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いまどきの映画のお値段 in 2000〜(ふ〜ほ)
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蛇いちご ぼくの好きな先生 ブロンドと柩の謎
北京バイオリン ベッカムに恋して ボイス
ぼくんち ボーリング・フォー・コロンバイン ヘヴン
ふたりのトスカーナ ボーン・アイデンティティ 僕のスウィング
ブラック・ナイト ブレッド&ローズ プレッジ
ヘドウィック・アンド・アングリー・インチ ブラックホーク・ダウン ふたつの時、ふたりの時間
ベン・ハー プランケット&マクレーン プリティ・プリンセス
フロム・ヘル プラットホーム フェリックスとローラ
ブロウ ファイナル・ファンタジー ブリジット・ジョーンズの日記
ホタル ベティ・サイズモア ペイ・フォワード
星降る夜のリストランテ ぼくの国、パパの国 プロデューサーズ
プープーの物語 ふたりの男とひとりの女 ホワイト・アウト
ファンタジア 2000 ぼくは歩いてゆく ボーン・コレクター
梟の城 ボーイズ・ドント・クライ ブルー・ストリーク
ファイト・クラブ ブエナ・ビスタ・ソーシャル・クラブ ブラスト・フロム・ザ・パスト
Baby Geniuses ブレア・ウィッチ・プロジェクト Forces Of Nature

「蛇いちご」
SACHINEKO…2500円
いやぁ、いい映画でしたよ!
どこにでもあるようなお話ですが、脚本もよく練られていたし、観察眼が鋭く表現力もあって、 何より独りよがりでない描写がよろしいです。
脇の俳優さんたちも、スターではなく芸達者な人たちを集めたのは正解。特に宮迫博之は とっても良かったねぇ。 映画ファンのみなさんも、政治家のみなさんも「毒まんじゅう」ではなく、この『蛇いちご』を ぜひ一度ご賞味くださいませ。
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「ぼくの好きな先生」
ギョー座の女さん…3500円
フランス中部の山間部にある小さな小学校を舞台にしたドキュメンタリーである。
ロペス先生と13人の生徒たちの授業風景を中心に、淡々と日常が描かれている。 そこには今の日本では見られなくなってしまった”教育の原点”を感じることができる。
ロペス先生は3〜4歳の小さい子供たちに、決して甘やかすことなく、 根気強く集中して何かをやり遂げること、判断することなどを教える。 生徒一人一人の話を良く聞き、自分でどうすれば良いのかを考えさせ、 先生はあくまでもアドバイスに徹する。その根底には心温まる愛情が感じられる。 クラス全体がまるで一つの家族のような優しさに包まれている。
(管理人註;↓ここからは、ラストシーンのお話になります)


最後のシーン、定年まであと一年になった先生が夏休み前の終業式の日に、 いつものように生徒一人一人とさよならの挨拶をして、みんな帰っていった後に 戸口に立って寂しそうな表情をしたのが心に残った。

SADAHIKO…2500円
子供たちのいるところさまざまなドラマが生まれる。ドキュメンタリーなのに、 まるで劇映画のようなドラマチックさがある。
言葉や九九を覚えることが、こんなにもスリリングなことだったかと思う。 ひとりひとりの子供と真剣に接する先生の優しさ。夏休みを前に子供たちを外へ 送り出す先生の一瞬の寂しげな顔にすべてが凝縮される。
羽仁進監督の『教室の中の子供たち』と較べて観ると、日本と西洋の教育の違いが はっきりとわかりまた興味深い。

SACHINEKO…2500円
灰谷健次郎みたいなセンセが、フランスにもおったのね。思わず涙がポロリ。
淡々としたしゃべり方だけれど、子供を見つめる眼差しがとにかく優しい。 子供も素直だから、先生を信頼しているのがよ〜くわかるのよね。 貧しい過疎の小さな学校だから、成り立つ教育なのかも知れない……。
フランスの美しい自然と季節の移り変わりをバックに、日本ではみかけなくなった 輝くような子供の眼と、子供から信頼されている先生の姿を観た。 大学出の頭デッカチの公務員先生と、傲慢なPTA様ご一行にぜひ観て欲しい作品。
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「ブロンドと柩の謎」
SADAHIKO…1500円
さすがボグダノビッチ監督、こういうハリウッドの内幕ものを撮らせるとオタクっぽさが出てきて面白い。 チャップリンの運転手高野虎市さんの描写に到るまできっちりしている凝りようで、 それがこの実話ミステリーに説得力をもたせている。しかし、本題に入るまでの人物 描写がモタモタしているのが残念だったし、興味のない人にはあまり楽しめないかとも思う。

SACHINEKO…1600円
本当にあった謎の事件、実在の人々…話はおもしろいはずなのに、ボグダノビッチが凝り過ぎたのか、 前半、人物紹介のところでモタモタして要領を得なかった。だから、後半はせっかくおもしろくなったのに、 ネタを知らないお客さんは寝ちゃってるのよね。
ちょうど同時期に、「愛」をキーワードに、チャップリン作品を近くの映画館でリバイバル上映していたのに、 この映画の中では、「幼児趣味で、16歳の少女を孕ませた」(←実は妊娠してなかったんですけど) なんていう実際の彼の実像に迫るセリフがあったりして、なんか笑ってしまいました。
『チャプリン自伝』『ザナック自伝』など、たまたま当時の資料は読んで知っていたので、 何とかついていけましたけど、一般ウケはしないわねぇ。
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「北京バイオリン」
SADAHIKO…1500円
天才バイオリニストの少年の俳優が良い。人生は勝ちとか負けということよりも、 もっと大切なものがあるという物語りには好感がもてるのだけれども、 大げさなラストには辟易してしまう。なぜか「昼メロ」のような匂いを感じてしまったのは、 父親役の俳優などテレビの喜劇のような演技をしていたことも無関係ではないだろう。

SACHINEKO…1400円
いいお話なのに、クサいラストでガクーンと値段が下がりました。 日本の資本が入ったためだろう、監督はきっとそうしたくなかったんじゃないかと思ってみたり……。

ゴーフィンさん…2800円
ヴァイオリンの天才少年を世に出す為に、父親の涙ぐましい苦労や周りの人達の応援を、 テンポの早い展開で描いております。父と子の愛、少年の憧れの人への淡い恋・・・・・、 それらがチャイコフスキーのバイオリン協奏曲のメロディーに乗って胸に迫ります。 ラストは、涙、涙、涙でした!
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「ベッカムに恋して」
ギョー座の女さん…2000円
邦題が誤解を招きそうだが、決してベッカムの追っかけの女の子の話ではない。 純粋にサッカーを愛し、本格的にプレーするインド系イギリス人少女の青春スポ根感動作である。
女性が人前でスポーツするなどとんでもないという超保守的なインド社会の概念と、 自分の夢の実現との間で悩み、恋の悩みもさらに加わり、どうなるのかしら・・。
見終わった後、幸せな気分になれた。
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「ボイス」
みつぐさん…1800円
CMで言ってても、そうでもない事も多いんだけど確かにこの映画は《子が怖い》 どうやって指導したんだろう?って思う。ちょっとしたきっかけで、 奈落の底に堕ちてしまう人達。そこまでのプロセスが怖い。 やっぱ、大人なんだから行動は慎重にしないとねぇ。
韓国の女優さんって綺麗です、それだけでも値打ちがあるような・・・・。
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「ぼくんち」
kabuさん…1800円
ようこそ西原ワールドへ!この毒気に嵌ってしまったアナタは抜けられないでしょう(多分)。
登場人物が全員変。変だけど愛すべきキャラばかり。みんなどん底になっても這い上がろうとする。 一生懸命、生きている。かわいいのに極悪キャラな「さおりちゃん」が好き。

みつぐさん…2000円
小さな島に二人きりで住んでいた一太・二太の元へ、家出していた母親が姉のかの子を連れて帰ってくる。 またまた、母親は家をでたまま。姉弟(きょうだい)三人の生活が始まるが、実はかの子には重大な決意を秘めていた。 「何べんも捕まるこたあ俺、犯罪者の才能がないや」と5才の子供に言う安藤くん。 子供を猫のように産み落としていた猫ばあ。床屋さんに何する事なくたむろする男達。 細かい悪徳商売をして、小銭を稼いでいるコウイチくん。
子供らがいる町は、人の役に立つ事をしている訳じゃなし、勝手になんとなく生きている人達が住んでいる。 そんな人達の中で、自分の子供・一太を育てるかの子の決意は異彩を放つ。 「育てられるかわからんけど私は一太を育てる!」「あんたらはいい子や」と子供・自分の力を信じる心ほど心強いものはない。 自分で生きようとする一太、人んちの子になる決心をする二太、ふたりも同じだ。そして3人はたくましく生きていく。
安藤くん、コウイチくん、床屋さんのおっさん達、猫ばあ。鉄くず屋さんの鉄じいが言う。 「バチは当たっても人生や、続いた方が面白いやんけ」。なんとなく生きているけど、みんな生きてる事を楽しんでいるのだ。
子供達を愛する心と信じる心のあるかの子、一太・二太の生きていく事に対するたくましさ。 なんとなく生きている人達の中で一段と輝いて見える。
とりあえず生きてみよう!
死ぬ理由のある人間なんているのだろうか?この映画を見るとそう思えてくる。《生きる事はそう捨てたもんじゃない》 そう教えてくれる《大人の寓話》だ。
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「ボーリング・フォー・コロンバイン」
ギョー座の女さん…2400円
マイケル・ムーア監督が体当たりでアメリカの銃社会の問題提起をしていて、迫力があった。 結構過激な事をしているのだが、監督の巨体と人柄の良さがいい中和剤になって、 なんか憎めないと思った。
先日アメリカの中学生が校長を射殺して自分も自殺するという事件が起きたが、 いつまでこの様な事が繰り返されるのだろうかと考えさせられた。

いずみさん…2000円
この作品の根底に流れているのはユーモアの中にある激しい怒りではないでしょうか? 風刺の満ちたこのドキュメンタリをアメリカ人はどのように観たのか知りたいですね。

SADAHIKO…2500円
アメリカがなぜこうなったのか…。ヒステリックなマスコミ、CMなどなど。 真面目なのだけれど、ブラック・ユーモアに溢れているので、大いに笑える。 アメリカの歴史を遡ってさらに深い部分にまで突っ込んでいきたくなる。 この映画をそんなきっかけに出来れば、2倍お徳かも。
それにしてもチャールトン・ヘストンは地に落ちた。もう一度『十戒』を 唱えなおしたほうがいいかも。

SACHINEKO…3500円
メディアに流されないアメリカという国を、2時間弱でこの映画は見せてくれます。 新興国アメリカの強さ、そしてその裏にある弱さ危うさ……。
この映画を観て、昔、購入したまま流し読みして眠っていた「民衆のアメリカ史」を読み返し始めました。 アメリカを開拓した人々、その後移民した人々の歴史は、ヨーロッパで迫害され、また 貧しくてその国では生きて行けなかった人々の歴史と重なります。(もちろんすべてではないですが)
オスカーで過激なコメントをしたムーア監督ですが、この映画を観て納得し、 拍手を送りたくなりました。
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「ヘヴン」
いずみさん…2500円
ケイト嬢またまたやってくれました!そのプロ根性恐れいりまして候。 前半の事件発生から逃亡までの警察の手際のまずさが面白かったです。
教訓その1、通訳人は民間人を使おう!
2、手錠及び腰紐も必ずしましょう!
3、トイレには女性刑務官を同行させましょう!
後半は観客にその想像を委ねたところが良かったです。 トスカーナのあの教会に行ってきましたので500円UP。

SADAHIKO…2800円
文楽の道行きを思わせる、美しい純愛映画です。
フィリッポ役のジョヴァンニ・リビージ は目がとてもいいですね。 無償の愛を貫く一途さが目に表れています。監督は『ラン・ローラ・ラン』のトム・ティクヴァ ですが、 この人はこれからますます楽しみです。

SACHINEKO…2500円
ヒッチコックタッチのサスペンスから映画は始まります。
爆弾を仕掛けたときに、すでに死を覚悟していた主人公と、その主人公を愛してしまった刑務官の 愛の物語…と書いてしまうと、クサい恋愛映画と思うかもしれませんが、 SADAHIKOくんもJackとBettyにも書いているように、世話物文楽の雰囲気を漂わせた逸品でした。
西洋と東洋の違いはあれども、人の心というのには違いはないのですね。
生きていらしたら、淀川先生の映画評を聞きたかったなぁ……そんな作品です。
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「ふたりのトスカーナ」
いずみさん…1800円
モーツアルトの曲がオープニングに流れたのが満足! 人物造形がよく描けていました。 特に、ペニーです。賢くて、好奇心及び自立心旺盛、真直ぐなところが可愛い。 叔母の(イザベラ・ロッセリーニ)の優しさと芯のある造形が良かったです! 最後はもう少し踏み込んでほしかったのですが・・・残念です。

SADAHIKO…2000円
まるで子供時代に戻ったような気持ちになるくらい、子供の心理描写が巧み。
美しいトスカーナの自然の中に迫り来る戦争の陰。そんな中でも、物珍しさにはしゃいでしまう子供心が痛い。 原作者の自伝でもある物語は文句なく真実の力はあるが、その後にくる悲劇、この描写が平凡なのが惜しまれる。
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「ボーン・アイデンティティー」
としさん…2500円
家でピースメーカーを見た後に行ったせいもあり?、なにかしたら良かった

SADAHIKO…1200円
パリの街をミニ・クーパーが疾走する。このカー・チェイスシーンはひとつの見所だった。しかしこの 映画、マット・デイモンのアイデンティティは観客には最初からわかってしまうので、ミステリーの 要素はないし、かといって、敵対する人間たちとの智恵の較べあいといった面白さもない。どちら つかずの中途半端さが惜しまれる。

SACHINEKO…1000円
3月から公開されるアキ・カウリスマキ監督の『過去のない男』と同じ記憶喪失男の 映画と聞いて、見比べたいということで観に行った作品。
せっかくのアクション・シーンも肝心のお話が今ひとつ。 今観れば稚拙な『フレコネ』のカーチェイスの方が、記憶に残ります。
作り手の都合で、ご都合主義の演出をしてしまうのはよくあります。 作品全体が良ければ見過ごせますが、とにかくダシをひとつ入れ忘れたかの ような味わいの映画でした。
クリス・クーパーもまったく生かされていなくて、ちょっとガッカリでした。
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「僕のスウィング」
SADAHIKO…2500円
ジャンゴ・ラインハルト…『ギター弾きの恋』に続きまた彼の名前に惹かれる。一方がアメリカのホー ボーの詩なら、こちらはフランスは本家ジプシーの詩。聞けば監督はフランス人とジプシーのハーフだ とか。ふたつの民族の特性を受け継いだ監督が、シナリオと映像の力で彼らの魂、詩を見事にフィルム に焼つけた。
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「ブラック・ナイト」
SADAHIKO…1800円
全然予備知識なしにいったら意外な拾いものだった。
特に大好きなのは、中世に行った黒人男が踊りを踊れって王様から言われて、今の音楽を楽団に教えるところ。 王様を含めた宮殿一同が盛り上がり踊り出すところは、マルクス・ブラザースの映画を観ているようであった。 中世のセットもコメディだからといって手を抜くこともなく、それが面白さを倍増させていることは間違いない。

SACHINEKO…2000円
この映画、観る予定はまったくなかったんですが、SACHINEKOさんが、『ぴあ』を観てチョイスしたコメディ。 結果は、ちょっとした拾い物だったですね。
昔、ジャン・レノの映画で『おかしなおかしな訪問者』というのがありましたが、その逆版で、 中世のイギリスにラップの大好きな黒人がタイムスリップしてしまうというお話。 意外にお金がかかってまして、『修道士カドフェル』にも匹敵する時代考証でしたし、 ミュージカルあり、ドタバタありの上質のコメディ映画でございました。
反逆者側の女王が群集に、「イ〜ングラ〜ンド」と呼びかけるシーンは、あまりに下品で、 陳腐でよろしかったので、1000円差し上げま〜す。(笑)
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「ブレッド&ローズ」
SADAHIKO…2600円
アメリカに行っても、ケン・ローチはケン・ローチだった。
外国人監督が作るアメリカについての映画というのは、『ミシシッピー・バーニング』といい、 面白いものが多いのだけれど、この映画もその例にもれない。移民の問題、低賃金労働者の問題、 そして彼らを支える労働組合の本体ロビイストの偽善。そのすべてがアメリカだ。 しかしながらこの重いテーマを主人公の女性の青春映画といったほどの気負い のなさで撮っているのが大変よろしい。

SACHINEKO…2400円
私の大好きな『マイ・ネーム・イズ・ジョー』の監督ケン・ローチの映画。 アメリカ映画ということで、不安はありましたが、貧しいマイノリティに注ぐ変わらぬ眼差しにホッとしました。
重苦しいほろ苦いテーマですが、彼の手にかかると、彼らが力強く富める者たちの 作る社会の建前と矛盾がしっかりと見えてきます。ケン・ローチは、社会的弱者を 弱者として扱うのではなく、自らを彼らの傍らに置き、限りない愛情を注ぎます。 そんな眼差しが暖かく、この映画も私は大好きです。
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「プレッジ」
SADAHIKO…2200円
退職秒読みの刑事が、殺された女の子が作ったという十字架に向かって犯人逮捕を誓う。「sware」『ハムレット』で亡霊となった父親が ハムレットたちに復讐を誓わせる言葉と同じだ。ここにこの物語の悲劇がある。まるで憑かれてしまったかのようなその後の彼の行動。 退職後の心の空洞感を埋めようと努力するおじさんの姿が健気なだけに、余計に憐れになってしまう。人の「怨念」とはかくも恐ろしい。

SACHINEKO…1800円
料理としては、結構おいしい部類に入る映画なのだろうが、私にはこの映画にたっぷり入った"香辛料"が キツすぎて冷静に味わって食せなかった。 でもひとつ収穫あり。この映画のジャック・ニコルソンは良かったねぇ。彼をそんな風に 思ったのは、初めてのことでした。
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「ヘドウィック・アンド・アングリー・インチ」
まろさん…3600円
二回は見に行きたくなる、ってことで、3600円なり!
もともと、こういうおかまさんが大活躍する映画は苦手なんですが、何か変わった映画を見たい時だったので、 これを一人で見に行きました。そしたら、平日だったのに、すごい客の入り。
で、映画のほうですが・・・結構共感できたし、笑わされたし、ほろっとさせられた。 このおかまさん、かなり硬派で、インテリで、破天荒な生き様!言うこときついけど、 いちいち筋が通ってるので、「なるほど。」と納得させられてしまう。何より彼(彼女)が書く音楽がすごくいい! (さっそくサントラ買いました。)
物語は、彼女が、かつて愛した年下の恋人が、彼女の楽曲を盗んで、押しも押されぬ人気ロックスタ−として、 成功し、かたや、彼女は、しがないどさまわりのロックバンドを率いて巡業している、もと彼に、 盗作だと認めさせるために、彼のツア−をアメリカ中追っかけまわす、というもの。 なんか、サイコサスペンスみたいだが、裏切られた彼女の悲痛さは理解できる。でも、やっと再会できた、 と思ったら、あっさり仲直り、二人でベロベロに酔っ払って、彼の車でドライブ!?(おいおい)ところが、 車でかけたCDで、彼が、歌詞を間違って歌っているのが発覚し、「違うわよ!」と言って、 そこで初めて怒りを爆発させるとこなんか、結構笑いました。
落ち込んでるときに見ると、結構元気出るかも。
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「ブラックホーク・ダウン」
いずみさん…1000円
正視に堪えがたい作品でした。この映画に対する批判として、ソマリア側が人間として描かれておらず、 なんかゾンビのように描いているところが不満大です。(原作はそうでないときいております) 映画の視点は米軍側からしかありません。

古だぬきさん…1000円
何処がドキュメンタリー・タッチなの?下半身がぶっ飛んでも血も流さずに「勇敢に戦ったと言ってくれなんて」こと 私は絶対言えないと思う。「アメリカの兵隊さんは強いや」と思った作品。 真実味のない作品で本領を発揮するこの二人なら良く頑張った方だと思うけど。

としさん…2000円
一回目は子供と行った。子供が楽しかったと!!えっ?戦闘シーンの連続で、スッキリした。 二回目は、ハンス・ジマーのサウンドを聞きに行った。21時以降の1000円2回分ということで、2000円。

SADAHIKO…2000円
初めから最後まで戦闘シーンばかりが続き、正直言ってくたびれた。
人を描くのがイマイチのリドリー・スコットの演出がこの映画では逆に生きている。 オセンチさが一切なく、皮肉が溢れている。そのことでこの映画は戦争映画というだけでなく、社会派みたいな感じも 出てきているように思います。
でもリアルさを追求することだけが映画の魅力ではないということだけは言っておきたい。

SACHINEKO…1800円
あのおバカ製作者の意図をしっかりとハズし、硬派の戦争映画にしたリドリー・スコット監督に 拍手。さすが英国人! 私が映画評論家なら、ある程度の評価はしただろうけど、ちょっとドキュメンタリータッチ過ぎて、 こちらが絶えず受け身にたたされちゃう。やっぱ疲れるわね、そういう映画は。
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「ふたつの時、ふたりの時間」
SADAHIKO…1000円
予告編に偽りあり。それが問題だ。ふたつの時とは、離れた場所の時差のこと。 パリの時間を思うのは、亡くなった父親への思い。決して離れた恋人を 思ってのものではない。愛する家族を失い、それを埋めるために費やされる時間と、 異国での孤独を埋めるのに費やされる時間。それぞれの孤独。 彼らにはなんにも繋がりがないのだが…この監督、考え過ぎなのではないか。

SACHINEKO…300円
予告編にダマされた、というよりも予告編が勝手に映画の内容を変えてしまっていた。 映画を観たらまったく違うじゃない、話が。
映画そのものも、ちょっとついて行けなかった。きっと監督自身はよくわかってるんだろうけどね。 最後まできちんと観たけれど、途中、何度も時計を見、映画館に座っているのが苦痛だった。
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「ベン・ハー」
まさおさん…10000円
これぞ映画。この映画や大脱走は絶対映画館の大画面でみたい作品。 同じ12個のアカデミー賞をと取った『タイタニック』とと比べて、 格調において比べ物にならないほど素晴らしい。 まさに、映画史に燦然と輝く名作,大作、巨編。

クルンテープさん…5500円
この映画は、ビデオでも素晴らしいが、やはり映画館で見たい。 あの戦車競走のスペクタクルは、映画の至宝。

kabuさん…5000円
ルーカスやリドリー・スコット等が逆立ちしても、この不朽の名作には叶いますまい。 あまりの素晴らしさに自己破産寸前の値段です。
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「プランケット&マクレーン」
まりさん…700円
なんかパンチの効いた、カッコいい映画が観たいなあ、ってなことで、「スタイリッシュ時代劇」というフレコミと 「紳士強盗」という設定に惹かれてレンタルしたんですが。
すんごいフラストレーションに襲われました。作り直したくて。何かね、監督さんの狙ってたのって、 少女マンガみたいに自由で、カッコ良ければ全てOKな時代劇じゃないかと推察するんですが、 それにしちゃもう一つ遊べてないんですわ。L・タイラーの気の強い令嬢っぷりも、 R・カーライルが相棒を絞首刑から救出するシーンも、ほんま少女マンガと見まごうばかりでグーなんですが、 全体的にみるとな〜んか、地味、無難。
レンタル屋のどっかの棚にありそうな感じ。中途半端にされるのが一番落ち着かない…。 おかげで1日ずっと「プランケット&マクレーン改造計画」を考えてしまった。時間を返してくれ。
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「プリティ・プリンセス」
とりいちゃん…100円
いやー、ひどい映画でした。どっちかというと最初は、ひいき目に観ていたんですけどね。 邦題のつけ方のまずさとか…。中身も、『ローマの休日』と『マイフェアレディ』を、足して2で割って、 プラス、ディズニーのエッセンス(甘ったるい部分だけ!)プラス、青春ドラマというまったく、 自分には受け付けられない映画でした。あと、どうしても不可解な部分があり、そこも不満でした。
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「フロム・ヘル」
みつぐさん…2500円
犯罪史上まれに見る超〜残酷事件かつ超〜有名事件の映画化。
ま・ほとんど(?)フィクションなんだけど史実、憶測織りまぜての超〜(しつこいって)面白いミステリーになっています。 シャーロック・ホームズ(彼はコカイン)並にアヘン窟に入り浸るアバーライン警部(ジョニー・デップ)が、 強引に警察に引き戻される。アヘン窟では彼は、殺人事件の夢魔を見る。実はその頃夢魔と同じような事件が起こっていたのでした。 殺人現場・殺人方法・死体の状況などが史実に忠実で制作者の研究ぶりを大いに堪能。
特に犯人の設定などは「ええっ!ええのぉそういう事にしといて〜(関西弁で読んでください)」って感じ? 以前から疑惑が語られていましたが《なるほどね〜》って思いました。 そういう中でアバーライン警部の純愛は、涙がでるぐらい感動します。 これって『蜘蛛女のキス』に匹敵するぐらいの純愛なのであります。

ほびっとさん…1800円
切り裂きジャックの事はあまり知らないが、この犯人説は結構楽しめたし、きちんと歴史的な事実(当たり前かな) を押さえているため、なあるほどと思わせるところがいいですね。 それに19世紀末のイギリス、ロンドンの雰囲気が出ていていいですね。

SADAHIKO…2300円
19世紀のロンドンを微に入り細に入り再現した本格的な「ジャック・ザ・ムーヴィー」。 その作り手の情熱にまず敬意を評します。まるで「切裂きジャック」の謎解き本を読むかのごときの面白さあれど、 マニアック過ぎたか。

SACHINEKO…2000円
あまりいい評判を聞かない映画ですね。^^;
私も、イギリスに興味がなく、何も知らずに観に行ったら、「なんじゃこりゃ」と驚いたやもしれません。 主演のジョニー・デップも、ヘザー・グラハムも19世紀の暗闇の背景になってしまった感もなきにしもあらず。 でも、これは、"ジャック・ザ・リッパーおタク"が作った映画ですゆえ、仕方ないでしょうね。 これからご覧になる方は、犯人探しの"プロセス"を楽しみましょう。

ギョー座の女さん…2800円
1888年にロンドンで起き、未だに迷宮入りになっている”切り裂きジャック事件”を 大胆に推理している。しかし当時のディテールは極めて忠実に再現されている。 ジョニ−・デップが見事に役にはまっている。こういう役をやらせたら天下一品である。 最後がちょっとかっこ良すぎで史実と違うようだが、これはこれで良いと思う。

TAMAさん…1600円
う〜〜〜む。う〜〜〜む。うぅ〜〜っ!(悩!!)
つまらないわけではないのに、私は最後までお話に乗りきれなかったです。 憂いを含んだジョニー・デップは好き・・・だけど。 霧雨のロンドンの街並み、アイルランドの風景などは良かったと思います。

とりいちゃん…1000円
『スリーピー・ホロウ』みたいな、こわキレイな映画を期待していたんです。 あと、へザー・グラハムには、『オースティン・パワーズ・デラックス』みたいな 可愛らしさを期待していたんです。ジョニ−・デップはよかったですね。 だから、映画の出来はいいと思いますが、趣味に合わなかったということでこのお値段です。
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「プラットホーム」
SADAHIKO…2000円
70年代から90年代に至るまでの中国を、音楽活動をする若者たちの音楽の変化や、 彼らの生き方を通して描こうとした大変意欲的な作品です。 ただいかんせん私には、音楽で時代を感じ取れるほど、中国には詳しくないので、わかりにくかったというのが本当のところ。 機会があったら、もう一度観てみたいです。

SACHINEKO…1800円
この映画、シーンシーンの積み重ねで、お話が進んでいきます。説明もまったくなし。 「気配」を感じて欲しかった、という監督の気配を半分も感じ取れなかった私。 ホント、もったいないことをしました。
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「フェリックスとローラ」
シッカンさん…2800円
フェリックスのローラに対する愛が純粋過ぎて、見ていて一緒に切なくなってきた。ルコントの描く愛は切ないっ。 フェリックス役の俳優さんいい味出してます。 移動遊園地といい、切ない雰囲気いっぱいの映画でした。 ローラの孤独感も自分には理解できて胸に染みた映画でした。

SADAHIKO…3000円
移動遊園地という魔法の国のような舞台が魅力的だ。 彼女の人生のようにぶつかってばかりいるバンパー・カー。 夜にきらめく乗り物の陰の人生模様。素顔を見せられないかのような彼女の化粧。
ファム・ファタールと愛し過ぎた男の物語かと思いきや、ひとりの女が少女から 大人の女になる物語へと転換されていく、その語り口のうまさ。 シャルロット・ゲンズブールがハマリ役でいい!

SACHINEKO…2500円
この映画を観てまず思ったのは、トリフォーの映画を思い出させる雰囲気。 『アメリ』にも共通しているところがあるのだけれど、この作品も良い意味で フランス映画独特のエスプリを持った作品。そして、それに心地よく漬かれるのがいい。
あのシャーロット・ゲンズブールが、どぎつい厚化粧でできた時は、「どうしましょう^^;」と 思ったが、お話が進むに連れて、納得納得。SADAHIKOくんにすすめられて観に行ったのだけれど、 何かすごく得した気分です。こんないい映画なのに、どうしてお客さんが"閑古鳥"だけなんでしょう。 もったいない。
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「ブロウ」
TAMAさん…1800円
主演のジョニー・デップが良かった。特に彼自身による「語り」がいい。 時代とともに変化するファッションや音楽をうまく取り入れていたし、 ジョニーの父親役を演じたレイ・リオッタもしっかり脇を固めていた(と私は思う)。

ギョー座の女さん…2700円
ジョニー・デップ主演の作品は2倍楽しめる。それは、実在の人物を演じている作品は特に、 彼自身がナレーションをしているからである。 彼の声のトーンは落ち着いていて聞き取りやすく安心する。 この作品では麻薬王と呼ばれたジョージ・ユンクをさりげなく演じていて、出色である。

ゆりさん…2500円
もーーこれがジョニーのかっこよさなの! 『ショコラ』がいまひとつだったので、この映画で欲求不満解消できました。 映画自体もいいから、ジョニーファンじゃなくても楽しめます。
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「ファイナル・ファンタジー」
てんこーさん…300円
ゲームでは「皆殺しのFF」と言われたけど、その通りだった・・・・。300円は寝場所としてのお代。

亀甲鶴さん…2500円
全編C.Gの話題。こちらは年寄りで、ゲームのファイナルファンタジーの世代ではないので、 ホーと言う感じ。映画好きとしては凄いなと感嘆するばかり。 ヒッチコックの「鳥」なんかリメイクできるよね。進化してる。 パトレイバーの押谷さんは最近如何したのかな。
お話は、ナウシカ風。或いは、大昔の映画「禁断の惑星」を思い出す。 フロイトのイドが怪物になって襲うというのね。私が多分10歳くらいの頃の映画だと。 マ、お話はどうでもいいんで。 実写と同じと言うわけには行かないが、リアリテイというのは 別物だから。若い人は、汗はいらないのがリアリテイかもしれないな。 今までの映画だって、なにもキスの唾液は恋のリアリテイには必要は無かったんだから。 新しいリアリテイの登場、ニューヨークテロ事件と同時に起こる。
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「ブリジット・ジョーンズの日記」
kabuさん…1800円
お馬鹿映画のように奇を衒ったものじゃなくて、そうゆうこと良くあるよね(?) 的な”有る有る”ネタ満載で素直に笑わせてくれる。 レニー・ゼルウィガーがハマリ役で見ていて楽しい。ヒュー・グラントは コメディ映画に出尽くしてるな〜

深川さん…1800円
これは、いろいろ難しいことを考えないで、ただただ楽しむのがいいかと思う。 ただ、『フォー・ウェディングI』などと比べると、今ひとつの感は否めない 題材はおもしろいのに、もったいない。 新人監督ということで、要領の悪さは仕方がないか…。

TAMAさん…1900円
あはははっ、たははっ、ぎゃはは。(失礼しました。m(_ _)m)
「ブリジット」に自分を重ね、思い切り笑いながら観終わった後、 ほのぼのとした余韻に気持ちよく浸れました。 私は先に原作を読んでいたのですが、スクリーンにあらわれたレニー・ゼルウィガーは、 どこから見ても「ブリジット・ジョーンズ」だったと思います。 天然の可愛らしさが羨ましいっ!(笑)でも、どうして「R−15指定」なのでしょう?????

とりいちゃん…1000円
ヒロインが、おデブでブサイク。でも、なぜか映画の中ではモテモテ。 レニー・ゼルウィガ−は、役作りのため本当に、体重を増やしてオーディションに臨んだとか。 その甲斐あって、ほんとうにブスです。ただ、映画を観にきたお客としては、 わざわざブスを観にきたと思うと腹が立ちます。 やっぱり、女優さんはキレイなほうがいい。(この映画は、デブでブスでないと無理ですが)改めて、 そう思いました。
あと、この主人公ときたら、外見もさることながら、料理もだめ、 仕事もだめとなんにも取り柄がないんです。それで、イイ男をつかまえたいだなんて、 ちょっと虫がよすぎませんか?この映画、面白いことは面白いけど1000円です!

SADAHIKO…1700円
ブリジット・ジョーンズってただのお馬鹿さん…にしか見えない。 脇役の友人たちに膨らみを持たせることで、彼女のキャラクターをより鮮明にすることができたら、 もっといい映画になったと思う。原作が日記文体なので、 「日記」風の部分をもっと強く押し出していたらとも思う。
女性監督ということで、女性の生活の「生」の部分 (男からはあんまり見たくない部分でもあるのだけれど)はとてもよく出て いたし、その辺が女性の共感をよんでいると想像できる。それだけに残念な作品。

SACHINEKO…1800円
「高慢と偏見」を持って言わせてもらえば、はっきり言って残念の一言。 まずイギリス独特の毒がない。これはロンドンを舞台にしたアメリカ映画。
原作のブリジットは、アフター5にシェークスピアの『リチャード3世』が 間に合わなかったから、コーエン兄弟の映画でも…と考えるような女性なのですね。 ジョークも会話も知性が感じられるのに、映画にはそれが感じられない。
きっとすいぶんカットされたり、変更されたりしてるんだろうなぁと思いました。 『高慢と偏見』に書かれているような精神が流れているのに、惜しいことをしました。
でもお値段は、レニー・ゼルウィガーの奮闘ぶりに敬意を表して、1800円にアップしました。

ギョー座の女さん…3000円
予想以上に面白くて笑えて共感できた。
ブリジット役のレニー・ゼルウィガーが体重を増やして、まさに体当たりの演技をしていて潔い。 アメリカ人の女優サンでこういう癒し系は貴重である。 末永く活躍して欲しい。・・・ヒュー・グラントはアップに耐えられなくなってきて、 見ているのが辛かった。
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「ホタル」
ミニミーさん…500円
食堂のおばちゃんに¥500。高倉のおっさんの作品は、いつも期待外れじゃ!

とりいちゃん…3000円
映画を観て、涙を流したのはひさしぶり。田中裕子さん、 本当にずっと見つめていて飽きのこない顔というか、そんな女優さんですね。 邦画も、まだ捨てたもんじゃないとおもいました。 小泉総理に、まず観ていただいてご感想をうかがいたいなと思いました。 前作『鉄道員』が、面白くなかった(というより、広末涼子)ので、 あまり期待しないで観たのですが、思いのほか感動しました。

みつぐさん…1800円
戦時中、特攻《神風特別功撃隊》参加した青年達をテーマに、〔生きていく事〕を考えさせられる。
故郷を思い、恋人を思い特攻で死んで行った金山。吐き捨てるように 【検閲を受ける遺書に本音を書ける訳はなかろう】と言う言葉はたぶん 【日本人】であるほとんどの青年達の本音でもあったと想像するのは容易だ。 この言葉に【本音】を語れない時代の哀しさが見える。 でもこの言葉を語るのがなぜ韓国人の金山なのだろう? この戦争は日本人が起こした戦争だ。やはりこの言葉は【遺書】を含め、 日本人が語るべき言葉だったのではないのか?大半の日本人の【本音】ではなかったのではないのか? 私はこの言葉はぜひ、日本人である主人公達に語ってほしかったです。
この映画はとてもいい映画です。戦争の為いったい人々に何が起ったか? 戦場に若者達を見送った母親達の哀しみ、韓国人の人達の感情を昨今、 メジャー作品ではっきり描いたのはりっぱなものだと思います。 それを思うと先程書いた事が残念です。
で、思うんだけど高倉健の奥さんとしては、田中裕子は若すぎるんじゃないかえ? しわが無さ過ぎるしわが!
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「ベティ・サイズモア」
SADAHIKO…2200円
この映画は昼メロファンの話だけれど、そのドラマが病院を舞台にしているので、『ER』を観てい ると、2倍楽しめる。ずいぶん芸達者な人たちを揃えていて、大いに笑える気の利いた小品。 それにしても、レニー・ゼルウィガーの看護婦スタイルは可愛い…えっ?これって不純ですか^^; 『OL日記』も楽しみ(*^^*)

SACHINEKO…1800円
レディースデーなのに、またも前売り券を買いに行ったマヌケな私。^^;
テレビの『ER』にハマっている私は、もう大笑い。ツボにハマりすぎて…。(大笑) 特に女性の方におススメします。笑って、うなづいて、すっきりとした気分になりますよ。 関係ないけど、ドラマでドクター役やってた人ったら、ちょっと英国の首相のトニー・ブレアが 入ってたわね。

ギョー座の女さん…1950円
レニー・ゼルヴィガーの不思議な魅力無くしては成り立たないお話である。 ちょっと突飛なところがあって強引な部分もあるがよくできた脚本である。 先行きがどうなるか読めない面白さがある。 ところどころ笑えるし、観終わった後なんだかハッピーになれる。
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「ペイ・フォワード」
亀甲鶴さん…1800円
金曜夜、シネマコンプレックス11館ガランと。『ペイ・フォワード』を観にきたのは小生の他5人。 『アメリカン・ビューティ』の続編という感じ。
<幼児虐待アル中クスリ少年犯罪不倫ホモ>、、、 まるで俳句の五七五になる。家庭崩壊のキイワードのオンパレード。 しかし、なんかシラケル。
笹川氏の<一日一善>という標語がありました。親切運動、母の愛、がこちらも強調された。 この監督も意識的に、会社や学校の組織の問題から目を背けている。 空想的ユートピアを印象させる為に、あっさりとかわいい坊やを死なせるエンドは安易。
スペイシーさんも空回り。『L.A.コンフィデンシャル』は組織に焦点をあてて、 現実的だった。『ユージャル・サスペクツ』はこんなにメソメソしない。  つまり、大義、道義を見失いそれ故に絶対者を望んでいるのが我々先進国の共通の悩み、 いろいろ家庭崩壊の諸条件を取りならべて見てもこの古臭いカルトでは答えにならぬ。 なんかシラケルのは? 小生も答えになってはいないけど。

TAMAさん…800円
どこか空々しい印象だけが残った。オスメント君、ケビン・スペイシー、 ヘレン・ハントの演技は決して悪くないと思うけれど、「“絵に描いた餅”を全部食べなさい」 と無理強いされているようで後味がよくない。「今回はこれくらいで良いだろう」という 製作側の意図が見え隠れするラストは大減点。映画に託す嘘ならば、もっと上手に騙して欲しい。
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「星降る夜のリストランテ」
SADAHIKO…2500円
狭いリストランテの空間で繰り広げられる、さまざまな人たちの、人間模様は、 ヒッチコックの『裏窓』的な興味をそそられてしまう。 とくに濃いドラマというわけではないのだけれど、各人の悩みや、行動は面白可笑しく、 微笑ましくそれでなんだか幸せな気持ちになってくる。人生は喜劇、一夜の夢物語なのかもしれませんね。
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「ぼくの国、パパの国」
SADAHIKO…1200円
父親の生まれた国と母親の生まれた国の違いからくる、文化ギャップ・コメディ。 パキスタン人だって、英国で生まれれば英国人。自分の故国の習慣を息子に伝えたい父親との 溝は当然しごく。どこで妥協点を探るかは、国際都市ならではの問題なのだけれど、映画はギャップか らくるお笑いに終始して、単なる偏見の域を出ず、あまりにも浅過ぎた。

SACHINEKO…2000円
第一夫人をパキスタンに残し、第二夫人は生粋の英国人。そんな夫婦の 子供たちは、さて英国人?パキススタン人?文化、宗教、民族、夫婦などなど、 2つの国の間で悩みながら生きる家族…と書けばシリアスな社会派映画と 思うかも知れませんが、しっかりホロ苦く笑えるコメディでございます。あぁ、さすが英国BBC製作!
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「プロデューサーズ」
SADAHIKO…2200円
ちょっとしつこいところもあるけれど…とってもよくできている。特に業界人には大ウケだったのでは ないかと思う。この頃のジーン・ワイルダーは元気がよくてとても面白い。ミュージカル・シーンのう まさは絶品で、ケネス・ブラナーも見習ってほしかった。

SACHINEKO…3000円
愛すべきメル・ブルックス監督のデビュー作!しっかりお蔵入りになったのね。(笑)
プリントもいまひとつ、ギャグも古いかも知れないけれど、ミュージカル・シーンは さすがで、ウディ・アレンと比べてもヒケを取らないわね。 誰にでもおススメはしないけれど、映画ファンなら、嬉しくなるようなシーンが たくさんあります。サービス万点の映画です。
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「プープーの物語」
オヨヨさん…2100円
御存知の方がいるか判りませんが、テアトル系列で「リトルモアMOVIES」 という若者監督支援の企画があったのですが、その中の1作品。 上原さくらが銀幕デビュー?だったかも。すっごいバカげた映画。 でも、笑えた。あまりに訳判らない展開で。
<ネタばれ?>
車で逃避行するんだけど、その車のトランクになぜか人が住んでたりする。 登場はたまにで、一瞬なんだけどタイミングが絶妙。
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「ふたりの男とひとりの女」
赤いソファさん…3000円
ファレリー兄弟の映画はアホ映画と言われるし、確かにそうなのだけれど、 本当は愛の映画であって、それはとりもなおさず、 ファレリー兄弟が愛の人っていうことになるのですが、そんなやつはいまどきいないし、 そんなことを言うのもはずかしいので、ただのインテリではないかと勘ぐって みたりもするのだけれども、これまでの作品を振り返ってみると、 やっぱり愛すべき監督であり、「ふたりの男」も愛すべき映画なのです。 いまどきこれほどウェルメイドなコメディは他にない。

とんぼさん…800円
ジム・キャリーの名前に惹かれて見たバッテン、私も含めて爆発的な感動は 伝わらなかったですバイ!コメディのエースとして期待が大きすぎたのかな。次に期待しよう! いろいろあるから面白か!
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「ホワイト・アウト」
こまこま☆さん…380円
ファンのかたゴメンナサイ。 私的には、ビデオで良いでしょう。ってな、作品です。 確かに他の邦画に比べればスケールは大きいけど、 織田裕二に、焦点を当てすぎてて、面白くなかったですね。 結構良い脇を使っていたんだから、もっと、それも伏線として 活用しては、いかがでしょう、などと思ってしまったのは、私だけ?一緒に行った織田ファンの友達は、「カッコ良かったぁー!」と言っておりました。 

りょういちさん…100円
元来、身銭を切らないで観た映画に対しては、感想を公にしないのが常であるのですが・・・ <素人のクセして(^_^;
でも、酷すぎ(T^T)リアリティの欠片も無し。ダム作業員がいきなり銃を撃てるモノなのか? <を初めとする疑問が数々と噴出!旬の役者が出ていて、 (日本映画にしては)スケールの大きい(と思われる)ロケで、 意気込みは感じられるけれど返ってそれで制作者サイドの魂胆が見え隠れ(^_^;。
個人的にはレンタルして観る時間も勿体無い作品。正にワタシの頭はホワイトアウト!<時間を返して。

ユキさん…1800円
見ている最中は結構おもしろくて夢中で見たけど、よく考えたら、 「??」っていうことがいっぱい。普通それ死ぬでしょーっていうシーンがたくさんあって、 イマイチリアリティがなかった。いくら映画でも、現実味がないとだめですね。

よしおさん…500円
良い評判しか聞かないが、私はある意味で最低の映画と思います。 映画のお話設定としては、最低限のマナーができていない。
『ダイ・ハード』と比較されることが多いが、あのブルース・ウィリスは 警官だから、あそこまでできるのはわかる。 しかし、この映画の主人公はズブのシロウトではないですか! どうしてマシンガンをあそこまで都合良くつかえるのだろう…。 あとの展開が、ウソっぽく感じて最後まで乗り切れませんでした。
アクション、撮影の苦労話ばかりが、目につき、最近の日本映画としては 高く評価されているようだが、こういう大事な設定部分が、 きちんとしていなければ、いけません。
というわけで、500円です。

みつぐさん…1900円
日本であの『ダイ・ハード』を越えたか?って話題の大作。 撮影はあの『八甲田山』を以来のたいへんさだったみたい。
お話も面白かった!単純な設定のようで凝ったトリック。 織田裕二君も今までのイメージを一新した御活躍。ベテラン人も贅沢な使いよう。 一番落ち着いている中村嘉葎雄がかっこいい!劇場で見るのをお勧めします!
めったと泣かないみつぐくんが思わず泣いてしまいました。 ただ、トリックの部分があっさりしていたのは、ここをしつこくすると 自分の出る場面が少なくなるのでゴネたにちがいない(笑)
それに一番すごいのはこの映画の製作に織田裕二が参加している事。 今の日本の映画界で製作に参加して、このレベルの映画を作れる俳優なんて いまだかつてなかったのでは?−えっ石原裕次郎さんがいるって? う〜ん−この映画ならアメリカから引き合いがきてリメイクの話がくるかもしれない。
織田くんは準々主役を獲得するぐらいやり手です。がんばってね〜織田くん。
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「ファンタジア 2000」
みつぐさん…3000円
昔『ファンタジア』を見て、あまりのすばらしさに感動したモンですが、 こちらもすごかった。
夢に見そうな映像が目白押し。『ローマの松』 (う〜ん、日本でポピュラーじゃないのはこの題名のせい?)のくじらの浮遊シーンは圧巻!− 『空飛ぶクジラ』って唄があるけどディズニーのスタッフご存じ?− 知らない曲もたくさんあって、私の教養のなさとクラシックの奥の深さを感じました。
見てから何度も思い出してしまうのはやっぱり映画の「すごい」って事なんだでしょうな。
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「ぼくは歩いてゆく」
SADAHIKO…2000円
ドキュメンタリーを観ているような、つらく厳しい映画。親に教養がないことが、 子供の人生を狂わす悲劇。
それでも歩きつづける少年の姿のたくましさ。痛ましいけれど、それが同時に救いでもある。 疲れている時には、ツライけどたまにはこういうのを観て、考えさせられるのもいいかも。

SACHINEKO…1900円
この映画で、唯一子供が子供らしい"屈託のない"笑顔を見せるのが、 どんなシーンか…。
戦争、麻薬、酒、失業、病気…あらゆる災厄が襲いかかる。 でも、本当の不幸とは、そのために大人が"仕方ないんだ"と「生きることをあきらめて」 しまうことかもしれない。
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「ボーン・コレクター」
まりさん…1500円
先にいいところを言いましょう。…デッ、デンゼル・ワシントン、 色っぽすぎるっ…鼻血ふきそうでした。
横になって動きを封じられてるのに、なんだってまあ、 あの人は男くさいかっこよさにあふれてるんでしょう。 いや、動きを封じられてるから余計にそそられるんかも。 アンジェリーナ・ジョリーが不埒なスケベ心をかきたてられてるシーンが、 めちゃめちゃにツボにはまり、「もっと触れ、脱がせろ、やってしまえ」と心中叫んでおりました。
まあ品の無い話はさておき、これは一応一時はやった異常犯罪心理系推理ドラマの一種…ですよねえ。 あのテのものの面白さって、異常犯罪の規則性(秩序型の殺人ってやつね) を解き明かすうちに浮かび上がってくる犯人像に戦慄する、ってトコにあると思うんだけど。 この映画の犯人って…他の方も言ってるように、「誰、こいつ?」「何、この逆恨み?」 ってがっくーんと拍子抜けする…戦慄のせの字も無い。あのデンゼル様の類まれなる知性と色気が、 こ〜んな犯人の為に費やされたのか…、と私は痛ましくて涙が出そうでした。
あとね、A・ジョリーが犯罪捜査に天性のセンスがある、って設定だったんだけど、 それが発揮されるのって一回目の死体発見の時だけじゃない? その後は、別にあの人が特別に真っ先に現場検証する必要って無いような。 もっとひらめきを見せるところがあってもいいような。 なんか、デンゼル様がかわいい子を怖い現場に送り込んで、 密かなヨロコビにふけってるような感じが…したのは…私だけ?

ライムさん…1800円
いやー怖い。久々に怖いと思った映画でした。
ラストの方で 本屋の親父が怖い(笑)サスペンスもののお約束の登場シーンじゃないかなー。 でも、犯人がねえー、あんた誰って感じ(笑)でも全体的にまとまっていて、いい出来ですね。

みつぐさん…1500円
今、はやりの「科学捜査官」と「身体障害者」物って言えばそれまでだが、 からくもそれは逃れている。が、なかなか凝った作りだが単調な感じがするのはなぜ?
『ボーンコレクター2』の方が面白そうな気がする。 それにしても、のコンピューターの進歩には驚きますね。 これからは、身体障害者の人達にも希望がもてるでしょうね。 ただしお金のある人の話だけど…。
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「梟の城」
まめさん…1000円
CMがカッコ良かったので期待してたんだけど、 だんだか作り物っぽさが気になって仕方ありません。 でも、忍者の動きを表すのって難しいのかな…。 あまり人が死ぬのも、気持ち良くないし。

こまこま☆さん…450円
うーん、激しい裏(忍者)の戦いです。 女にも情け容赦無く、振るわれる冷たい刃。 なぜか、間違われて釜茹でにされる忍者もあり、 口封じの為にのみ、味方に殺される人間あり、 で、殺伐としてて、私には向いてませんでした。 好きな人は、ゴメンナサイ。

勘吉さん…1400円
最近の日本映画にはない、迫力を見ていて感じました。学生料金で入ったので1400円にしました。 もとは取れた!
これから見に行く方は、劇中の言葉も古い言い方をしている個所が何箇所かあったので、 聞き逃さないようにじっくり見てください。
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「ボーイズ・ドント・クライ」
ギョー座の女さん…2100円
肉体は女性、精神的には男性という性同一性障害に悩むブランドンは、 男性として生きるべく、故郷を出て近郊の小さな町へ行く。
そこで退廃的な生活をしている若者たちと知り合い、その中のラナと恋におちる。 しかしブランドンは自分の不注意で、やがて女であることがバレてしまう。
”アメリカで最も保守的な場所”といわれるネブラスカ州では、 ラナ以外誰もブランドンの事情を理解できる訳が無く、彼は「化け物」「変態」よばわりされ、 心身共にズタズタにされて、悲惨な最期を迎えるのだった・・・。

男として生きようとする信念を貫く反面、嘘を重ね車を盗み万引きをし他人の免許証を使い、 おまけに用心の足りない彼に100%共感はできない。 しかし、欠点を差し引いても余りある魅力が彼にはあり、 ラナはそこに性を超越した愛を抱いたのだと思う。
ブランドンを演じたヒラリー・スワンクはいうまでもなく、 ラナを演じたクロエ・セヴィ二ーが切なく愛情深い感情を自然に演じていて、 とても良かった。暗い題材なのに、思った程引きずらなかった。

たけ@ボストンさん…3200円
「アメリカン・ビューティー」にて今年はこれで決まりっしょ!と 言ってしまい、まあ、その意見はまだ変わらないんだけど、、、、。 この作品もなかなかの代物だったっす。
日本で有名な俳優は一人も出演せず、 インデペンデント系の地味な映画ながら、見せる所はきっちり見せ、 人物の描写、構成、画の構図もしっかりしているっすね。 たぶんこの監督も若手なんでしょうが、「シックス・センス」〜 「アメリカン・ビューティー」〜そしてこの作品、、、 アメリカの映画界の層の厚さを嫌でも感じてしまうっす。
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「ブルー・ストリーク」
たけ@ボストンさん…1900円
マーチン・ローレンスの芸風を受け入れることが出来るか否か、で楽しめる度合が変わるでしょう。 物語としては別に特別なものはないが、展開がスピーディーなのでそれなりに楽しめるっすよ。
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「ファイト・クラブ」
まりーなさん…2000円
映像と、音楽、クールです。ただ、話の後半は、急ぎすぎ、という感じがして、どうにかならないものかと思った。 しかし、監督、すごいよ。あの映像美。好みです。 ペンギンや、細胞のイメージもクールだし!どうやったらあんな発想が・・・。 話の進みを、もうちょっと、均等にしてくれてたら言う事なかったのに・・・と、ちょっと残念に思った。

ポーロさん…3000円
殴り合ったりするのは好きじゃないんだけど、とっても意味深な話で、 結末もびっくりしましたっ。 表現のむずかしい、とっても考えさせられる映画でした。

あーこさん…2500円
クールです。
ブラピのインチキくさいファッションと、ロックな音楽、『セブン』と同様に暗〜い映像、 アッ驚く結末…。ノートンの痩せていながらもタプついたおなかもさることながら、 しだいに変わっていく表情が見事ですが、う〜ん、チョットものたりなかった。(^.^#) この金額はブラピの肉体美にたいする評価でもあることは言うまでもありません\(^-^)/

ギョー座の女さん…1800円
"ファイトする"ことかせ、人間の本質をえぐり出そうとしている。
エドワード・ノートンが、さりげなくて良かった。ブラピの体を作り上げるところから入る 役作りとは対極で比べると面白い。人間の心に潜む全く別の世界の恐ろしさを感じた。

たけ@ボストンさん…2900円
ヤバい、、、ヤバいっしょ、、これは、、。R指定で本当に良いのか???? デビッド・フィンチャーもここまでやってしまったか、、、。
ハマっちゃう人とボロクソにけなす人、極端にわかれるだろうからあんまり人には勧められないけど、、、 ちょっと強烈だったっす。 頭の中で整理がつかないから、、、内容には全く触れないおいら、、、、。 (どうやって整理しろっちゅうねん、、、この映画、、、)
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「ブエナ・ビスタ・ソーシャル・クラブ」
ギョー座の女さん…3000円
監督のヴィム・ヴェンダースが、友人のアメリカのギタリスト、 ライ・クーダーに共鳴して創った感動的なドキュメントである。
ライ・クーダーたちは、キューバへ行き、ハバナのクラブ・ハウスで演奏していた ミュージシャンたちを再結集してバンドを組み、ヨーロッパやアメリカで コンサートを開く。
そのクラプは、1970年の初めに閉鎖されて、彼らはしばらくミュージシャンをやめて、 ある者は靴みがきになり、ある者は若い人々に教えたりしていた。 皆、年齢は60代〜80代、90代の人もいるが、 実に楽しそうに演奏して歌う。
クライマックスは、'98年7月に、ニューヨークのカーネギー・ホールでの演奏シーンである。 ステージで揚げられたキューバ国旗の何と誇らしげだったこと。 私もキューバに行ってみたくなった。

みっちさん…3600円
映画二本分の満足度ということで、3600円にしました。
どの人もいいかおしてたなあ。最後のピアノなんて泣かせます。 ライブの映像を見ながら拍手で参加したくなり、レコーディングの場面では足をならしたくなり。
今商業ベースにのって、「売れる音楽」を追求している人たちの全く反対の形で 音楽と関わってる。というかんじ!!演奏は映画でも最高に「いい音」情感にふれる音。 見終わってさっそくCDを2枚購入しました。
そして、キューバについてちょっと横顔をみせてもらった。 世界はやっぱり広い価値観で埋め尽くされている!!!!

SADAHIKO…2500円
ジャズとかで順番に楽器のソロを演奏させていくといったスタイルがありますね。この映画は そういった形でひとりひとりの楽器、エピソードを紹介していって、最後にカーネギーホール での大団円といった演奏のスタイルになっているのがユニーク。多くは語らせなくても、人の 持つ歴史、人間味が静かに染み出してくる、究極の音楽(人間)ドキュメンタリーです。

SACHINEKO…2300円
よぉ、じじい!いい味してるじゃないの。
ドキュメンタリーなんだけれど、その切り取り方がいいですね。 やっぱり、人生長生きしたらしたなり、ひとつのことを 成し遂げた人たちなら尚更、なにげに出てくる言葉が 心を動かされます。 彼らの奏でる音楽と共に、すっかり酔いました。ブラボー!!

たけ@ボストンさん…4200円
今おいらが一番のめりこんで、毎日ボンゴの練習をする時に必ず繰り返し繰り返し流しているアルバム、 「BUENA VISTA SOCIAL CLUB」のドキュメンタリー映画。
最高年齢92歳!、その他の面子もほとんどが70〜80歳代というプロジェクト。 相当前から、必ず観るぞ、と決めていたのに延び延びになってたんっすけど、 いい加減に上映が終わるだろうということで観てきたんっすけど、、、こりゃ観ておいて良かった、、、 ほんとに。
飾ることを知らない本物のミュージシャンというものを見せてもらって心が洗われたっす。 本当に楽しそうなんですよね、、、レコーディング風景もライブ風景も。 ライ・クーダーも実に楽しそうっす。これが音楽なんだなぁ、、、、。 もう開始15分、2曲目あたりからは涙が溢れてたっす、、、マジで。
キューバかぁ、、、、行きたいなぁ、、でも怖いなぁ、、、ん?それ以前に、 ビザは取れるのだろうか???
ちなみに、アフロ・キューバン・ミュージックに興味がない人にとっては、 なんにも面白くないかもしれないっす。けど、、おいらにとっては、、、 傑作!!!!!
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「ブラスト・フロム・ザ・パスト」
たけ@ボストンさん…2500円
米ソ冷戦の最中、アメリカに核爆弾が落ちると信じて疑わない夫婦が、 地下シェルターに潜りこんだっすね。シェルターで暮らすこと約50年、 老夫婦の自慢の息子が35歳になった年に地上へ上ってくるが、、、、。
カルチャーショックのコメディとロマンスと、「カラー・オブ・ハート」の様に押し付けがましくはない、 ちょっとした風刺を、バランス良くブレンドした気持ちの良い作品っす。 主役の若者二人も爽やかなんっすけど、脇役である夫婦(ウォーケン&スペイセク)やゲイの友人、 宗教がかった親父のキャラクターが良いっすね。
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「Baby Geniuses」
たけ@ボストンさん…-1000円
なんのためらいもなく最低映画と呼ばせていただきます。
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「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」
ミニミーさん…5000円
これは、映画館で見るとほんとっぽくて怖いよ。 特殊メイクのお化けとは違う得体の知れない物がうごめいている。

ぽいさん…300円
海外でヒットしたのはやらせと知らない人が、本物と思ったから。 タネがわかればただのいいかげんなつくりの映画。内緒にしておいてほしかった。

Kayさん…1800円
去年のハロウィンにアメリカでみました。ボーイフレンドは怒ってましたが、 私は結構怖かったです。リアルだったのでその後二日ぐらいおびえてました。 画面が揺れるので途中気分が悪くなりましたけど。元は取ったと思います。 (US$9)
今週末に『BWP2』がこちらで始まります。今度も見にいくつもりです。

ポーロさん…2000円
怖そう・・・と思いながらも借りて見たら、話は怖いんじゃなくて、 リアリティがあってすごく無気味でした。 じりじりと向かってくるという感じで、見ていてホントに気味が悪かったし、 ホント恐ろしいものだと思った。(~◇~;)

ryoiさん…1円
し、しまった。見てしまった...(T_T
ドキュメンタリー映画といいながらも、白黒フィルムの向こうでは、 あいかわずアメリカ人のオーバーでくさ〜い演技が炸裂...

深川さん…500円
これは映画じゃない!テレビでよくある「ドッキリカメラ」だと思う。

whiteriverさん…2000円
1999年ベストアイデア賞あげます。
いかに現実っぽく見せるかにあらゆる知恵を注いだ虚構の世界。 映画という枠を超えて、インターネットで今なお、虚構を真実へと成長させていっている ユーザーがいるってのが凄いですよね。

たけ@ボストンさん…2000円
リアリティを追及したらこんな映画が出来ちゃいました、ってな作品。全く映画らしくない映画っすね、これは。
『1994年10月、「ブレアウィッチ・プロジェクト」なるドキュメンタリー映画を製作しようと 森に向かった3人の学生が行方不明になる、、。1年後にフィルムが発見される、、。』 という但し書きが最初に画面にでる。 そして、1時間半、そのフィルムを見せるわけだが、、。
これが、全編手持ちカメラで撮っているので目が回ってしまうほど画面がガタガタ動いて、 最初の方は気分が悪くなるっす。しかし、話が盛り上がってくると、 この効果が一気に現われてくるっすね。本当にドキュメンタリー(と言うより本物)っぽいんですわ、、驚くほど。おいら、この映画は偶然の産物じゃないか?って思うんっすけど、それにしてもこの緊張感は並ではない。これを本当に計算して製作しているとすれば、これは凄いことっすね。 まさにインデペンデンス系の作品で、製作費も100万円もかかってないのでは?と思うんっすけど、 公開1週目で2位(28億円近く)の興行成績を叩きだすほどのちょっとしたブームになっているのも 多少はわからないでもない代物だったっす。
ただ、おいらが見た映画館での上映終了後の観客の反応は「WHAT A FUCK IS THAT ?」でした。(笑)
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「Forces Of Nature」
テディ片山さん…800円
ベン・アフレックとサンドラ・ブロック共演の新作映画。
どうしても納得いかない話の流れのお陰でこの値段です。 ベン・アフレックもサンドラ・ブロックも好きなんですけど…うーっ…。(>_<) 観終わって、フラストレーションがたまってしまいました。
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