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はじめまして。テディ片山と申します。まず自己紹介いたしますと、出身は新潟、東京に暮らして早?年、いつまでたっても垢抜けない"一見"フツーのOLです。
何しろ映画が好きで、"３度のメシより○○が好き"と良く言いますが、私の場合映画に夢中になるあまり、本当に食事をするのを忘れてしまうことが度々あり
ます。 映画好きになるきっかけとなった作品は、高校１年の時にテレビで観た「ベン・ハー」でした。「好きな俳優は?」と聞かれて、「チャールトン・ヘストンです。」 と答える高校１年生はまずいないと思います。そんなところが"一見"フツー、実はちょっと変わっていると自分で感じるところです。当然私の周囲には「ベン・ハー」 できるひとはいませんでしたし、それからも数々の名作に出逢って感動を分かち合いたいと思うたび、いつもその願いはかなわす゛欲求不満&消化不良状態でしたので、 こうして「シネ・ビジョン」のお仲間に加えていただけてとても嬉しく思います。でも決してマニアックではなく、基本的には非常ににミーハーです。(編集部注){東京国際映画祭に ディカプリオを見に行ってしまうほどの。} さて、私の大好きな作品の一つに「ニュー・シネマ・パラダイス」があります。「シネ・ビジョン」のベスト１００(注){いずれ特集として掲載予定です。}でも上位に入っていましたので 、好きな方も多いかと思いますが、私にとっても愛しくて大切な作品です。 この作品は映画に対する私の思い入れをすべて表現してくれています。そして映画の中の出来事に似たことが実際に起こったりして、なおさら共感を覚えたのでした…。 私の住む三鷹の駅前商店街にはかつて1,100円で３作品(ちゃんとテーマが決まった３作) を観ることのできる映画館がありましたが、駅前再開発のために廃館となってしまったのです。ショックでした…。まるで宝物をなくした時のように悔しくて寂しくてたまりませんでした。 だからパラダイス座を壊すシーンを観るたびに胸がしめつけられるのです。自分自身についても振り返えりたがりたくなる年齢になって、この作品のもつノスタルジックな雰囲気が恋しくて しかたがない今日このごろです。 というわけで、私の映画への思いを少しお話しました。このように感激屋で単純な私ですがどうぞよろしくお願いします。 |
