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いまどきの映画のお値段 in 2000〜(か行)
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カレンダー・ガールズ キル・ビル 恋は邪魔者
ゲロッパ! コンフェッション 歓楽通り
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン 過去のない男 カンパニー・マン
ギャング・オブ・ニューヨーク グレースと公爵 ゴスフォード・パーク
この素晴らしき世界 クレヨンしんちゃん電撃!ブタのヒヅメ大作戦 元始、女性は太陽であった
〜平塚らいてうの生涯〜
がんばれ、リアム 化粧師 カラマリ・ユ二オン
かあちゃん キャッツ&ドッグス ことの終わり
Go コレリ大尉のマンドリン ゴースト・ワールド
キス・オブ・ザ・ドラゴン クイルズ 夏至
こころの湯 彼女を見ればわかること クレーヴの奥方
ギフト 風花 グリーン・フィンガーズ
花様年華 ギター弾きの恋 キャスト・アウェイ
ギャラクシー・クエスト 郡上一揆 ゲット・ア・チャンス
恋の骨折り損 極道記者2 キッズ
コヨーテ・アグリー グリーン・デスティニー
五条霊戦記 クリクリのいた夏 クローサー・ユー・ゲット
クール・ドライ・プレイス グラディエーター グリーン・マイル
間諜X−27 救命士 御法度
ゴジラ 2000 風が吹くまま 黒い家
ゴースト・ドック GO!GO!LA 玻璃(ガラス)の城

「カレンダー・ガールズ」
SADAHIKO…2500円
女性版『フル・モンティ』って売り方をされるだろうな…でもこの映画の女性たちは彼らとはちょっと違います。 最初からしょぼくれてたりしないのですね。50代を過ぎてもとにかく元気いっぱい。恐れ入ります。
この映画の面白さは、とてもお堅いはずの女性団体のメンバーたちが、奇想天外なことを考えて勇気を もって行動したこと。その中で友情や、家族との葛藤のドラマがはさまります。
マスコミへの皮肉もさりげなく入っているところ、ヘレン・ミレンをはじめとする英国女優たちの底力、 英国映画いまだ健在を思わされます。特に女性にはおススメの元気の出る映画です!!2004年5月公開予定です。

SACHINEKO…4000円
冒頭から、これぞコメディのお手本という"絶妙の間"に、英国独特の皮肉が入っていて、 心地よいリズムでお話は進みます。
とにかく、彼女たちの勇気と行動力にはびっくり。映画の中のお話だったら、 「いい話だねぇ」でおしまいなのですが、実話、ということで伝わってくるものが 違います。元気のない女性たち、この映画を観て元気をもらいましょう。
演技には、定評のある英国俳優たちですが、何とも言えない人間くささを 漂わせた、彼女たちの名演技もこの映画を光らせておりますよ。
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「キル・ビル」
やあさん…500円
友だちに誘われて見に行ったんですけど、なんかへんな日本人の描かれ方に笑ってしまいました。 血がたくさんでてくるシーンが長くて長くて、いやになってしまいました。 ビデオで充分だと思います。

SADAHIKO…1800円
ティム・バートンとは別の世界のオタク・ワールド全開映画!!
自分の映画体験をごっちゃ混ぜにして、そこから自分の世界を再構築していく。 それも半端じゃなくて徹底的に…ここまで来ればもう美学です。 オタクもここまでやれば立派なものです。
それと殺陣の指導をしたサニー・千葉氏の奮闘ぶりには「影」の功労賞を贈りましょう。

SACHINEKO…1500円
友だちのタラちゃんちへ遊びに行きました。
タラちゃんの部屋には、ブルース・リー、深作監督の作品の数々、マカロニ・ウェスタンなどなどの グッズがたくさんありました。
タラちゃんは、嬉しそうに自慢してくれます。「これも大好き、あれも大好き。これは限定品。ね、ね、いいでしょ!!」
何の興味もなければ、悪趣味の変な奴、ですが、タラちゃんと同じ趣味だったら、 こんなにおもしろいものはないでしょうね。この映画、そんな感じに思えました。
私は、それらにはあまり興味がありませんので、今ひとつでしたが、その"おタク度"に脱帽したので、2000円。 でも、グロいシーンがしつこすぎたので、−500円。
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「恋は邪魔者」
SADAHIKO…1500円
1950年代風にどこまでもこだわったある意味珍品。
タイトルに「シネマ・スコープ」って出てきたときには「そんなわけないだろう」って笑ってしまいました。 しかし所詮今の俳優では、彼らが浮き上がるだけなんですね。
ロマ・コメということで売っているけれど、実はこの映画「電話しているふたりを分割する」 あの時代の映画によくあるシーンを思いっきり滑稽にしている場面などを観てもわかる通り、 パロディ映画というのが本当のところなのじゃないかと最近思うようになりました。
それにしては、もうちょっと突き抜けてほしいところなんですがね…例えばメル・ブルックスのように?
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「ゲロッパ!」
みつぐさん…1900円
《愛》なんて言葉を語るのは大嫌いだ。実に古くさいからだ。 でも、それを語らなければいけない映画もある。だって《愛》がいっぱいだったんだもん!
明日は別荘(もちろん刑○所)に行かなければならない羽原組長(西田敏行)の唯一の願いは二つ。 生き別れの娘に会うこと。大好きなジェームズ・ブラウンの公演を見に行くこと。
やっと娘・かおり(常盤貴子)の居所を見つけた羽原はタクシーを飛ばして会いに行くことに。 また、弟分の金山組長の金山(岸辺一徳)は別荘行きで組を解散する宣言をした組長の為に ジェームズ・ブラウン誘拐を羽原組の組員達(山本太郎・他二名)に命令する。 しかしもちろん!それは単純に成功する話ではなかった・・・。
羽原組長の娘・かおりへの《愛》。かおりの自分の娘(太田琴音−めちゃうま!)への《愛》。
金山組長夫婦(奥さんは藤山直美−すげぇファンキー)への《愛》。
かおりへ仕事にかこつけてなんとかしようする《愛》−不純だ・・・。
子分たちの羽原組長への《愛》。エトセトラ、エトセトラ…素敵だ・・・。
こんなにストレートに《愛》が素敵に見える映画なんてめったにない。 そして、帰って家でストレートに《愛》を語りたくなる映画だ。
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「コンフェッション」
ゴーフィンさん…3000円
この作品は60年〜70年代に名を馳せた、有名テレビプロデューサー、チャック・パリス自身が、 ウラの仕事でアメリカ・CIAの組織の一員として、三十数人をこの世から抹殺したと、 告白した自伝に基き映画化されたという。
主人公は新しいヒット企画を出し、一方で低俗番組の批判も受け、視聴率との戦い、 ウラではCIA組織からの暗殺命令の実行等で、だんだん精神的に追い込まれて行く。 日本で言えば、テリー伊藤がウラで暗殺団の一員として活躍していたと同じ驚愕的な事実。
ヨーロッパで合流した仲間の女スパイのジュリア・ロバーツが、美しく妖しい魅力を醸し出していた。 (この人、化けるのが上手い)又主人公を陰で支えていたドリュー・バリモアがとても可愛かったし、 パリス役のサム・ロックウェルも難しい役を上手く演じていた。
ジョージ・クルーニー初監督作品、脚本はチャーリー・カウフマン。 この映画、私はもう一度見たいので又見ます。
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「歓楽通り」
SADAHIKO…1000円
雨降る狭い通りを娼婦たちが語り出す昔話…というファースト・シーンには ザワザワしてしまいました。しかしながら、「いつか女性に心から尽くしてみたい」と いう夢じたいはともかくとして、なんの考えも無しに「運命だ」とか言ってくだらない男と マドンナをくっつける辺りの心境はとても理解しがたいのです。
風俗と音楽には見所があるものの、そのため全体としては「歓楽」とはいいがたい一編にな ってしまいました。

SACHINEKO…1200円
パトリス・ルコントって、当たり外れが大きいわぁ。んでもって、これはハズレの口。 冒頭とラストの雰囲気は最高なんだけど、肝腎の中身がどうも……。^^;
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「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」
いずみさん…2000円
1960年代(アメリカの気分)の再現が良かったです。
父と息子の関係、パンナム、お色気、節目節目にクリスマスを使ったところが良かったです。 父親役のクリストファー・ウォーケンが、事業に失敗し妻に逃げられても、 「父親」の威厳を保とうとする演技に男の色気を垣間見ました。
娼婦役のジェニファー・ガーナーも中々良かったです。 ディカプリオの10代役+憎めない「詐欺師」に作り上げたのはスピルバーグの手腕と、 それを演じきったディカプリオの功績でしょう。

ナンシーさん…1800円
もう少しイケイケでテンポのいい作品かと思っていたので、少し長かったかも。 でもいろんな姿のステキなディカプリオが楽しめたので個人的には納得です。 日本でも人気若手俳優を使って連続ドラマにできそうなお話ですね。 ディカプリオの「もう少しアイドルをやっていたい」という気持ちが伝わってきたような気がしました。 (笑) 
敵役にトム・ハンクスという配役はよかったと思います。 冒頭に「事実に基づく物語」という字幕が出たのですが、英語のテロップは「inspired」だったので、 実話というより、事実に着想を得たという感じかもしれませんね。

ギョー座の女さん…2000円
レオ君の60年代ファッション七変化も楽しめますが、トム・ハンクスの抑えた演技も存在感があって 良かったです。詐欺の手口がいかにも60年代で現在では不可能なので、 少し前の良き時代を懐かしむ感覚を味わえます。
2時間20分の長さは感じさせませんが、もう少し短い方がもっとスピード感があって 良かったかもしれません。
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「過去のない男」
まろさん…3600円
ひとこと・・・「大好き!!」・・・以上

SADAHIKO…3500円
記憶を失った男。対して欲もないけれど、実に味のあるいい男。
小さな野菜畑を作って、その成長に目を細めて見守るような優しい男。
カティ・オウティネンの「初めての恋」!!にふさわしい男。
彼の過去は…人間はいかに「記憶の積み重ね」「過去の蓄積」「しがらみ」 の中で生きていることか。それらを捨て去り前に進むことの素晴らしさ。素敵なお伽話です。

SACHINEKO…4000円
「おい、ディナーへ行くぞ」…主人公を助けた貧しい男は誘います。その先が救世軍の週一回の配給ナベ。ここでジャブを一発かまされました。
デートの前に化粧するカティ・オウティネン…まったく使っていない安物の口紅。すでに固くなっていそうなアイライナー。 震えた手で引くアイライン。ここでもボディへいじらしい一発。
「忘れないわ、私の初めての恋ですもの」…カティ・オウティネンのこの一言で、もう私はノックアウト!
沈黙と無表情の中に流れる人の暖かさ、人の優しさ、強さがヒタヒタと……カウリスマキワールドは健在だっ!!!!!
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「カンパニー・マン」
としさん…5000円
最後まで騙されました。参った。
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「ギャング・オブ・ニューヨーク」
SADAHIKO…2300円
ニューヨークの裏面史ということでとても興味深い一編。風俗の部分がこれまた凝りに凝りまくっていて楽しめる。 ニューヨークの暴動のシーンのカット・バックはまさにスコセッシ。
しかしながらラスト・シーンはスコセッシらしくない。

SACHINEKO…1900円
細かいところまで神経が行き届いていて、手抜きをしないという職人気質を感じる映画ではあるけれど、 肝心のレオくんの存在感が今ひとつ…(というよりダニエルさまの存在感、演技力が勝ったというべきか)
『プライベート・ライアン』もそうだったけど、取って継ぎ足したようなラストにちょっと(だいぶ)がっかりした。 ラストは、その映画のテーマを一番感じるところだと思っているのだが、そこでシラけてしまったので、 1800円。ダニエルさまの肉捌きのうまさにブラス100円。

としさん…1500円
長すぎ!

showさん…1800円
この映画を観て、今のアメリカが言う正義につながるルーツが見えたような気がする。
スコセッシらしくディテールにこだわりは感じたが、ディカプリオが今ひとつ冴えなかったな。 キャメロン・ディアスとダニエル・ディ・ルイスにすっかり食われていたものな。 でもまぁ、歴史映画ということでは及第点かも知れない。

kikiさん…1500円
恋愛映画と思って見に行ったんですけど、そうじゃなかったのでちょっとがっかり。 すごく長いし、残酷なシーンもあって目をそむけてしまいました。 歴史がお好きな人にはおすすめですが、「タイタニック」のような映画と思って行くと ガッカリするかもしれないので、勘違いのないように。
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「グレースと公爵」
SADAHIKO…3500円
絵画に描かれた人物たちがが動き出す瞬間、そこに映画としての興奮がある。 それは歴史上の人物たちが等身大の生身の人間として登場する瞬間でもある。
グレースという実在の女性が見つめたフランス革命の瞬間、それは確かに現実のものだったという 実感が湧いてくるのだ。 もちろんそこにはのちの歴史的な評価などという価値観はない。ここではオルレアン公も グレースが愛したただの優柔不断な普通の男に過ぎないのだ。
フランス革命の経緯は確かに見えてくるけれども、これは歴史を描いた映画などではなく、 その時代を今として生きた男と女の生のドラマなのだ。それゆえに感動は深い。

SACHINEKO…4000円
使い方によっては、創造する力をそいでしまうかも…と恐れていたCGですが、 ロメール監督は、書き割りをバックにCGを使いフランス革命を描きました。 派手なシーンはないのだけれど、スペクタクル性もところどころ感じられた ところは見事でした。
映画監督というより芸術家と呼びたくなるロメールの傑作でございました。
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「ゴスフォード・パーク」
SADAHIKO…3200円
アメリカ人だから出来る、「英国ミステリーの裏側すべて見せます」そんな映画です。
上流階級も下層階級も狭い世界。所詮同じ穴のむじななのです。でももっとも下品だったのは、 ハリウッド人種だったというオチも付いて、誠楽しき集団劇でありました。

SACHINEKO…3500円
"ブラック・ユーモアの横綱"大英帝国をブラックに笑い飛ばした痛快映画!
他人を笑い飛ばすだけではなく、自ら(アメリカ人)をも客観的に冷静に笑い飛ばした ところに、監督の品格を感じた。登場人物が多く、それに忙殺されていると、 おもしろさが半減してしまうので、わかるところだけ楽しむことをおススメします。 (事前に、相関図を見ておいてもいいかしれないけどね)
こういう知性を感じるコメディって大好きでございます。(=^_^=)

まろさん…1800円
スリリングでおかしくてホロ苦くてちょっと哀しい人間模様を描かせたら、 一級のロバ−ト・アルトマン監督の新作。
今回は舞台をイギリスの貴族の館に移し、時代は1932年晩秋。ゴスフォ−ド・パ−クの マッコ−ドル夫妻の催すパ−ティ−に親族を中心とした貴族階級の面々が集まる。 ホストのマッコ−ド卿は絵に描いたような嫌われ者、集まった顔ぶれもそれぞれわけありの様子。 さらに彼らに同伴して来たメイドや従者たち、個性溢れる屋敷の使用人たちが物語に色を添える。
サロンで交わされる貴族達のスノッブな会話、午後のお茶、豪華な夕食、余興のキジ撃ち、 階下では使用人たちが主人たちのゴシップに余念がない。そしてついに起きるべくして 起きる殺人事件・・・。
まるで、アガサ・クリスティ−のミステリ−の世界をそのまま映像化したかのような世界だが、 そこはアルトマン、ありきたりのミステリ−には仕上がってない。はっきり言ってしまうと、 ミステリ−ではない。正確には「人間ドラマミステリ−仕立て」である。 したがって、クリスティ−ばりのトリッキ−な探偵ものを期待してごらんになると、 著しく期待を裏切られる。大掛かりなトリックもあっというような大団円もない。 むしろ、『日の名残り』や『ハワ−ズ・エンド』といったような、従来のイギリス映画のように、 階級間の軋轢、格差に焦点が当てられている。華やかな階上の世界と憂鬱な階下の世界。
ワクワクするような素晴らしいキャスティングだが、特に階下の使用人たちの配役が絶妙。
個人的には、メイド役のエミリ−・ワトソン(いい女優なのに、なぜこの人は日本では 不人気なのだろうか?)、ハリウッド俳優の従者役のライアン・フィリップ (B級青春映画の軽薄なヒ−ロ−役の印象ばかり強い彼だが、この作品では、しっかり存在感のある 「演技」をしている。)、そしてメイド頭役のヘレン・ミレン(この演技でオスカ−にノミネ−ト されたのも頷ける。)が素晴らしかったと思う。
正直、アルトマンの作品では、ロスが舞台の『ショ−ト・カッツ』のほうが楽しめたのだが、 この作品はこの作品で、また違った味わいを楽しめた。
なにしろ、登場人物=容疑者の数が半端じゃない多さなので、あらかじめHPや映画雑誌などを 参考になさって、複雑に入り乱れた人間関係を予習されておかれることをお勧めする。
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「この素晴らしき世界」
SADAHIKO…3500円
今年は、リアルな戦争描写を追い求めるアメリカ映画に対して、なぜか戦争を御伽噺風に描いた東欧圏の映画 『ノーマンズ・ランド』、そしてこの作品と2本揃ったのだが、どちらも甲乙つけがたい傑作だ。
ドイツ人とユダヤ人、ハンガリー人たちがひとつ屋根の下で過ごすサスペンスと笑いの絶妙さ。 人種を超えてそれぞれがひどく人間臭くて笑いを誘う。しかしここにひとつの真実が見えてくるという点が、大変に素晴 らしく実に感動的だ。

SACHINEKO…3000円
この間観た『活きる』もそうだったが、時代の変化というのは、それまで優位に立っていた人間たちが 一晩で立場が逆転してしまうという残酷さがある。この映画の雇い主(ユダヤ人)と雇われ人(ハンガリー人)もそう。
収容所を脱走したユダヤ人、反ナチス、ナチスに協力したもの。同じ国(ハンガリー)に住んでいた ご近所の人々が、それぞれ何とか生き延びようとしているのだが、それをひたすらマイナス志向で描くのではなく、 時にはユーモアを交え、人間集団悲喜劇として描いているのが心地よい。今年公開された中国映画『活きる』に、 ある面似ているのかなぁ。
ごっつぅ、おススメの映画です。
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「クレヨンしんちゃん電撃!ブタのヒヅメ大作戦」(1998年作品)
ケステさん…1700円
豪快かつ圧倒的な巨大感、身体の浮き立つような浮遊感、そして絵空事でなく、 こちらの身体が時に凝縮し時に熱くなるような肉感的なスピード感!… それらが映画全体のテンポを一瞬もゆるがせにすることなく叩き付けられ続ける。
こんなアクション映画は、少なくとも日本では黒澤がアクションを卒業して以来、 ほとんどスクリーンに乗ったことは無いはずだ。そして今思えば、これは『マトリックス』の 前年に生まれているのである! 日本が世界に誇るのはアニメやマンガしかないという言葉に肯首したくもなる。
凄い物を見た。全日本人必見の映画である。
管理人より…本来なら、年代的に「お値段」対象外になりますが、 掲載させていただきます。詳しくはこちらをクリックしてください。<投稿時のご注意>
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「元始、女性は太陽であった〜平塚らいてうの生涯〜」
SADAHIKO…2500円
ご本人の映像がまったく出てこない。もちろんテレビ番組のように再現フィルムなど出てこないのに、まるで ドラマ作品を見ているかのように、その姿が見えてくるというのが不思議だ。今まで平塚らいてうという人が どのような人だかよく知らなかったのだが、実に素敵な生き方をしたものだと思う。活動家にありがちな気負い など彼女にはなく、ごくごく自然体で生きてきたら、こんなに価値ある仕事ができた、そんな感じだ。 これは一人の女性の「生き方」についてのドキュメンタリーだと思う。

SACHINEKO…2000円
珍しく、ドキュメンタリー映画を観てまいりました。
女性の地位向上の運動家の第一人者の彼女ですが、その生き様が政治・宗教などと関係を持たず、 常に中道を貫いたこと、普通の家庭人であったことが、戦前・戦中・戦後の長きに渡って、 彼女を第一線に立たせたのだなぁ、ということは発見でした。
別に特別なことをしてはいない…という自然体の生き方も、女性・男性を問わず、"人として" 尊敬の念を抱いてしまうことでしょうね。
映画とは関係ないけど、上映中に猛獣いびきはやめて欲しいわね。(-_-)
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「がんばれ、リアム」
carawayさん…3500円
タイトルと男の子の面構えに心惹かれてみました。
「がっ‥がんばれ〜」ってつぶやきながら観てしまいました。言われなくてもリアム君は ほんとうにがんばっている。非力で思うようには言葉が出てこないけど、 お父さん、お母さん、お姉ちゃんたち家族への優しい思いであふれている。
1930年代リバプールの事情やカソリックの行事習慣がわかりにくかったのですが、 こちらの「Jack&Bettyのおすすめ名作劇場」評を拝見して納得しました。 不況、ファシストの台頭を通して、人が人として落ちていく暗く重いストーリーですが、 涙におぼれたり、偽善的なハッピーエンドを暗示することのない演出がよかった。 リアムやお姉ちゃんの汚れのない魂に救われたのかもしれません。

まろさん…1800円
久々に、ヒュ−メインなドラマが見たくて、チャン・イ−モウの「活きる」と一緒に借りてきたんですが・・・ なんか、やりきれない話ですねえ。 子供中心の類型的な展開になってなくて、最後はかなりドライな結末です。言葉をなくします。
子役が素晴らしいですね。リアムもお姉ちゃんも・・・。 「アンジェラの灰」でもそうでしたが、あの時代のイギリス、アイルランドのカトリック系の学校って、 もう、体罰バリバリ、子供を怖がらせてトラウマ寸前まで追い込む宗教裁判所みたいなとこだったんですね。 貧乏や究極の不幸って、時に人間性を歪ませてしまうんですよね。苦々しくて、受け止めづらいテ−マだけど、 全部事実だと思う。リアムが愛らしい存在だけに、その辛らつな現実が、痛い。

SADAHIKO…3200円
人種差別は、憎しみはどういうところから生まれてくるか。一番の罪とは何か。 時代は第二次大戦前なのですが、今にも通じる問題を少年の目を通して描いた佳作。 リバプールという特殊な地域を舞台に、問題をグローバルに捉えたところ優れております。 タイトルはクサイけれど、おススメです。

SACHINEKO…3500円
差別とはどこにでも存在します。リヴァプールの貧しい労働階級の人々は、宗教、移民の年代、民族などで 差別します。大人のそれを見ながら内気でピュアな少年リアムが、どう成長していくのか…。 そんな暗いテーマを、フリアーズ監督は、クサくならず巧みに描いております。
「一番の罪とは何か」…映画の中で答えは言葉として出ませんが、黒人差別問題の映画『ミシシッピー・バーンニング』 で、ジーン・ハックマンが言っていたセリフがそのまま当てはまります。
ハリウッドから故郷英国に戻っての映画。骨太で上等な映画ですよ。
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「化粧師」
とりいちゃん…3000円
招待券がもらえたので観てきましたが、なんて泣ける映画なんだ!丁寧な演出、美術、よく練られたシナリオ。 最初は、菅野美穂いいなぁ〜と思ってみていましたが、途中から池脇千鶴に浮気(?)してしまいました。 もちろん、椎名桔平も良かったです。不器用な優しさを見事に演じていましたね。
もう一回見たいという意味も含めてこの値段です。みんな泣いてました(ぼくも)
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「カラマリ・ユニオン」
SADAHIKO…1300円
まだ青い果実のカウリスマキ監督がここにいます。 目指している理想郷が妖精の国だったということに何かファンタジーを感じます。 それにしてもこの当時と今のフィンランドの町並みは隔世の感がありますな。

SACHINEKO…1700円
我が心の映画監督、アキ・カウリスマキの長編第一作というこの映画。 不景気でどん底のフィンランド。夢も希望もない都会の片隅で、まだ見ぬパラダイスを 目指す男たちのお話。
期待をして観に行った私でしたが、やはり練れてきた作品を先に観てしまっただけに、 「まだまだ青いなお主」とガッカリしてしまいました。当然といえば当然ですよね。
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「かあちゃん」
とりいちゃん…1800円
リストラ、失業と平成大不況の真っ只中、市川崑監督が心に染み入るような 名品を作ってくれました。 やはり、江戸時代にも、今と同じような大不況時代があり、 貧乏長屋で5人の子供(4人は成人していましたが)を育て上げた、 おかつ(岸惠子)の物語です。
一言で言うと、ええ話やなぁ〜(笑)という感じで、 ほっこりして映画館を出てこられました。カラーとモノクロの中間の セピア色とも少し違う独特の色調を、脱色という特殊な現像方法で作り出していました。 これだけでも、一見の価値は十分にあると思います。 上映時間が96分と、最近の長い映画に慣れてしまったせいか、ちょっと物足りなさを感じました。
それにしても、岸惠子さんの上手さには驚きました。もっと、映画に出て欲しい女優さんです。
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「キャッツ&ドッグス」
ギョー座の女さん…1600円
この映画の製作者達は犬派に違いない。猫たちは完全に悪者扱いだもの。 主役もビーグル犬だし。私は犬派だからまあまあ楽しめたけど、 猫派の人が観たらきっと不満に思うでせう。 CGシーン以外は、犬猫ちゃんたちは特訓の甲斐あって演技が良かったので ちょっとオマケの値段です。何も考えずに楽しむにはオススメです。
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「ことの終わり」
亀甲鶴さん…3000円
グレアム.グリーンの「情事の終り」が、何でコノ題名に。 映画は良いです。マア、必見と言っても良い。 しかし、こういうふうに古典をキチンと映画化できる監督が、日本に居ないのが無念です。 原作では、死を突然知らされるのに、映画では改変されてて、チョッと違和感あったけどね。
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「Go」
CHIKAEINさん…2300円
今年観た邦画の中では、一番バランスがとれた面白さだと思いました。
疾走感があり、映像も流行をおさえ、役者は重鎮・個性派・若手とも上手く、 台詞もかっこいい(これは原作に負うところが多い)。 文句をつけるなら、恋愛エピソードが弱いためラストがありがちに見えることかな。 原作者はかなり映画好きらしいですね。(賞後のインタヴューなどからみて)

とりいちゃん…3000円
この映画、冒頭から疾走感があります。とにかく、主演の窪塚君がカッコいいんですよ! 『月はどっちに出ている』以来の重いテーマを、高校生のラブストーリーを通して描いているので、 あまり重たくなっていません。映像も、野心的で冒険してました。 現役の高校生のみなさんにおすすめします。
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「コレリ大尉のマンドリン」
ミニミーさん…10000円
音楽の美しさと、自然や映像の美しさ、人の心の美しさと相まって、劇場一泣いてしまいました。 一緒に観に行った友人は、俺があまりにも泣くものだから、気になって泣けなかったそうです。 本当に陶酔したいなら、映画は一人で見ましょう!

ギョー座の女さん…1800円
この作品の最大の主人公は舞台であるギリシャの島かもしれない。 景色がとても美しくて、特に海辺は完璧な色である。
ニコラス・ケイジもぺネルぺ・クロスもよかったが、 なんといってもぺネルぺさんのお父さん役のジョン・ハートがいい味を出していた。 ユーモアと威厳があって娘の心をお見通しの医者を見事に演じていた。 本当にギリシャ人かと思ってしまう位である。

とりいちゃん…1000円
二コラス・ケイジあまり好きじゃないんです。なんで、人気あるんだろ? この映画も、ひょっとしたらニコラスのことが、好きになれるチャンスかな? と思って出かけたのですが。話は、マンドリンは、ほんの少ししか出てきませんし、 ドイツ兵が悪者にされすぎているのも気になりました。 たとえ、史実どおりだとしてもあんなに、酷い人たちばかりだったのでしょうか? ちょっと、信じられません。
残酷な場面が多く、つくづく自分は、戦争映画は苦手だなぁと思ってしまいました。
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「ゴースト・ワールド」
まりさん…2000円
一言で言うと、「痛い映画」でした。
映画紹介でさ、「おしゃれでキュートな映画」とか「ブスかわいい女の子の感性が光る」 なんぞと評した人は、多分暗い青春なんて言葉と縁が無かったか、それか「かつてブスだった私」 から完全に脱皮しおえて、その頃の自分を「ブスかわいい私」に再評価しなおすことに 成功してる人じゃないでしょ〜か。私はまだまだイーニドの言動が生傷に触れるようで「痛く」て。
毒を吐いてると、その自分の毒に自家中毒おこして、窒息しそうになる。 切り捨ててばかりだと、ついには自分の足元分の世界しか残らず一歩も歩けなくなる。 でもそれでも、そのちっぽけな「自分」を守らなくちゃ、あとは何にも残らないって恐怖。
<*管理人注↓ここからちょっとネタバレです
ラストでイーニドは幻のバスに乗って町から出てっちゃう。寂しい感じがするけど、 私には「救済」に思えたな。「自分」ってものの舵取りに必死になって疲れきっちゃった時、 そんな我を捨てて流れに身を任せるようにどこか遠いところに運ばれてったらなあ、なんて思うもん。

SACHINEKO…2000円
表面的には何事もなく見える社会も、少し斜めから見ると偏見、偽善、独善などの 歪みが見えてくるもの。そんな社会からはみ出してしまった人々もそのひとつ。 とても丹念に描かれていました。バックに流れるジャズが、侘しさ、孤独感を 募らせます。
お客さんが6人という寂しさの中での観賞でしたが、なんか安心してしまいました。 アメリカ映画はまだだいじょうぶってね。 小さな作品ですが、観たあときっと何かが必ず残ります。

SADAHIKO…3000円
お洒落でポップな映画かと思っていたら、どうしてどうしてとてもシビアだったりする。 高校を卒業したけれど…なんだかスッキリしない。 でも自分もそんな時あったなぁって気分です。今の自分は、どちらかというと、 ダサイのを通り越して良くなってきたと思いきや、やっぱりカッコ悪かった 憐れなスティーヴ・ブシェミおじさんに近いかも。なんだかねぇ。
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「キス・オブ・ザ・ドラゴン」
TAMAさん…1800円
久々にジェット・リーのパワー炸裂か?(笑) ハリウッド進出第1弾『リーサル・ウェポン4』や前作『ロミオ・マスト・ダイ』から比べると、 今回は生身アクションが多く、所狭しと跳びまわり、鋭い蹴りを入れ、 小道具を巧みに操うジェット・リーの姿を(私は彼のファンなので^^;)満喫できました。
ストーリーは想像通り+「そこまでやるか?」の感もないわけではありませんが、 アクション系の娯楽作としては及第点でしょう。リュック・ベッソンが脚本/製作に かかわっているため、情け容赦なく人を殺してしまう部分は『ニキータ』『レオン』 などを彷彿とさせます。
フランス(パリ)の有名観光地を使っているのは、観客へのサービスということで、まずまず

ギョー座の女さん…1700円
ジェット・リーのアクションが歯切れが良くてカッコいい。 いつも中国鍼をリストバンドにつけていて、相手のツボに刺して瞬時に効くのだ。 「私の肩こりのツボにも刺して欲しい!」と思ってしまった。 ブリジット・フォンダも良かった。二人が並ぶと、ブリジットのほうがもともと 背が高い上にヒールを履いているので、ジェット・リーより首一つ近く背が 高くなってしまうのです。それがなんか今時の男女関係を表していておかしかった。
・・・でも、残酷なシーンをしつこく映しすぎの箇所があったので、ちょっと減点です。
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「クイルズ」
TAMAさん…1800円
サド侯爵を怪演するジェフリー・ラッシュ,『グラディエーター』の(悩める)バカ殿ぶりから一変し、 温厚な(しかし再び悩める)神父さん役のホアキン・フェニックス,『タイタニック』よりも ずっと良かったケイト・ウィンスレット,いぢわるな役柄を楽しげに演じてたマイケル・ケイン。 キャストは芸達者揃いです。
卑わいな台詞の連発・かなり残酷な場面もありながら、それほど品は悪くなく、 見せ方がとても上手。幽閉され・書くことを禁じられ・酷く痛い目にあわされても、 サドは死ぬまで書き続ける。彼にとって書くこと(つまり空想を記す事)だけが生きた証だから。
‘クイルズ’とは複数の羽根ペンを指します。どんな特権を奪われようとも超然としていたサドが ‘クイルズ’を取りあげられた時に見せる表情は忘れられません。 (ラストのホアキン君...なかなかGoodです!!「真面目な聖職者」は単なる前振りに過ぎず、 やはりホアキン君には「苦悩&狂気」が似合う!?/笑)
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「夏至」
まろさん…1800円
一回目観たときは(ビデオ)正直寝てしまいました。(笑)でも、とにかく映像が美しいです。
この監督の作品では、どちらかというと個人的には、残酷なスト−リ−だけど、 やはり映像の美しい『シクロ』のほうが好きですが、この『夏至』も、見直してみるとなかなか味わいのある作品ですよ。
どの作品でも共通して言えることなんだけど、この作品でも、「水」の使い方が絶妙なんだよね・・・エロティックで美しい。 姉妹達が、野菜を洗う水、髪を洗う女、土砂降りの雨、海に浮かべられた子供・・・ETC。 『青いパパイヤの香り』『シクロ』でもそうなんだけど、いつもBGMが全て渋いんだよね・・・この監督。 (ドビュッシ−の「月の光」、レディオヘッドの「CREEP」なんて使っちゃって!)この映画の中での音楽も、 耳障りなものは一曲もありません。嫌いな言葉だけど、敢えてつかわせてもらえば、「癒し系」です。
あまり、スト−リ−を深く追う映画じゃなくて、BGVとして楽しめばいい映画だと思う。 特に夏の暑い日に、冷たい麦茶に水羊羹でも添えて、それを食べながら観れば・・・RELAXしすぎて寝ないようにね!

ギョー座の女さん…1700円
なんだか変に期待して観てしまったせいか、お話の終わり方が中途半端に思えてしまった。 いくつか問題提起をしておきながら何一つ明確な答えが出ずに終わってしまうなんてちょっとズルい。 植物の緑の鮮やかさや風景の素晴らしさを差し引いても、もうちょっと輪郭をはっきりさせて欲しかった。
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「こころの湯」
ギョー座の女さん…2000円
観終わった後、ゆっくり大きなお風呂に入りたくなりました。 お風呂やさんって一つの社交場だったんですね。それが失われつつある今日この頃ですが、 ある意味、今の方が昔よりこのような場所が必要とされているのかもしれません。
お風呂上りの牛乳が異様においしかった事を思い出しました。

SADAHIKO…2400円
「コオロギは大地の気を離れては生きていけない」老人たちとちっぽけな虫の姿がだぶってくるセリフだ。 一度失われてしまったものは、もう二度と元には戻らない。一見癒しに満ちた映画なのだけれど、 後半は俄然厳しい現実が待っている。『山の郵便配達』にも通じるテーマを持っているのだけれど、 こちらは未来に対しマイナスのイメージが強い。
経済的発展と、古いものの消失との間で揺れ動く中国の姿を象徴しているようだ。 ただ私たちにはすでに失われてしまった郷愁の世界でもある。

SACHINEKO…3500円
「お前が私や私の仕事を見下してもかまわない!この仕事で、お得意さんの喜ぶ顔を見れば 満足だ。お前は大きな仕事でかせぎたいか!好きにやるがいい!」
時代の波に押し流され、取り壊しが決まった古びた銭湯を続けている父、そして障害者の弟。 都会で成功し、お金持ちになった長男は、彼らを奥さんにも会わせようとしない。そんな長男と違い、 貧しいけれど、銭湯に集まる人々の顔は、本当に幸せそうだ。でも、だから見ていてツラい。
中国の至宝俳優・朱旭は、私の大好きな俳優さんの一人。言葉はわからないけれど、 彼のセリフはなんでこんなに心に迫ってくるのだろうか…。
気になったのは、場内が明るくなっても、まだ寝ている若者がいたこと。『ハムナプトラ』みたいに、 サービス満点の飽きさせない映画ばかりが多くなったからか……。まずは、「こころの湯」へ ひとっ風呂浴びにお出かけ下さい。(*^.^*)
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「彼女を見ればわかること」
とりいちゃん…1800円
あれ、5つお話があるの?勝手に、お話は4話と決め込んでいたせいか、 混乱してしまいました。キャリスタ・フロックハートが第一話からでてきたのは、 『アリーマイラブ』のファンとしては、うれしい誤算。占い師の演技もなかなかでした。 第二話の銀行の支店長のホリー・ハンターも良かったです。 お話は、第二話、第三話が好みかな。
第四話は、キャリスタには、難しすぎる話で正直削ったほうがよかったかも。
第五話は、キャメロン・ディアスが頑張って盲目の女性を演じていますが、 本当に目が見えないのでは?と思わせる演技でした。 とにかく、これだけいっぱい女優さんが楽しめるので、甘いけど1800円です。

ギョー座の女さん…1800円
5つのパートに分かれているのだが、お話の出来にばらつきがあって、惜しい。 せっかく女優さんたちの顔ぶれが豪華なのに。3つめと5つめのお話はとても良かった。 それぞれの登場人物が意外な所でつながっているというアイデアは面白かった。 アメリカで劇場公開されなかったのがうなずけた。

SADAHIKO…1800円
一番演技のうまい人を最初に出したら、後の人が辛くなってきます。 それは「見ればわかること」なのに…。
わたし的には第3話が最高に面白かった。人の心理がとてもよく出ていて、可笑しい。 目の見えない妹と姉のエピソードにもドキリとさせられるものがあるし、 それぞれの話にそれなりの面白さがある。話のつなげ方にもっと工夫をすれば、 もう少しいい映画になったかも。

SACHINEKO…1500円
グレン・クローズのスッピンの寝顔のとアップという怪奇映画かと思わせるような 驚きで始まった映画でしたが、あとがなんだか尻すぼみ。
一人一人は光るモノを持つスター女優さんたちですが、ホリー・ハンターは肩に力が入りすぎ、 グレン・クローズは余裕の演技しすぎ、フロックハートには荷が重すぎ、という風に、全体のバランスが いまひとつでした。予告編を観て、自分勝手に期待をしすぎたのでこういう値段になってしまいました。
でもキャメロン・ディアスは、とっても良かったです。これからはこういう路線で頑張って欲しいです。
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「クレーヴの奥方」
SADAHIKO…2000円
ひたすら主人公たちがおしゃべりしながら、話は進みます。 字幕でストーリーが語られて、ドラマチックな場面もなし。 じゃ、舞台みたいかというと、映像は綺麗だし、まさしく映画です。
最後のほうでシスターが手紙を読むシーンは特に素晴らしかった。 にしてもこの映画、私にはちょっと難しく、門前ではねつけられてしまいました。

SACHINEKO…1800円
有名なお話の映画化ですが、それがなかなか!挿入曲がなく、セリフと字幕で、淡々とお話が進み、 途中で雰囲気に飲まれそうに(睡魔に襲われたってことです^^;)なってしまいました。 ただもう一度、しっかり観たい映画です。マストロヤンニ+ド・ヌーブ=美しかったです。
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「ギフト」
SADAHIKO…1800円
ストーリーなんてはっきりいって大したことはないのだけれど、自然現象やそこにある樫木、 むくろじの木こういったものを恐怖感に転じさせてしまう。そんな雰囲気のいい映画を観ると、 最近ホっとしてしまう。ハデに撃ちまくるだけがスリルじゃないんだぞって。
南部特有の御伽噺風な歪んだ人間模様をからませてくるところなんざ好きですね。 オカルトものの本道行ってます。

とりいちゃん…1800円
よかったです。ホラー色を、期待して観るとがっかりするかもしれませんが、 これぐらいの方が好みです。
ケイトブランシェットは、自分の超感覚を世の中に役立てようと思っているのに、 警察や周囲の人からは、魔女あつかいされてしまうというストーリーですが、 キアヌリーブスほか、周囲の人々のほうがよほど邪悪な人間ばかりだということが、 明らかになっていきます。
(キアヌは最初から、悪役で登場しますが)映像も、凝っていてやはり、 ケイトが超感覚を持っているという設定なので、ライミ監督が見事な画面を作っていました。 名古屋グランド6で、観ましたが立ち見が出ていました。
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「風花」
とりいちゃん…1800円
『お引越し』以来、8年ぶりに相米作品を劇場で観ました。 ぼくの、すんでいる所は、岐阜なのでみなさんより情報が遅いのは、 ごカンベンください。
これは、傑作ですよ。あまり、ひとりよがりな所もなく、それでいて媚びていない。 撮りたい映画を撮っている監督さんですね。観ていて感じたのは、 これは日活ロマンポルノをかなり意識しているなとおもいました。 特に、神代辰巳監督の『赤い髪の女』『青春の蹉跌』をイメージさせるシーンもあり、 キョンキョンがピンサロ嬢を演じている関係上、これはセックスシーンのない 日活ロマンポルノかもしれないなと思いました。
最近の相米作品を敬遠していた方にお勧めします。ただ、パンフレットが、 1000円は高すぎるので何とかしてほしいです。
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「グリーン・フィンガーズ」
TAMAさん…2000円
過去にキズ持つ囚人たちの更生活動はガーデニング。 「庭園のお手本」的存在のイギリスらしいテーマです。
有名園芸家を演じたヘレン・ミレンと、『ウエイク・アップ!ネッド』のお爺さん (デビッド・ケリー)がいい味を出していました。 1時間半という枠内に様々な要素を組み込み過ぎた感じがして (ガーデニング場面ばかりだと飽きちゃうから?/笑)、 それだけが少し残念に思えます。でも、後味の良い映画なので、 ビデオ化されたらもう一度じっくりと観たいです。

SADAHIKO…2300円
むくつけき囚人たちが、花を育てるっていうシチュエーションだけで、ニコニコしてきてしまう。人 の命を奪った囚人が、命を育むことに夢中になってくるという発想じたいが、さすが英国です。『ウエ イク・アップ・ネッド!』のおじいさんはじめ、ヘレン・ミレンがいい味を出した、癒しの一品です。

SACHINEKO…2500円
ガーデニングというネタだけで、こんな映画ができてしまう、さすが英国!!(=^_^=) しかも階級社会の底辺であぶれてしまった男どもが、花を育てる… 夢があって、元気が出てくる良き時代のハリウッドっぽい映画ですが、これは実話ですよ。
とはいえ、けっしてケーキのように甘い映画ではなく、階級社会イギリスの冷たさ、矛盾もチラッと見え隠れ しています。
『ウェイクアップ・ネッド』で、裸でバイクに乗ってたデビット・ケリーと英国のベテラン女優へレン・ミレンが しっかりと作品を引き締めています。ぜひご覧になってください。得した気分になれる映画です。
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「花様年華」
ほひっとさん…2500円
映像の美しさと衣装の美しさに目を奪われた。
ストーリー事態は単純だが、男と女の心の微妙なすれ違いが精密なカット割りと 映像の美しさで何とも言えない味が出ていてすばらしい。 2001年のマイベスト10入り間違い無し。

シッカンさん…3200円
映画館に2回見に行きました。ポスターも買ったし。 美男美女、映像、匂い立つ雰囲気に酔いしれた映画でした。 最後のトニーのシーンに感動。切ない映画大好きなもんで・・ これもDVD買いたい。

たけしさん…2500円
先日観に行ってまいりました。
元々ウォン・カーウァイ監督の作品は どの作品もすごく好きな人なんですが、今回のは良い意味で裏切られました。 正直ここまで画面構成や演出が計算に基づいてやっているという感じがここまで ひしひしと感じられたのは初めてでした。 映画業界を目指す人にはかなりオススメな高等な技術のオンパレードです。 2度3度と観れば新たな発見がありそう。
でも、ラストのほうは、「やっぱりウォン・カーウェイだな」と思わせる 人間的な失敗(と僕は思った)がありました。愛嬌ですね。

SADAHIKO…3000円
人の記憶が年と共に美しくなっていくように、この映画の映像は美しいです。記憶の断片を積み重ねる かのように、映像が綴られるためにできた映画の行間、ここに私たちは、さまざまな思いを重ね合わせ ることでしょう。鏡、影、窓、時計、演出も華麗な見事な大人のための映画です。

SACHINEKO…2700円
この映画二人の男女のお話ですが、気持ちは、ほとばしることも、激しく燃え上がることもありません。 彼らがしっかりと目を合わせることもありません。でも畳み掛けるような美しい映像と共に、 二人のどうにもならない心情がどんどん心にせまってきます。
とっかえひっかえ出てくるマギー・チャンの襟の高い衣装も、いっしょに楽しんでくださいね。
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「ギター弾きの恋」
シッカンさん…3800円
今年見た映画を振り返ってみて、この映画が2001年度のベスト1になりそうです。 ショーン・ペン自身を見ているかのような、憎めないダメ男ぶりが最高でした!サマンサ・モートンも超キュート。 実話?と思わせる展開も見事でした。

とりいちゃん…3600円
やっと、観られました!いやあ、『道』ですね。『道』大好きなんです。 こころなしか、サマンサ・モートンがジュリエッタ・マシ−ナに見えてきました。 この映画で、気に入ったのは、ハッティが映画にスカウトされて、撮影現場にいる場面。 なかなか笑えました。
いろんな人の証言で、エメット・レイという人物を浮かび上がらせていく手法はいいのですが、 ウディ・アレン本人が出てくると、ちょっとつらいかな。だいぶ、見た目が老けたので、 そろそろ監督業だけに専念してもらってもいいと思います。

SADAHIKO…3500円
ハートの足りないギター弾きと、口の利けない女のコの恋物語。
そのふたりの関係はフェリーニの『道』を彷彿とさせます。 ペーパー・ムーン、クラクック・カー、風俗の数々、 お洒落なジャズのメロディ。その語り口は、古典落語のような風格さえ あります。『ハンナとその姉妹』『ラジオ・デイズ』以来、 久しぶりのウディ・アレンの傑作です。

SACHINEKO…3300円
ザンパノがショーン・ペンで、ジェルソミーナがハッティ…。フェリーニの『道』を 思い出さずにはいられないお話でしたが、ウディ・アレンらしい味付けで、 それが非常に心地良かった。大満足でした。おススメです!(^-^)v
しかしねぇ…『ラジオデイズ』『マンハッタン』、そして『ギター弾きの恋』 …ウディ・アレンの選曲のセンスって、なんでこんなに素晴らしいの?
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「キャスト・アウェイ」
コケシさん…1000円
ウィルソンとの掛け合いがよかった。彼とのラストも泣けた。笑いすぎて。(笑)

kabuさん…2000円
なんか最近のトム・ハンクス主演の映画は、 テーマとして”生きる事”が共通していると思う。

深川さん…500円
映画の大半がトム・ハンクスの一人芝居。それで観客を感動させるのは、 並大抵の演技力ではできまい。 それは認めるが、自ら出資し、一人芝居をスクリーンで演じる…感動できる話で あろうが、ハンクスのナルシズムの臭いが鼻について仕方がなかった。

ビックトムさん…800円
「またか……」トムさまったら、いつのまにこんな作品にばかり出るようになってしまったの…。 『ビック』『ドラグネット』の頃のあなたが大好きです。アカデミー賞なんて、 あなたには似合わないと思う。
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「ギャラクシー・クエスト」
SADAHIKO…3800円
ひとつのテレビ・シリーズにしがみついている役者たち、それに集まってくるオタッキーなファンたち。 とてもリアルで可笑しいけれど、泣けてもくる。 そんな売れない役者が本物の宇宙に飛び出す、オタクと宇宙人が同じに見えるという発想の妙。 涙あり、スリルあり、感動ありのこれは21世紀の伝説的コメディだ!

SACHINEKO…9500円
「指圧の心は、母心〜♪」じゃないが、こんなにツボにハマりまくった 笑える映画は、ほんっとーに久しぶり。"涙と笑いと感動の"コメディ映画!! しかも、一発ギャグではなく、ギャグをカマすタイミング、人物の描き方も 完全にコメディ、パロディの域を越えてますね。出演者一人一人に愛情を 注げますね。
英国では、超実力派のアラン・リックマンさんが、おお真面目に演じていた キャラもおかしかったです。とにかく、とにかく、とにかく…観てちょーだい!
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「郡上一揆」
裾花川さん…4500円
歴史の真実に胸が熱くなった。神山征二郎ならでは。 日本映画もまんざらでない。

きょうしろーさん…3000円
めっちゃ感動しました。 自分の信念の為、村の為に命をかける人々の生き様は感動します。 ほんと一揆のシーンは迫力あって、よくあれだけ人が集まったなあ〜、 と思いました。
日本史は大好きなのですが、いままでこのような一揆があったということは 知らなかったので、映画によってこのような一揆があったということを 知ることができよかったです。

オヨヨさん…2000円
暇が出来た時間に丁度やっていたので観たのですが、めちゃ感動しました。 客の入りも予想に反して?結構入ってた。実際に一揆を起こした人達は、 当然そうだったのだろうけれど、演技している方達が、 どなたも本当の一揆のような一生懸命さ。特に古田新太さん、 あれは演技に見えません。(笑)
4年かけて、やっとこさ上映にこぎつけた力作です。 資金繰りも大変だったそうで、岐阜県民の寄付がかなりあったようです。 すばらしい事です、皆さんも、寄付のつもりで(失礼かな)観ては如何でしょうか?
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「ゲット・ア・チャンス」
TOMIPPUさん…1500円
話の展開があまりスピーディではなく、疲れがたまっていたせいもあって、 途中ウトウトしてしまいました。 もうちょっと痛快な話かと思っていたんだけど、それほどでもなかった。

SADAHIKO…2500円
まだまだ、イーストウッドのような「若者」には負けてられない!?
「生きている伝説」とまで言われるようにまでなってしまった私のヒーロー、 ポール・ニューマンが帰ってきた。『スティング』『暴力脱獄』の彼がそのまま年を 取ったようなキャラクターも嬉しい。爆破シーンがなくったって、"ハート" があれば映画はこんなにも楽しいのだ。

SACHINEKO…2000円
ポール・ニューマンは、いまだ死なず!年は取ったが、その存在感はいまだ健在!
最近、スピードや派手さなど、見た目の新しさばかりの映画が目立つアメリカ映画だけれど、 こういう映画を作ってくれて、また劇場公開してくれて、とても嬉しかった。
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「恋の骨折り損」
SADAHIKO…1500円
選曲のよさと、ミュージカル黄金時代の雰囲気をよくとらえたとは思う。けれどもケネス・ブラナーの 歌と踊りは頑張っているのはわかるけれど、「新春スター隠し芸大会」のノリなんです。彼の歌うよう に軽やかにしゃべるセリフの見事さが、逆に浮いて見えたのはそのせいです。

SACHINEKO…2000円
アーヴィング・バーリン、コール・ポーター、ガーシュイン…MGMのミュージカル黄金時代の ミュージカルナンバーにシェイクスピア。考えただけで、ワクワクしてきますね。
冒頭から、真っ赤なシルクの布にタイトルが映し出された時は、思わず涙が出そうに なったけれど、やはり、素人さんに"マジメに"ミュージカル・シーンを演じさせては、 観ている方は、なんだか居心地悪いんですよね。ウディ・アレンのように、ギャグにしなくては…。 それが証拠に、「マルクスブラザース」の映画を彷彿とさせるミュージカル・シーンが あったのですが、大笑いしてしまいました。
それとシェイクスピアのもって回ったセリフの前後に、あの歌詞は不自然です。 できれば歌詞も、シェイクスピア風に変えたら良かったかなと思いました。
しかしながら、真面目さと俳優たちの熱演に、拍手の意味で2000円にしました。
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「極道記者2」
亀甲鶴さん…1800円
笑える。手に汗握る。馬鹿馬鹿しい。 競馬新聞の不良、悪徳記者が主人公。社会通念(でもないか)の不良、 悪徳漢こそが人生の達人であるという、古い主題。 安心して大口あけて居眠りできる映画。眠って損しない映画。
この手の映画はあたりはずれがヒジョウニ多い。 金融麻雀競馬パチンコ、、、。極道記者2のような良いのは少ない。 暇なヒトはクダラン映画の中から良いのを選び教えて欲しい。 昔の<映画芸術>の小川徹は偉大だった。 笑える、手に汗握る、バカバカしい。それが、つまり、映画だよって言ってた。
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「キッズ」
ほびっとさん…2500円
予告編では子供が主人公みたい(?)な作品だったけど なんとクリスマスキャロルでした。 心温まる大人の童話でした。
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「コヨーテ・アグリー」
のんのんさん…3500円
年末に見るにはふさわしい映画。音楽も踊りもキャストも最高にいい!! 男性が見てもおもしろさはわからないかもしれないが、ぜひ女性には見てほしい。 何かを達成するには捨てることも大切なのねと思ってしまった。
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「顔」
桜さん…3500円
やっぱリ、なんて言っても藤山直美に尽きるでしょう!!
久しぶりに、思いっきりちゃんとした演技を見られたきがします。 もっと日本の女優さんも、演技が出来る人が増えてほしいと思いました。 後、他の出演者のキャスティングも良かったと思います。 ストーリーも個性溢れる脇役陣もすばらしいく、全く飽きませんでした。
藤山直美扮する主人公の「私、ダメな人好きです」の台詞が一番この映画の人間らしさや、 優しさをよく表していて、何か心が温かくなる思いがしました。

みつぐさん…3000円
殺人事件を引き起こした主人公は、死に切れず逃亡を計る。 その先々で彼女は生きる事を見出していく。
「生きている」人間達(小悪党!)に触発されだんだんと生気を取り戻していく様は秀逸。 藤山直美の女優魂には脱帽する。 悪い事をしない人間はいない。そして映画の出ている人間達のなんと魅力的な事か、 生きる事、生活をする事この映画の人間達は実は私の周りにもいるような気がする。 そして私も生きているのだ。
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「グリーン・デスティニー」
まりさん…1000円
やりすぎでしょ〜、ワイヤーアクション!ってゆうか、このワイヤーアクションは 上手くいってるのか?だって壁面を駆け上がったり、屋根をぴょんぴょん飛ぶ時に、 足が全然ついてないじゃん!完全に宙吊り引っ張られ状態じゃん!駄目でしょ、それは。 人間の驚異的な運動能力によって駆け上がっているかのように見せるのが、ポイントなのでは? 「ワイヤーアクションしてます!」って感じがするのはちょっと…。笑えた…。
ストーリーも荒唐無稽で、まあ「小林寺シリーズ」好きの私としては、 そういうB級な突飛さってけっこう面白かったりするけど、 でもこの映画って仕上げ方は大作ロマン風なのよね…。どっちなんだ。 でもあのお姫さんのやりたい放題な暴れっぷりは、あまりにも漫画的。 反対に、ミシェル・ヨーの役はあまりにも古風で常識的すぎて、精彩に欠ける。 『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』とかと同系列の、 ファンタジック・漫画チック・アクションとして観ると、Aランクなんですが。 どっちつかず。

深川さん…2000円
久々にアクション・エンターテーメントをたっぷり楽しめた映画である。
やはり香港俳優たちのアクションは、リズム感といいスピード感といい、 切れ味がするどくみていても非常に気持ちが良い。 なんをいまさら、とも思うが、ミッシェル・ヨーという女優、これから注目したい。 あと、チョウ・ユンファの辮髪にちょっと違和感を感じたのは私だけか…。

SADAHIKO…1800円
三世代の女性のドラマになっているところが、アン・ホイ監督。
ミシェル・ヨーのチョウ・ユンファへの控えめな愛の形が、『いつか晴れた日に』を彷彿とさせる。 それに悪役チェン・ペイペイの若いチャン・ツィイーへの嫉妬心や、 若いツィイーの情熱の暴走、三者三様の愛の形が剣に宿っての大剣劇。 アメリカ映画とはひと味違うエンターテインメントとなっています。
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「五条霊戦記」
こーやさん…500円
こんなにつまらん映画を見たのは久しぶり。 『梟の城』の方がよっぽどよかったと思う(どっちもどっちだけど)。 邦画は好きだしSFも好きだけどこれはいただけない。 永瀬&浅野コンビを全面にするのならするでもっとやり方があったと思うんだけど…。

トリ頭さん…1200円
日本映画を映画館で見るのは久しぶりでした。以外に面白く、 初めのうちの画面を揺らす効果は、どこかの映画の2番煎じみたいで、 いただけなかったが、SFものが好きな私には、ストーリー、テンポ、 効果ともによく出来ていたと感心、楽しめました。
値段は1日でしたので千円で入ったわけで、月初めに見て得した?映画です。
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「クリクリのいた夏」
YAMAさん…3500円
この映画は元サッカー選手のE・カントナが出てるって聞いて、 観に行ったのがきっかけだったんです。なにせ辞める時に次は俳優に転進すると聞いていて、 楽しみにしてまして・・。
でも観に行ったら本当にいい映画スゴク得した気分になりました。 カントナの役はかなり地でしたけど(^^。すごくほのぼのしている沼地の人の生活を 観てすごくいいなぁと思いました。かえる釣りは楽しそうでした。 観た後に幸せな気分になる映画ですね。

SADAHIKO…3500円
今は失われてしまった、豊かな美しい自然。沼地のカエル、谷間のエスカルゴ。 そこに繰り広げられる人間模様には、ホッとするものがある。
失われた過去は、自然の流れとして、それを受け止める。でも時に立ち止まって、 振り返ってみる。本当の幸せの意味を。 そんな映画の態度が、とても素敵なフランス映画ならではの傑作です。

SACHINEKO…3200円
誰しも、幼い頃の思い出はありますよね。
私の場合で言うと、毎日プーッて笛を吹きながらひとつ5円のコロッケを売りにきたおじさん。 顔は浅黒く、洋服も粗末でした。いつも近所にあるトンネルの下で、 お弁当食べていました。あまり暑い時には、ちょっと休ませてあげて、 麦茶の一杯も差し上げてました。 おじさんのコロッケを5つ買うことが、祖母と私の毎日の日課でした。 そんな、小さな小さな思い出の中に、今は失われてしまったものが たくさん詰まっているんですよね。
映画の中に登場する人々、とにかく、自然の恵みを受けながら、 自らも自然体に生きています。もちろん長所短所はありますけれど、 愛すべき人間たちなんです。
すべての面において、豊かな豊かな映画です。
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「クローサー・ユー・ゲット」
SADAHIKO…1300円
狙いは悪くはないと思うのだけれど、最後の御伽噺的な結末がいまひとつ生きてこない。 男だってそんなにいつもSEX、SEXって頭の中にあるわけではないし…。 もっとロマンチックなものですよ。監督の男性観が出ているのかな。

SACHINEKO…1000円
アイルランドの小さなの村で、男どもがイカしたアメリカ女の花嫁募集した。 それで起こるてんやわんやの騒動を描いた作品。原題「隣の芝生は青く見える」 という意味。(だったかな?)
もうねぇ、なんかすごく短絡的なんですねぇ。映画全体がそうだから、 オチもつまらないんですねぇ。お話はまったく違いますが、いかに『ウェイクアップ・ネッド』が 素晴らしかったかっていうことを実感した次第です、はい。
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「クール・ドライ・プレイス」
ぱっちーさん…1600円
話しは単純な内容だったけど、よかったと思う。 父と息子の絆がとってもうまく表現出来てた様な気がした。 息子役のボビー・モートくんは、かなりかわいかった!!
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「グラディエーター」
Lioさん…2500円
もとは取れたと思います。ラッセル・クロウより、ホアキン・フェニックスが印象深かかった。

みつぐさん…2500円
見た見たやっと見た!アカデミー賞を取ったのもよくわかる。 剣闘士の映画だがそれほど残酷ではないし【殺し合い】の意味のなさも しっかり描いています。トーンは『スパルタカス』。 スペクタクルってのはちょっと違うようです。 主役級の心理も十分に描けていてラストには泣いてしまいました。

ミニミーさん…5000円
これは本当にすばらしい映画。ゴールデングラブ賞も納得。アカデミー賞も獲るでしょう。完璧!

わさん…4630円
1回しかみれなかった。それでDVDを買った。買って良かった。よく泣ける不思議な映画。 音楽がすばらしい!!今度はサントラを買うかな!?

マキさん…2500円
久しぶりに良い映画を観ました!ぜひx2映画館で観て下さい。
こういう歴史モノで、真面目に創ってある映画が好きです。 主人公のラッセル・クロウがかっこよすぎる!まさしく「男の中の男」ってカンジ! ホレてしまいました・・

ドナさん…3500円
ラッセル かっこいい!!声が渋いよね。男が惚れる映画でしょう。 フォアキンも実力派といわれるだけあって、いやーな、陰険な皇帝を演じてます。 脇役も豪華!!巷では、酷評も多いけど、私はとりあえず、今年一番のおススメ!!と言いたい。

TOMIPPUさん…2500円
ラッセル・クロウ、ステキー!!!!
妻と子を思い続ける、めっぽう強い、信義に厚い男に惚れない女がいるでしょうか? いや、もちろんクロウ自身の話ではなく、あくまで役の上の事とわかっているのですが・・・。
「ユージョアル・・・」でも、「LA・・・」でも、な〜んとも思ってませんでしたが、 今日からクロウファンになります!!(我ながらミーハーだなあと思いますが)
それにしても、「インサイダー」のおじさんと同じ人だとは、ぜ〜んぜん、気付きませんでした。

ばっちーさん…4000円
すごいよかったー!! ラッセルクロウは男の中の男って感じがしました。 コロシアムのシーンは、鳥肌もんですね。 あと3回は観たいかも・・・

ギョー座の女さん…3000円
久し振りにスペクタクル映画の傑作が登場した。
戦闘シーンに迫力があったのは勿論だが、それよりも感動的だったのは、 根底に流れる主人公の家族愛、郷土愛の深さである。
古代ローマの名将軍から一転、故郷にいる妻子を惨殺され、 自らも奴隷となり、その無念さをバネにグラディエーターとして 生きていく主人公を、ラッセル・クロウが骨太にそして繊細に演じていて、 とても魅力的である。
相対して、汚い手段で権力をものにする若き皇帝を演じる ホアキン・フェニックスも、裏暗さを巧く表現していて予想以上に良かった。

SADAHIKO…2800円
ハリウッド久々のローマ時代のスペクタクル!脇役陣も充実で見ごたえも充分。 嬉しい一本でした。
やっぱりハリウッド映画はこうでなくちゃね。 ホアキン・フェニックスが複雑な役をとても上手に 演じていて、映画に面白みが増しました。こういう映画もたまには観たい!

SACHINEKO…2500円
『ベン・ハー』の再上映を劇場で観た時、「こんなスケールの大きい史劇映画は、 二度と新作で作られることはないだろう」と思ったけど、いやはや、またまた作ってくれました。(*^.^*)
もちろん、あの『ベン・ハー』とは比べられないし、イギリス人の監督ですから、 味わいも違う。でも、劇場で映画を楽しむ醍醐味を、もう一度実感させてくれた作品。 (最初の30分は、圧巻でした)
ビデオ派のあなた!ぜひ映画館へ足を運んでみてね。お話も退屈しないし、ラッセル・クロウも なかなか良かったですわよ。でも…私が惚れこんだのは、リチャード・ハリスだけどね。^^;

Gigaさん…3500円
す、す、すごいっす。ド迫力っす。
ぼくは、ほとんどビデオでしか映画をみないけど、これは映画館で見るべきですね。 「ユージュアル・サスペクツ」で、ラッセル・クロウのファンになったんですが、 この映画もかっこいいっすね、彼は。
男なら、この映画をみにいくべし!
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「グリーン・マイル」
豆さん…350円
原作読んでない方、読んでほしい、いや、読むべきです、いや、読みなさい! 原作を読み、“きれいな涙”を流した私にとって、この頭に描いている 「グリーンマイル・ワールド」を崩したくなかったので、 観るつもりはなかったのですがビデオ借りちゃいました。 てへっ。
思ったより原作に忠実だったので「ビデオで観る価値あり」としてお値段を算出ぅ〜

ミニミーさん…500円
非現実的じゃなければもっと良かったのになあ

こまこま☆さん…280円
私の周りの皆さんもべた褒めですが、 私的には、あんまり・・でした。 見た後で、気分が暗くなり、あああ、生きるのが、重い人もいるのか、とダークになりました。 もう少し、ファンタジーしてくれたら、よかったのに 処刑のシーンは、目を伏せてしまいました。 余りにひどいので。 あれだけ見ると、なんだか人間は怖いです。

わさん…5700円
1回しかみなかったので、DVDを買ってみました。買って良かった!

kabuさん…2000円
おとなの御伽話ですね。キング原作の割にはあまりにも素直過ぎて・・癒しブームのせいなのか!? この監督さんは『ショーシャンクの空に』を撮った人だから今回も実話だと思った人がいるのでは?

あーこさん…800円
この手のお涙ちょーだい系には辟易しちゃいます。 でも、あのネズミは可愛かった〜生き返った時は、泣けた。

MASAさん…4500円
確かに「泣き」を狙っているが、素直に泣けるような内容だった。 非現実的だがそこがまた意表をつかれた。
もっとありふれた内容を思わせる宣伝だったのに。 だから素直にこの値段をつけた。いい映画だったと思う。あとトム最高!

弥生さん…1500円
スピルバーグは4回泣いたらしいが、わたしは涙が出なかった。
バリー・ペッパーになら¥2000のところ、クラーク・ダンカンの力が、 あまりにも現実離れしてたので¥1500に減。 うーん、もったいない。

深川さん…800円
「泣け!泣くんだジョー!」(年齢がバレてしまうが)と、言わんばかりの映画。
トム・ハンクス主演とあっては、余計にハナに付いてしまい、 残念ながら、素直にこの映画と向かい合えない。 ほんのちょっとのさりげなさ、というものも大事ではないだろうか。

monmonさん…400円
周りには泣いている人がいたものの、私は感動しませんでした。
ダンカンはうわさほどではなかったし、トム・ハンクスもさえなかった。 ねずみのMr.ジングルスはよかったけどね。 非現実的過ぎるシナリオに、私は共感できなかったです。 レンタルビデオでもいいかなーとおもって、この値段をつけました。

TAMAさん…1850円
この作品も3時間超。「マグノリア」よりは集中して観ることができましたが...なぜだか私は泣けなかったです。 ちょっと勧善懲悪的な匂いのある映画だからかもしれません。 全体的なお値段として1,500円。 プラスα350円分は、脇役&芸達者ネズミ&作中映画「トップ・ハット」に対しての金額です。
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「間諜X−27」
いずみさん…3000円
図書館でビデオ(ただです)借りて観ました。 ディートリッヒの美しさに“はっと”しました。1930年代にこんな素晴らしい作品 作るんだもんね〜恐れ入りまして候。

TOMOさん…15000円
何も言うことないっす。ディートリッヒやし。 彼女をスクリーンで見られると思ってなかったので 嬉しくて卒倒しそうでしたが、卒倒すると見られないので 耐えました。
この作品のビデオを以前10800円だったと思いますが 購入していたので、その値段に+大画面で見れた嬉しさを こめて、高額ですが、これでも安いくらいでした。

SADAHIKO…3500円
ディートリッヒの粋さ、光と影を強調した銀色のスクリーンの美しさを 堪能できます。現代の映画とは違ったロマンティシズムに酔いしれましょう。

SACHINEKO…3000円
ディートリッヒが美しくて、強くて、弱くて…。女も惚れますよ。
音はやっと出たばかり。色もなく、カメラの感度も悪く、ズームレンズもない1931年の作品。 でも、でも、この映画には時代を越えた魅力があります。魂があります。 ビデオも出てますので、ぜひご覧になってみてください、おススメです。
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「救命士」
ポーロさん…3000円
ニコラスケイジ渋いですね〜、演技良かったですっ。 なんか川の勢いにのってるような話でした。 現実味があったし、最後はホっとした感じだったです。 雰囲気はいいと思います。

SADAHIKO…1500円
現像の時にフィルムの銀を残すという方式のカラーの映像が美しい。どこか夢と現実の狭間にいるよう な印象を与えている。アンニュイな感覚がどこか『タクシー・ドライバー』を思わせる。重いテーマ だけれど、いまひとつ共感するところまではいかなかった。

TAMAさん…1795円
まず...邦題が変!もっと表現の方法があると思うなぁ。(笑)
内容的には「タクシードライバー」とひと味違う作品でした。 敏腕救命士だったニコラス・ケイジが一人の少女を救えなかった ことから精神を病み、やがて不眠症に陥る物語・・・。
彼とコンビを組む3人の救命士は、それぞれタイプが異なり、 運転席での会話・言動などは非常に面白かったです。脇役万歳! カメラワークは、やはり絶品だと思いました。が・・・、 どことなく消化不良気味な気がしたのは、ニコラスの近況を 知っていたからかもしれません。(元妻・パトリシアとの絡みに 偽りの気配を感じてしまったので。→残念です!^^;)

たけ@ボストンさん…2500円
スコセッシ監督、シュレイダー脚本、という「タクシー・ドライバー」コンビ復活、、、 にしてはインパクトに欠けるが、そこら辺に転がっている佳作とはやはりレベルが違う。 この人たちに病んだ街を描かせたら天下一品っすね。
ついでに(という風に付け足しのように書くのがもったいないほど)ニコラス・ケイジが見事だったっす。 おいら、この人はあんまり好きな俳優ではないんっすけど、今回は見事っす。 『リービング・ラスベガス』での名演を超えてるっす。
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「御法度」
ミニミーさん…
ホモ映画に共感できる訳がない!

まりーなさん…2800円
なんだか良かった。底知れない、雰囲気に浸れる心地よさがこの映画にはあった。 何がよかったって、一言では語れないかんじなんだけど・・・。 観た人の感性にもよるんじゃないかと思える始末。 でも、もしかしたら、ビデオでみたら、こうまでは浸れなかったと思う。
武田のさわやかさと、松田の怪しさ。 これといって内容はないが、キャラがほとんど立っていて、おかしさもあれば、シリアスさもあるといった印象。 そして、最後では、きっちりビートたけしが、シメて、文学的な感傷的な余韻を感じさせられた。

亀甲鶴さん…10000円
快楽の手段,個人の自由,として男色を言うのはやめよう。
大島は葉隠武士道を、それから三島由紀夫の訴えた日本文化の再生を考えているのだ。 松田は忍ぶ恋をみごとに演じた。
<恋死なん後の煙にそれと知れつひにもらさぬ中の思ひは>山本常朝(葉隠)

きめこめさん…2000円
男達の感情の蠢きが生生しく、はらわたに血が滾るような愉しさがあった。
何故かよく分からないが、自分にとっては否応なく惹きつけられる何かがあった。 演じる俳優たちのドキュメンタリイの如き映画だと思えばよいのではないか。 観念的術語に換言されないその人自身が、そこで何者かを演じているという生生しさ。 いつのまにか自分も武田真治の泰然とした笑顔のつよさに懸想していた。

SADAHIKO…2000円
ひとりの新しい血が入っただけで、統制が崩れて行く集団。その過程にユーモアもあり、 さすが、大島監督と思わされます。トミーズ雅他脇役も演技というよりもその人のもつ 個性の面白さで見せるところもいい。しかし、肝心の松田龍平くんは色気に乏しく、 この映画から「官能的」という言葉が失われてしまったのは、返す返すも惜しい。

SACHINEKO…2000円
大島監督と、脇役さんたちの力でここまでの作品に仕上がったと思います。 ラスト・シーンも、とっても美しかったです。 殺陣は、当然ながら今ひとつ。 でもね、こういう作品が観られるなら、たまには日本映画もいいなぁ…と思いました。

みつぐさん…1800円
「その気」のない私に分かる話?って思いましたが、人間に潜む「悪」と「毒」を描きたかったとすれば、 理解できるが、如何せん肝心の少年の松田龍平君の演技が今いち。
何考えてんだかわからない雰囲気はいいが、表情が無さすぎ(ほんとはご本人は何も考えてない?)。 『ベニスに死す』の少年のような怖さがあの役には必要だと思います。 武田真治やトミーズ雅が好演なだけに残念!評価のわりに値段がいいのは映画は面白かったから。
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「ゴジラ 2000」
みつぐさん…1000円
6000年前のUFOだって!やっぱり今宇宙人がやって来たらどうしようと思っちゃいました、 は月並みな御感想。本当の日本にはゴジラはいないもんねぇ。 それに暗くて誰と誰が(ハハハ怪獣だったねそういえば)戦ってんだがさっぱり。 宇宙人の造形も古臭いです。
ところで一番の問題はSFXが「カップヌードル」CMのSFXよりヘタクソだって事。 御贔屓女優・西田尚美嬢の御活躍がないのが不満だわ。
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「風が吹くまま」
NOBIさん…1800円
やっぱりキアロスタミは苦手です。 映画はドラマがなくては!なんて。 でも、雰囲気は良いんですよ、そして奥が深い。 それでも、この映画、感じるより、頭で考えてしまって...

SADAHIKO…4000円
キアロスタミ監督のスゴイところは、ひとつの村、その村の中の人の自然な姿を映し出す中から、物事の 真実を浮き上がらせるところ。今回は「生」の素晴らしさを謳うだけでなく、「死」をも自然の摂理とし て受け容れています。そこに人生の意味も浮き上がるという深い深い映画です。

SACHINEKO…4500円
冒頭からいいねぇ。
丘の淵に沿って走っている曲がった道を、車が走りにくそうにノロノロ進む。決して丘を切り崩したりしないの。 トンネル掘ったりしないの。文明の利器が、ここではとっても不便。
テンポが遅いことと、何もおこらない画面が、退屈になってしまうかもしれないけれど、 この映画の言いたいことって、もう普遍の哲学の域なのかもしれない。
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「黒い家」
ポーロさん…(無記入)円
恐かったですっ ぞっとしました でも、派手すぎだったように思います。 最後は追い討ちをかけるかのようにメチャクチャでした。

みつぐさん…1800円
原作は、身の毛もよだつホラー小説。読み方によっては、人間洞察小説。 残酷な事を出張すりゃあ怖い!って考えは、私は嫌いなんで、 映画の表現はこれでいいんじゃないの。
で、中身はというとどっちつかずの半端な映画に・・。 『刑法第39条』がよかっただけに残念。私の御ひいき俳優・石橋蓮司が すごくかわいかった。「いよっ!女ターミネーター!」 もちろん大竹しのぶの事。
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「ゴースト・ドック」
SADAHIKO…2500円
美学を持った殺し屋、悪役っていうのはやっぱりカッコいい。 それを再認識させられました。人情は言葉の違いや、人種、文化を超えるというのも良いです。
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「GO!GO!LA」
バーレイさん…800円
ビンセント・ギャロ人気便乗物になる宿命の映画。 見所はジョニー・デップが出るとこと、レニングラード・カウボーイが ちらっと顔を出すところ以外は、はっきり言ってどうでもいい!オタクを くすぐるポイントが微量にあるのが嬉しい。
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「玻璃(ガラス)の城」
熱帯青年さん…5200円
洋画・邦画・香港映画含めて、早くも、今年のNO.映画としたい、愛すべき恋愛映画。
俳優・脚本・音楽・撮影・ロケ地など、すべての要素が自分の趣味と一致しました。 このメイベル・チャン監督のかつての、名作「誰かがあなたを愛している」に並ぶ1本です。
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