。
がんばれサッカロミセス・セレビシエ。

法令を遵守し、1%未満のビール風飲料を作っています。



2008.02.24

えーと、前回仕込んだビー○は、失敗しました。
そして今日、二度目の挑戦です。

失敗した原因はだいたいわかったので、対策をしました。
まず、保温に恒温槽を自作しました。
近くのホームセンターで売ってた巨大ツールボックスに、
アルミ蒸着された保温マットを敷き詰めます。
オムロンE5Lという電子サーモを通販で買い、電気ファンヒーターに接続します。
発酵容器とE5L、ファンヒーターを全てボックスの中に収納すれば、できあがり。

次に、ウォートチラーを自作。
なまし銅管内径6.3mm、外径8mm、長さ10mだったっけかな。
ホースにつないだだけで完成。

あとは、予備のドライイーストを用意しておく。
エアロックに水ではなくウォッカを使う。
予備発酵を行う。

こんな準備で望んだ二回目のビー○は、
アドバンストブルーイング
ゴールデンエール+ドライホップ、パーシャルマッシング10リットル。
一度も成功したことないのに、いきなり麦芽です。
マッシングです。

使用した水は、前回は近所の湧き水でしたが、今回は沸かした水道水です。
春一番が吹いていて、汲みに行けなかったんだい…。

過程は省略しますが、現在ぽこぽこと元気に発酵中。
嬉しい、楽しい。



2008.02.06

雪が降っていました。
渋滞していました。
近所のデパートに行きました。
休みでした。
美容院行きました。
渋滞のせいで到着が遅れ、閉店してました。
うどんを食べに行きました。
つぶれてました。
悔しいのでインド料理屋に行きました。
客が一人もいませんでした。
マトンカレーを注文しました。
美味しくありませんでした。
本屋に行きました。
目当ての本はありませんでした。

そんな厄日。
本屋で
ゼロの使い魔の2巻を買ったことだけが、心の救いです。

カテゴリ詳細金額
交通費:整備融雪剤198
食費:外食インド料理1250
趣味娯楽:小説ゼロの使い魔(2) 風のアルビオン609



2008.02.05

早くも日記の更新が中断しました…。
ああ、駄目人間。

なぜ止まったかというと、出張行ったりしてたからなのです。
出張してない日もあったけど。
一度止まると、なかなか再開できないんだよねー。


ビー○の状況。
いまだに発酵しております。
冬で温度が低めなので、発酵のペースが遅いっぽい。
仕込んで9日目、そろそろ終わってもいい頃なんだけど。

我慢できずに味見したら、だいぶビールらしくなっていました。
しかし、猛烈に薄い。
分量間違えて、水を多く入れすぎたのがモロに影響しています。
二次発酵しても味は濃くならないだろうから、やばいなあ。
二次発酵にドライモルトでも使うかな。
でも、店で売ってないしなあ。
通販しても、届く頃には一次発酵終わってるだろうしなあ。


南大沢のアウトレットで、前から気になっていた
ウィルキンソンジンジャエールをゲット。
飲んでみたら、これがもうすごい生姜。
激生姜。
うまかった。
また買おう。

カテゴリ詳細金額
趣味娯楽:酒ウォートチラー自作用なまし銅管その他4100
食費:会社パン130
食費:会社パン145
食費:会社パン105
食費:会社パン120
食費:会社パン158
食費:会社出張中の飲み物とか420
食費:外食2/3 夕食2110
食費:弁当コンビニ485
食費:自炊シリアル *2496
食費:自炊ココナツミルク198
食費:自炊にんにく258
食費:自炊生姜198
食費:自炊牛肉274
食費:自炊鶏肉169
食費:自炊豚ひき肉320
食費:自炊牛乳 *2310
食費:嗜好品ホワイトチョコ100
食費:嗜好品クラッカー458
食費:酒バドワイザー350207
設備投資:雑貨時計2900
生活雑貨:消耗品入浴剤210
固定費:家賃家賃64330
固定費:駐車場代通勤用5000
固定費:通信ドルフィンインターネット Bフレッツ2625
固定費:通信NTT B-flet's5460



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