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いまどきの映画のお値段 in 2000(ま行)
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マトリックス・リローデッド マイ・ビッグ・ファット・ウェディング ムーンライト・マイル
ミニミニ大作戦 マトリックス・リローテッド メラニーは行く!
めぐりあう時間たち マーサの幸せレシピ マイノリティ・リポート
マドモアゼル メルシィー!人生 モンスーン・ウェディング
マジェスティック メン・イン・ブラック2 ミモラ〜心のままに〜
モンスターズ・インク 息子の部屋 マリー・アントワネットの首飾り
マルホランド・トライブ ムッシュ・カステラの恋 みんなのしあわせ
メメント 耳に残るは君の歌声 魔王
ムーラン・ルージュ ミリオンダラー・ホテル マレーナ
みんなのいえ ミュージック・オブ・ハート ミッション・イン・ポッシブル2
マルコヴィッチの穴 ムッソリーニとお茶を マン・オン・ザ・ムーン
マーシャル・ロー マグノリア 真夏の夜の夢

「マトリックス・リローデッド」
みつぐさん…1500円
『マトリックス』の後を受けて、コンピューター対人間の壮絶な戦いの第2弾!
前作はまあまあ「わかったかなぁ」って感じだったけど、この映画は謎また謎のてんこ盛り! 主題が、「プログラム」やら「コード」やらとかなり機械っぽいので人間関係の濃〜い事。 まあ、ここらへんも謎を解く鍵なんだろうけど。
どうも《ネオ》が、マトリックスにとっての《やばいプログラム》でそれで《ネオ》を危険視 しているって事らしい。やっぱネタ元は『海のトリトン』?ま・別の展開もありそうだね。
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「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」
ギョー座の女さん…2800円
自分と異なる文化を持つ人と付き合うのはいかに大変か。ましてや結婚という一大事ともなると、 お互い大変な努力を要する。一念発起して自分自身を変えるエネルギーをしても、 途中でくじけそうになる。・・それでも「結婚とは素敵なこと」と思わせるのは、 この作品にあふれてるさまざまな愛のせいだと思う。
いろいろ考えさせられ、なおかつ幸せな気分になるお話である。

SADAHIKO…1500円
原題のグリークが邦題ではなぜか抜けてしまっている。その題の通りこれはギリシア式結婚式が珍しくて楽しめる。
一方元気のないのは旦那になるドイツ系の家族たちだ。あまりに元気がなくて、心配になってしまう。 一方マイノリティのパワー炸裂、これもアメリカなのだ。 アメリカ人たちは一体どこへ向かおうとしているのだろうか。

SACHINEKO…1600円
あの…おもしろいんだけど、あれじゃ男があんまりにもかわいそうじゃないの〜と思ったのは、 私だけでしょうかねぇ。現実問題、日本の男どもはあそこまでしませんもんねぇ(できないだろうし)。
ギリシャのおうちよりも、人の良さそうなドイツ人の両親に不思議と目が行ってしまって、 主人公の女性には最後までついて行けませんでした。 おとぎ話なのに、変に所帯じみた目で観ると損しますね、この映画。
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「ムーンライト・マイル」
SADAHIKO…2000円
おそらくブラッド・シルバーリングj監督の最高の映画だと思う。
恋人の突然の死、後に残された者が傷つき立ち直っていく過程、彼女の人生が自分に与えたものの意味。 自身そんな体験をしたという監督が時間をかけてやっとたどりついたことを映画の中で静かに語る。 静けさの中にかえって実感がこもった作品です。
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「ミニミニ大作戦」
SADAHIKO…1700円
やっぱり、生身のアクションって迫力があるなと実感した映画。
特に冒頭のほうのヴェネチアの運河を使ったモーター・ボートのアクションにはシビれてしまった。 ドナルド・サザーランドの昔気質の大泥棒の雰囲気なんてとっもいいし、 主人公たちはしっかりと彼の心意気を受け継いでいくあたりも気持ちいい。
紅一点シャーリーズ・セロンも二重丸だ。しかし、どう考えてもマーク・ウォルバーグよりもエドワ ード・ノートンのほうが賢く見えてしまうのは困りものだ。

みつぐさん…2000円
アイデア抜群の計画で仲間を集め金塊をせしめたものの裏切り者の為に奪われ、 尊敬する先輩を殺されたチャーリー。裏切り者の居所を見つけ、金塊奪還と復讐を目指し、 ふたたび仲間達が集結する。
逃走シーンにミニクーパーが大活躍!アメリカの広い道路・地下鉄を小さなミニクーパーが走るのは気分いいねぇ。 リメイク元のイギリス映画(1969年)はとは違って、アメリカ映画らしいさっぱりしたラストにもすっきり。 なんか最近梅雨とともにうじうじしちゃってるあなた(!Ж∀Аф?)。この映画を見たら超爽快になるかもよ。
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「マトリックス・リローテッド」
まりさん…1800円
一作目の時は、このケチな私が3600円もの大金を払って2回も観に行き、サントラもDVDも購入した…というのにっ。
一言で言うと…「だ、ださいよ、この展開」に尽きる。
一作目から危惧していたが、…ザ、ザイオンがださいっ…。戦争決起集会で大盛り上がりの末、 どんどこどんどこ踊り狂う…。てゆうかアレ、アメリカでしょ。 ウォシャオスキー兄弟ってやっぱ腐ってもアメリカ人なのねえ。もし日本人がザイオン描いたら、 落ち武者の隠れ里チックになって、官能たぎるダンスは省略必須でしょうね。
しかしなんでそんな戦わなきゃなんないの、と思っちゃうのも私が日本人だからか?空飛んだり、 くるくる回ったりと、キアヌが細長く変形されながらもしつこく続く戦闘シーンに 「少年ジャ●プかよ。」とツッコミながら、戦うことの根本的理由を問い質したい、 哲学的瞑想(眠気ともいう)に陥った私。
そもそも運命とか救世主って言葉が大嫌いなんですよ。運命って管理された運営システムでしょ、 そんなモンより偶然のがずっとおもろいと思うが。さて運命運命と力む展開にウンザリしてたら、 ラスト急展開。予言自体がひとつの運営システムだと知ってしまったわけですが、 やっぱ運命=システムに対抗するには偶然=エラーしかないわけで、三作目ラストは ネオが偶然勝っちゃう、ってのはどうでしょうかね?

NOBIさん…1980円
迫力の映像に圧倒されながらも、前作のような新鮮味が感じられなかった。
前作では、「これから何が起こるのか?」、「どんな映像が飛び出るのか?」 と言う期待が有ったが、そんな驚き!がなかった。
それと、トリニティとネオの愛を確かめるシーンが長かったような・・・ スパッと切って90分位の映画でも良かったような・・・。
とは言え、日本のSFの世界観を、ハリウッドのSFXと香港のワイヤーアクション、 そしてお金で贅沢に作った点は、冒険活劇としての映画としては、十分に楽しかった。 最終話(レボリューションズ)が楽しみに・・・(と言うか、持ち越しか・・・)

よっちゃん…300円
言いたいことはたくさんあるけど、長くなるから書きません。
とにかく期待は見事に裏切られたってことだけ。ワイヤーアクションは、もういいよ。 あれだけ深い世界観をちらつかせ、哲学的なこと言っても、結局は物理的な アクションの世界に収束しちゃうのね・・・って感じ。 しかも、そのアクションはみんなが言うほどには感心できなかった。 歳のせいか、子供だましにはもう飽きてしまった。

ギョー座の女さん…1500円
過ぎたるは及ばざるが如し・・アクションシーンがてんこ盛り過ぎて、 なんだか前作のセルフ・パロディーみたいに思え、笑ってしまった。 時間も20分くらい短くていいと思う。心技体で例えたら、技ばかりが突出してしまって、 全体のバランスがとれてないように感じた。

SACHINEKO…1800円
前回の二の足は踏むまいと、ちょっとお勉強してから観に行きました。 (だから私にとって、『マトリックス』はこれが一本目のようなもの。^^;) そのお陰か、前回のように"頭が真っ白"とはなりませんでした。(笑)
2時間以上あったらしいけれど、そんなに長くは感じませんでした。 ワイヤー・アクションは、私自身リー・リンチェイを見たりして、 口が肥えているのでそんなにすごいとは思いませんでしたが、 高速道路のシーンは圧巻でしたね。わかっていても足がツリそうでした。
あまり体温を感じさせない作りでしたが、濃〜い恋愛を入れた部分はちょっと浮いた感じがしました。 ネオ意外は、徹底的に色・体温のない鋼鉄のイメージで突っ走った方が良かったかも…。
商売上手、みせ方上手の映画でございました。
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「メラニーは行く!」
SADAHIKO…1200円
「やっぱり故郷が一番」南部にいまだ南軍の誇りが残るのが興味深い。 アメリカはやはり広いなと思ってしまう。
ロマンティック・コメディとしてはもう一息。主演のリース・ウィザースプーンも 一流デザイナーにはとても見えないし、話もありきたりで先が最初から見えてし まう。もうひと工夫欲しいところ。サザン・ベルの神話はまだ生きていた…。

SACHINEKO…1500円
始まって10分で、もうお話が見えてしまったのは、私が年を取りすぎたのか、 はてさて作品が今ひとつだからか…。(最近、自信がないのよね^^;)
リース・ウィザースプーンは、トップデザイナーにはとても見えず、裏方のパタンナーっていう感じ。 そこがピッタリなのかも知れないけれど、お話の展開よりもむしろ、 彼女を囲む故郷の人々の個性がおもしろくて、途中からそちらに興味が行ってしまった。 きっとオーバーに描いているのだろうけれど、見事に街に黒人は1人もいなかったし、 南部人の心意気や偏見は今直健在なのね。
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「めぐりあう時間たち」
ギョー座の女さん…2300円
何よりストーリーの構成が巧みで、最後まで飽きさせない。 3つの時代の3人の女性の、とある一日を描いているのだが,3人の女優たちがそれぞれ魅せる。 3つの話のつなげ方がよく計算されていて、混乱せずに楽しめたのは素晴らしいと思う。

まろさん…1200円
このプロットのアイデアはとても独創的で素晴らしいですね。今まで味わったことのない不思議な感覚に浸れます。 結末は、期待を裏切る意外なものです。
主役の三女優は誰がオスカ−を獲っても納得できるような素晴らしい演技ですし、 あまり話題にはならなかったものの、俳優陣、特にエド・ハリスの演技が光ります。 あと、子役が素晴らしい。さすが「リトル・ダンサ−」の監督だけあって、並みの人選はしてませんね。
音楽は流れる川(時間)をイメ−ジして作られたのでしょうか?見終わった後も長く心に残ります。 映像は、特に、ニコ−ル・キッドマンのエピソ−ドの部分が、まるで、ラファエル前派の絵か サ−ジェント(イギリス画家)の作品から抜け出たような美しい幻想的なものです。
惜しむべきは、説明的な描写を最小限にしたため、一般にはあまり取り上げられない微妙なテ−マ、 「同性愛」「精神破綻」といったマイノリティ−たちの苦悩が少し理解しにくいことです。 特に、主役の一人、ヴァ−ジニア・ウルフという人物は、過去の不幸な境遇、 (異母兄の性的虐待を受けて以来精神的に病むようになったこと、過去の数回にわたる自殺未遂のこと)、 作品を理解していてさえ、複雑な人物であることには依然変わりません。 それでも、ニコ−ルの演技は素晴らしいのですが・・・。
あと、メリル・ストリ−プの、同性愛パ−トナ−への感情がなぜあそこまで 冷め切っているのかということも、少し不可解です。
ともあれ、近年、佳作が減少しつつあったアメリカ映画に、新風を吹き込むような 新鮮な作品であることはたしかです。

SADAHIKO…3200円
それぞれの時代、その時代を象徴するかのような女性たちが登場します。 生活や、世の環境は変わっても、それぞれが時代を超えて心の中に問題を抱え、「生と死のはざま」で真剣に闘っています。 ひとりの優れた作家の書いた小説、これが時代を超えて彼女たちの中で生きていくというのが 大変素敵だと思いました。

SACHINEKO…2200円
どんな人でも、「このままでいいのかしらん?」なんて立ち止まっちゃうことありますよね。 でも、社会という壁、世間という壁、その向うにある孤独という壁を超えて、 自分を捨てて生きていくのは難しいこと。それは昔も今も同じことだと思います。
「一生背負っていかなくてはならないけれど、後悔はしていない」…そんなこと、 なかなか言えたりできたりするもんじゃあありません。
『リトル・ダンサー』のダルドリー監督は、今ノリに乗ってますね。難しい作品を よくここまでまとめたなぁ、と思いました。
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「マーサの幸せレシピ」
TAMAさん…2500円
話の流れだけ見れば決して珍しくない内容の映画だと思う。 なのに、この気持ち良さって何なのだろう?一流シェフのマーサが主人公だけに厨房シーンはじめ 幾皿もの料理が出てくるのだけれど、それは彼女の性格や生き方をあらわす手段のひとつでしかない。
不慮の事故によって母親を失った少女(マーサの姪)との同居生活と、陽気なイタリア男のシェフ (魅力的で腕が良い)との出会いが次第にマーサを変えてゆく。 マーサが変化していくうち、彼女の周りも変わる。 父親の教えをかたくなに守ってきたソースの味(マーサのレシピ)に、 秘密のかくし味を加えたかのように!
音楽の選び方、使い方も心憎いばかりだった。サントラ化を切望。 私がこれまでに観たことのあるドイツ映画とはひと味もふた味も違った映画、美味でした。
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「マイノリティ・リポート」
みかんみかんさん…235円
つまらなかった。何故あんなに話をややこしくしたがるのだろうか。どうでもいい映画である。

としさん…1800円
とりあえずと思ってみたのでしたが、結構良いものでした。

SADAHIKO…1600円
指揮者のごとくコンピューターで映像を操るトム・クルーズは、まるで人の運命をさばく魔術師の姿 に近し。運命をもてあそぶ者は運命にもてあそばれる…これ世の必定なり。サスペンスの味はなかなか よろしくとも、ハード・ボイルドには理屈は要らない。これを忘れて理屈づけに入った時、この映画の サスペンスは残念輝きを失ったか…。
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「マドモアゼル」
SADAHIKO…2700円
これぞフランスの恋愛映画!大人の恋愛映画です。
ふたりの出会いのキー・ワードは灯台と即興芝居。恋愛映画は恋へと発展のしていく過程が 一番難しいのですが、このふたつの小道具の使い方などは唸りたくなるほど見事です。 「汽車を降りるときをわきまえた」男女の恋。せつなさもありますが、そんな恋にはきっと 何かをもたらしてくれる力があるはず。小さな一日の出来事のそんな一瞬が素敵です。

SACHINEKO…4000円
デヴィット・リーンの『逢びき』なんてのも、このタイプの映画なんですが、 一言で表すとこの映画は「寸止めのロマンス」なの。
独身男と妻であり母である女性との、一日のロマンスを描いたお話なんだけど、 言うことなすこと、とにかく"切ない節度"があるのよね。二人とも。 でも、観ていてストレスはたまらないんです。むしろ大人としての思いやりたっぷりの 二人を観ていて、微笑みたくなってしまう。 まっこと、すっばらしい!大好きな大好きな映画です。
まったく違うタイプの映画ですが、『セレンディピティ』に、爪の垢煎じて飲ませたい。
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「メルシィ!人生」
ギョー座の女さん…2500円
一歩間違うときわどいところを、おしゃれなコメディーにしてしまうのはさすがおフランスならでは。 芸達者な大物俳優が勢揃いなのに絶妙にバランスがとれているところがお見事。 観た後に不思議な幸せ感にひたれた。

SADAHIKO…2800円
集合写真でいつもはみだしてしまうような、これといった特徴のない気弱な男が リストラの危機に!果たしてどんな秘策が待っているのか。
ジェラール・ドパルデュー、ダニエル・オートゥイユ、ジャン・ロシュフォール、ミシェル・オーモン、 フランスを代表する芸達者な俳優たちのアンサブルが見事。とにかく笑い通しで、ちょっとホロッとさせられる 極上のコメディ。フランス喜劇とはまさにこれ。

SACHINEKO…3000円
フランス映画って、どうしてこういうネタを上品にさらりとやってしまうのかしら。 これぞ"おフランス映画"ならでは、という感じ。トボケた演技の名優たちの味わいも楽しいし、 観ている間中、ずっとウケまくってました。もうサイコーです。
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「モンスーン・ウェディング」
ほびっとさん…1800円
歌と踊りのインド映画とは一味違うし、サタジット・レイの重苦しい世界とは全く異なり、現代の普通の作品。 (でも明らかにインドでは普通の作品じゃないでしょうね。だって英語でしゃべっているのだ。)
中流家庭の娘の結婚式を控えて一族が揃って色々騒動があり無事に結婚式にこぎつけるまでの話だが、 これに一家の召使とウエディングコーディネーターのロマンスが絡まるために作品に厚みが出ている。 使用人達はこの家庭の人々とは明らかに異なるカースト。貧しいカップルの結婚式がひっそり行われるのと 賑やかな結婚式が対象的で心を打つ。やはり歌と踊りがありでインドの人達の好みがここら辺りにあるのですね。

ギョー座の女さん…2200円
普通のインド映画とは一味違う。まず監督がアメリカ在住のインテリのインド女性なので台詞が主に英語である。 次にインド映画ではご法度のキスシーンがある。さらにインド映画にはつきものの歌い踊るシーンが少ない。 ストーリーの流れを重視した作りになっている。上映時間も1時間54分とインド映画にしては短いので集中して観られる。
デリーの中流階級の家庭で一人娘が結婚する前後の親族やその他の人間関係を描いている。 とくに父親役の役者が味のある演技をしていて感動する。結婚という一大イベントに色々な要素を絡めて、奥深い作品だと思う。
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「マジェスティック」
としさん…1500円
裁判のようなシーンのみOK。エンディングはああでなくても・・・

ギョー座の女さん…1600円
ジム・キャリーのシリアス演技は巧いんだけど、なんか最近鼻につくようになってきた。 たまには気の利いたコメディーにも出て欲しいです。ストーリーもいかにもハリウッド的で、 私としてはハマれなかった。マーティン・ランドーその他のおじさまたちはとても味があったのに…。

SADAHIKO…1000円
赤狩りという現実に対して、キャプラ的世界を持ってくるというのはどう考えても無理がある。 映画の持つ雰囲気にはいいものがあるだけになんとも惜しい。

SACHINEKO…1050円
評判が良かった『ショーシャンク〜』も『グリーン・マイル』も優れた原作の映画化。 今度はオリジナルということで、それなりに期待したのだけれど、あえなく沈没〜〜。(苦笑)
お話がいくつも盛り込んであって散漫になってしまった。少なくとも3本は作れますね、 この映画に盛り込まれている内容で。それと、ジム・キャリーは、この役には合わなかったんじゃないかなぁ。 軽すぎるんですよね、彼は。ジミー・スチュアートになろうなんて、考えない方がいいんじゃないかな。 『ライアー・ライアー』みたいな作品のが彼らしいと思います。
ジジイ俳優が頑張るシーンは、ひっじょーに良かったので、それだけに惜しかった。 お値段は、三桁にするほどの作品ではないし、やっぱり1000円+消費税ってとこでしょうか。
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「メン・イン・ブラック2」
ギョー座の女さん…1000円
前作に比べて退屈だった。目新しい要素がほとんど無いので残念。おまけにエイリアンがミミズみたいで、 それがしつこく出てくるので辟易してしまった。

とりいちゃん…1000円
前作を超える事は、出来ませんでしたね。前作で、やりたい事はみんなやり尽くしてしまっているので、 どうしても出がらしのお茶を飲んでいるような感じがします。こっちが、1だったらよかったのになぁ…。
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「ミモラ〜心のままに〜」
ギョー座の女さん…2200円
さすがボリウッド製のヒンディー語映画だけあって、今まで観たインド映画の中で一番画面が綺麗で洗練されていた。 お話はお決まりの大河メロドラマであるが、ツボはきちんと押さえてあるので楽しめた。 後半イタリアに舞台が移るのだが、実際にはなぜかチェコでロケしていて、何でかちょっと疑問だった。
ヒロインは元ミスワールドだけあって超美人です。
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「モンスターズ・インク」
ミニミーさん…500円
どこが面白いんだい?囲筒監督も絶賛してたけど、彼の作品同様に、評価出来ないね! 大人が見ても楽しめる?俺から見ると子供向けさ!

SADAHIKO…2800円
とても楽しい映画だった。目玉のモンスターが特大のコンタクトをはめていたり、 子供たちを怖がらせるために入れ歯をしているモンスターがいたり、 どうしてモンスターたちも楽じゃないんです。
世界中の子供部屋に通じる「どこでもドア」といい、モンスターが実は子供たちを 恐れているという逆転の発想といい、アイデアがいい。余韻を残さない単純さ(勿体無い)といい 優れたエンターテインメント性といい、いいところも悪いところもアメリカ映画なんですね。

SACHINEKO…2000円
不思議なもので、この映画のキャラはみんなグロいんだけど、観ているうちにかわいくなっちゃう。 そして、CGを使ったお人形なのに、まるで生きているみたい。あぁ、どこぞの国のフルCGを売りにした 『ファイナルなんとか』を作った人々に、お薬を煎じて飲ませたいわ。
何よりその発想の豊かさ、表現力の巧みさ、エンターテイメントに徹した演出に脱帽。 ハリウッドの底力を見せつけられました。脱帽です!

あやさん…10万円
おもろい!
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「息子の部屋」
SADAHIKO…2500円
この家族、車の中でみんなで歌うシーンとかに、何か白々しいものを感じるんです。理想の家族を演じています みたいななんともしれない雰囲気があるんですね。家族全体に問題があるというより、精神家医である父親 に問題があるかもしれません。これは家族の絆を取り戻す物語というお話というだけでなく、息子の死をきっかけに、 心を取り戻す父親という風な側面があるような気がします。

SACHINEKO…1800円
『普通の人々』のように、憂鬱になりそうなお話を、よくもここまで軽く料理しましたね。ということで値段は及第点。
ただねぇ、主役のお父さんが、前にイギリス旅行で泊まったペンションの家主にそっくりだったんです。 とにかく、"歩くナショナル・トラスト"みたいな完全無欠の紳士でねぇ。^^; とにかく息もつけないのよ。(シャワーはすぐに出なくなるし、タバコぐらい吸わせてよ) 映画とは関係ないけれど、どちらも居心地わるかったわ。
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「マリー・アントワネットの首飾り」
SADAHIKO…1600円
衣装、美術が目の保養になることは確か。面白い話だから退屈はしないのだけれど、物語の運び方にちょっと 工夫が足りないところが惜しまれる。アンジェリーナ・ジョリーはちょっとミス・キャストかな。でもこう いう話をアメリカ映画がやると、舞台に関係無く、キングス・イングリッシュになるのが面白い。

SACHINEKO…1550円
すいません、池田理代子の『ベル・バラ』の首飾り事件のお話の方が、おもしろかったです。 また、ヒラリー・スワンクがあまりにもフランスの貴族社会で浮いているので、気になりました。 ジャンヌ・ヴァロアの胡散臭さがおもしろいお話なのに、冒頭で具体的に出自を描いてしまったのは ちょいと失敗だったかもかもです。
アントワネットを演じたヴァネッサ・レッドグレーブとトニー・リチャードソンの娘、 ジョエリー・リチャードソンは良かったねぇ。だからおマケです。
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「マルホランド・トライブ」
SADAHIKO…1800円
デヴィッド・リンチ・ワールドへようこそ!これはハリウッドの不条理の世界を舞台にしたアンチ・ハリウッド 映画ですね。物語の構造は『情事』に通じるものがあったりと、不条理劇の王道といったところです。言いかえ れば彼のファン以外の人には頭を混乱させるだけの映画とも言えるわけで…。アン・ミラーが貫禄。
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「ムッシュ・カステラの恋」
mectさん…2000円
ラストのへったくそなフルートのシーンが好きです♪ 「自分らしく!でも、ほんの少しだけで良いから進歩しなくちゃね」って。フランス映画らしくもなく?前向きでほのぼの。

とりいちゃん…1800円
とても、いい映画でした。アニエス・ジャウィという女の人が監督した映画なのですが、 女優としても映画に出演しているんです。結構、重要な役で…。 『アリーmy・Love』に、ジョージアって出てたでしょ?あの人にそっくりなんです。 髪は、ブロンドじゃありませんけどね。ストーリーも、会話がしゃれていて、楽しめましたよ。 久しぶりに、フランス映画らしい映画を見せて貰いました。場内も、クスクスあちこちで笑い声が聞かれいい雰囲気でした。

SADAHIKO…2800円
フランスらしい風景なくとも、、フランス映画の香り高き人情ドラマとなっています。 人の模様それぞれで、見た目で人は判断し誤解をするものですが、人は裏地まで見なければわからない。 自分の眼鏡を透明にする方法、カステラ先生に教えてもらいましょう。

SACHINEKO…2500円
盛りはとうに過ぎた冴えない不器用なジジイが遅咲きの中年デビュー! 学歴もなく、これといった趣味もなく、ハゲて容貌も衰えた、ないないづくしの中小企業の社長のムッシュ・カステラ。 映画の中でもがいているムッシュ・カステラの姿に、年齢に関係なく、 誰もが自分と重ねあう部分を見つけることができるでしょう。
「あの誇り高きフランス人が、英語を習う」…そんなシチュエーションにも思わず笑ってしまうSACHINEKOでございました。
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「みんなのしあわせ」
SADAHIKO…1600円
タイトルは「しあわせ」だけれど、本当は「バチ当たりアパートメントの欲深な人々」というのが正しい。
ちょっと欲深で怖い顔のカルメン・マウラ女史を、さらに欲深で怖い顔のおばさんたちが苛めの限りをつくします。 音楽といい、サスペンスの味付けといい、ヒッチコックを思わせるところにニンマリ。 でも本家より下品です。話が話だからねぇ。
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「メメント」
くらげさん…2500円
これは頭が混乱する映画です。ひとつひとつの要素をいろいろ考えてくと「はて?」と思う部分がけっこうありますが、 とにかく勢いでもっていってます。こういう記憶障害って、実際にあるんだそうです。 自分もこういう病気だったら。。と考えると、けっこうこわ〜いお話だと思います。あと主人公かっこいいです!

のこよもさん…2000円
どう評価していいかが難しい。時間軸のからくりはおもしろいし、乾いたトーンは 好みだけど。あっと驚くサスペンスととるか、大ボケ記憶障害男のおまぬけ話ととるかで、 印象が変わると思う。私は後者。
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「耳に残るは君の歌声」
いずみさん…1500円
ケイト・ブランシェットは、この作品で、必ずしも好ましい面ばかりでない人物(ロシア人ダンサー役)を 魅力的に見せたのは彼女の演技力が大きいと言えます。また主演のC・リッチの演技の未熟さを、 出しゃばることなくカバーしているところは流石です。

とりいちゃん…2800円
クリスティーナ・リッチのファン、ジョニ−・デップのファンともに満足の行く一本ではないでしょうか。
陰影礼賛といった趣のある画面が、好みです。ピーター・グリーナウェーの映画を、手がけた撮影監督さんなんですね。 グリーナウェーは、苦手ですが、この映画は話も分りやすくまとまっていて、音楽もよくって楽しめました。 とても、繊細な感性の監督さんだと思いました。

ギョー座の女さん…2400円
1930〜40年代にかけて、一人の少女がロシアからイギリス、フランスに渡り、 更にアメリカまで父親を訪ねるまでのお話である。
クリスティーナ・リッチは存在感のあるいい女優になったなと思った。 ジョニ−・デップも白馬に乗ったジプシーの王子様(笑)がぴったりだったし。 なんといってもケイト・ブランシェットが巧かった。話し方も雰囲気も完全に ロシア女性になりきっていた。
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「魔王」
まりさん…3000円
読み応えのある本を読み終えた時のような昂奮をおぼえた。 今年観た映画の中でも、かなり内臓にきた作品。 この監督の「ブリキの太鼓」を観た夜、不気味な映像にあふれた夢にうなされちゃったけど、 その世界に引きずり込まれるような生理的な力というか相性の良さがあってちょっとコワイ。
主人公を演じたJ・マルコヴィッチの、何かを凝視するような、何も考えてないような目がすごい。 犬を引き連れてナチスに入れる少年を探す姿、ラストで少年を背負って沼地を進む姿、 まるで古い物語の人物を見ているような、悪魔的な存在感があった。 子供達の純粋さを守りたい、という主人公。私は「純粋」こそ、 人を人間らしさからさらってゆく、残酷で美しい鬼=魔王のようなもののように感じた。
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「ムーラン・ルージュ」
風さん…2000円
面白いけど、いらない映像効果と何でこんな音入れるんだって感じの音が入ってたりしたのが・・・ 中途半端な感じがしました。

まろさん…100円
そもそも「ミュ−ジカル」という分野が苦手なので、この映画は、始めからきつかったのかもしれません。 (それでも、ご幼少の頃は、『サウンド・オブ・ミュ−ジック』に素直に感動できましたが・・・) 彼女がどうしてもこれが観たいと言ったので、付き合いで行きました。(ボクもニコ−ルが観たかったし・・・)
いや〜、疲れ果てました。果てることのないけばけばしい映像のお遊びと、往年のヒット曲の嘉門達夫もびっくりのアレンジ! (ポ、ポリスの名曲だけは、そんな風にいじくらないで欲しかった・・・マドンナやホイットニ−はどう料理してくれてもいいが。) 久々に、「生理的に受け付けない映画」を観ました、劇場で金払って。
スト−リ−が単純でわかりやすいのは結構だけど、登場人物の中に、一人として共感できる人物がいない、っていうのは辛い! 全員嫌いだけど、中でも最悪なのは、「自称ボヘミアン芸術家」のグル−プ!結局、少し穿った見方をすれば、 こいつら、貧乏ヘボ芸術家達が、世間知らずのユアン・マクレガ−を最大限利用して、積年の恨み積もるブルジョワ階級に復讐した話、 とも解釈でき、なんとも気分が悪い。あの公爵は、典型的な、好色であくどい人物に描かれていたが、 結局ユアンと同じくらい同情に値するこの物語の被害者。
コメディにしたいのか悲恋の物語にしたいのか、どっちつかずな、この映画の方向性にも、疑問を感じる。 (笑えるシ−ンはなかったが・・・)
本当は、100円も出したくないくらいだが、ニコ−ルに免じて・・・ということで。

てんこーさん…2500円
歌うまいなぁ、ユアン・マクレガー! やっぱり支配人登場シーンの絢爛豪華さ。あれにやられました。ビデオではちょっと迫力無くなるでしょうね・・。

NOBIさん…3600円
これってミュージカルですよね!?とっても面白い作り・・・年代的に好きな曲ばかりが流れてくる。 しかもそのアレンジが絶品・・・肝心な踊りは?と言うと、これがハリウッドの物まねでなかなかよろしい!(あくまで物まねだけど) 洪水のような音楽と踊り・・・それって最近はない映画の楽しみだったような、人によって好き嫌いがはっきりしそうだけど。
ストーリーはありきたりな悲劇なんだけど・・・この監督は、悲劇が好きなのかなぁ〜でも、 この作品を観ていると見せ方だよね!って思えてくる。ここら辺は上手い見せ方、聴かせ方をしていたね。
ただ・・・もう少し、主人公二人の見せ方をひねれなかったのかな?と・・・意外と感動が薄い映画なんだよね。 残念なのは・・・話が薄っぺらな感じがするところ。もう少し二人の関係の切なさとか絶望感とかを描いて有れば良かったのにと・・・ 個人的にはニコール・キッドマンが好きで・・・しかもとっても綺麗だったからそれだけでも満足なんだけど・・・

kabuさん…2000円
映像ラッシュの嵐は破綻しがちだけど見てて飽きない。一歩間違えればウンザリなのに バランスよくお話しは進んでゆく。とにかく楽しい。楽しい。 知ってる歌ばかり編曲してあるので斬新なミュージカルだった。

ギョー座の女さん…2000円
バズ・ラーマン監督らしく、カメラワークがテンポよく、豪華絢爛のきらびやかな”愛の物語”が堪能できた。 主演の2人も思ったより歌が上手だった。音楽の使い方もなかなか心憎かった。ただ欲を言えば、 あまり奥行きを感じないのが残念だった。脇役の人達ももう少し活躍すれば良かったのに。ちょっともったいない気がした。

achakoさん…3600円
細かいところを深読みしながら観ても面白いし、何も考えずに圧倒的な音楽と 映像に浸ってるだけでも楽しい、素晴らしいミュージカル映画だと思います。 いかにもバズ・ラーマン監督らしく舞台の雰囲気が色濃く漂う作品で、 そのせいかハマると何度も観に行ってしまう(そしてサントラを買ってしまう)こと必至。 本当に最初から最後まで遊び心とサービス精神に溢れた、エネルギッシュな映画でした。 個人的に今年のナンバーワンです。

とりいちゃん…3000円
オープニングから、これはいい映画になりそうだぞ!と言う期待と共に、幕が開きました。 特殊効果も、凝っていて字幕を読んでいるのが、もったいないぐらいキレイな画面でした。
ただ、前半に面白い場面が、集中してしまって、中盤から後半にかけて、 物語がだんだんと湿っぽくなってしまうのが、構成的に惜しいと思いました。 音楽も斬新で、ユアン・マクレガ−が純情青年を好演。二コール・キッドマンは、 悪女という印象が強かったのですが、この映画ではあっていたと思います。
ビデオになってからでなく、ぜひ映画館で観てほしい映画です。 ぼくは、もう一度観に行くつもりです。

SADAHIKO…2000円
開巻シーンが素晴らしいのだが、前半のムーランルージュでのショウのシーンはビデオクリップでも 観ているかのような落ち着きのなさでいただけない。ダンサーの芸としても細切れで、中途半端な 感じは否めない。とはいえ、ムーランルージュを現代に置き換える発想の良さ、選曲の良さ、ら しいお話のツボという点では申し分なく、それだけに惜しい。ただしこの監督には退廃的ムードは 出せないと見ました。

SACHINEKO…1800円
久々の大仕掛けの豪華なミュージカル!(=^_^=)。
幕開けから、いい雰囲気で始まったのだが、アクション映画と思うような短いカット割りと、 360度の回転画面。なんせ主役はシロウトさんだから、しょうがない部分はあるけれど、 ちょいともったいないわね。前の日にBSで「知られざるフレディ・マーキュリー」というのを 観たけれど、彼の仮装パーティがこんな感じの編集でした。そっちのがぜんぜん良かったわ。
…とは言っても、今の時代は目先をどんどん変えて行かないと、お客さんが飽きちゃうのかしらん? それとも自分のアタマが古くなったのかしらん?にしても大絶賛の記事の多いこと多いこと…。
主役の二人は、思ったより歌がじょうずだった。それと、ムーラン・ルージュの支配人や ロートレックを始めとするピエロ役の人々、とてもじょうずだったから、 もっともっと活かして欲しかったです。
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「ミリオンダラー・ホテル」
まりさん…2800円
ヴェンダースの「パリ、テキサス」を映画館のスクリーンで見ることが出来るなら、 3000円払っても惜しくない…って、いつも公言してたんだけど、 やっぱ基本的に貧乏性なため1000円の日にこの映画を観に行っちゃいました。
んで、結論。1800円払っても全然惜しくなかったよ!なんとなくね、 ヴェンダースの映画を観てると、窓の向こうに行き交う人たちを眺めてる時に感じる、 「人間たち」へのさびしさってゆうか愛しさのような感情にかられる。 「人間たち」の世界に自分の居場所は無いような切なさと、それでもその世界が限りなく すばらしく思えるような、そんな気分。観終わった後、見も知らぬ人に 「良かったね、この映画」とぽつりと話しかけたくなりました。
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「マレーナ」
SADAHIKO…2000円
少年の成長を『アマルコルド』風に綴ろうとしていたのか、 ひとりの女性の悲劇「哀愁」風に焦点を当てたかったのか、どれも中途半端な印象は否めない。 空襲シーンの迫真の感覚など随所にいい場面があるだけに惜しい作品。 ラストもこの監督にしては珍しくあっさり風味で良かっただけに。

とりいちゃん…800円
エンニオモリコーネの音楽、相変わらず切なくていいですねぇー。 美術もキャメラも、すばらしいです。では、なぜ800円?かと申しますと、 話が悲惨すぎる。あのリンチシーンはつらかった。あと品が無さすぎます。 トルナトーレって時々やりすぎるんだよね。 R−指定のついた「クイルズ」のほうが上品に感じました。 なんか人間のいやな部分ばっかり見せられて、どこに感動しろっていうの? モリコーネの音楽は無理やり感動を強要するんだけど。
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「みんなのいえ」
課長さん…1800円
安心して笑える映画。舞台出身の監督らしい細やかな演出でした。 大作好みの人も1年に1本ぐらいこんな映画も良いかも。

とりいちゃん…1800円
前作の『ラヂオの時間』が、業界身内話的で好きになれなかったのですが、 今回の映画は三谷幸喜のおばあちゃんがみても、よくわかる 誰が観ても楽しめる映画になっていました。はっきりいって、テレビ屋さんの映画なんてと、 全然期待していなかったのですが、面白かったです。
役者では、唐沢寿明がよかった。人間のできていない短気な若造役をやらせたら、 彼の右にでるものはいないでしょう。田中邦衛も渋いし、ココリコの田中くんや 八木亜希子さんもさわやかでした。映画的興奮もすこしありましたので、 身銭を300円しか払っていませんが、1800円つけさせてもらいます。 あと、公開後3日目でしたが、夕方6時半の劇場は2人だけのガラガラ状態でした。 みなさん、観にいってください。
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「ミュージック・オブ・ハート」
のぶこさん…2000円
アメリカの女性というのは個の確立が出来ているんだな、としみじみ感じました。
主人公が夫と結婚生活を継続できなくなったとき、自分で生きていく強さを見せてもらって、 自分の人生は自分で切り開く、自分の幸福は自分でつかむものなのだと改めて思いました。
それにしても、本当の教育とはなんでしょうか。音楽や美術を学ぶ必要のないものとして、 切り捨てていく市のやり方には私も反対を唱えたいです。
最後のキャストなどの字幕の中に、please support arts and music education.とありました。 いろいろと考えさせてくれる映画でした。まとまりのない文章ですみません。

かなこさん…2000円
心にくる映画でした。 アメリカのハーレムがどんなところかが、少しわかります。みてそんはしないと思います。
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「ミッション・イン・ポッシブル2」
てんこーさん…1000円
オープニングが「おはよう、フェルプスくん」でなかったのは、分かっていてもなんか違和感が。 それにしても、万策つきて殴り合い、ってやっぱこうなるのね・・・・。

Lioさん…1200円
『タイタニック』を超えた、ばかばかしい超大作映画ですねえ。 アメリカNo.1主義、男尊女卑!失礼だよ、ロシア人と女性に対して。 ブル−スのクッサイ演技、ベンのダイコン演技、もういい加減にしろ-! と映画館を飛び出したくなった。
せめて、女性がもう少しまともに活躍していればまだ耐えられたろうに。 穴掘り隊がオレンジの宇宙服を身につけ横一列に並んで、『Gメン75』 のごとく歩いてくるシ−ンにいたっては、大笑いしそうになった。 ラスト近くで近くから女のこのすすり泣きが・・・。 もう、その時はため息が出たよ。まあでも金かかってるし遊園地的に考えて、 1200円。

まりさん…800円
これは…高級アイドル映画とでも言うんでしょうか…。
ただひたすらトム・クルーズがかっこいい。あの横から見たトムの鼻のラインが小生意気でキュート、 いちいち大げさな時代がかった登場の仕方をしても、凝ったカメラワークでアクションをきめても、 無理なくハマるスタア・トム様の輝きを楽しむ映画でしょうね、これは。 スパイものじゃないっしょ、これは。ってゆうかこの映画を見て一瞬でも頭脳を使いましたか? 駆け引きや裏の裏まで読むような頭脳プレイを堪能しましたか? 悪役にクールなひらめきのかけらでも感じ取りましたか? あの悪役の馬鹿さ加減では、こりゃもう最初から「ポッシブル」っしょ。 どこに「インポッシブル」な緊張感があったの?あの垂直降下して潜入するのは、 確かに不可能チックではあるけど…それだけ?ロープで宙吊り状態は前作でも十分堪能したし、 あっちのが断然はらはらしたけどなあ。
このテの映画の醍醐味ってアクションだけじゃない。どう窮地を切り抜けるか、 そのひねりとひらめきが無いとね。女に頼りっぱなしの潜入捜査なんてさあ、 だっさいよね。ジョン・ウー、もっとがんばれよ。トム・クルーズ、 「千両役者」ってゆう死語はあなたの為にあります。でも私は800円っきゃ払わないよ。

Kayさん…1000円
ヒロインがいまいちで、感情移入が出来なかった。 キャメロンディアズ級の女優にして欲しかった。

ポーロさん…1200円
今回はアクションがメイン、しかも爆発系ばっかり・・・。 ありすぎってかんじでした。落ち着いてる時が少なかった・・・。 トムクルーズのかっこよさはますます良くなってましたっ。 バイクに乗ってる時なんか迫力満点でしたっ

ほびっとさん…1200円
トム クルーズが頑張ってるアクションと見れば結構楽しめた。
でもね、トム君のスタンドプレーだけが目に付きミッション・インポッシブルらしさがほとんど無くて、 「スパイ大作戦」らしさが全くといって良いほど無いのが最大の欠点。 競演者(悪役も含めて)に大物がいない為か作品自体が大作と銘打っているが、 スケールが小さくなってしまっている。

みつぐさん…1800円
お馴染みトム・クルーズのヒット作品『ミッション:インポッシブル』のパート2。
かっこいいですなぁ、彼って。でも、安室奈美恵似のタンディ・ニュートンって、 そんなに惚れ込むほど魅力的?スタントシーンも彼が演じたらしいけど、 「お前トム・クルーズちゃうやろ!」ってシーンがたま〜に・・・。
う〜んこの映画でまたまた彼って大金持ちか・・・って考える私はやっぱり貧乏人!

マッドマックスさん…1000円
前作にあった緊張感が、無くなったのは残念。 アクションシーンの連続だけで、ストーリー的な、おもしろさも感じられなかった。 (ジョン・ウーなので、仕方ないが・・・。)

ミキさん…1800円
こんにちは!面白かったじゃありませんか! 私はこういう映画がないと嫌ですよ。
アクション炸裂!絶対劇場!ジョン・ウー監督最高! キマりすぎてるトム・クルーズにも良い意味で笑わかされて ウヒョー!っとなります! 他にも笑える&カッチョイイ見どころ満載! 見た人同士で語り合う(?)ポイントもいっぱいです。 ちなみにリンプ・ビスキットのテーマ曲もカッコイイ!
この夏はぜひ劇場にて「MIー2」を!!!

あーこさん…1600円
見ちゃいましたよ、先行オールナイトで(^.^#)
前回と同様、この映画のタイトルは「トム・クルーズ2」にすべきです。はい。
トム・クルーズによる、トム・クルーズためだけの映画ですね(^_^;) でも、さすがはジョン・ウー(?)アクションシーンは迫力ありました!(^^)!
ハント君て職業はスパイじゃなかたっけ?とたびたびツッコミを入れながらも、 けっこう楽しみましたo(^-^)o
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「マルコヴィッチの穴」
ギョー座の女さん…2500円
とにかくアイデアが面白い。「なぜ、そうなるの?」という疑問よりも、 楽しさのほうが勝っているので、心から笑えた。 それにしても、マルコちゃんたら、お茶目なんだから。 そこまでやるサービス精神とユーモアに脱帽です。

トリ頭さん…2000円
一応、事前に批評を読んでしまったのですが、改めておかしかった、 笑える映画です。単純に笑ってばかりでよかったのか?不思議な感じデシタ。

ヨコワケさん…2500円
この監督の制作したCMやミュージックビデオが好きなんで、その映像センスに期 待しました。話の発想や、コメディタッチな部分など楽しめる要素が満載でした。見 どころはチャーリー・シーンです。見て損はないと思います。ただ、残念なのはキャ メロン・ディアス。個人的にはイマイチでした。あの髪型で最初誰だかわからんかっ たし。

SACHINEKO…2000円
いいねぇ、変身願望ねぇ……。冒頭の人形劇のシーンもいいねぇ。
マルコヴィッチっていうキャラクターを選んだのも大正解!でもまぁ、よくあの 役を受けましたね、彼は。アイデアとマルコヴィチの熱演(?)に拍手。 というわけで、1800円+αでこの値段です。おススメです。

まーたんさん…1800円
誰もかつて考えつかなかったようなアイディアに脱帽。 しかも、ドクドクしくなりそうな内容を、さらっと流せる ようなコメディーちっくに仕上げてあるのが、スパイクお見事!!ってかんじでした。
一歩間違えればイメージダウンになりそうなところ出演を決めたマルコビッチに拍手!

TAMAさん…1800円
ダブル・ジョン(マルコヴィッチ&キューザック)に感心。
なんとも不可思議な映画なのだけど、とても上手に嘘をついてくれるので、 こちらも妙に安心して観ることができました。(笑) (マルコヴィッチの声が少し高めで、喋り方はソフトで... 意外な気もしました。まぁ、彼は変幻自在ですけれどね。^^;)

まめさん…1800円
試写会で見ました〜。だから実質タダなんですが(爆)。 公開されたらまた見に行こうかと思っています。
オチがどうとかいうより、中盤のドタバタした展開を 楽しむのが一番かと思います。 ああいう映画に「主演」する気概を持っているマルコヴィッチ って、実はとてもきさくな人なのかも(笑)。

たけ@ボストンさん…3300円
公開前からどういう作品なのか興味ありまくり。 あけてびっくり玉手箱、、、、遊び満載の映画だったっす。 いいねぇ〜〜、、マルコビッチをおもちゃにするんだから、、。 チャーリー・シーン(こやつ、、最高!)、ショーン・ペン、 ブラッド・ピット、もさぞかし楽しかったことでしょう。 まるこびっち、、、まるこびっち??、、、まるこびっち!!!、、、 まるこ〜〜〜びっちぃ〜〜〜♪
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「ムッソリーニとお茶を」
ハッキネンさん…3000円
私の生涯のベスト1になりそうな作品で 3週間の上映期間に7回見に行ったくらいです。 敵国のイタリア兵、ドイツ兵も人間味あふれているし、 かっこいい女性達に拍手。皆で芸術の為、体張っている時、 不安そうな表情のジュディ・デンチの犬が可愛かったです。

ギョー座の女さん…2500円
第二次世界大戦中のイタリア・フィレンツェを舞台に、この地を愛したイギリス人や アメリカ人の婦人達と孤独な少年ルカとのお話である。
キャスティングが豪華で、ヴェテラン女優たちのいぶし銀の魅力たっぷりで素晴らしい。 中でもジョーン・プローライトは、”おふくろ”のような暖かい、 しかも毅然とした雰囲気で、役にぴったりはまっている。 ローレンス・オリヴィエが、ヴィヴィアン・リーと別れた後に、 この人と30年近く連れ添ったのが解る気がする。
戦時下の暗い背景にもかかわらず、ユーモアをまじえて幸せな気分にさせてくれるのは、 さすがにフランコ・ゼフィレッリ監督である。

SADAHIKO…2200円
ゼッフィレリ監督の映画人生のすべてが詰まった作品。ノスタルジックで少々甘ったるいところもあ るけれど、その分はそうそうたる顔ぶれの女優たちが、毒気と貫禄を撒き散らし、あるいは個性を のひのびと発揮させていて、大変に楽しい一篇になっている。観なきゃ損々。

SACHINEKO…2500円
フランコ・ゼフィレッリ=宗教クサい、という偏見を見事に覆してくれた作品。
第二次大戦、ムッソリーニ、ユダヤ人、とくれば、重々しい作品かと 思いきや、英米超一流の役者を経て、頑迷なほどの誇りと信念を持って、 陰惨な時代を生きた女性たちが生き生きと描かれている。
ゼフィレッリの子供時代の思い出を題材したノスタルジックな雰囲気の作品なので、 変なおしつけがましさがなくてよかった。肩の力を抜いて、味わって観ていただきたいですね。
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「マン・オン・ザ・ムーン」
まりーなさん…2500円
ジムのファンだったということもあるが・・・。わりと良かったです。 中盤からペースがのろくなったような気がするけど、前半あたりのテンポやエピソードは、 楽しくて、愉快でした。これだけで、元はとったぞ、という感じです。 そして、やっぱり、ジムの演技は最高でした。これは、ジムの当たり役立ったと改めて思います。 後半の、最後の頼みの綱の呪術(?)が、「だまし」で、哀しくて泣けました。

深川さん…1000円
いつから、ジム・キャリーという俳優は、こんなに大芝居をするように なったのだろうか…。いいストーリーなのに、すっかりシラけてしまった。 作品的にも、ビデオで良かったのでは、と思う。

ギョー座の女さん…1700円
ジム・キャリーが、アンディ・カウフマンになりきっていて、 巧かった。
だが私はアンディ・カウフマンは。写真で顔を知っていたという程度 なので、彼の実際のエンターテイメントを知らない。 アンディは、「自分はコメディアンではなく、エンターテイナーだ」 と言い、奇抜すぎるアイデアで突っ走って、天国へ行ってしまった。 自分の葬式の段取りまで演出し、最後まで自分の美学を貫いた。 ある意味で、一本筋を通した人生だった。
終わり方が、ホロリとさせて心憎い。
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「マーシャル・ロー」
マツ氷さん…2500円
映画中盤の、片腕が爆弾により吹き飛ばされた女の人が、 よろよろと階段から降りてきたシーンはなかなかセンスあるカメラアングルだと思いました。 (かなりえらそうですが…)

熱帯青年さん…1600円
デンゼル・ワシントン扮するFBI部長とテロの戦いをNYを中心に描く前半は、 サスペンス溢れて、そこそこなのですが、ブルース・ウイリスの軍の将軍が登場する後半から、 面白くなくなりました。全体的に重々しく、かつ地味で、少しダレました。
でも、アネット・ベニングがいい味出していました。
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「マグノリア」
まりーなさん…100円
なんなんでしょう、この映画。時間を返せという感じです。 唯一の救いは、カエルが降ってくるシーンと、トムが演説をしているシーンでしょうか。 ここだけは、少しは興味を持ってみられたようです。 すべての登場人物が、最後に集約されていれば、これは大傑作になったと思います。 それも、ひとつの「偶然です」とまとめ上げることができたのではないでしょうか。それがよかった・・・・。

kabuさん…1000円
要は「偶然」をテーマにした映画。 それぞれのエピソードもそれなりに面白かったが、 3時間の映画に12の人生を入れるのは詰め込みすぎ。 天才少年がテレビ局に入るシーンは、目まぐるしいカメラワークで 周りの忙しい様子が手にとるように分かるのが好き。

リオ・ブラボーさん…900円
いやー、長かった。隣のお姉さん爆睡してましたよ。 最初の30分で登場人物覚えるのがやっと。3時間あの緊張状態を保つのは拷問と思いました。 終わった後も「でっ?」って印象でした。
体調の悪い人にはおすすめできません。ただ役者はみんなうまかった。 というか、なりきれてた、と言うカンジ。気軽に観てはダメ。 覚悟してみないとイケマセン。やり場のない悲しみにさらわれてしまいます。

桂花さん…2500円
一般評があまり良くないので期待しないで見に行ったのだけど、ものすごい傑作でした! 丁寧に真面目に愛を描いたいろんな意味ですごーい映画だと思います。
早くオチが見たくて途中じれったくなるところもありましたが、 12人の物語はどれも秀逸だと思います。いろいろと泣けました。 敬遠している人、是非見逃さないようにね!

きめこめさん…600円
平板な描写を切りはりし、それを音楽で紡いでるだけの構成に辟易していたので、 アレが降ってくる締めには結構な愉快を感じました。 監督もそれを狙ってるところもあるんでしょう。 あのオチは脈絡無く、超然としたものだからこそ意義があるのだと思います。
これは、映画好きの青年が、「映画」を考えながら人生を意匠として語ってみた感じの映画です。 これを真に含蓄ある映画にするには、監督の人生への眼差しが、 もっと確たるものになってないと駄目なんではないかと思います。
やりたいことは分かるつもりですが、1800円取る映画ではないと思います。

ギョー座の女さん…1000円
期待して観たのがいけなかったのか、何か納得いかなかった。
アイデアは良いのだが、ストーリーがしっかり組み立てられていないので、 途中で退屈してしまった。話のテンポも悪いので、イライラしてしまった。 あと30分は短くできるはず。改めて、映画というものは、 まずストーリーがしっかりしていなければいけないと痛感した。
トム・クルーズも、つくづくアカデミー賞には縁がない人だ。 この内容じゃ、せいぜいゴールデン・グローブ賞が精一杯だったと納得した。 例えて言うなら、パイキング料理で、色々な食べ物を食べて最後のデザートが おいしくなかった。もしくはデザートを食べ損ねた、という後味の悪さが残るのである。

SADAHIKO…1600円
長すぎる!その上、テンポが速いので疲れる。 編集は、まるで『イントレランス』まようで、狙いも面白く、 光るところもあるので、とても惜しい。

はしぞうさん…300円
辛かった…。
トム・クルーズが聴衆(?)に宣う決めゼリフでは、 いにしえのビートたけしのギャグを思い出してしまった。 ラスト近くの奇っ怪なシーンは何を意味するのか、 だれか簡潔明瞭に教えて欲しい…けど、何いわれても 納得しないから、ほっておいて欲しい。

あーこさん…300円
いや〜、長くツライ3時間でした(^_^;)
最後に奇跡がおこると聞いてたので、それを信じて待ったのですがo(^-^)o あの奇跡によって、何がどうなったのか私には理解できませんでした。 途中、おもしろいところもありましたが(;^_^A 、 トム・クルーズも相変わらずの演技という感じで、 すごく期待してたのでガックリしてしまいました。 (ファンの方ごめんなさいm(_ _)mハンサムだとは思います)
本心を言うと、観おわったあと「貴重な3時間と金を返せ」と思ってしまいました(^.^#)

まささん…1800円
悪くはないが良くもないと思った。だけど、面白いと感じる部分が幾つかあって、 「どしゃぶりの雨?」と、最後犬が死んでたのはちょっと面白かった。

TAMAさん…1800円
私には長く感じる約3時間でした。
字幕作成に苦心の跡が伺えるほど、下品な言葉を連発しても嫌味にならないT・クルーズ。 これは...やはり彼の整ったルックスゆえのことでしょうか?
登場人物の悩み・迷い・憎しみなどを癒し昇華させるきっかけ として(?)、ラスト近くに登場人物も観客までも驚かせるシーン がでてきますが、私は既視感的な印象を持って観ました。 (R・アルトマンの長編某作品と流れがよく似ている気が…。 どちらにもJ・ムーアが出演していてヒステリックな面を 見せるので、余計にそう感じたのかもしれません。)
できることならば、もっと静かな形で癒されたいです。
(どんでん返し・ラストのご褒美など、最近の傾向に少〜し 飽きてきました。次回作に期待します!/笑)
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「真夏の夜の夢」
SADAHIKO…1000円
せいいっぱいファンタジーな映像にしようと、努力している点は買うけれど、いかんせん俳優の演技 がひどい。
「アリー・my・ラブ」の彼女などは、セリフを間違えずに言うのが精一杯といっ た程度で、ハラハラしてしまう。全体的にバランスも悪く、近年のシェイクスピアものでは、最低の 出来と言わざるをえない。

SACHINEKO…1500円
いんやぁ、"真夏の夜の悪夢"だったわぁ、この映画。
まぁ、アメリカの映画スターさんたちには、シェイクスピアのセリフは難しいのかも しれないけれど、せめてへんなところで、息継ぎしないようにね。 例外は、ケヴィン・クライン。さすがでした。ケヴィンの演技に1000円分プラス!(*^.^*)

テディ片山さん…1500円
一日に三本はキツかったようで、3本目のこの映画の頃には疲れてしまいました。
そのせいか、それともシェークスピアのセリフが聞き取りにくいせいかどうかわかりませんが、 集中力が薄れて、今ひとつ映画の世界ら入りきれなくて、つい『恋におちたシェイクスピア』を 思い浮かべてしまい、かえって『恋におちた〜』の印象を良くしてしまいました。 (前回の報告に500円プラスしたい気分) そんなわけで、公平な評かができなくて申し訳ないのですが、 低めのお値段です。ほんとは期待していたのに、残念!
私の中の勝手な印象では、「パック」は少年のようなイメージなのに。 この映画では脂ぎった思いっきりイタリアンな中年のおやじ(この俳優さんのファンの方、すみません) で、その点からして調子が狂ったのかもしれません。
ただ音楽が良かったので、300円プラスしてみました。
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