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いまどきの映画のお値段 in 2000〜(さ・し)
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死ぬまでにしたい10のこと 座頭市
ジョニー・イングリッシュ シェフと素顔と素敵な時間 サハラに舞う羽根
10話 シモーヌ 人生は、時々晴れ
サラマンダー 少女の髪どめ シカゴ
至福のとき ザ・リング ジョンQ
サイン ザ・ロイヤル・テネンバウムズ 情事
ザ・プロフェッショナル 白い船 少林サッカー
サウンド・オブ・サイレンス 白い犬とワルツを 少年と砂漠のカフェ
シッピング・ニュース 地獄の黙示録 シュレック
シャンプー台のむこうに ザ・ミッション/非情の掟 ジュラシック・パークV
猿の惑星 ジャニスのOL日記 ザ・コンテンダー
シーズン・チケット ショコラ ザ・メキシカン
17歳のカルテ 小説家を見つけたら 13デイズ
シベリアの理髪師 60セカンズ サルサ!
ジュブナイル 白い花びら サイダーハウス・ルール
ジョン・ジョン・イン・ザ・スカイ 白い刻印 ザ・ビーチ
ジーンズ 世界は二人のために シュリ シビル・アクション
シャンドライの恋 ジャンヌ・ダルク 将軍の娘/エリザベス・キャンベル

「死ぬまでにしたい10のこと」
メロウさん…2200円
死を目の前にして、いろんなことが見えてくる。
主人公のしたいことは、「ええ?こんなことをしたいの?」というようなこともあったけど、 全体を通して、死を目の前にした彼女の優しさ、生きる強さに感動しました。
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「座頭市」
ギョー座の女さん…1800円
スピード感があって笑えるところもあって、あっという間に時間が過ぎてしまった。 なぜR15指定なのか納得した。そこのところはちょっと閉口したが、全体的に楽しめた。続編を期待したい。

SADAHIKO…2000円
冒頭の市の殺陣。それに続くそれぞれの登場人物の過去が交差するシーンが、簡潔でいいです。
不思議なのは「市」の過去だけがまるで見えてこないところ。ところがこれが映画の狙いと私は見ます。 彼はいつも飄々としていてなぜか人間臭さがまるでありません。
しかし、彼の出現で周りの人間は確実に人生が変わってしまう。ところが彼だけは何も変わらないまま、 またこの街を通り過ぎて行く。この構図。
『座頭市』って言っていながら実は彼が映画の狂言廻しだったていうことに気づいたのは、 最後の最後のシーンでありました。

SACHINEKO…1800円
勝新の座頭市と較べるのは、ちょっと的違いかと思うほど、新しいタイプの座頭市が誕生しました。
感情をあらわにするでもなく、作品を通して飄々とした薄ら笑いを浮かべ、 人を食ったような武の市、私は好きだな。あと、ゲタタップも楽しくて良かったね。
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「ジョニー・イングリッシュ」
SADAHIKO…1200円
ローワン・アトキンソンはやはり「スケッチ」向きのコメディアンなのだろうか?
映画になると、この人の持つ毒が周囲に薄められ、ただの平凡なドタバタにしか見えなくなってしまう。 ジョニー・イングリッシュだってずいぶん滑稽な名前のはずなのだけれど、実はそれほど笑えませんよね。 そんな映画です。一所懸命やっているのはわかるのだけれどもねぇ…

SACHINEKO…1500円
オックスフォードとケンブリッジを卒業した秀才が作るコメディ&パロディ映画。
私が笑えなかったという言い訳ではないのだけれど、この映画のギャグを笑うには、 ちょっとした知識や知性が必要なのではないのかなぁ。
しかし、どうしてローワン・アトキンソンは、映画になると彼独特の笑いキレがなくなるのだろう。 言葉で笑わせようとすると、そのおもしろさがある種の人々にしかわからないんですよね。
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「シェフと素顔と素敵な時間」
SADAHIKO…1600円
決して素顔を見せない女が化粧を落していく…。料理を作るのを止め、無味乾燥の冷凍食品の世界へ 入り込んでしまった男が料理を作る…。傷ついた男と女の一夜のドラマ。
ふたりの最初の結びつきも携帯電話からというのがいかにもです。大人の映画にはなっていますが、 ちょっと作り過ぎという感は否めず、心が動かされるところまではいきませんでした。

SACHINEKO…1800円
空港に足止めということで、『パリ空港の人々』を期待したのだけれど、 ぜんぜん違う、大人のロマコメといったお話でした。
携帯電話がきっかけとなって、お話が展開していくというのは、新しい試みでおもしろかった のだけれど、何となくモタモタした感じが否めませんでしたね。 ただ、ジャン・レノとジュリエット・ビノシュのコンビがかわいかったので、元は取れたかな?
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「サハラに舞う羽根」
SADAHIKO…500円
主人公たちがまるで「アホ」にしか見えないくらい、何のため、どうしてこうなったということが わからない難解な映画だ。
『パール・ハーバー』を狙った?製作者と、植民地支配をしていた大英帝国を皮肉な目で描こうとした監督、 そして元々の原作、すべてがミックスされた結果方向を見失った、この秋一番の虚しい大作です。 この監督『エリザベス』もそうだったけれど、何かがいつもズレているようだ。

SACHINEKO…1000円
もうねぇ、よくぞここまで大金かけて、訳のわからない映画が作れるもんだなぁ、と感心しました。
あまりにも訳わかんないんで、原作を読んでみましたが、ポイントの部分、ポイントの人物たちを 割愛、または演出をまるっきり変えてあったりしたために、話も人物描写も中途半端で、 フォローのしようがありません。^^;
それに、元植民地のインドの人が監督ですから、英国式名誉の回復のお話に、 植民地政策への批判、英国軍隊への皮肉を盛り込んでも、無理があるんですよね。 アイボリー映画の脚本家はインド人の女性ですし、インド人だから描けないというのではありません。 ただ、この監督には、ちょっとこの手の映画は肌に合わなかったのではないでしょうか?
砂漠を舞台にした壮大な映画、お金がかかった割りに、お話は安普請でした。
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「10話」
SADAHIKO…2000円
これ全編車の外から一歩も外へ出ないという思いきった映画だ。
ドライヴァーの女性とその同乗者たちの会話だけで映画が成り立っている。 失恋、母親を嫌う息子などなど女性の身近な問題から、イランの女性たちの置かれた現状が見えてくる、 いわば車の中だけで世界を見るといった広がりを見せるあたりに、この監督の意欲が見える。
ドキュメンタリーともドラマとも見える作りも相変わらずでスリリングではあるが、 車内の閉塞感はいかんともしがたく、かなり身体にこたえた。社会問題に関心のある方はどうぞ。

SACHINEKO…1500円
アッパス・キアロスタミ監督の作品、ということで観に行ってまいりましたが、 「あの国で、映画を作るにはこれが限界かなぁ」と思わせる映画でした。 なにしろ表現の自由が狭いですもんねぇ。
女性タクシー・ドライバーが主人公で、単にお客さんや1人息子との会話で進むだけの、 ストーリーがあるようなないような映画です。同じ女性として、この映画を観ていて、 とにかく息苦しいんですよ。演出や編集にだいぶ苦労したと思われますが、 キアロスタミ監督は、もうイランを出て映画を作ったほうがいいのでは?
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「シモーヌ」
SADAHIKO…2100円
ハリウッドの製作システムへの痛烈な皮肉も楽しめるアイデア抜群の一編。
アル・パチーノ扮する監督の部屋にある理想の女優のポートレートがグレタ・ガルボやディートリッヒ、 ローレン・バコールと大部古いのにも注目!! この時代の女優たちがいかにハリウッドの製作システムの中で苦しみ闘っていたことか…その皮肉。 この映画のようにコンピュータで作られた女優がスタアになる時代が来るのはいやだが、 監督が「声はオードリーにしよう」と夢中になってコンピュータと向き合う姿、 その楽しさは映画ファンなら誰しもきっとわかるはず。
パチーノの演技はまるで「ファウスト」のようでちょっと大仰なのが惜しい。 確かに「ファウスト」みたいな話ではあるのだけれどもね。

SACHINEKO…2200円
これ、拾い物でしたよ!
映画制作の裏話的なお話もさることながら、今のハリウッド映画ビジネスへの皮肉が コメディタッチで盛り込んであって、素直に楽しめました。
細かいところをチェックしようとすると、「あれ?」ってな部分もあるのですが、 軽い感じで受け流し、シモーヌの世界を楽しんじゃいましょう。
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「人生は、時々晴れ」
SADAHIKO…3000円
ロンドンのタクシー運転手と言っても、こちらは旅行ガイドで「ぼったくられるので乗ってはいけない」と 書かれている類の貧しいタクシー会社の運転手の家族の話。
時々晴れどころか「雨のち曇り」といった物語なのだが、マイク・リー監督の映画はいつも前向きなので、観て いてホッとするところがある。「雨降って地固まる」っていう諺は英国にもあるのかな。

SACHINEKO…3500円
イギリスというのは、階級社会だから、この手の人々は、一生その地区から出ることはない。 20〜30分も電車に乗ると、高級住宅街や高級ブランド・ショップがあるのだが、 前に立ちはだかるテムズ河とウォータールー・ブリッジは、私たちが考える以上に高いのだ。
そんな環境の中で、懸命に生きる貧しい人々。私、以前イギリスで、タクシーに何度か ぼったくられたことがあったけど、「まぁ、しょうがないかぁ…」…と一瞬同情してしまうほど 貧しい家族のお話だった。
そんな階級制度の底辺でもがき苦しむ家族を描いてはいるけれど、救いがある展開だったこと、 登場人物たちが生きている姿に非常に共感できたので、値段は"ハロッズ並み"に底上げいたしました。(笑)
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「サラマンダー」
SACHINEKO…1800円
もうねぇ、『マトリックス』で壊した車一台分でもいいから、この映画に予算をあげたかったわ。 丁寧には作ってあるんだけど、何せお金がないらしく地球上に増えてしまったドラゴンが、 いつもスクリーンには一頭しか出てこないのよ。
プログラムの表紙には、たくさんのドラゴンとヘリコプター。でも実際は、ドラゴン一頭と ヘリ一機なんですから。(笑)ご都合主義のお話展開とセコさは、超B級。 『マトリックス・リローデッド』と二本立てでご覧になると、その思いが噛み締められます。
ところで、マシュー・マコノヒーが見る陰もないほどになっていたのだけど、 お仕事なくなっちゃったのかしら?
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「少女の髪どめ」
SADAHIKO…2000円
アフガン人が置かれた厳しい状況を、ひとりの少女に恋したことから描くという手腕はお見事です。 同じイスラムでもアフガンとイラン、こんなにも違うのかという部分でも興味深い。 日々のニュースからは伝わってこないものがこの映画の中にはあります。

SACHINEKO…1800円
とにかくヘビーな映画。何がいけないのかわかっているのに、抜け出すことができない苛立ちを 抱えながらの観賞でした。みんないい人たちなだけに、またツライのです。
しかし…イランのビルは皆こんなにいい加減な作りなのだろうか。 しかもお茶ばっかり飲んでいて、春が来て冬が過ぎて、また春が来ても、 まったく進んでいないのよね作業が…。セメントが薄いとか、レンガの積み方が曲がっているとかでやり直しばかり。(苦笑) だいじようぶなんでしょうか。
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「シカゴ」
NOBIさん…2150円
困った!面白かったけど、不満も・・・。舞台のミュージカルを映画化する難しさを感じた。
音楽は素晴らしい、映像も素晴らしい、俳優もギアの歌を除いて素晴らしい、監督の演出も無難・・・、 でも、それが不満。
舞台のミュージカルって・・・最近知ったんですが・・・狭い空間の中で、如何に舞台と観客の距離を縮めるか、 ようは空間の密度を高めるかがポイントだと思う。 一方のミュージカル映画は、画面と観客と言う距離が有る以上、逆に広がりが求められるような気がする。
ミュージカル「シカゴ」のドキュメンタリーなら最高の作品だが、ミュージカル映画なら、もっともっと工夫して欲しかった。 これなら、ボブ・フォッシー自ら監督した『オール・ザット・ジャズ』が数段面白い・・・やっぱりもったいない。

まりさん…3000円
一言で言えば見惚れる映画!
「魅せてやる!」っつうすさまじいまでのエンタテイメント根性に、 オープニングからエンディングまでやられっぱなし。映画館の温度がね、 だんだん上がってくるのを感じました。
サービス満点、アイディア満載のカッコいいダンスシーンがこれでもか、 と続けばイヤでも興奮します。いやん、これで千円だよ、すげえよ、やるじゃん、 やってくれるじゃん、とおバカな感動語が脳内をかけめぐってました。脳内モルヒネ放出中状態。
特にキャサリン・ゼタ=ジョーンズ!今までB級くさい映画でしかお目にかかってなかったんで、 「やるじゃんアンタ、見直したぜアネゴ!」な感じでした。太ももがイカすわ〜。 リチャード・ギアはわけもなくドン臭く感じられて今まで嫌いだったけど、まあ頑張ってたね。 レニーは歌声が甘くてキュート!
本来ミュージカル苦手な私でも楽しめた。ミュージカル映画、じゃなくて、「これはショウだ!」と 思って見ちゃいましょう。

ギョー座の女さん…2800円
久しぶりにミュージカル映画を観た!という気持ち良さを感じた。
キャサゼダ姐さん、あれはアカデミー賞もらうのも納得です。 主演賞でもいいくらいに迫力ありました。レニーちゃんも想像以上に頑張ってたし、 ギア様も楽しそうに大活躍でした。 映画化不可能といわれていた舞台をここまで無理なく見せる度量も凄いです。

ほびっとさん…2000円
ブロードウエイのミュージカルの映画版。久し振りですね。巻頭のシーンのテンポが良いですね。 そして、これはボブ・フォッシーの作品とすぐに判るところが良いですね。(彼のファンな者で。) ゼタ・ジョーンズの歌と踊りがしっかりしているのに驚いた。 レニー・ゼルウィガーも何とか頑張ってましたね。しかし芝居は上手いですね。 ちょっと昔の桃井かおりさん的な芝居の上手さを感じてしまいました。
一番可笑しかったのはリチャード・ギア。楽しそうにやってますが、 アカデミーにノミネートされなかったのは仕方ないですね。 舞台を観に行きたくなるような演出でした。

いずみさん…3000円
興奮してしまいました!ゼタ、ゼタ、ゼタ・ジョーンズ最高です!! LAXのCMからの変わりない彼女の美しさ+妊娠中にもかかわらず、 舞台狭しと(太腿もなんのその)踊る姿にプロ根性を垣間見ました。 R・ギアはこれで女性ファン増えそうです。出演者の皆様に喝采を!

SADAHIKO…3200円
まず、この時代に、この名作ミュージカルがこのような形で映画化されたことの 幸福を噛みしめましょう。 『ダンサー・イン・ザ・ダーク』を経てついに出てきたハリウッド新世紀の ミュージカルの誕生を祝福しましょう。
ボブ・フォッシーの世界を壊すこともなく、なおかつ映画的な工夫もたっぷり。 その他の細かいことは置いといて、まずは至福の時を過ごそうじゃないですか!

SACHINEKO…3000円
久々の"本格的な"ミュージカル映画。それだけでもう嬉しい作品。
『シカゴ』は舞台も見ているけれど、映画だから描ける演出もしっかりしていたし。 (例えば記者会見のシーン)何より華やかで楽しいのがよかですよねぇ。 ゼタ=ジョーンズは、さすが昔ミュージカルの舞台に立っていたというだけあって、 キメのポーズも美しく声量も文句なし。ゼルウィガーも頑張っていて、 『ショウほど素敵な商売はない』のモンロークラスでした。
観たあともずっと♪「オール・ザット・ジャズ」♪がずっと頭の中を駆け巡っていた SACHINEKOでした。
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「至福のとき」
SADAHIKO…2800円
幸せ三部作とは言うけれど…この映画の幸せっていうのは実はほんの一瞬に過ぎません。
近代化し繁栄する北京。一方その波から取り残された人たち。貧富の較差。蔓延る拝金主義。 失われる人情。『こころの湯』などにも見られる現代中国の社会問題を、 間接的にあくまでもコメディ・タッチで描ききり、しかも数日間の出来事だけで… というところににチャン・イーモウ監督の技があります。
「お金は偽ものでも心は本物」これこそこの映画の真髄です。ラストのクレジットにも 意味がありますので、決して最後まで席を立たないでくださいね。

SACHINEKO…2500円
う〜ん、上のSADAHIKOくんが、ほとんど言いたいことを言ってしまいました。^^;
懐は貧しいけれど、心は気高く暖かい、そして強いんです。 今、心が冷えているあなたに、ぜひおススメします。
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「ザ・リング」
SADAHIKO…1500円
お話は一見、伝統的な幽霊話のようだけれど、ビデオが霊の媒介となるところ、ビデオを解析して、 さらにパソコンを使って謎に迫っていくところなど、今風のミステリーとなっているところが面白い。 けれど、やっぱり井戸から現れ出たるその姿は、和服姿。きっとそのほうが怖いに違いないと思わせた。
日本映画のリメイクもまずは成功といったところではありましょう。

SACHINEKO…1800円
この手の映画は、ほとんど興味がないのですが、おもしろかったですね。 本家『リング』は観てませんが、市松人形のような少女や、お浄めして埋めなかった古井戸の方が、 何となく恐ろしいような気がします。作品的には、充分楽しめましたけど、みなさんはいかがでしたか?
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「ジョンQ」
SADAHIKO…1000円
ひとりひとりの命の重さということ。医療制度の問題点…日本もアメリカの制度を目指しているのでひとごとではない …などを描いていて意欲的なのはいいのだけれど、アクション映画的な観点から見ると穴だらけも穴だらけ、 ねずみどころかでぶネコも出入りできるほどの大穴があいており(あんなに犯人に隙があったら普通逃げるよね)、 すっかり白けてしまった。

SACHINEKO…1000円
まぁ、オスカーを取るとこんなに説教臭い映画に出るもんかなぁ、と思います。(でも受賞前に撮影していたのかな?)
監督もニック・カサベテスだし、社会派映画としては見所もあったのですが、 いかんせん矛盾だらけ、スキだらけの映画で……。往年の小林旭の日活アクション映画の ようでした。日活映画は、スタイルがそうですので良いのですが、 この映画ってシリアスものですよね。ということで1000円くらいのもんでしょうか。
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「サイン」
SADAHIKO…2000円
『宇宙戦争』以来の伝統を頑なに(笑)守った映画です。そういう意味では面白くないのだけれど、 家族のドラマということでは、不思議な味わいがあります。
押し入れのようなところに閉じこもって、テレビを見るホアキン・フェニックスの描写など 臆病なのにでも好奇心いっぱいな人間の心理がよく出ておりました。 人って臆病で、何かを信じなければ生きていかれない。そんなものなのかもしれませんね。

carawayさん…2500円
『インディペンスデイ』のホームドラマ版というのでしょうか。 宇宙人の侵略が起こった時、一般家庭レベルではどう対処できるのか、案外この一家のように 建設的なことは何もできずに終わってしまうのでしょうね。
「宇宙人の侵略」から、「家族の絆の復活」を描くという力技に驚きましたが、 子役のローリー・カルキンやアビゲイル・ブレスリン、叔父さんのホアキン・フェニックス (リバー・フェニックスに弟がいたんですね。)の演技が素晴らしい。 緊張の合間にくる笑いの場面に、ほっこりした暖かさがあります。 お互いを思いやる家族の愛情が最後の奇跡を呼んだように感じられました。
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「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」
TAMAさん…2000円
ジーン・ハックマンの茶目っ気に酔いしれました。ロイヤルが自分に欠けていた部分を探すうち、 テネンバウムズの家族それぞれ(や彼らにかかわる人々)もまた、自分が無くしてしまった 「かけら」を探し求めるようになる過程を可笑しくも淡々と見せてくれて、とても楽しめます。
ロイヤルのテーマ色である「ピンク」の効かせ方が小気味良く、ギリギリ下品なイメージになって いないのは、さすが!の一言。パンフ(本?)もいいですねぇ♪

ギョー座の女さん…3600円
緻密で凝りまくったディティ−ルもさる事ながら、いろんな人間関係が暖かく描かれている所が 素晴らしい。おじいちゃんが、孫達に悪戯のやり方を一緒に実践してレクチャーするところなんか 最高に面白い。役柄も皆さんはまりすぎな位に見事に演じきっていて、期待以上に楽しめた。

SACHINEKO…3000円
ウディ・アレンの『ハンナとその姉妹』のような語り口の映画でした。 コメディかと思いきや、決してそれだけではなく、ブラックユーモアもふんだんに盛り込まれておりました。 登場人物も多く、それを演じる個性の強い俳優たち……ですが、決して煩雑になることもなく、軽快にお話は進んでいきます。
やはり、この映画の最大の魅力はジーン・ハックマンでしょう。(^-^)v 今年は、公開作が5本。内、主役が二本。しかも、クソバカ下ネタコメディから、 ハードボイルドまで。ジーン・ハックマンファンの私としては、そんな今年を締めるにふさわしい 快作でした。
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「情事」
いずみさん…1000円
姉であるイ・ミスクが妹の恋人イ・ジョンジェと不倫する話。
不倫の後ろで見え隠れする夫婦のありかたです。何食わぬ顔して情事を重ねる女の恐ろしさ+ 家族崩壊です。イ・ミスクの家の家具調度品には温もりがありません。 夫婦関係が冷えているところを上手く表しています。 40歳過ぎても自己管理できているイ・ミスクに免じて千円です。

まろさん…100円
ビデオで鑑賞したので、大事に至りませんでした。(それは言いすぎかな?)
ボクのごひいきのミニシアタ−でやってた作品だったので、思わせぶりな予告を見て、 「あ、これ良いかも?」と思ってました。韓国映画っていうのも珍しかったし・・・ 「不倫」っていうテ−マはありきたりだったけど・・・本国では絶賛されたらしい・・ので。
それが・・・・・そのへんのス−パ−でレジ打ってそうな生活に疲れた暗いおばさん、 異常に不気味な「整形美人」っぽい奔放な妹(この娘の顔は、ホラ−としてなら使えただろう・・・)、 その婚約者は東野幸治そっくりのエゴイスト、仕事にかまけておばはんをほったらかし。 「超男尊女卑主義者」「嫁は家にこもって飯作って、掃除洗濯して、子供をしっかり教育しておればよろしい!」 という考えのダンナ、好きなテレビ番組の録画をちゃんとしてなかった、とおかんに文句たれる、 出来の悪いガキ(タイマ−録画しろ、自分で!)ETC・・・。
要するに、超ありきたりの不倫ドラマ、さあ、あなたは観たいですか?
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「ザ・プロフェッショナル」
carawayさん…6000円
オープニングの宝石店襲撃の場面が鮮やか。騙し騙され、相手の裏の裏のまた裏をかくという展開がスリリングです。 ジーン・ハックマン主演!しかもハードボイルド!! これで文句のあるはずがありません。かっこいい男はいくつになってもかっこいい‥‥ 堂々とした立ち姿に惚れ直してしまいました。
ファンのつぶやき「私ならこんな渋い男をのりかえたりしないぞ。」

SADAHIKO…2000円
話に穴もあるけれど、紛れもなくプロフェッショナルな娯楽映画であることには違いない。 こういうそこそこ面白いB級映画が最近減ってきたことがとても寂しい。ジーン・ハックマンがカッコ良かった。

SACHINEKO…8000円
この映画を冷静に評価しようという方が、私には無理ですぅ。(お値段もね^^;)
デカい穴があろうが、小さな矛盾があろうが、ジーン・ハックマンが主役を張って、 しかも、こんなにハードボイルドなかっくいいジジイ姿を見せてくれれば、もうそれで満足。
イーストウッドにはできないわね、こういう役は。ほっほっほっ(勝ち誇った高笑い)
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「白い船」
ギョー座の女さん…1800円
なぜ私がこの作品を観たかというと、音楽を角松敏生氏が担当しているからに他ならない。
ストーリーは実話をもとにしているそうだが、島根県の海沿いの小さな小学校から何日毎に 白い船が遠くに見えて、その正体は新潟の直江津から福岡への定期フェリーだった。 そのフェリーの船長と小学校との交流が始まり、やがて ・・・というお話である。
島根の海と空の青さと純粋な人達にほろりとする。全体的にさらりと話が進むので、 不思議な爽やかさを感じる。
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「少林サッカー」
ギョー座の女さん…2000円
ここまで徹底的にやってくれたらバカバカしさを超越して感動した。とにかくお腹の底から笑える。 CGや特撮その他を駆使して香港映画にしては手が込んでいるので、その面でも楽しめた。 公開時期もW杯と重なってタイムリーだったと思う。

みつぐさん…2000円
お師匠さんが死んでも少林武術を広げたいと思っているシン(チャウ・シンチー)は、昔一流のサッカー選手だったファンと知り合う。 彼はサッカーのトップスターだったが現在デビルチームのオーナーの罠の為サッカーができなくなっていた。 惨めな生活をしていたシンが強靱な足の持ち主なのを知り、サッカーをする事を勧(すす)める。 シンも少林武術を広めるには、サッカーの大会にでるのが一番と知り自分の兄弟子・弟弟子を集めてチームを結成するが…。
……とストーリーを書くと単純だが、ストーリーはほとんど関係なく、驚くのは《CG》を駆逐したサッカーシーン。 少林武術を使ったサッカーの技!逆立ちをしてボールを蹴ったり、いつのまにやら空を飛んでいたり、 蹴ったボールが虎に変身したり《おお!こんな事はせんだろうが〜》ってシーンが、続出。 その上、ブルース・リーのそっくりさん、やしきたがじんのそっくりさん、藤原紀香のそっくりさん。 おまけに伊集院光のそっくりさんまで出てきて楽しかったね。
今や香港のトップスターチャウ・シンチーが監督・脚本・主演で大活躍の作品で、ちょっと香港映画らしい ドロくさい所があるが、この人は少し化けるとほんとに世界的監督になるな、と思いました。 最後は《愛は勝つ!》って展開はなかなかこの人、ロマンチストねって感じだね。
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「サウンド・オブ・サイレンス」
TAMAさん…1000円
本筋とはあまり関係のないところで楽しめた作品。(笑)
『サウンド・オブ・サイレンス』は、これまでに観た有名サスペンス映画の名シーンを幾つも幾つもはぎ合わせているようで、 「これは、あの映画かな?あっ、ここの部分は、また別の映画の1場面みたいっ!?」と思わせてくれるから・・・。
正直なところ「特別良くはないけど、それほど悪くもないなぁ。」の印象です。総じてまずまず・・・なので1,000円にしました。

carawayさん…2000円
演出とストーリー展開に緊迫感がありました。
誘拐された娘や、骨折してギブスをつけた奥さんがどうなるのか、聞き出す数字には何の意味があるのか最後まで引っ張られます。 主人公の奥さんも、女性刑事も人に頼らず自分にできることを自分で対処していくキャラクター設定に好感が持てました。
難をいえば、主人公の精神科医が少女の心を開いて謎の数字を聞き出す過程がもっとドラマチックであれば‥。 意外とあっさりと描かれていたのが残念です。

SACHINEKO…1800円
タイムリミットもの+サイコホラーかな?と、あまり期待しないで観に行った分、この映画、意外に拾い物でした。 欲を言うと、脇役たちの魅力はしっかり描かれていたけれど、主役のマイケル・ダグラスが今ひとつ魅力ある人物と 思えなかっために、説得力に欠けたのが惜しいところです。でも、十分元は取れたかな?
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「白い犬とワルツを」
ミニミーさん…2500円
仲代いいじゃないか!まあまあ良かったぜ!
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「少年と砂漠のカフェ」
SADAHIKO…2400円
タイトル通り少年と「砂漠のカフェ」がまさに主役の映画です。
アフガニスタンに通じるほこりっぽい道を行き交い、カフェ(『パグダッド・カフェ』 みたいなカフェ)で一時を過ごす。そこに生まれる友情と差別。 ここでは、戦争の悲劇こそ描かれてこそいないですが、今の問題がつまっています。 少年が向かう道のむこうにはアフガンの高い山がそびえています。 それは我々の前にそびえたつ山かもしれません。
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「シッピング・ニュース」
mectさん…2100円
「退屈」と評価される恐怖と「平凡」であることの難しさ…。 「傷を癒せずに生きているのは君ひとりじゃないよ」って語りかける。トラウマなんか飛んで行けー!

TAMAさん…1750円
「ふうぅ〜むっ」と唸ってしまいました。単純に辛い者同士が肩を寄せ合って・・・というお話ではないようですね。
ほのぼのとして、あたたかなシーンがある反面、知らなくていい部分(あえて知りたくない部分)まで見せつけるあたり、 人間の複雑な心の動きや、本質などを描こうとしているのでしょうか? もう少し観る側の想像力をかき立てても・・・いいかなぁ?

ギョー座の女さん…2300円
思ったよりユーモアがあって明るいエンディングだったのでホッとした。 厳しい自然と訳ありな人々・・・ハレストレム監督のお得意のシチュエーションだけに、 役者さん達も渋い演技が光っていた。

さくらこさん…1300円
暗すぎます。ショコラが躁なら、こちらは鬱。見終わって「がんばるぞー」という気持ちを 500円分そがれたのでこのお値段です。ヨーロッパの閉鎖性や土地の寒さを考えれば、 このような映画は何となく評価できます。

SADAHIKO…2200円
ラッセ・ハルストレム監督らしい映画。どこか障害を持つ子供。 人生の鎖に繋がれ、そこから抜け出られない大人たち。 彼らがそこから抜け出して希望を持ち始めるまでの過程を、 どこか御伽噺的な雰囲気の中で描いている。
それはとってもいいのだけれど、彼らの「その地」へたどりつくまでの人生の描写が 荒っぽ過ぎるので、共感には到らない。

SACHINEKO…1800円
すいません、実を言うとハルストレム監督の映画って、今ひとつ肌合いが合わないんですよね。 (他の作品は意外と高い値段をつけてますけど…)
どの作品も狭い社会や村の中での人間のトラウマの克服を描いています。 でも、『ショコラ』を除いてその方法がグロいんですよね。表面的にはグロくないんだけど、 こたらに想像させる部分がグロいの。んだもんで、俳優さんたちの付加価値を加えて、 入場料分ということで。
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「地獄の黙示録」
SADAHIKO…3000円
好き嫌いは別にしてすごい映画ではあります。戦場における人の心の闇に迫ろうとした映画なんですが、 今回のバージョンでは、西欧諸国の今日まで変わらぬ、歴史の論理みたいなものにも触れられているので、 国家と個人というより広い視点が明確になったような気がします。 例え生贄が捧げられても、闇は相変わらず 続いていくというラストがとても不気味です。でも、もう二度と観たいとは思わないかな。

SACHINEKO…1800円
映画史的にも高い評価を得ている映画だけれど、私はこの映画のような不遜な映画作りの姿勢には、 反対です。まさにミイラ取りがミイラになっちゃった、と感じました。
この映画を観た日の夜、テレビでたまたまアフガン難民のドキュメンタリーを観ました。 その中で、内戦に巻き込まれ、アメリカ軍の誤爆で長男と夫を同時に亡くし、 誰かもわからぬ肉片を拾い埋葬した老女が、「私には爆弾を落としているのがアメリカなのか、 ソ連なのかもうわかりません。どうでもいいことなのです。ただひとつ言えるのは、 いつも犠牲になるのは貧しい者たちなのです」と無表情な目で語った一言の方が、重く心に響きました。
映画には映画の良さがあるのです。どんなに本物を使ってリアルに描こうと、老女の一言で 吹き飛んでしまうのです。
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「シュレック」
ニンじんバズーカさん…300円
しょせん子供騙し。

とりいちゃん…1800円
CGで、これだけの面白い映画が作れるので、料金分の値打ちはあると思います。 ラストは、ただのハッピーエンドでないあたり、感心しました。

のこよもさん…1500円
評判ほどブラックだったわけでもないし、心に残るキャラクターや設定が あったわけでもない。(ピンクのドラゴンなんて、友達からきた年賀状に 描かれてありそうなほどありきたりな風貌だし)
でも、エディマーフィはうまい!!この配役があってこその作品だと思う。 浜田氏の吹き替えは未見ですが、どうだったのでしょうか?誰か教えて下さい。

SADAHIKO…3000円
ディズニー・ファンにもアンチ・ディズニーの人にもお勧めできる珍しい映画です。
御伽噺のキャラクターたちが、売られていくのですが、なぜかディズニー・アニメになった キャラクターたちばかりなんです。(製作者の人、実はディズニーに恨みがあるんです…これホントの話) いわばこれは裏の『美女と野獣』なんですが、でもディズニー版よりも、もっと納得できる結末が 用意されているんです…。いいですよ。

SACHINEKO…4000円
まず一言…「この突き抜けたおバカは素晴らしい、偉大だ!」
ディズニー映画を逆手にとって、しかも笑い飛ばしている、凝りに凝ったおバカ映画! 2002年度ベスト5入り確実でございます。とにかく観て、観て、観てちょうだい。
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「シャンプー台のむこうに」
晶さん…2200円
結構良い映画だったと思います。
見終わったあとに気分が良くなると思う。私がリックマンファンだから評価は甘いかも知れませんが。 ジョシュとレイチェルの恋はあまり上手く描けなかったけど、っていうか主役はアランでしょう? 最後にハッピーエンドで終わって、上手くいってるけどさ・・・今だけ、これからは?みたいなかんじも拭えませんが。 オシャレだったし、気分の良い映画だと思います。
いろいろと、酷評されてますが、、、すべてアランさんのはさみがたの刺青で帳消しにします!!

SADAHIKO…1400円
うーん、狙っているところはわかるのだけれど、『フルモンティ』のようにはいきませんでした。 むしろこの手の映画だったら、ハリウッドが得意としているところじゃないだろうか。 アラン・リックマンも伝説の美容師には見えないし…シャンプー台のむこうには むなしい空気が見えましたとさ。

SACHINEKO…1000円
最初にみなさんに言っときますけど、この映画はジョシュ・ハーネット主演みたいに 宣伝されてるけど、実際はアラン・リックマン、ナターシャ・リチャードソンが主役でございます。
私、主演のアラン・リックマンさんには、ロンドンで楽屋待ちした時優しくしてもらったから、 点数はいつも甘いんだけど、これはいけません。テンポもダメだし、ミス・キャスト。
時にはリアルに、時にはコメディタッチで映画は進みますが、リックマンさんたら、 『ギャラクシー・クエスト』と違って、かすりっぱなし、ハズしっぱなし……。 「ここは笑えるんだけどな」と、頭で考えながら観るコメディほどつまらんものはないのです。 せっかくの熱演の市長さんも活きませんでした。
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「ザ・ミッション/非情の掟」
SADAHIKO…3500円
本当に極上のハードボイルド映画が、どちらかというと、いつも賑やかな印象が残る香港映画から 出てきたことにまず拍手をおくりたい。
モノクロではないのだけれど、主人公たちのモノトーンの衣装、押さえた色調で、 フィルム・ノワールの気分を溢れさせている。無口な主人公たち、仕草だけですべてをわかりあえる関係。 音楽、ワイプを使った編集、どれをとってもカッコいい。
宍戸錠(にしか見えないアンソニー・ウォン)、伊集院光(のようなラム・シュー)と 決してイイ男ではない男たちがカッコよくなってくる…これこそハード・ボイルドなんだな。わかるかな?

SACHINEKO…2300円
いまやクラッシック映画のジャンルとされている"フィルム・ノワール"。 よくもこんなシブい映画が、香港で作られていたもんだ!
全体に寡黙な主人公たちだが、折りこまれた小さなエピソードが とてもいい。セリフの何倍もの思いが伝わってくるの。 丸めた紙で暇つぶしのサッカーをするシーンが印象に残りました。
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「ジュラシック・パークV」
ほびっとさん…1800円
原作のエッセンスを見事に映像化しているので結構楽しめた。
特に1作目で原作者が一番言いたかった事が、1作目ではカットされていた部分にスポットをあてて 脚本化してあるので意外と見ごたえ有り。時間も1時間半なのでだれる前に終わってすっきりした 仕上がりでした。
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「猿の惑星」
みつぐさん…1000円
ビデオでリメイク版の『猿の惑星』を見ました。期待してた訳じゃないけど、なんか陳腐な話になっていたね。
いろいろあるけど、一番わからんのは主人公を助けた女・アリがなんで人間を助けるのか? 元ネタ映画だと助ける二人は科学者で《人間》を研究していたってので助ける理由はわかるけど、 彼女はなぜ?金持ちの道楽?その割りには熱心だよね。
主人公は無理やり未来に行ってしまってクサってんのはわかるけど、連れて逃げておいて人間達を 「助けるつもりはない」なんて無責任!逃げる段階での数々のギャグも、もっとひねってほしかったしラストも 「なんだかなぁ」。
以前公開されてた『エイリアンネイション』のときも思ったけど生理・生態も違う生物が地球に来て、 まったく人間と同じ生活をしてるなんて絶対ないと思う。ま・これは一つのギャグなんだろうけど。 思うにビデオで十分だったなって思います。

kabuさん…1300円
オリジナルの素晴らしさを再確認できました。

ピラフ天国さん…1200円
期待していったが、それほどでは無かった。 ただ、あの特殊メイクには脱帽したし、猿だらけの戦闘シーン も度肝を抜かれた。そこに限っては見る価値があったと思う。 ドラマとしての中身は薄かったと思う。1作目の方が多分衝撃が 大きかった。 ただ、ずっとシリーズを見ていたり、映画館で猿だらけの驚異の戦闘 シーンに酔いしれたい方は行った方がいいと思う。 それだけでも楽しめれば1800円以上はつくかも。

のこよもさん…1300円
ティムバートン過去作品のテイストをいつまでも求め続けるのは、 よく無いことだと思うし、作風に固執せず、ビッグバジェットの作品を 撮りまとめあげる彼の能力は、すばらしいです。予想してたものの、 チンパン君の神々しい登場に、ひざをたたいて喜んでおりました。 ケーリー・ヒロユキ・タガワはメイクしててもそのまんまなんだね。 でも、ヒトねーちゃんとその仲間達に魅力無し。ヘレナの半端メイクもなんだか。 旧作の、『ヒトがしゃべって、サルびっくり』に匹敵するカタルシスが無いのが、 ちょいと残念。

とりいちゃん…100円
みなさん、非常に高いお値段をつけておられるので、この値段はちょっとためらったのですが。
期待が大きすぎました。やっぱ、映画は役者でみるものだったんだなあ (少なくとも、ぼくの場合)とつくづく思いました。知らない人ばっかりでも、 いいんです。あ、この女の人かわいいな、この俳優さん誰だろう。それだけでも、 映画を見る動機には、なりますから。しかし、この映画の主人公もヒロインも まったく魅力ありません。猿達は、怒りっぽいし、話もSFとしても相当無理があります。 『シザーハンズ』『スリーピーホロウ』の頃のバートン監督に戻って欲しいです。
どうせ、SFを撮るんだったら、『メン・イン・ブラック』のソネンフェルド監督に、 面白い作品を撮っていただきたかったです。正直言って、今回ティム・バートンの ねらいがコメディなのかシリアスなのか理解に苦しみました。

CHIKARINさん…1400円
良くいえば、肩がこらずに楽しめる、悪くいえば、展開が判りやすい(バレバレの)映画でした。 猿の様子はとてもGOODです。物語のリアリティを高めてます。 つい映画の世界に入り込んでしまい、人間のはずのマーク・ウォールバーグ くんまで猿に見えるほど(違)。ラストは、付け足しっぽい印象かな。

TAMAさん…2200円
ティム・バートン作品らしく、特殊メイクに始まり、セット・小道具・衣装に対する愛(?) とこだわり(!)が細かな部分にまで浸透している気がします。 元の作品は子供時代に観たきり、記憶が曖昧(というか殆ど覚えていない^^;)なので、 比べることはできませんでしたが、この映画は娯楽大作として質&内容共にとても楽しめました。
「ティム・ロスの目つきって、あんなに陰険そうだっけ?」とか 「ヘレナ・ボナム=カーターは猿になっても可愛いなぁ」などと変な発見をしつつ、 彼等の芸域の広さに改めて感心させられたのも事実。 それに対し、マーク・ウォルバーグ、エステラ嬢は、伸びやかな身体でもって「人間性」 を強調していたのかもしれませんね。たいへん面白かったです!

ギョー座の女さん…2000円
全くティム・バートンのテイストになっていて、これはこれで楽しめた。 B級チックな雰囲気だが細かいディティールに凝っていて、こだわりが感じられた。
・・・結局どの時代に紛れ込んでもサルに支配されるわけですね。 ラストシーンは思わず笑ってしまいました。コメディーの要素も盛り込んであって、 色々な楽しみ方ができる作品だと思う。

まりさん…1000円
いや〜、猿、猿、猿でした。見渡す限り。猿の特殊メイクも、巧妙な動きも、 ほんとさすがティム・バートンって感じの遊び心あふれた見事さで、見応えあったんですが。
(↓ここからちょいネタバレ)
が、しかし。もともと人間が猿の主人側だった、って事実を知ったからといって、 あっさり猿どもが戦意を失う…ってのがちょっとムリないかい?私が猿だったらさ、 「そんなん知るか〜、今強いのはわしらじゃ、ぼけ!」とあくまで戦うね。 だってあきらかに人間のがダメそうだったもん。半裸のねえちゃんはただぼけっとしてるし。 まあ、さらなる衝撃のラストから察するに、やっぱ猿も納得いかなかったんだろうなあ、 なんて思いました。

SADAHIKO…1800円
単純に楽しめた。それ以上でもそれ以下でもないけれど。
オリジナルと較べて、猿の動きが猿らしくていいし、スピード感もあった。猿と人の間で ちょっと恋愛めいた感情が流れるのがちょっと面白い。SFXもこれ見よがしでないのもいい。 けれど、テーマということでは、希薄で、驚かされるほどではなかった。 まあオリジナルと同じことをしても仕様がないし、まずはこんなものでしょう。

SACHINEKO…2100円
映画ファンの友人たちとみんなでワイワイと観に行ったのだけど正解でした。 とにかく素直に楽しめる映画でした。(こういう映画だと、あとも盛りあがるしね(=^_^=)) お値段は、二次会の楽しかった分も入ってます。
チャールトン・ヘストンの『猿〜』と比較するのは無粋というもの。 CGの使い方も巧妙だし、猿もケモノのペーストが入っていて、秀逸。 ティム・バートンらしい笑いのセンスも盛り込んでいたのが嬉しい。21世紀の『猿の惑星』でした。
最後にSACHINEKOカメラマンから、監督に一言
「お〜い、なん全体に露出不足だぞぉ〜。絞りをもうふたつほど開けてぇちょうだい!」
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「ジャニスのOL日記」
SADAHIKO…1500円
OLたちの禁断の女子更衣室日記…トイレで自分の顔を鏡でみつめてうっとりかと思いきや、 色々悩みがそれぞれあるんですな。心に浮かべたイメージがとんでもない映像になって現れるのは、 『アリー・my・ラヴ』の影響あり?OLの本音が戯画化されているのは女性監督ならではで、 大変笑わせられるけれど、お話にもう一工夫ほしいです。

SACHINEKO…1300円
監督自身が体験した、派遣社員の経験を元にしたお話だから、女性社員同士のいやらし〜〜〜い 会話なんかもかなりなまめかしいけれど、いんかせんお話が陳腐でしたね。 主人公は、スコットランドからロンドンへ出てきた貧しい田舎者。 英国が舞台ということであれば、民族差別、階級差別などもからめて、 ツンケンしたアングロサクソン系OLをギャフンと言わせて欲しかったわ。
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「ザ・コンテンダー」
SACHINEKO…1000円
冒頭15分は2200円、前半は、1800円。後半からラストにかけては500円という、落差の激しい映画でした。 大手を振り上げて、問題を提起しておきながら、あんちょくな展開には、もうガッカリ!(-_-) 最近のハリウッド映画って、(一部を除き)なんでこんなにつまらないんでしょう。
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「シーズン・チケット」
ほびっとさん…2000円
観ていると薄紙をはがすように少しづつ2人の少年の置かれている環境が解るにつれ、 それがどんなに悲惨な状況が解ってくる。しかしそれに反比例するように、 2人が暗い顔をしながらでもすぐに忘れたかの様に次のわるさを考え付くのがおかしいくも悲しい。 だけどじめじめした所が無いのはさすが。最後の思いがけないどんでん返しで思わす笑ってしまった。 やっぱりイギリス映画でした。

とりいちゃん…1800円
サッカーには、まったく興味が無かったので、つまらなかったらどうしようと心配でしたが、 OKでした。むしろ、サッカーファンには、物足りないぐらいサッカーの場面は出てきません。 二人の少年が、サッカーのシーズンチケットを手にするために、 額に汗してバイトにはげむというような当たり前のストーリーではないのです。 廃品を川から引き上げて、泥だらけになったり、盲人のまねをして万引きをしたり、 やることなすことセコイ(笑)
この映画を見ると、ミルクティーが飲みたくなります。ライバルチームの試合を 観戦しなければならなくなった時の音楽が、「ロミオとジュリエット」など 細かい演出も楽しかったです。

SADAHIKO…1900円
この映画はいわば、「理由ある反抗」です。
サッカーのシーズン・チケットを買って紅茶を飲みながら観戦をしたかった。 しかし、そのささやかな夢のために悪事を働きます。なぜか?家庭が崩壊し、 学校からもはみ出した二人組みの少年が、自分たちの境遇から逃れたかったからです。
下層階級によくある問題を取上げているのですが、ふたりの友情物語を中心とした ちょっぴりしみじみする青春映画みたいになっています。そこを甘いと見るかどうかですね。 私は好きだけれど。

SACHINEKO…1800円
ムムムゥーー、またもや英国貧困モノかぁ……。ちょっと食傷気味だなぁ。
でも、社会の底辺でふてくされて生きているサッカー狂の少年二人が、 夢をかなえて行く涙と笑いの英国映画。(サッカーネタ…そういう意味でいうと、新しかったかな) サッカーのチケットにつられて久しぶりに行った学校の授業で、 シェイクスピアを読むシーンは、笑ってしまった。あんなになまったシェイクスピアのセリフは、 聞いたことがなかったんだもの。(大笑)
でも、たまには『ハワーズ・エンド』『眺めのいい部屋』みたいな英国映画も観たいなぁ。
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「ショコラ」
まめさん…3000円
ビデオになってからなので、かれこれ半月近く前に見たことになりますが、 未だにチョコの亡者になっております(爆)。
値段の根拠は、何で劇場で見なかったんだろう、っていう後悔と、 これを二度続けて見たのと、多分二回のうちどちらかはサービスデーを 使うだろうという予想を立てて、三千円にしました。
ある意味劇場で見なくてよかったのかも。村長さんを笑えなくなってしまってた かもしれない(^^;

kabuさん…2000円
”悪戯な北風”がもたらした”ちょっとした幸せ”。 チョコレートの甘い香りが漂ってきそう。 新参者の出現に戸惑っていた村人達もチョコの魔力でお友達。 唯一レイ伯爵が拒んでいたんだけど最後に見せる彼の失態は爆笑モノ。可愛いね〜

とりいちゃん…3600円
音楽の使いかたが、よかったですね。ジュリエットビノシュが、 娘におじいさんの話をするときの、サティやジョニ−デップとダンスするときのキャラバン。 とても、いいセンスだと思いました。 映像は、ギリアムと仕事をしていたひとが撮影監督なので、とても自分の趣味にあい満足できました。 入れ替え制でなければ、つづけてもう1回観たかったです。
あと、ぜんぜん映画の内容には無関係ですが、この映画のジョニ−デップは、 ネプチューンのなぐらくんにクリソツです。ファンのひとゴメンナサイ。

TAMAさん…2100円 【カカオの魔力】とは、なんと素晴らしいものでしょう!(笑)
挿話的に語られる“チョコレートの歴史”&“主人公の生い立ち”が効果的! そして、登場する役者さん全てが「はまり役」だという粋なキャスティングに驚かされました。 (特に...ジュディ・デンチとキャリー=アン・モスの和解シーンは秀逸。 無言のまま瞳だけで通じ合う母と娘の姿が胸をつきます。)
まぁる〜く・うま〜くおさめた結末も、ほどよく甘いショコラの魔法なのかもしれません。 ラッピングやディスプレイ,小道具(ジュリエット・ビノシュの赤い靴etc), ジョニー・デップの生ギターなどなど見所いっぱいです。(パンフもおいしそうっ!/笑)

ほびっとさん…1500円 予告編で観た軽い乗りの音楽とジュリエット・ピノジュのファッションとが楽しい。 やはり英語(ハリウッド製)の作品らしさが一杯。 これはフランス映画では全く無く、フランスを舞台にした、アメリカ映画でした。

SADAHIKO…3000円
これは大人の御伽噺です。昔々…という出だしで、まるで魔女のように北風に乗ってふたりの親子 が村に入ってくるというところから嬉しくなってしまいます。「マヤ」「ジプシー」「ショコラ」 どこか中世的でロマンチックな響きがありますね。ヨーロッパの祝祭が物語りの背景にうまく溶け こんでます。思ったほど宗教臭くもなく、時代も場所もフランスの色が薄まって、御伽噺的になり、 物語りが普遍性を持っています。癒される映画です。

SACHINEKO…4000円
昔観た『バベットの晩餐会』を思い出しました。宝くじに当たった貧しいド田舎の村の姉妹が、パリから料理人を連れてきて、 最高級の宮廷料理を振る舞うという話。食べたことのない海がめのスープを口にする、最初は気味の悪そう な顔で、少しずつ口に運ぶが、だんだんいい顔になっていくんですよ。まるで魔法にかかったようにね。 本当〜〜に幸せそうな顔をするんです。
この作品、全篇を通して、お伽噺調に仕上がっておりますが、半面人物そのものの描き方はとてもリアルに感じられました。 贅沢な女優たちの熱演を堪能するもよしブラピにしびれるも良し、美しく並んだショコラたちを楽しむも良し、 いとおしい村人たちと母子に感動するも良し、損はしませんよ、この映画は。
男性の方々、彼女をぜひ誘って観に行ってください。
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「ザ・メキシカン」
SACHINEKO…500円
どうしたらこんなにヒドい映画ができるのか…という意味でびっくりさせられる映画。 きっと、制作費のほとんどが主役+特別ゲストのギャラなのかもしれないが、そのエンゲル係数に合わせて、 中身もカラッポです。
この監督に言いたいのは、「コメディを簡単に作れると思っちゃいけません。 シリアスドラマより難しいんですよ、コメディは。ブラピとロバーツ出しゃ、 いいってもんじゃありません」それと、 「いまやハリウッドの大事なお宝俳優を、こんな使い方をしてはいけません」。 もうちょっとお勉強いたしましょう。

ディカプーさん…300円
主演がこの二人じゃなかったら、全然面白くない映画。 作りが雑で、せっかくの二人を活かしきれてない感じ。 ビデオでOKだよ。

ギョー座の女さん…1500円
いわば、料理人の手際が悪いために最高級の素材を生かしきれていないフランス料理のようである。
まず、ブラピとジュリア・ロバーツの2人のシ−ンが少なすぎる。 お話がスピーディーに運ばないので、間延びして飽きてくる。 あと15〜20分は短く出来るはず。ところどころホロリとさせる場面があるだけに、惜しい。 特に気になったのが、やたら人が殺される事である。 それをブラックな笑いに思えるほどではないので、なんか疑問に思ってしまった。
最後の方に出てくる某大物俳優と味のあるワンちゃんに免じてのおまけの値段である。

CHIKARINさん…1500円
キャラクターが個性際立ってますね。 なさけないブラピ、勝気なジュリア・ロバーツ。 殺し屋リロイの人間味。←一番のお気に入りです。 サスペンスコメディでもあり、ロードムービーでもあり、 ラブストーリーでもある、色んな要素を楽しめる部分がいいです。 あとは、物語の先が読めない(ミステリ的な先は読めなくも無いけど) ところが気に入りました。
最近、こういう話かな、と思うと、そのとおりに進行することが多いですよね。 それはそれでいいけど、観客としては、先が判らない方が見ていて楽しめます。 300円安いのは、「伝説」をよ〜く考えると家系図がかけないことですね。 誰かここ解説して欲しいです。

ほびっとさん…1200円
退屈しのぎに観るには、まずまずでしょうか。 何か単純なストリーをどんどんひッくり返してくれるので、ブ ラット・ピットふんするジェリーならずとも勘弁してよと言いたくなった。 ジュリア・ロバーツのそこらに居そうな切れた女の台詞がひどく可笑しくて、 結構わらっちゃいました。
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「17歳のカルテ」
まりーなさん…2000円
全体のまとまりとしては良かった。主張もよくわかった。 役者人の文句の付けドコロもない。アンジョリーナの演技にはぞくっとしたものがあったし。 見終わった後の感覚も、ちょっとした爽快感があって、素直に見てよかったな、と思えた作品。
うーん・・・、だけどなあ、映画の雰囲気からして、精神病棟であった必要ってあった? という感をぬぐいきれない。 そりゃあ、見ている人にとっては気分が沈みすぎない、重くなりすぎないでいいかもしれないけど、 それだったら、ちょっぴり問題を抱えた少女たちが集まる施設、みたいな舞台で繰り広げたほうが よかったんじゃないかという気がする。

あきさん…2800円
10代の女の子の心情がすごくよく滲み出ている。
かわいいウィノナの演技はまぁまぁ良かったけど、 主人公の存在をも圧倒するアンジェリーナジョリーの演技といったら!!! 凄いとしかいいようがない。
彼女の演技がこの作品にパンチと迫力を振りまいている。 残酷な内容だけどホントは優しい映画。こういう耽美系の映画大好き。 自分も10代だから,彼女達の気持ちがより解かる気がして、 この映画を観て以来アンジェリーナのファンです。

シッカンさん…3600円
自分の中では2000年度ベスト3に入ります。何で誰も投稿してないの?
それぞれの少女の心のイタミが切なくて、見ていて胸が痛くなるストーリーです。 17歳だけじゃなく、20,30代でも誰もが抱く心の葛藤がウィノナ、 アンジェリーナの名演技で胸に染みます!♪ダウンタウン♪名曲です。 しばらく耳から離れないっ。お値段は2回見たので。
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「小説家を見つけたら」
ほびっとさん…1800円
アメリカ映画ってどうしてこうも御伽噺的な展開になるのか。 気楽に観られるって云えばその通りなんだけど・・・・。 ショーン・コネリーが深夜のブロンクスを自転車で走るシーンはなんとも素敵でした。

TAMAさん…1750円
長い年月、アパートの一室に閉じこもっていたショーン・コネリーのパジャマ&ガウン姿(=前半)と、 自転車に乗って手信号を送りながら街を走るシーン(=後半)は印象的です。 物語自体は、想像通りに流れてゆき・・・そのまま終了といった感じを受けました。 同監督の『サイコ』(リメイク版)よりは数倍楽しめると思います。

SADAHIKO…1600円
再開発が進む中、ポツンとひとつ取り残された古いレンガ造りのビル、そこに小説家は住んでいた。 時を自分で止めてしまったかのように……。
彼はそこから一歩も外に出ない。ビデオカメラで鳥を日がな一日眺めているその様は、 鳥と人が逆転していてとてもいい。ショーン・コネリーの力で、彼が心を開いていく物語 としては面白い。しかし、若者が彼によって、どう成長していったかが計れるはずの クライマックスが、「言葉」を聞かせないで、音楽でごまかしたあたりが、どうにもならない失敗だ。

SACHINEKO…1200円
ショーン・コネリーとF・マーリー・エイブラハムという英国俳優が 出演したことが、大きな助けになってはいるが、全体的に観て、今一つ人が描ききれて いないような気がした。ツメが甘い作品…というところか…。可もなく不可もなく、 平凡な作品ていう感じかなぁ…。
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「13デイズ」
TOMIPPUさん…2500円
2時間半近い上映時間にも関わらず、途中緊張感がダレることもなく、 一気に見せてくれました。 「アポロ13」を見たときにも思いましたが、危機に直面した時の対応を 見ると、アメリカって国はすごい国だな〜と思ってしまいます。

りょういちさん…1800円
さりげなく、ごく自然に使われている視覚効果が、この映画のエンターテイメント性を高めます。 『アポロ13』もそうだけれど、結果が判っている史実だけに至るまでのドラマの見せ方が上手すぎ! それと、Kコスナーがこんなに出来る役者だったとは(^_^; 
余談ですが、ソ連大使扮する役者はエアフォースワンでテロリストのボリス役で出てました(笑) とにかく劇場で是非観て欲しい作品。

SADAHIKO…2800円
硬派な社会派ドラマをもエンターテインメントにする、これぞアメリカ映画の底力。歴史的なドラマで 結果もわかっているというのに、このスリリング。まさに事実はドラマより奇なりの見本です。

SACHINEKO…1900円
社会派映画、歴史には詳しくない、と腰を引いている方がいらっしゃったら、心配することは ありません。とってもわかりやすいし、ススッと映画の世界へ引き込まれていきます。
題材は「キューバ危機」を扱ってはいますが、ハリウッド映画らしく、 しっかり"エンターテインメント"に仕上がっています。そして、 関わった補佐官の日常を描くことで、とても身近に感じるという一面も持っています。 ケヴィン・コスナーが、とても控えめなことも良かったのだと思います。
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「シベリアの理髪師」
コージさん…200円
厳しすぎ?でも、この映画お期待して見て、浪費した膨大な時間を考慮すれば、これくらい・・・。
まず、キャラクタ−が、単純で、自己中心的すぎて、共感できない。 (特に主人公の男、お前は周りの人間に迷惑かけすぎ!)コメディか、壮大な人間ドラマか、 どっちつかず。(コメディなら、ちっともおかしくない。)で、長すぎる!以上。

SADAHIKO…1300円
歴史に個人がもまれる、壮大な叙事詩を期待したら、 ただのおバカな痴話話でガッカリした。
『太陽の誘い』と同じような男女関係の恋愛映画なのだけれど、 それに較べてあまりに説得力に乏しい。 特に士官候補生があんなにトウが立っているのに、 女の誘惑に気絶してしまうのは、とても信じられない。 ずいしょにミハルコフらしい冴えもあり、映像は風格さえ漂うだけに、 あまりに惜しまれる一篇です。

SACHINEKO…1600円
1885年、帝政ロシアの末路がそろそろ見えてきた頃の ロシア人の士官と、アメリカ人の商売女の切ない恋のお話です。
壮大なスケールで描く恋愛映画…と予告編を観て、楽しみにしていった のですが、あまりにもいろいろ詰め込みすぎて、焦点がボヤけて しまったことと、主演の女優さん、男優さんがあまりにも地味で、 作品に埋もれてしまった感がありました。
いかなニキータ・ミハルコフとはいえ、やはりちょっと 大きな題材を選びすぎたのかもしれません。 しかしながら、冒頭シーンを始めとして、そこここにミハルコフのロシア情緒溢れる 息を呑むような、すばらしいシーンがありました。 それだけに、惜しい気がします。
これからご覧になる方、"あの『ドクトル・ジバゴ』を超えた壮大な叙事詩" と宣伝をぶってますが、『ドクトル・ジバゴ』は、あたまの中から しっかり取り去って、ご覧になることをおススメします。
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「60セカンズ」
TAMAさん…2000円
何ひとつ難しく考えることなく、単純に観るべき作品。 のっけからのエンジン音に身をまかせましょう。(笑) (車好きな方には、垂涎ものかな!?好みが偏ってるけど...)
今回は、カー・スタントを減らし、できるだけ自らが運転した というニコラス・ケイジ。彼もかなりの車好きとか。 ニコラスは、変に暗くない役の方が似合っている気がします。 あまり細かい部分をつつかないで気軽に楽しみたい娯楽作。
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「サルサ!」
ろばさん…2500円
ヴァンサン・ルクールだけで2000円はつけられます。(笑) それに加えて音楽のいいこと! ワールドミュージックばやりの今ならではの1本ではないかと。

TOMIPPUさん…2000円
とっても気軽に楽しめるラブ・コメディでした。
音楽やダンスについてはよくわかりませんが、サルサの魅力万点で、 ウキウキした気分で映画館を出ることができました。 私もサルサを習いたい!と思わせる素敵な映画です。

ギョー座の女さん…1850円
フランスの才能ある若手のピアニストが、ラテンに目覚めてクラシックを捨て、 キューバ人に変装してサルサのダンス教師のふりをしていたら、恋におちてしまい、 本当は自分はフランス人だと言えなくなってしまう。 しかし、やがて嘘がばれて、傷心のピアニストはバンドと共にキューバへ旅立つのだった。
・・・ピアニストを演じるヴァンサン・ルクールが美形で魅力的である。 とても映画初主演とは思えないほどのびのび演じている。ただ、キューバ人に変装するとき、 肌の色だけでなく眼の色も変えなくちゃね。蒼い眼のキューバ人なんて不自然でしょ。 (なんで誰も気が付かないのかな?)それだけちょっと気になりました。
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「ジュブナイル」
てんこーさん…1900円
SFXがあっても、何となく懐かしい現在なところがよかったな。 この作品は、日本のロボット漫画やアニメのオマージュとしても楽しめました。 (アトムの子供がかかったり、スタッフロールに藤子・F・ 不二雄さんの名前があったり、ガンゲリオンはどう考えても、 ガンダムとエヴァンゲリオンの合成だし)

みつぐさん…2000円
何年かに一回、子供のSF映画が公開されるが、これはなかなか面白かった。 香取慎吾の変な兄ちゃんとか「定番」キャラも決まってて、「えっなんで?」 って矛盾する所も出てきたりホント「定番」映画。
私が気に入ったのは、未来のファンションとか子供時代の風景とかすごく素敵! こんな未来だったら住みたいなって思いました。ところで『ジュブナイル』って (少年期の)って意味らしいけど、なんか題名としてはわらからなすぎません?
値段がかなりあまいのはSFX好きの私だからです、ハハハ。
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「白い花びら」
SADAHIKO…3000円
20世紀の最後の年に、サイレントを作るなんて、アキ・カウリスマキらしくていい。当然ながら 音楽と映像のコンビネーションが素晴らしく、大変美しい作品。チャップリンの『巴里の女性』グリ フィスの『散りゆく花』を彷彿とさせました。

SACHINEKO…3500円
この映画を見て「何でいまさらサイレント」「お話も古臭い」というのは、 ちょっと映画の見すぎかもしれないわね。
サイレント映画というと、声がない分オーバーな演技が要求されるけれど、 酷寒のフィンランドの人々は、とてもじゃあないが表情に乏しい。 カラー&トーキーより、ずっとずっと難しいと思うんですね、不利ですよね。 でもね、この映画は大芝居じゃなくても、声や色がなくても、 キメ細かい演出で、充分に伝わってくるの。
いいですよ、この映画は!
私は大満足でした。2000年度、ベスト10には入れたい作品です。
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「サイダーハウス・ルール」
ゴマさん…3000円
日本に住んでいると議論になりにくい堕胎の是非。 カトリック的な考え方が堕胎を認めない事について、 深く考えなければならない環境にいた私にとって、 この作品は本当の命の尊さは?愛とは?など考えさせられる作品だった。 親子の愛、男女の愛、倒錯した愛、何もかも淡々と受け入れようとする 主人公ホーマーにはしんみりしてしまう。
鑑賞前は孤児院を扱った作品と聞き、孤児や障害者や病人の作品はずるい、 と思っていたが、孤児だから哀れだという視点は全くなく、見てみて納得のいく作品だった。

みどりのひとさん…3000円
ほんとに「大好き!」な映画です。
何を伝えようとしたのかよくわからなかった部分もあったけど、 最近、こんなに人のやさしさに触れることがなかったので、 登場人物が善意にあふれた(全員ではないが)映画を見られたことがうれしかったです。 映画は要素の一つ一つを見るよりも、全部見たときの気持ちが大事だよね。 僕の持論で批評するなら、最高の映画です。

SADAHIKO…2100円
汽車が誰もいない駅に停まる。わずかに降りる人たち。 目指すは山の上の孤児院というファースト・シーンから引き込まれる。
孤児院が世間からまったく孤立していること。主人公が外に出て見るものは、 海、人の生死、大地の恵みの収穫。恋をして色々な人生を見て、自分 を知る。見事な寓話になっています。

リオ・ブラボーさん…2000円
世間の風から守られた暖かい孤児院を飛び出した主人公のホーマー。 勤めたリンゴ園で「あんた、字が読めるんなら、これ読んでよ」と 言われて読んだのが「サイダー・ハウス・ルール」。
この映画は、自分達のルールは自分達で決めるべき、 読めないルールに意味はない、そんなメッセージが込められていたのかな。
ハルストレムの描く少年の心って泣ける・・・・。 毎週「キングコング」の8mmを観ながら、コングの掌の女性を、 「あの女の人は、コングの母さんだね。コングが愛してるもの。」 なんて言って泣かせる孤児院の子供達。 犬やネコを物色するかのような夫婦にだって とびきりの笑顔で自分をアピールする姿がせつなかった。
ちなみにパンフレット、とってもおしゃれです。 登場人物のファッションも、すごくおしゃれです。 美しいりんご園のちっちゃめのリンゴがおいしそうだったな。

亀甲鶴さん…1000円
落ち着いた画面,最後まで引き込まれる,良い。 キングコングが名演技。コングダケデモ900円。 話を詰め込みすぎて,主人公が描ききれぬ感あり。 サイダーハウスの労働描写をもっと詳しくリアルにしてほしかった。 堕胎にこだわりすぎたと思える。

SACHINEKO…2500円
静かなピアノの曲をバックに、モウモウと機関車が煙をあげながら、 駅に滑り込んでくる。
静かに、そして優しくマイケル・ケインの語りが入る。
そんな、ファースト・シーンから抱かせた私の期待に、しっかり応えてくれた作品。
アーヴィング得意の近親相姦も、オブラートに包んでソフトなタッチで描いていて、 映画のノリを妨げなかった。
「家族っていったい何なんだろう」…ここに出てくる孤児院に住む人々の絆は、 障害があるだけ、本当の家族よりも家族らしいあたたかさを感じた。
最初から最後まで、映画を引き締めていたのは、サー・マイケル・ケインでした。 英国俳優、ここにあり!ガンバレ!マイケル・"ジョーズ4"・ケイン!!

シッカンさん…300円
アーヴィングもハルストレムもどうしちゃったの〜・・。 毒なし、ひねりなし、感動なし。
あまりにも上手くまとめようとし過ぎて、つまらない映画に成り下がってしまった感あり。 「ホテルニューハンプシャー」懐かしくなりました・・。

ギョー座の女さん…3800円
この作品の謳い文句である”この夏いちばんの感動作”というのは、本当である。
エンドロールが出始めたとたんに、スーッと涙が流れた。 ラーチ先生とホーマーの血のつながりを超えた父子の関係が、温かくて切ないのである。 ラーチ先生が旅立ったホーマーに宛てた手紙の中の「おまえは私の芸術作品だ」と いう言葉が胸を打つ。
いつか自分の跡を継いでくれることを願って、産婦人科医のノウハウを教え込み、 「人の役に立て」と言い続け、いつか帰って来てくれると願う気持ちが痛いほど伝わってくる。
また、孤児院の生活しか知らなかったホーマーが、旅に出て初めて海を見て、 林檎園で働いて、実らぬ恋におち、精神的に成長していく過程が、 季節の移り変わりと共に爽やかに奥行き深く描かれている。
ラーチ先生を演じるマイケル・ケインと、ホーマーを演じるトビー・マグワイヤが、 とても良い雰囲気を出している。孤児院の子供たちも皆可愛くて微笑ましい。
ラッセ・ハルストレム監督ならではの味わいの愛すべき作品がまたひとつ誕生した。
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「ジョン・ジョン・イン・ザ・スカイ」
SADAHIKO…2100円
ロミー&ラスティったら、案外演技もうまかったりなんかして。シネマ通信でお馴染みのジェファーソ ン・デイビスの故郷への思い入れが伝わる、素朴でとっても温かい映画。人っていうのは、どこか故郷 を心の片隅にいつも置いてあるものなのですね。

SACHINEKO…2500円
いいねぇ、好きだねぇ〜〜〜、こういう南部モノっていうのは。
なんだか、郷愁を感じるし、御伽噺っぽい雰囲気も大好き。 登場人物の村の人々、一人一人がみーんな愛すべき人間なんですよね。
ゼフィレッリの子供時代への思いを描いた『ムッソリーニとお茶を』そして、 この作品、やっぱり理屈抜きで、見ていて、とてもあたたかい気持ちになれる映画でした。

ギョー座の女さん…3000円
「シネマ通信」でお馴染みの、ジェファソン・デイビスの長編初監督作品である。
観終わった後にスーッと清涼感が残る。 予想していたよりもずっと清々しいお話で、しみじみした。
まず、主人公ジョン・ジョンを演じるクリスチャン・クラフト少年が、 思わず頭をなでなでしてあげたい位可愛らしい。 次に、ジョン・ジョンの友達で、知的障害のある女性ゼオラを演じた ラスティがとても自然で良い。 あの巨体で”永遠の少女”の純粋さをさりげなく表現している。 ジョン・ジョンの母親を演じたロミーも魅力的である。

そして何よりお話の舞台であるミシシッピーの片田舎の風景が素晴らしい。 とうもろこし畑から続く緑の丘と夕焼けが水彩画のようである。
ジェファソンがこの映画を作った理由の一つは、今まで色々な映画で 描かれてきたミシシッピーの暗いイメージを改める事であったという。 彼は自分の少年時代を思い起こし、白人も黒人も仲良く暮らす 微笑ましい生活を描くのに成功した。
低予算で、連日40℃を超す酷暑の中で撮影されたのにも拘らず、 良く冷えたラムネのような味わいの作品である。 心を洗われたい人には絶対おすすめ!!である。
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「白い刻印」
たけ@ボストンさん…2500円
なんとも哀しくなる人間ドラマ。 こういう作品はいかに共感できるかが勝負のはず。 しかし、共感できる実体験がない人間でも見ていて辛くなってしまうっすね。
アフリクション・・・苦悩・・・暴力親父のもとに育ち、その血を受け継ぎ、 それを嫌でも感じざるを得ない自分、、、。傍目から見ていて、 この主人公を可愛そうだと思う野次馬的オイラが嫌になるほどの苦悩を見せられたっすね。
主人公にニック・ノルティ、暴力親父にジェームス・コバーン、結局主人公から離れていく女性をシシー・スペイセク、そしてウイリアム・デフォー、、、、。揃いも揃って見事な演技をカマしてくれます。 見なきゃあ良かった、と思わせるほど哀しく救いのない物語ですが、お勧めっす。 でも、やはりポール・シュレイダーは監督しないで脚本家におさまっていたほうが良いかもしれない。(どないやねん)
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「ザ・ビーチ」
まりーなさん…1000円
『トレスポ』の監督らしい雰囲気がやはり、そこはかとなく漂ってるなあ、と思いました。 ただ、ビーチの景色は、この上なく最高!!キレイ!!水面が光ってる!輝いてるよ!!! っていう感じでした。
内容としては・・・、うーん・・・・・・。ラストの島から散らばる原因が納得いかない。 そのシーンだけみたら、納得はいくんだけど、それまでにあんたら、いったい、 何してたよ?的な感想が否めない。おかしいよ、なんだか。 矛盾してるよ!!ってかんじでしたな。
でも、やはり、主役はユアンの方がいいと思いましたな。 レオも好きだけど、ユアンの方があってたかんじ。

Lioさん…1000円
こんなみっともないレオ君ははじめて見た(W)。 ヒ−ロ−でも美少年でもないただの臆病でずるい、ゲ−ム好きなアメリカ人旅行者。 それを見事に演じてた。と言うか、役になりきってた。 狂気に陥っていく表情といい我に変える表情といい、やはり只者じゃないですよ、このひと。
映画自体は心に残る名作とは言えないが、深く考えさせられるものがあり、 意図は充分伝わってくる。ただ、もう少し人間関係をきっちり描いて欲しかったのは、わたしだけ?

ユキさん…350円
新聞屋さんにもらった券で見ました。すっごくつまらなかったです。 かなり期待はずれでした。ディカプリオだからって騒ぎすぎなんじゃない??って思いました。 俳優の人気に左右されずに、映画の内容で評価してほしいです。

ポーロさん…1500円
自分達だけの島を手に入れたいがために起る悲しい人間達の争いの話し・・・。 リアルである意味ショックでした。人間同士で騙したり、裏切ったり、 なんとも言えない映画でした。実際こんなことが増えたら悲しいです

ギョー座の女さん…1950円
レオ君が主演だから、派手に宣伝しているが。実はとても地味で皮肉に満ちた作品である。
タイのとある島に存在する伝説のビーチ……そこはパラダイスと思いきや、裏では色々 な欲望が渦巻き、犠牲があるのだった。 しょせん、楽園とは心の中にしか存在しないものであり、 人間の欲望は、消し去ることができないものである。
レオ君は、やっぱりうまいね。特に狂気を含んだ表情が最高じじょうず。 彼の眉毛の動きを見てるだけで飽きません。 この作品は、彼の今後の方向性を意味している。この次の作品こそ、彼の正念場だと思う。

プリコ…3000円
なんで、なんでこんなになってしまったのーーー!レオさまーーーー!(叫び)
二重アゴ、たるんだ腹……『ロミジュリ』のうるわしのレオさまはどこへーーーー!(悲鳴)
作品としては、いまイチだったけど、レオさまの映画だもの、このくらいはつけなければ。
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「ジーンズ 世界は二人のために」
ギョー座の女さん…1600円
インド・アメリカ合作のタミル語映画である。
世界の各所で踊りまくるのが売りです。 ピラミッド、万里の長城、ピサの斜塔の前etc. 主人公の男性がSFXで双子を演じ分けているのも良いです。 ヒロインもゴージャスな美女でスタイル抜群だし、 スケールの大きさで楽しめました。
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「シュリ」
たきここさん…100円
まったくの期待外れ!!大体彼女も北側のスパイなんだから恋愛?してないでちゃんと仕事しなさい! ばれ過ぎ!男二人も何か顔似てるし...。
先が読めるうえに、いまいち迫力がないんだよな〜。もう少しシビアになってもいいかも。私チカラ入り過ぎ?

Lioさん…890円
評論家が誉めすぎだと思います。ハリウッドを超えたス−パ−アクション? タイタニックを越えたラブロマンス?どこが?と、 見終わった後しらけてしまった。ハリウッドによくある作品じゃないか・・・

こまこま☆さん…800円
冒頭の残虐シーンは、怖かったっす。 となりの友達は、泣いてましたが、私は、あんまり…でした。 最後に、銃口を向けたときは、どうなるのかと思いましたが…、 絶賛は、出来ませんでした。まぁまぁ、だったと思います

ミニミーさん…5000円
悲しくて、声をだして泣きました。

きめこめさん…2000円
ひさしぶりに熱い情念の迸る映画を見せてもらった。
五十年の現実を映画で吹き飛ばしてやろうという若いテロルな気迫さえ感じた。 アクションつるべうちを確信犯的にやっているんなら自分としては大拍手! すこしの粗なんて凌駕するチカラがあった。
悲哀なクライマクスには朝鮮人的な情念が迸るが、ラストに何気ない優しい歌 をもってくるあたりは、これまた好感もてる。

小鳥さん…2500円
良かった。感動します。
小さな所では突っ込むようなところもありますが、 良いです。韓国であんなに売れたのは分かる気がします。 韓国映画のすごさを思い知る映画です

ギョー座の女さん…1900円
今までの勧告映画のイメージを打破した作品だと言える。 音楽の使い方もうまい。ただ走っているシーンのカメラワークが、 揺れがひどくて見てて疲れてしまった。 あと爆弾のシーンがいま一つ見せ方にヒネリがなかったように思う。 でも、観たあと、とても切なくなった。
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「シビル・アクション」
SADAHIKO…1100円
ロバート・デュバルがやっぱりいいです。でもトラボルタがデップリしていて、とても困窮しているように は見えないんだよね。裁判シーンでは面白いところもあったけれど、物語はちょっと中途半端で、深みに かける。やっぱり生きている人をモデルにした実話は、難しい!?

SACHINEKO…1500円
アメリカ映画の裁判モノは、もともと好きな私。実際にあった出来事とはいえ、お話がいいじゃない。
ウィリアム・Hメイシーといい、ロバート・デュバルいい、脇役陣もシブさとウマさで映画を 肉厚にしていた…にもかかわらず!肝心の主人公のトラボルタがいけません。 ちょっと最近、出過ぎるんじゃない?『訴訟』で、弁護士を演じたジーン・ハックマンの 偉大さを実感した作品でもありました。
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「シャンドライの恋」
シッカンさん…4000円
ここ何年か見た映画の中でのベストかも・・ 圧倒的な映像の綺麗さ、切ないけど淡々に進むストーリー、 押し付けがましく無いラスト、すべてが自分好みの映画でした。 DVD買います!

まりさん…2500円
多分この先、「切ない恋愛映画は?」と聞かれたときに思い浮かべてしまうだろうなあ。 登場人物の感情や状況を説明するようなセリフが一切無いし、 淡々とストーリーはひたすら静かに展開するのに…なんであの人たちの心の動きが 切ないんだろう、なんでラストのシャンドライの夫が鳴らす呼び鈴に、 息を殺すような気分になるんだろう…。
私は映画よりも本を読むことの方がやや好きなんだけど、 この映画はまるで本を読み終えたときと同じ感覚の感動が味わえた。

ギョー座の女さん…2700円
今までのベルトリッチの作品とは全く違って、新鮮な感じがした。 手持ちのカメラを多用して、凝った映像になっている。
このストーリーのもう一人の主人公は、らせん階段のあるアパートである。 スペイン広場のすぐ近くで、しかも地下鉄の駅が目の前、という絶妙の ロケーションと、内部り絶妙な設計が完璧である。
「無償の愛」のために、人はあそこまで行動できるものなのか…と感動した。

SADAHIKO…3700円
こんな純愛映画久しぶりに観ました。言葉は少なく、代りに映像、音楽でぐいぐいと人を惹きつけます。
主役のふたりの間に挟まる螺旋階段は、ふたりの文化や民族、その他の隔たりをも感じさせます。女が階段 の上から真っ白なハンカチをうっかり落として、男の顔にそれが落ちる時…。詩的で、文学的で、こんな 恋愛映画待っていました。

SACHINEKO…3500円
これは、まさに芸術品ですね。なんちゅう、美しいんでしょう。人も物も…。
「愛とは…」などと、机上の空論ばかりを論じる頭でっかちな連中に、 ぜひご覧になっていただきたい作品です。 「愛とは…」と語ることは簡単だけれど、実行し表現することは 非常に難しい。そしてそれは、静かで、哀しく切ないものなのですね。
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「ジャンヌ・ダルク」
MIHOさん…2000円
学校の歴史の授業で丁度この辺りの事を習っていたからかな? 時代背景とか結構分かってたから、私的には面白いと思ったヨ♪

まりさん…1000円
ジャンヌ・ダルクは…映画化するのむずかしかったと思います。 ベッソンは頑張った方だと思います。何より「聖女」ってゆう、 現代となってはなんのリアリティも感じられない、なんの有難味もない存在を、 どう料理するか。ベッソンがこれを「自ら神がかり状態になれるイっちゃった女」 にしたのは、まあ現代に合ってて面白いんじゃないかと思うけど、 そこでやめとけば良かったんじゃない?
ジャンヌの良心をD・ホフマンにして、セリフでだらだら説明させる必要がどこにあるの? 過剰な説明だし、冗長な感じがして、後半映画がダレる…。 そこらへんのジャンヌの心理は見てる人の想像にゆだねて、 ジャンヌの「神がかり病」を各自それぞれの心理分析にまかせた方がいいような。 そういう楽しみを奪っちゃあかんのですよ。説明に走ると映画は死ぬ。 説明されなきゃ心理が分かんない、って人は映画を見に行くもんじゃありません。 ドラマでがまんしなさい。

りょういちさん…1200円
個人的にこの映画の醍醐味は、後半から出てくる(幻?)Dホフマンと主人公の会話だけ(^_^;。 彼女の信念で始まり、彼女の信念で終わる。 この時代の宗教がどんな役割を果たし、どんな影響力を持っていたかを考察すると、 なかなか興味深いシーンです。 あとのシーンはおまけ(^_^;Lベッソン、影武者観たな、てな感じで(苦笑)。

さとうたかしさん…3000円
ベッソン監督の傑作のひとつだと思います。
重厚な映像と、深みのあるシナリオは、何度見ても新しい感想を与えてくれます。 ミラ・ジョボビッチの演技も素晴らしいと思います。 レオンのようなベッソン作品を望む人には期待はずれかもしれませんが、 そのような先入観無しで見れば、間違い無く大作です。

シラバブさん…600円
戦闘とか・・すごかったし
ヴンサン・カッセルかっこよかったし
神がかってなくて解釈はまあまあだったけど
監督がね・・やっぱりねってカンジ。

猫のプー…300円
はっきりいってつまらない。期待はずれ! 何が言いたいのかわからなかったよ。

深田 隆志さん…100円
全然オモロない

SADAHIKO…1000円
これを観ると夫婦がその後別れることになったのもうなずけます。主演のミラ・ジョボヴィッチには荷が重 過ぎたか。リュック・ベッソンの本質は少年のままの心。それが裏目に出た作品でした。

SACHINEKO…800円
この映画は、「誰もスピルバーグにはなれない」ということの見本。
主役のおねえちゃんが、あれじゃかわいそうよね。なにより映画を観ていて楽しくない。それがいけない。 熱帯青年さん曰く「(仮面を脱いだロボコップ)フェイ・ダナウェイ」が、 相変わらずの不気味な存在感だったのが唯一良かったところか…。
初心に戻りましょう、ベッソン監督。
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「将軍の娘/エリザベス・キャンベル」
ギョー座の女さん…1600円
父と娘の確執を描くのか、軍の暗部を描くのか、今ひとつテーマが伝わってこない。 トラボルタは、もっと痩せないと軍人に見えましぇん。
私の好きなマデリーン・ストウお姉さんがクールだったので、ちょっとおマケの値段です。

たけ@ボストンさん…1000円
「コン・エアー」の監督サイモン・ウエストの新作サスペンス。 この人のセンスにはどうも付いて行けないっす。 CMばりのカット割で、サスペンスに不可欠な緊張感をことごとく打ち消してしまっています。 演技派の俳優を揃えていなかったら、ただの駄作サスペンスになったような気がするっすね。
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