シネマ道楽の目次へ ホームヘもどる 「セブン・イヤーズ・イン・チベット」を観て、ブラッド・ピットの 話をしていたところ、そう言えば昔"ブラット・パック"っていう アイドル集団があったよね、という話になった。"ブラッド・ピット"−"ブラット・パック" というのは、何とも短絡的で連想ゲーム的な発想ではあるな、と 自分でも呆れてしまったのであるが、そういえばこの集団と ブラピはまさに同世代でもあるのだ。(何を隠そう、私も同世代) ブラット・ピットがまだ、おそらく学生生活をエンジョイしていた頃、 「スクリーン」「ロードショー」誌は、彼ら"ブラット・パック" の記事で大変なにぎわいをみせていた。ただ、日本では、彼らのことを "ブラット・パック"とは言わずに、なぜか"Y.Aスター"と呼んでいた。 "ヤング・アダルト・スター"…いかにも和製英語といた響きがある。 さて"ブラット・パック"とは何か。直訳すれば「ガキの集団」。 はっきり言ってあまりいい意味ではない。いつも集団でたむろしている ガキの連中っていうような意味合いの言葉だ。「ブレックファースト・クラブ」 「セント・エルモス・ファイアー」「プリティ・イン・ピンク」「アウトサイダー」 「恋のスクランブル」「すてきな片思い」がアメリカでは一般的に "ブラット・パックムービー"として認知されている。 いわば集団の青春映画! これらの映画に出演し、人気者になった人たちを総称して、 "ブラット・パック"と呼んでいた。もちろん軽蔑ではなく、親しみを込めて…。 あの懐かしい日々から10数年、今日は彼らのその後の成長ぶりを 追っていってみようと思う。 第一章…「アウトサイダー」編 ロブ・ロウ、マット・ディロン他、数々の「ブラット・パックスター」たちを 生んだ「ブラパ映画」の代表作。監督はF・コッポラ。 トップに戻る ホームヘもどる |