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踊る大捜査線 THE MOVIE2 永遠のマリア・カラス エデンより彼方に
X−メン2 おばあちゃんの家 エトワール
うちへ帰ろう エルミタージュ幻影 ウォレスとグルミットのおススメ生活、他
運命の女 オールド・ルーキー ウエストサイド物語
エス〜es〜 オースティン・パワーズ/ゴールドメンバー 落穂拾い
エネミー・ライン オーシャンズ11 ヴィドック
陰陽師 ウォーター・ボーイズ オー・ブラザー!
おいしい生活 王は踊る A.I
英雄の条件 オネーギンの恋文 オーロラの彼方へ
エクソシスト オータム・イン・ニューヨーク X−メン
ヴァージン・スーサイズ オールアバウト・マイ・マザー エリン・ブロコヴィッチ
親指タイタニック&スターウォーズ 海の上のピアニスト エイミー
OFFICE SPACE WING COMMNDER N.Y.P.D.15分署

「踊る大捜査線 THE MOVIE2」
みつぐさん…1500円
『踊る大捜査線 THE MOVIE』に続くパート2。パート1に感動した私としたは絶対見なくては! って事でしたが、こんなもんかってとこでしょうか。
いつものメンバーいつもの展開。見ている方は安心。一応楽しめましたね。
お話としては前作からすると少々雑。なんとなく緻密さがない。 起こった殺人事件の規模からすれば騒ぎすぎだよなぁ。織田裕二が頑張りすぎって評判だけど、 結構他の出演者たててと思うけど。
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「永遠のマリア・カラス」
ギョー座の女さん…1800円
これはフランコ・ゼフィレッリ監督のマリア・カラスへのオマージュであり、 監督の主観がとこだわりが反映されている。 マリア・カラスの絶頂期は短く、それゆえ強烈な伝説となって今に至っている。 カラスの部屋のディテ−ルの細かさ、シャネルの衣装など視覚的にも楽しませてくれる。

SADAHIKO…2500円
これはゼッフィレリ監督自身が持つ思い出のパズルの中で欠けてしまったパーツを自ら作り、 それをはめこもうとした映画とも言えるかもしれません。 さしずめタイトルは『ゼッフィレリの永遠のカラス』としたほうが当たっているのかも。
オペラ・シーンの美術、ファニー・アルダンの演技は一級品で、この映画への彼の熱い思いが ひしひしと伝わってきます。カラスとゼッフィレリは実は同い年。 ラストは今のゼッフィレリと過去のマリア・カラスがまるでふたりで語り合っているかのようにも 見えます。

SACHINEKO…2300円
オペラ好きのモース警部の特にお気に入りの歌手…マリア・カラスの知識はこの程度でしたが、 知っていても知らなくても、非常に見ごたえのある映画でした。
オベラシーンの演出は、ゼッフィレリの18番ですのでもちろんですが、 ファニー・アルダンは、シャネルスーツを見事に着こなし、「ファニー・アルダンのマリア・カラス」 として魅せてくれます。
生前、彼女と親交のあった監督が作ったお話ですので、彼のカラスへの愛情が伝わってくる映画でした。 彼女の部屋の写真には、オナシスはもちろん、ヴィスコンティの写真も飾られていました。 ディテイルの細やかさは見事の一言です。
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「エデンより彼方に」
まろさん…1000円
ジュリアン・ム−ア、「めぐりあう時間たち」とWノミネ−トされただけに、 この作品でもうならせます。難しい役どころを艶っぽく演じてます。
彼女の演技と映像の美しさ(クラシックなハリウッド作品を意識した色使い)は評価してよいと 思うのですが、なんだか盛り上がらないのです、スト−リ−の展開がずっと同じテンポで・・・。
テ−マはこれまでにあまりなかったような斬新なものなのです。ボクはスト−リ−の予備知識なしで 観たのですが、幸せな家庭を崩壊させる「二つの要素」のうちのひとつは、 たしかに思いがけなかったものの、「あ、そうなんですか?」くらいのもので、 驚くに値しないのです。
いまひとつの「要素」のほうは、人妻ジュリアンと黒人の庭師との友情が、 心無い町の人たちの偏見によって歪曲され、悲劇的な破局を迎える、というものなのですが、 これがいわゆる「純愛」と呼んでよいようなものなので、世の奥様方、お嬢様方の涙を振り絞る (!?)(隣のおばちゃんはラストで号泣してました)のでしょう。
それでも、やっぱり、ジュリアン演じる人妻が「逆境に打ちひしがれた被害者」にしか映らないのは、 役者の演技の問題というより、この監督の演出の甘さのような気がしてなりません。惜しいです!

TAMAさん…1900円 冒頭部の大袈裟な音楽を耳にした時、正直言って少しばかり腰が引けてしまった私なのですが、 意外にも、内容的にかなり硬派な印象を受けました。
「世間」という一筋縄ではいかないものを敵にまわした閉塞感は息苦しいばかり。 「今の暮らし」の大切さをわかっていながら、それでも「違う世界」を知りたいと願う矛盾。
もしもこれが現代の話ならば、そして、もしも主人公がもっと若い人達であれば、 障壁を乗り越えてでも別な結末を選ぶ可能性が高いと思います。 (←その場合、結末は新たな苦しみの始まりでもあるのだけど)
しかし、時代は50年前の設定、主人公には自分以外にも守るべき者の存在があり、 情熱のままに動くのは容易でなかったのでしょう。「エデンはここじゃない」と いう意味あいを持つ同作を観た後で「それじゃエデンって何処にあるの?」って 自分自身に問いかけてみて、「登場人物が捨てた場所も選びとった場所も、 やはりエデンなのではないかな・・・」の頼りない答えに落ち着きました。
金髪のジュリアン・ムーアはとても美しく、この映画にピッタリ!彼女がふたりのデニス (ヘイスバート/クエイド)から同時期に「さよなら」を言われるシーンは見事なまでに 対照的で唸りました。全編通してあでやかな色彩の中、一瞬のブルー使いや、 ひとえだのマンサク、白い花を咲かせる木の配置などトッド・ヘインズ監督のこだわりにも◎。

SADAHIKO…2700円
まるで1950年代の映画を観ているようなさっかくを起こさせてしまいます。
タイトルデザイン、そしてエルマー・バーンスタインによる少々大仰な音楽、 テクニカラーのような色彩の撮影凝りに凝っています。あの時代にはとても作れなかった映画、それがまるで当時作ら れたかのような形で映画になったいうところがこの映画の面白い点だと思います。 かつそのことで今のアメリカをも浮き彫りにするなんて、この監督はただ者ではありませんぞ。

SACHINEKO…2500円
何ともいえない古臭いタイトルバックに、一瞬嬉しくのけぞった私ですが、 それがこの監督のこだわりだと気づいてからは、もう50年代のメロメロドラマの 雰囲気を楽しみました。ジュリアン・ムーアは、今、旬ですね。 あの衣装に負けない気品と華やかさ、そして美しさ。惚れ惚れしました。
あっそうそう、先ほどメロドラマと書きましたが、中身はいたってシリアスな展開。 初期のイギリス移民の多い裕福なコネチカット州が舞台ということで、 南部の黒人差別よりももっと陰湿な偽善の臭いがプンプンしている お話でした。(そもそも奴隷売買を始めたのは、イギリス人ですしね)
古臭いメロドラマと思った方、時間がありましたらもう一度ご覧になってみてください。 この映画は、そんなに単純なお話ではないと思うんですが、私は……。
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「X−メン2」
ギョー座の女さん…1800円
前作に続いて、今作も主役はおぢさん2人なのです。新しいミュータントたちも出てきますが, 中途半端な活躍ぶり。良く考えると矛盾する点がありますが、 アメコミの世界なので深追いはしません。続編を匂わせる終わり方があざとい。
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「おばあちゃんの家」
SACHINEKO…−−−−円
すいません、主催者のくせにこの映画、値段がつけられません。m(__)m
冒頭、おばあちゃんが出てきたところでもう号泣。だって、あのおばあちゃんの姿形、 生活習慣(もちろんすべてではありませんが)…私の祖母にそっくりなのです。 映画の中のおばあちゃんが、孫に注ぐ無償の愛情を、少しでも自分の中で実感できる ということは、幸せなことだと思いました。 いろいろ他にも書きたいことはあるのですが、考えるだけでウルウルしてきますので、 このへんにしておきます。
おススメです。ぜひぜひご覧になってください。

いずみさん…3000円
ほとんど台詞がありません。でもおばあちゃんの気持ちが伝わる伝わる! こましゃくれた孫も可愛い。孫の言動から、都会での(家での)暮らしが読み取れます。
原題は「家へ」です。田舎の『家』に子供を預けにきたのは、 ソウルの『家』になにかある事情があるからだと娘(子供の母親)の台詞から読み取れます。 それを押さえないと、単に孫が田舎のおばあちゃんの『家』に遊びに来たになってしまいます。 自然と涙が・・・ちなみにおばあちゃんは素人さんです。
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「エトワール」
まろさん…1800円
パリオペラ座バレエ団に密着取材したドキュメント映画。
ジャンルがジャンルだけに、くそまじめすぎる作りはちょっと窮屈だが、 舞台裏をしっかり見せられながら、「現実は厳しいんだねえ・・・。」などと、 ブル−な気持ちだけで終始せず、見終わった後、「さ、明日も仕事頑張ろう!」と いった爽やかでポジティヴな気分にさせてくれる作品。
何でも「プロ中のプロ」を目指す道は険しいんだよね。
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「うちへ帰ろう」
まろさん…380円
この手のセンチメンタルなドラマは好きじゃないのですが、映画館で見た予告編が印象的だったので、TSUTAYAで借りてきました。
スト−リ−はいたってシンプル。幼くして両親の離婚により、引き裂かれた三人の姉妹と末の弟。 姉妹のほうを引き取った母親が病に倒れ、死に瀕して、長女に、別れて父親に引き取られた息子を 探し出して連れてきて欲しいと頼む・・・。
三姉妹それぞれ、生き別れた父親への想いが違うのは興味深いし、この手の作品にしては、 べたべたお涙頂戴に陥らず、ドライな味わいに仕上がっているのはいいのだが、それにしてもこの三姉妹、 毒舌すぎて、あまり好感が持てないし、弟の婚約者の家族が鼻持ちならない有産階級で、 育ちの良くない彼女らとウマが合わないというのも、短絡的でヒネリがないし、 何より、この母親が結局どういう人間なのかというのが不明瞭なので、結局この夫婦が何が原因で離婚し、 そこまで憎みあわなければならなかったのかが最後まで解明されないのである。
これでは、肝心のクライマックスの長女(アリ−・シ−ディ)の迫真の怒りと悲しみの演技も、 取ってつけたようなものに思えてしまうのである。
とにかく、悪い作品ではないのだが、そういったちょっとしたアラが目立つ。 タイトルとは裏腹に、何か底意地の悪い悪意のようなものを全体に感じるのである。
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「エルミタージュ幻影」
SADAHIKO…2500円
ルーブル美術館を訪れたときに、ここがルーブル宮だった頃のことに思いを馳せたりしたことを思い出 しました。この映画は、それを目で見せてくれます。
ロシア帝政おそらく最後の舞踏会の壮麗さ。歴史ある建物に過去が亡霊のように姿を現す瞬間の 素晴らしさ。壁に刻み込まれた歴史がもしスクリーンに映し出されるとしたら、 きっとこんな感覚なのでしょう。もしかしたら監督は「惑星ソラリス」で この映像を撮ってきたのかもしれませんね。見事な映画です。

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「ウォレスとグルミットのおススメ生活、他」
SADAHIKO…2500円
『ウォレスとグルミット』待望の新作は短編集とはいいながら、相変わらずの魅力がいっぱいつまって おります。
英国はそもそも無駄なことを研究するのが好きな国民性?があるのだけれど、ウォレスの珍発明の数々… ここにもそんな伝統が生きているような気がするんです。いまどきのこんなロー・テク。 でもこれになんかホッとしてしまうのは私だけではないはず。

SACHINEKO…2800円
マルセ・太郎さんが生前、「上等なコメディとは、まず自らを笑うこと」と言って おりましたが、この作品群にも、きっちりとそれが貫かれています。
ケチでセコいスコッツ(と思う)のウォレス、彼のバカバカしい行動を苦々しく感じながらも 憎めないと思うグルミット、そしてお茶目なアイリッシュ(と思う)のショーン。 クレイアニメとはいえ、年齢性別を問わず、それぞれの年齢によって味わえる 貴重な貴重なブリッツ映画でございますよ。
とにかく、かわいくて笑えて、しかも元気になれるイギリスアニメでした。
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「運命の女」
いずみさん…800円
浮気するヒマがあれば子供のバザーに力を注ぎましょう!
転んでバンドエイド数枚右足に貼って、ソファーに座り電話を架けるシーンでは 怪我もすっかり治っていてバンドエイドもありません。あれ?あれ?・・・不思議! ラストシーンだけ良かったです。

NOBIさん…2600円
エイドリアン・ライン監督自身の『ナインハーフ』と『危険な情事』を足して2で割ったような・・・ と言えば分かり易いのだろうか・・・
繊細なタッチ、エロチックな描写、そして不安定な人間関係・・・美しい音楽と映像。 夫婦の絆は、男と女の本能との微妙なバランスの上に存在する事の危うさを改めて感じる・・・。 夫婦の関係を描いた『アイズ ワイド シャット』よりも、この作品の夫婦関係・愛人関係にリアリティを感じる。 それにしても素晴らしいのが、(私の大好きな)ダイアン・レインの演技。
かつてのアイドル女優も、今回の演技で一つ殻を破った感じがする。 元々、抜群の演技力の持ち主だが、今回の作品は、37歳になる女性の色気を見せてくれる。 それにこの監督の繊細なタッチ以上に、夫婦の絆と女性の性に揺れる姿を熱演・・・と同時に上手い!
それにしても、ダイアン・レインは、37歳とは思えない美しさでしたね。 今年のアカデミー賞の有力候補との事、是非、再評価して欲しい素晴らしい演技でした。 これを見るだけでも価値有り。

mectさん…1800円
E.ラインの繊細な接写描写が、D.レインの胸の鼓動までを客席に伝えます。 キャスティングも適切(O.マルティネスがカッコイイ!)で、映像・音楽ともにハマってます。 ただただ、私の超個人的な、現代社会文化学的見地から「この夫婦の世間知らずには驚くばかり!」 って事で、「ごめんなさい!!」の1,800円です。必見映画ですよ☆
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「オールド・ルーキー」
としさん…4500円
泣くまいと思いましたが、泣かされました。
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「ウエストサイド物語」
NOBIさん…5000円
実は小さい頃、テレビで観て余り好きな作品ではなかった。
同じミュージカルなら、(同じロバート・ワイズ監督の「サウンド・オブ・ミュージック」方が 圧倒的に好きだった)それが歳を経て観ると、どんどん面白さが判って来た作品。 DVDも買ってしまった位・・・でも、今回、初めて劇場で観た!
これが凄いのなんの!やっぱり、映画って表現力ですよね!それが良く判るのは、やっぱり映画館。 音楽が、歌が満ちあふれ、飛び出す勢いのダンスが映し出される。
ストーリーは、シェークスピアの「ロミオとジュリエット」がベースのシンプルなもの。 それをどう見せるか・・・共同監督したジェローム・ロビンスの振り付けが抜群に良い。 今観ても全く古さを感じさせないし、オープニングからの数分間は、やっぱり格好いい! 名曲の数々も素晴らしいし・・・それに、演技は別にして、ナタリー・ウッドはやっぱり可愛い!

SADAHIKO…4000円
レナード・バーンスタイン、ジェローム・ロビンス、アメリカの一流のアーティストたちが結集した 古典的ミュージカルの傑作が帰ってきた!
この大いなる喜び。ブロードウェイの舞台をニューヨークの街に飛び出させるというアイデアは、 当時としては大変な冒険だったはず。こんな冒険が出来たハリウッドは今何処に行ってしまったのだろうか… 映画が良ければ良いほどそんな感慨に陥ってしまう。

SACHINEKO…3500円
初めてスクリーンで観ましたが、まるでスクリーンから飛び出してくるんじゃないか、 と思わせるほどの迫力ある踊りにはびっくりしました。
特にシャーク団とジェット団の対決に向かうシーン。3曲の歌とそれぞれの動きを交互にカットで 畳み掛けるような演出は圧巻。昔のハリウッド映画って、こんなに底力があったのねぇ……と 感動と共に複雑な気持ちになりました。
「若者よ、これをババアの戯言と思うなかれ」
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「エス〜es〜」
まりさん…1800円
あああ…精神衛生上良くない映画を観てしまった…。
昔っからそうなんですが、集団で暴行を加えたり、立場の弱い者に虐待するシーンを観ると、 ほんと我慢ならんくらい腹わたが煮えくり返る…てゆうか暴れる…。 映画館なんで、クッションを投げるわけにも、「てめえ、それでも人間様か、えっ?!」 と悪態をつくことも出来ず、ぐああイライラする〜っと、たまに抑え切れずに足踏みをするくらいで、 ひたすら耐え…。
何が心理学の実験じゃ〜、はよ中止せんかいボケ、監視体制なっとらんわ、 ああいるよな〜すぐ調子こいて人の尻馬にのっかる奴、一番嫌いだこういう奴、 ああまた陰湿なこと考えつくんだよな人間って、てめえの屈折した変態性衝動を発散するな、 恥を知れ恥を…等々がエンドレスで脳内をうずまいていた言葉…。映画の感想になってないですね…。
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「オースティンパワーズ/ゴールドメンバー」
とりいちゃん…380円
せっかく、来日したのだから『007は二度死ぬ』のパロディに徹して欲しかった。 今回は、ビデオで十分。もう続編は、結構です。
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「落穂拾い」
SADAHIKO…2700円
スケッチ風の自然なタッチのドキュメンタリーはまるでエッセイのよう。 「落穂拾い」の絵をヒントに現代の落穂拾いへとどんどんと興味を広げ、 社会問題をさりげなく捉えていくのが、とてもいい。 そして何よりも人への、人生への温かいまなざしさえ感じられる。
声高に叫ぶだけが、いいというわけではないのだ。

SACHINEKO…2200円
ドキュメンタリーとはいえ、決してリアルな映像で説得力に持たせるような映画ではなく、 さりげない映像の積み重ねで描かれていました。押し付けがましさが微塵もなく何よりも品がありました。 好きだなぁ、こういう作風って……。
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「エネミー・ライン」
carawayさん…2800円
ジーン・ハックマン目当てで、観にいきました。登場するだけで、画面が締まります。 力強く、ゆるぎない演技に満足です。ラストの立ち姿にプラス1000円。 主人公の逃げっぷりと今どきの戦闘場面も○、かえってリアルに感じられました。

SACHINEKO…2500円
久々にジーン・ハックマンを大事に使ってくれた映画に出会いました。監督さん、ありがとう。
それらしても、戦闘シーンの迫力はすごかったですね。CGを使いまくり、まるでゲーム感覚に陥りそうな映画でしたが、 ジーン・ハックマンの存在によって、人の体温を感じさせてくれる人間劇になっておりました。
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「オーシャンズ11」
いずみさん…600円
G・クルーニーは苦手。なんの魅力も感じられない鶏がらのようなジュリア・ロバーツ。 全然ハラハラ、ドキドキしない窃盗団一味。ただひとつセンスが良いと思ったのは、 ジュリア・ロバーツの画廊に、フエルメールの「青いターバンの少女」があったことぐらいです。

としさん…200円
最後のシーンのみOK!

SADAHIKO…1300円
確かに技術的には優れている。そしてオリジナルよりもテンポがよく飽きさせないことも確か。 でもここはラスベガスです。華やかなショウや、スロットのドラムの回る興奮がなくちゃねー。
昔の映画が良かったとは言わないけれど、昔にはあって今の映画には足りないもの が何か、この映画を観るとよくわかる。それは洒落っ気なのです。

ギョー座の女さん…1800円
豪華な役者達が揃ってスリリングな展開・・と思ったら、ラストがちょっと尻切れとんぼな感じ。 ”ハリウッド映画を観た”という一種の充足感は味わえました。 ブラピがいつも物を食べているのは彼なりの役作りなのだ、とプログラムに書いてありました。
・・ご指摘の通り、一部字幕が観にくかったです。文字を黒っぽく処理するとか工夫してほしいですね。

まりさん…1000円
これは私が悪かった、と思います…。私はこの映画を「最後に笑うのはどっちだ系のこじゃれたクライムムービー」や、 と誤解して観に行ったんですが、実態は「超王道ハリウッド映画」でした。
ヒネリが無いんだよ〜、キャラにアクが無いんだよ〜、てゆうか11人の仲間のはずなのに、 キャラ描ききれてるのって3、4人じゃん、『スナッチ』のキャラ総立ちまくりと比べたら…って、 比べちゃいけんかったんです。王道路線は王道路線として、その豪快な大味ぶりをポップコーン 食いながら楽しむべきでした。
でもさあ。あんな裏をかかない悪役って初めて観たわ。こいつからなら何億だって奪えるし、 女もどんどん去ってくだろうな、と思ったわ。A・ガルシアって顔はそこそこなのに、 な〜んかちょろい役しかこない印象が…。
P.S.私も見えにくい字幕は不満でした〜。思わず「見えん!」と呟くと隣の人がうなづいていた。妙な連帯感が生まれた一瞬。

ほびっとさん…1000円
ハリウッドのスターが総出演みたいな作品でそれなりに楽しめたが、何かひっかっかる。 ストーリーに厚みが無く、アット思わせる仕掛けが甘いのです。 昔テレビで放送していた「スパイ大作戦」的で、こちらは2時間で出演者が多い分水増しされた感があった。

CHIKARINさん…1500円
楽しめる話だった。映像はオシャレで、会話も軽妙。ジョジクルの伊達男ぶりと、 ブラピの可愛らしさ満載。粋なクライムムービー。
でもこれ「11人、いる?」 そんなに人数はいらない。リメイクだから、11人出したんだろうけど、 その所為で話がまどろっこしい。11人の紹介にかかっている前半部分が退屈だし、 実際の犯行でも活躍の場が重なっているキャラもいるし(今の時代だと、電気屋がいれば大抵のことはカバーできる)、 もう少しキレが欲しかった。

ちーさん…1300円
普通におもしろい作品でした。途中ちょっと退屈した事ともう一度観たいとは思わない作品だったので、 500円引かせてもらいました。でもジュリア・ロバーツにあの役はあってなかった気がします。
※背景が白い部分にありました!白い字幕が!!おかげでその部分は読めませんでした…。

なかじゅんさん…1800円
面白かったと思います。 ソダバーグらしく展開の早さとか音楽のセンスとかとってもよかったです。 私も白っぽい画面に 「白い色の字幕」が読みづらくて困りました。 もっとみやすくしてほしいです!!

TAMAさん…1800円
現代ハリウッド版・豪華キャストの娯楽映画。わっかりやす〜い(=場面ごとに細かな説明あり)ストーリー展開だったので、 とてもリラックスして楽しめました。このような娯楽作品は、むやみやたらと突っ込みを入れずに観るのがポイントなのかな? ブラピは何かを食べてるシーンが多かったです。なぜなの〜?

<管理人より>…『オーシャンズ11』のご投稿をいただいた際、TAMAさんより、こんなご意見もいただきました。 管理人も気になっていたことでしたので、以下に掲載させていたしますね。↓

【最近、映画館で気になること】・・・『オーシャンズ11』も部分的ではあるけれど、白っぽい画面に 「白い色の字幕」を流していました。これは読みづらくて困ります。私の怪しいヒアリング能力では、 即座に訳す事など無理+無理というもの!(涙)字幕色の工夫&早期改善を望んでやみません。 みなさまはいかがお感じでしょうか?
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「ヴィドック」
まりさん…1500円
「錬金術」出されたらイチコロの、オカルト大好きな私にはけっこう好みの映画でした。
ストーリーの展開の仕方、衣装の凝った風合い、そして何より映画全体の色調が好み。 何となくダリの絵画の色調に似てると思った。歪んだ時間感覚を感じさせるセピアがかった色合い、 妙に空間から浮き上がって見える影の濃さ、無人の世界を思わせる不穏な空の色とかね、絵画的で良い。
…だけどさ〜、映像に凝りたいっちゅうても、限度があるっしょ。あの目まぐるしいカメラワークは何やねん。 何度も心の中で叫んだ。「監督、落ち着け!」眼球が脳髄に食い込むかと思われるくらいの眼球疲労に襲われた。 コンタクトの人は目薬持参すべし、とか予告編で告げておいてくれ。
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「陰陽師」
みつぐさん…500円
やっぱり陰陽師といやぁ魑魅魍魎がドバドバ出ないと…。
監督が滝田洋二郎で人間を描くのが得意な方。人間を描くのに気合を入れすぎて、 特撮には興味がおありにならなかった?あれじゃあビデオで見ても十分って感じぃ? 人魚が出てきたり(ただし死体)見どころもたくさん作れそうなのにもったいない。 残念な一作でした。
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「ウォーター・ボーイズ」
タマさん…3000円
矢口監督の作品にしてはなんか大掛かりな感じだったけど、それでもやっぱり最高でした! 誰がよかったとかそういうのはあんまりなかったけど、なんか一体感って気持ちいいなぁ、 と思わされて久々に青春してる映画を見ました。佐藤の頭に火がついてるところがベタなんだけど、 素直に私のツボにはまりました。

kabuさん…2000円
大抵のスポ魂モノは練習シーンがやたら濃くて大会シーンは付け足しな感じが多いのに、 この作品はしっかりシンクロしてました。そんな短期間でマスターできるかい!と思ったけどなかなか。 小躍りする竹中直人は必見!ちょい役ながら柄本明がいい味出してるな。

CHIKAEINさん…1200円
大変楽しめる映画です。
ただ、タイプキャストで王道直球勝負しすぎというか、判り易すぎるというか、 一般ウケを狙いすぎというか。不思議な間が魅力的でどこにいくか判らない話が魅力的な、 矢口監督の以前の作品のファンとしては不満かな。

とりいちゃん…3000円
竹中直人が好き。そんな人に、お勧めなのがこの映画です。 竹中さん、他人の作品に出ると大人しくなってしまいがちだったんですが、 この映画では思いっきり暴れまくって笑わせてくれます。
男子高校生のシンクロナイズドスイミングの話なんですが、 実にさわやかな青春映画になっています。演出が、ちょっとやりすぎな面もありますが、 この映画の場合は、これで正解だったと思いました。 とにかく、面白い映画が観たいという人におすすめです。
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「オー・ブラザー!」
わいわいさん…1000円
正直、期待してただけにがっかり。 同監督のビックリボウスキと構成が似ているが、 それほどのインパクトがない。 もっとバカだけどこった話を期待していたのだが。 ストーリー的にも小話をたくさんあつめた感じがして あまりつながりのない感じがした。 音楽は良かったのが救い。 雰囲気はきらいじゃないだけに残念と思ってしまった。

シッカンさん…2000円
コーエン兄弟のギャグ、自分のツボに入って好きなんです。笑えて楽しい映画でした。 意外にクルーニーが浮いてなくてハマッてて良かった!

ギョー座の女さん…3000円
コーエン兄弟、久々のヒット作!お話の舞台はちょっと古臭いのに、なぜか新鮮な感じがするのはなぜでしょう。 主演の3人コンビが絶妙な組み合わせだった。他の2人あってのジョージ・クルーニーでしょう。 彼だけ残念ながら歌が吹き替えとのこと。でもそれを感じさせない見事な差し替えでした。

TAMAさん…1800円
妙な笑いと懐かしさを呼び起こす映画かもしれません。一言で説明するのは難しいですが…。
ずぶ濡れボーイズの耳に残るメロディ、いかなる時もポマード&ヘアネットを愛用する 「だて男」ジョージ・クルーニー、のどかで美しい風景。そして…(笑)今の時代にあえてこの作風、 やはりコーエン兄弟だから?

SADAHIKO…2800円
映画全編にアメリカ南部の香りがしみついた映画です。 これは「アメリカ南部版ユリシーズ」、新たなる南部伝説の誕生です。 ハリウッドの記憶もフィルムに焼きついて、どこか郷愁を感じさせます。 コーエン兄弟は、いよいよ旧き良きハリウッド映画の正統な継承者になってきたようですね。

SACHINEKO…1800円
この映画が不思議なのは、お話もなにもかも古〜いし、使い尽くされた手で、 まるでセピア色の写真を観ているような感じなのですが、コーエン兄弟の力量でしょうか、 なんだか新鮮さを感じるんですね。それに作り手のこだわりを感じます。
脱獄囚3人組も良かったんですが、個人的にはチャールズ・ダーニングがバリバリで 健在だったこと…それが一番の収穫でした。
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「おいしい生活」
SADAHIKO…2000円
ダイアナ妃に憧れる主人公が本当にお金持ちになっちゃった。 するとどうしてあんなに趣味が下品になるのか。 一見趣味が良く、知性的に見えるヒュー・グラントの中身は…。 これは品性についての喜劇なのです。
軽く楽しめるウディ・アレンの映画もいいですね。

SACHINEKO…1900円
あぁ、恋に悩むヤサ男を演じないウディの映画っていいわぁ。 それに、ゴールデン・エイジのジャズを中心とした選曲の素晴らしさも、やはりウディ・アレン! 独特の毒気と笑い…その切れ味の良さ。そしてその情けなさ。(苦笑) とにかく純粋に楽しめ、ウディ・アレン復活!と思わせる「おいしい映画」でした。
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「王は踊る」
ギョー座の女さん…1800円
太陽王ルイ14世と宮廷音楽家リュリのお話である。 絢爛豪華でちょっと妖しい雰囲気が楽しめた。ラストシーンは、 実際にヴェルサイユ宮殿の鏡の間で撮影したとの事で、きんきら眩しかった。 ルイが全身を金色にしてバレエを踊るシーンが迫力でした。
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「A.I.」
暗闇こわいさん…1799円
とても怖い映画だと思いました。スピルバーグという人が人類の未来に対して(きっと、危惧を感じつつ) 感じていることの一つが現れている映画ではないかな。
見始めてから30分くらいの間は、キューブリックに敬意を払っていることがよくわかりましたが、 それからラストまでは、ほとんどスピルバーグの現在のアメリカ中心型文明に支配された人類の未来に対するもう一つの悲観的な 見通しが、彼自身の言葉で語られているように思いました。
キューブリックが生きていたら、もっと構造的な映画になったと思います。でも、スピルバーグはもっと情感的で、 それがために、このような悲観的で救いようのない映画になってしまったのではないかと思います。 ラストであっさり人類の完全滅亡を描いてしまい、その後の再生のドラマすらも周到にかつ丁寧に打ち砕いてしまうあたり、 そら恐ろしいものを感じています。 ディビットの夢が真摯であり、真剣であるが故にラストの惨さが引き立つと思います。

最近、メディアで厭世的な雰囲気や滅亡的な世界が好まれる傾向にあると思います。
でも、もし本当にそれらがやってくる社会というものはどういうものなのか、また、やってきてしまったら何が残るのか、 どういうことになるのかをハッキリと見せてくれた問題作だと思います。 考えさせてくれたので値段分はあるとは思いますが、思わず鬱になってしまったので、マイナス1円です。

ミニミーさん…0円
子供が見たらいいかもね?入り込めない!屁も出ない!

まめさん…800円 ビデオで見たので、実費は390円。映画のお値段は1800円ですが、1000円(サービスデーのお値段)でもちょっとな…、 思ったので、中途半端に800円にしました。
前半は、私的に結構酷くて、観てて辛かったです。ラストで「ガラリ」と変わって、 「大人の残酷童話」がただの「童話」になってしまって、話としては妙チキリンでまとまりがなかったのは否めませんが、 あのラストは(スピルバーグの)デヴィッド君への「良心の呵責」だったのかなあ? と後で思ったりして…。で、キャラクターに思い入れし過ぎて話が破綻してしまった、と…。 ま、ただの思い込みですが(^^;

ひいろさん…0円
値段が0円なのは、タダ券をもらってみたから。でもほんとに1円も払いたくない映画だった。 ほんとひさしぶりに、こんな気分の悪い映画だった。『キューブ』を見ていらいかも。
あの世界そのものに矛盾を感じるところが多すぎる。 絶滅寸前の世界だが、森はあるし、プールはあるし、えらいリッチな家だし。 もっと、本気で世界のことを考えろよって、思わずつっこみをいれてしまった。 そりゃー人類も絶滅するわ。そんなに、人間はアホなのか? 出てくる人間、ロボからすべて変人ばっかり。 まともな人や物が、誰一人なに一つ出てこなかった。 ハーレイ君も、どうかとは思うが、あれにメロメロになる、女性もどうかと思う。
あんなに、単純でいいのか?恋愛をなめてんの?って、また、つっこみをいれてしまった、、、、。 テーマはかなり重く、真剣だったが、それがかえって僕には笑えてしまった。 スピルバーグ監督のファンの僕としては、スピルバーグ監督がキューブリックの呪縛から 開放されることを、強く願うばかりである。

クルンテープさん…3500円
公開前は、めちゃくちゃ期待していたけど、公開されてからの 評判が今一だったので、期待せずに見ましたが、思っていたより ずーと良かったです。高校1年の娘と一緒に見ました。娘も 良かったと言っていました。3500円はふたり分の料金です。
興行的に失敗?なのは、子供向きではないからだと思います。 ジゴロ・ロボットは秀逸でした。近い将来、近いものが開発されそうですね。 『A.I.』は、スピルバークの映画で、彼が、皆さんの言うほど、 キューブリックを意識していたとは思いません。色々と私の想像力を補って、未来を見せてくれました。

りんりんさん…1000円
う〜ん・・・一言でこの映画を言い表すのは、とっても難しい。
映画終了後、しばらくは画面を呆然と見たまま立ち上がれませんでした。 “こんなラストってありなの???”それから、映画の前半と後半とで、 内容がガラッと変わったような気がしたのは私だけではないはず。 なんか、戸惑いました。
話題の映画、ということもあり、映画館は「満員御礼」だったし、 クライマックスのシーンでは、劇場内からは、すすり泣く声もしたのですがね。 でも、私的には、どーも納得いかない映画でした。

akaoさん…−1800円
まず始めに断言しておきます。個人的に、というよりもむしろ共感してくれる人のほうが 圧倒的に多いとは思いますが、「A.I.」は完全な駄作だと思います。 思うというよりも確定です。まあ、前評判が高かったからこその低評価という感じもしますが、 どれをとっても中途半端。帯に短したすきに長し。結局何を一番伝えたいのかが不明。
最近のスピルバーグはちょっとどうしたんでしょう。少し休んだほうがよろしいんではないでしょうか。 思えば「ディープインパクト」あたりから、かつての栄光を全て帳消しにしてしまうくらいの駄作を 連発するなと思っていた矢先にこれですよ。「A.I.」。
ラストでひょんひょろがでてきたときには「これはギャグか?」と真剣に悩んでしまいました。 誤解されている方もいるかもしれませんが、僕はスピルバーグが好きです。いや、好きでした。 絶頂期はもちろん「未来に戻れ」です。ともかく、えーあい(もはや英語にするのも面倒) に値段をつけるとしたら上記の通りですね。かなりやさしいと思います。 時間が無駄でした。唯一、子守り用ロボットとの出会いはそこそこよい感じでした。 でもハーレイ君以外のロボットにも感情…(以後、文字化けして不明です。再投稿 くだされば付け足しますので)
*管理人より…ちなみに『ディープ・インパクト』 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』はスピルバーグ作品ではありません。 スピルバーグはエグゼクティプ・プロデューサーとして、名前を貸しただけですので念のため。

ギョー座の女さん…1800円
ハーレイ君は魅せます。ジュード・ロウも思っていたより出番が長くて良かったです。 惜しむらくは、ところどころファンタジーっぽい甘さがあって、 そこがスピルバーグらしいと思いました。 キューブリックが撮っていたらもっと辛口になっていたかも。 ・・・とにかく哀しいお話でした。

オズさん…3000円
久しぶりに映画を見て泣きました。人間に愛のプログラムをインプットされても、 やっぱり機械なんですよね。年は取らないし、本当の子供として愛されない。 それが切なくて、かわいそうで…。だからラストは、涙が止まりませんでした。

kabuさん…1500円
前半の”ちょっと突き放した感じ”はキューブリック的。 後半はやっぱりスピルバーグ。 全体的には中途半端。でも観といて損はない。諸手を挙げて薦めはしないけど。

NOBIさん…10000円
世間では、この映画の評判はどうなんだろう・・・。
20世紀のSF映画の集大成、そして21世紀のスタートを飾るSF映画の傑作。 スピルバーグがここまで素晴らしい作品を撮るとは思っていなかった。 ストーリー全体は「ピノキオ」、途中に「オズの魔法使い」が混じって・・・ 最後は、『2001年 宇宙の旅』の続編でした。
スピルバーグは、過去の映画のエッセンスを取り込むのが上手いが、 この作品、そこかしこにキューブリックが散りばめられていた。 スピルバーグが、どれだけキューブリックを尊敬していたか、 愛していたか、この作品を観るとそれが判る。
この作品のラストは、『2001年 宇宙の旅』の一つの答えで有り、 「アンドロイドは電気羊の夢をみるか?」(『ブレードランナー』)の答えでも有った。 作品の素晴らしさと共に、過去のSF映画のイメージが、頭の中で飛び交った・・・ どこが素晴らしいかは、是非、劇場で観て欲しい・・・。

のこよもさん…1000円
別の作品では鼻についたオスメント君の演技が、アンドロイド役ってことで、 イヤミになってなかったのが意外でした。 不憫な感じもしたし。ジュード・ロウがもうけ役だったかな。 水没マンハッタンもよかったし。でもねー、あれはないんじゃないの? ヒョンヒョロさん達には、ちょっとびっくりしました。 やっぱスピルバーグちゃんやらかしてくれました。

とりいちゃん…4000円
ナレーションの使い方、美術、キューブリックをとても意識していますね。 映画全体のトーンが、重苦しくこれもキューブリックらしく感じました。 要するに、キューブリックの企画をスピルバーグが忠実に映像化してみせたのが、 この『A・I』ではないでしょうか。
自分としては、クリス・コロンバスの『アンドリューNDR114』のような、 泣ける映画を期待していたので、残念でした。最後まで、涙はこぼれませんでしたけど、 いろいろ興味深いところが多く、もう1回観たいので4000円です。

どうでしょう?さん…300円
7月1日は1000円で映画が見れるということで友人と観に行きましたが、 途中から頭が痒くなりその偏った愛情表現に悪寒を感じました。 ハリウッドの大作病(過大投資のために冒険ができないシステム、切れのない展開) も相当根深いものがありますな。まぁCGの仕事に携わる僕としてはご苦労サンの300円、 これ以上は払えません。

SADAHIKO…2500円
故キューブリックの霊に束縛されてしまったスピルバーグの映画です。
ずいしょに素晴らしいシーンもあるし、テーマも真剣さがあるし、 大傑作になり得た作品と思うけれど、最後はふたりの映画人の個性がけんかしてしまいまい惜しい。 観る価値は充分あるし、なんといっても観終って、色々な人としゃべりたくなる映画です。

SACHINEKO…2000円
中盤までは、かなり押さえた感じで、「これは傑作になるやもしれん!」と期待して観ていたが、 単にキューブリックが、あの世でタコ糸をひいていたのかもしれない。 そのタコ糸が切れてしまったのか、後半からラストまでは、別の映画じゃないかと思うほどの語り口になってしまった。 スピルバーグも映画もどこへ飛んでいったのやら…。
キューブリックへの尊敬と遠慮もある、でも自分としては"感動の要素"も入れたい。そして、利益もきっちりあげたい。 そんな姿勢が、つぎはぎだらけの不思議な映画を生んでしまったのかも…。 でも、随所に見られる繊細な演出は見事で、CGの使い方の良い見本にもなったと思う。 彼には、スケベ心を捨て、初心に戻って一本作って欲しいと思うのは、私だけだろうか…。

深川さん…1800円
キューブリックの遺作ということだが、はっきり言って、しっかりスピルバーグ印であった。
愛の概念を入れたコンピュータ"少年"と現実に生きる人間の愛情という、ともすれば皮肉なシチュエーションなのだが、 どちらかというと、ファンタジーと感動の物語になっていたように思う。 スピルバーグらしいといえば、スピルバーグらしいのだが、彼独特の甘さがちょっと鼻についてしまった。
しかし、オズメント少年の演技は素晴らしい。過去の子役スターでそのまま大成した男優はいない。 ハリウッドは、彼を大事に育てて欲しいものである。
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「英雄の条件」
RonRonさん…2500円
とても感動的な映画でした。何を持って正義というかを考えさせられる 問題提起と受け止めることができました。

ほびっとさん…1800円
この作品の描こうとしているのは軍と政治の狭間に立たされた軍人の有り方が、 今話題の愛媛丸事件について考えさせられた。 事件の起きた場所も事情も全く異なるものの軍部と政治の世界の 対立で、軍人がいかに考え行動するかが実に興味深かった。
やはり自分を守るのに敏腕弁護士が必要とされるという台詞、そして、 事実より、政治を優先して、事実解明には及び腰で何とか丸く治めようとする政治家の姿は、 愛媛丸事件の行方と2重写しになった。 アメリカの新聞でも軍は事実を明らかにするべきとの論調が有るのに・・・。
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「オネーギンの恋文」
亀甲鶴さん…1800円
小生のネームは、明治の小説家小栗風葉の出世作<亀甲鶴> (きっこうづる)による。風葉は尾崎紅葉の弟子。 当時の小説家は、二葉亭四迷訳のツルゲーネフ<逢い引き>などに 大きな影響を受けた。二葉亭は訳本の方が小生は好きだ。 今読んでも、おもしろいステキな翻訳小説群。
プーシキン原作のこの映画は、明治文学好きの小生にはたまらない。 ロシア知識人の<余計者>を、原作に離れず描いている。
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「オーロラの彼方へ」
晶さん…2800円
良い映画でした。 最後にこう来るか!と、ちょっと嬉しくなります。 ただのほのぼの系よりは見ごたえあると思います。 矛盾点とか、いやそれおかしいでしょ、見たいな所もありますが、結構気になりません。 見た後はちょっとあったかくなると思います。

TAMAさん…1850円
「NYの空にオーロラがあらわれる・・・。」
このフレーズを耳にした時、「おそらく、ほのぼの系ファンタジーだろう」 と勝手に思っていた私の予想を超え、なかなか見応えある映画でした。
細かな部分をつつけば確かに疑問や矛盾が多いのかもしれないけれど、 それを補えるだけの面白さがあるのです。(過去の出来事が塗り替えられる度に、 現在の状況が目まぐるしく変化していく後半は、ストーリー前半に出てきた登場人物の 関係をしっかり把握していないと、ちょっとばかしツライかも! 私はかなり戸惑いました。自分の頭が固いのかな?/笑)
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「エクソシスト」
TAKEさん…100円
期待したのが間違いだった。 B級ホラー?いやC級ホラーだな。

kabuさん…3000円
神と悪魔の概念をキッチリ描いたこの作品は映画史に残る傑作であります。

まりさん…2000円
この間ディレクターズ・カット版が公開されたので、10年ぶりくらいに観に行きました。 実はこの映画を中学生の頃家で見てたときに、うちのおじいちゃんが亡くなって 「こんな映画見てたせいだわ…」と妙にこわかった記憶が…関係ないんだけどね。
子供の頃はただ単に「悪霊がのりうつった!」という話で観てたけど、 今観たら少女が家庭内で感じてる孤独や鬱屈、神父が母親の死によって受けた 心の傷とかがけっこう気になって、ほんとに少女にとりついたのは悪魔だったのか、 と逆に謎につつまれるような、心理的にじわじわくる感じが面白い。 この得体の知れなさや心理的な緊迫感がホラーの旨味だと思う。 まずいホラーばっか観てホラーなんてクソだと思ってる人も、まあ一度は見てみたらいいんじゃない?

SADAHIKO…2500円
27年ぶりに観たこの映画、当時と怖さを感じた場所が変わっていました。 丹念に病院での検査風景を映したり、リーガンと母親の関係をきっちりと描いたり、 そんな日常の延長線上にある恐怖になっているところが怖かったです。
ジェット・コースター・ムービーが現れる前のこの映画、今の若い人はどんな感想をもつ のだろう?
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「オータム・イン・ニューヨーク」
タバサさん…1500円
高校時代、『愛と青春のたびたち』で惚れこんで以来のリチャード・ギアのファンの私。(歳がバレちゃうかな) ある程度は許せるこの私も、こういうメロメロ系のお話は、もうごちそうさまーって感じです。
それにちょっと話がミエミエで……。シラケてしまいました。もしかして、私の方が歳取ったのかしらん?
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「X−メン」
ギョー座の女さん…1600円
いかにもアメリカン・コミックの映画化という感じ。 1963年から続いているコミックが原作だそうで、そのせいか あんまり目新しい感じがしない。 強いて言えば、おぢさん2人の対決がみものかしら? なんか結論が出ないストーリー展開だとおもったら、 案の定続編を作ることが決定しているらしい。なーんだ、みえみえぢゃん。
・・・アンナ・パキンちゃんたら、見ない間にあんなに大きくなっちゃて。ちょっとビックリ。
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「ヴァージン・スーサイズ」
シッカンさん…3500円
これも去年2回映画館に行ってしまったハマッタ1本です。 これ見るまで、自分がこんなにガーリーな世界が好きだとは思わなかった・・刹那的な雰囲気と映像と音楽にやられました。 ソフィア・コッポラと年代近いせいか、趣味似てる?と思ってしまいました。これもDVD買いたい。

あきさん…3000円
今まで観た中で一番印象に残った。 公開当時、私も主人公達と同世代で、彼女達の気持ちが痛い程にわかった。 多分、今観たらわかんないだろうな…。
音楽と黄色いフィルターのかかったどこか懐かしい映像が、何故かとても哀しく美しい。 少ない台詞の奥が深い。そしてまた、哀しい。 10代の女の子に絶対観て欲しい映画。観るとホッとする。今までもこれからも、 ずっとずっと大切な1本。

まりさん…800円
やっと観れました。ずっとレンタル中だったんだもん。 でも中にはタイトルと美少女5人の写真につられて借りたおっさんとかいるんでしょうね。 そんなおっさんには、さっぱり分からんかったやろうな〜思います。
かく言う私もややオヤジ化してますんで、この映画の少女臭い雰囲気にけっこう、 ううん〜って感じでした。何なんでしょうね、この娘たちは。 いっつもだらだら横になって寄り集まって、会話のネタをほとんど持ってないし、 てゆうか階段のストッキングくらい拾いなさい!…ちょっとピーコ入ってしまった。
…でもね。ほんと、こうなんですよ少女って。わけわかんなくて、 もてあましたものがぼや〜っと立ちこめてて。そういう少女の「どうしようもなさ」 「わけわかんなさ」ってのがよく出てるんですけどね、私は三姉妹なもので、 この少女臭さは反吐が出るほど知ってるんで、ううん…イヤ…。同じ少女ものでも、 思い切り幻想と妄想に走る『ピクニックatハンギングロック』や『乙女の祈り』のが楽しいですね。

ギョー座の女さん…2300円
ソフィア・コッポラの長編監督初作品である。
1970年半ばのアメリカの郊外に住む年子の5人姉妹のお話。
姉妹は13歳から17歳で、そろって金髪碧眼の美少女揃いである。 或る日、末っ子の13歳の子が自殺を図り、助かるが、結局また自らの命を絶ってしまう。 あとに残された4人の姉たちは、自分たちの世界をつくり、やがて妹の後を追うように、 全員命を絶ってしまうのである。
ストーリーは悲しいのに、作品の雰囲気が爽やかで、サントラも心憎い 70年代半ばの名曲を絶妙のタイミングで使っているので、何だか胸キュンになってしまう。 女性ならではのセンスで、とても魅力的な作品になっている。
思わず見終わった後にサントラCDを買って帰り、余韻に浸ってしまった。
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「オールアバウト・マイ・マザー」
SADAHIKO…3500円
今年一番の傑作だと思います。
色々変わった人たちがでてきますが、彼らが誇りを持って、 力いっぱい生きていく姿には感動させられます。
厳しい人生だけれど、彼らを見つめる監督の目はあくまでも温かい。 美術もキャメラも音楽も、女優たちも、すべてがこれ以上ないほど完成度の高い作品。
淀川長治さんが生きてたら、この映画好きだったろうなぁ…

SACHINEKO…3900円
社会というもの、世間というものは、常識"と言われる価値観で人をおし量るのが常。 それにはずれた人々は、ある時にはあからさまに差別されたり、軽蔑されたり、 時には、まるで彼らに心がないかのように、人間扱いされない。
にもかかわらず、この映画の主人公たちは、純粋なの、健気なの、心が卑しくないの。 それだけではなくて、映像も涙が出るほど、美しい。
SADAHIKOくんも書いているけれど、淀川先生に見せたかったなぁ……。

哲さん…1500円
前評判を聞いて、期待して観に行ったんだけれど、今ひとつピンと来なかった。 俺が10代だからか……。

ギョー座の女さん…3500円
とにかくストーリーに奥行きがあって、面白い。母性や女性への賛美や憧憬がサラリと描かれている。 「イブのすべて」や「欲望という名の電車」がキーワードとなって、お話に更に深みを与えている。 時間の経過の描写も、列車の行き来で表現するなど、無駄がなくて巧い。
色々な女性が登場するが、特におカマちゃんにホロリとさせられた。
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「エリン・ブロコヴィッチ」
りょういちさん…1800円
Jロバーツ会心の映画。恋愛コメディは卒業ね<という感じ。 でも演技の布石としてはDワシントン共演のペリカン文書なのかなぁ (^_^;ある種の社会派ドラマなのだけれど、本物のエリンの性格もこうだったのでしょう。 Jロバーツが思い切りハマっていてすんなり映画の中に入り込めます。
最近、Base on True の映画が流行ってまして、この一言で観客を ある程度納得させてしまう効力があるけれど、この作品は違う意味で この言葉が生きています。DVD版にはご本人達がインタビューに出てますので是非、是非(^^)

kabuさん…1800円
ジュリロバってバリバリのキャリアウーマンよりも、 隣のおねえさん的な等身大の役柄が良く似合う。 ものおじせずズケズケと文句言っちゃう彼女は根性とオッパイがあればたくましく生きていくのね。

TOMIPPUさん…2000円
予告編以外の予備知識がなく、見ようかどうか迷いましたが、 見てよかったです。
予告編では、法律事務所を舞台にしたドタバタコメディーかと 思いましたが、一人の女性の(精神的な)自立を描いた感動作でした。
愛と尊敬が自分の価値を高める、ということでしょうか。
コミカルな部分だけでなく、シリアスな部分をもうちょっと宣伝すれば、 もっと話題になったんじゃないかな?

SADAHIKO…2400円
学歴なし、運もなし、お金もない、ないものづくしの女性が、生きがいをみつけその上成功していく 物語。シンデレラものといえば、ジュリア・ロバーツだが、今回は自分自身でつかんでいくというと ころが一層共感をよぶ。少々下品でズケズケと物を言う態度にも快感を感じる、快作。

SACHINEKO…3000円
80年代、社会人になってそんなに経たない頃観た『ワーキング・ガール』と 同じくらい感動した。
やっぱりジュリア・ロバーツは、スターだわ。しかも彼女が一番光輝くのは、 『マイケル・コリンズ』や『ジキルとハイド』みたいなモノより、 だんぜんこういう映画!…と私は思う。
こういう映画って大好き。だって、勇気が湧いてくるじゃない。 元気も出てくるしね。おススメですよ、この映画。
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「親指タイタニック&スターウォーズ」
ポーロさん…2000円
親指達の表情がなんとも言えないくらい、おもしろくて、爆笑してしまいました。 笑ってるばっかりで物語の内容は覚えてません・・・。

ギョー座の女さん…2000円
とにかく、発想がユニークである。 それぞれの大作を各30分以内にのとめたのも大胆である。 思っていたより下世話で、大人向き(?)なので、ニヤッと笑える。 出演した親指たちは、あまりのハードさに関節炎になってしまったとのことである。

SADAHIKO…1600円
親指を役者にして、映画を作る。こんな馬鹿げたことを思いつき実行した監督に恐れ入る。 ただ親指だからこそ面白いという部分もあって、これを普通の役者でやったとしたら、 面白みは半減することだろう。
そこがミソでもあり、クソ(失礼)でもある。お友達大勢で見にいくと楽しいよ。

SACHINEKO…1500円
『親指タイタニック』の方は、涙がでるほど笑っちゃった。この手のおバカさんたちは、私は大好き。 ちゃーんと、ポイントのシーンは押さえているし、ギャグもなかなかイケてます。笑えます。 セリーヌ・ディオンもレオくんもローズも、なんでこんなに下品なんだーーー!(笑)
『スターウォーズ』の方は、頑張ってはいるけれど、やっぱりパロディにされすぎて、 もう目新しさがないのが、たまにキズ。(『スペース・ボール』っていう偉大?な作品があるからね)
観るなら、どちらの作品も観てから、ご覧になることをおススメします。
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「海の上のピアニスト」
りょういちさん…1000円
感動はするけれど、泣けはしない。この監督の作品で索引したい人は、 「ニューシネマパラダイス」の方がお薦めです。 ある大きな本筋に、後から細かい演出を取って付けたような印象を持ったのは ワタクシだけでしょうか(^_^;<例えば主人公の親友がレコードと対面しちゃうトコとか (^_^;語りべで物語が進んで行くのは良くある手法ですが、 何となく最後まで観せてしまうのはやっぱり監督の力量でしょうか・・・。
しかし、千手観音弾きだけは頂けないなぁ(^_^;せっかくキャラクターに現実感を持ち始めた頃だし・・・。

ほびっとさん…1800円
劇場上映の際、つまらない、面白くない作品との風評がありパス。 でも、ビデオで観て感動しました、ピアノという楽器と一体になり、 あそこまで美しい音楽を見せたくれた事に。
冷静に見れば色々いちゃもんをつけられるところはあるけど、 そのあたりあまり気にならなかった。大きなスクリーンで見たかった。

亀甲鶴さん…500円
心情的環境保護の説教臭がたまらない。星の王子様に感動する人の気が知れない。
映画としては良く出来ている、ジャズの決闘、ひとめ惚れ、j&bさんの言うように美しい。 ただ後味の悪さは、押し付けがましいトコ。

TAMAさん…1500円
予備知識を持った上、公開期限ギリギリで観に行った為か、 途中、睡魔に襲われてしまうシーンもありましたので、 不思議と印象の薄い作品となりました。残念です。
確かにティム・ロスが今までとは違う雰囲気でした。 (持ち前のおどけた表情などは彼らしかったですが...。) ラスト前、説明が少しクドイと感じます。

まささん…3600円
内容のいい映画だと思った。最後の爆破のシーンは、アクション映画かなって思ったけど・・・。 ティム・ロスの仕草が好き。

ギョー座の女さん1800円
これは一人の数奇な運命を生きた男の"寓話"である。 寓話だから現実離れしている。そこに疑問感じてしまった。 それに音楽が素晴らしすぎて、ストーリーがちょっと負けて いる気がした。

小鳥さん…1800円
感動して泣ける映画だそうだが、僕にはそうは感じなかった。 僕はそれよりも周囲の感動している観客に笑ってしまった。 純粋な日本人が多いのか、僕の感性がおかしいのか、 それはみてのお楽しみです。

あーこさん…1500円
ピアノ音楽や衣装がステキでした。でも主人公が前向きでないような気がして、 共感できなかったです。みんな地上で精一杯頑張って生きてるのになぁ…なんてf(^_^;
ただ女性に一目ぼれするシーンはきれいでした。あの恋がもう少し深く描かれていればなぁ・・。

whiteriverさん…5400円
美しいものや感動するものを見たとき、お金に換えられないものが自分の一部分になった気持ちになります。 これはそういう気持ちにさせてくれた映画。敢えてということで、映画3本分。

あびいさん…1500円
きれいな映画だったんだけど、最後がよくわからなかった。 あのピアニストって生きてたんですか?そのあと死んでしまったんですか?

NOBIさん…2150円
『ニュー・シネマ・パラダイス』のジュゼッペ・トルナトーレ監督の最新作。 見事なストーリーが感動的、シーン一つ一つが印象的。 シーンの美しさ、素晴らしさ、そしてエンニオ・モリコーネの音楽の見事さ! 心温まる映画、ほっとできる時間がそこに有る。 但し、物足りなさを感じるのは、ラストに有るかも...

SADAHIKO…2500円
美しい映像、映画らしい演出に涙がでてきそうでした。これは温かい大人のファンタジー。演出的には欠点 もあるけれど、語り口が気が利いていて、とても好きな映画です。こんな映画が観たい!

SACHINEKO…2800円
こりゃスゴい!ピアノが踊るシーン、冒頭の自由の女神のシーンは特に圧巻。 珍しく気持ち良いほど正攻法で押しとおした作品。
でも…ラスト30分で、急にタッチが変わってしまうのが惜しい。 このシーンは、原作にはない。すべてトルナトーレの演出だった。はぁ、なるほど。 監督の思い入れは感じるけれど、別な方法もあったのでは?
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「エイミー」
ほびっとさん…2500円
いや実に女性向の作品で、やっぱり泣いてしまいました。 心優しいおまわりさんに風変わりな隣人達が、 歌を歌って少女とコミュニケーションを取るところなんぞ、 可笑しいやら、感動するやらで久々に心が洗われた気持ちです。 疲れたときにはぴったりの作品でした。

SADAHIKO…1700円
メルボルンの下町の小さなストリートの人情話。心に傷を追い歌でしか会話ができない少女のため、 警官や偏屈なおばさんまでが、歌を歌うのが微笑ましかったです。
あちこちで、女性のすすり泣き声が…。女性の方にはおススメの映画です。
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「OFFICE SPACE」
たけ@ボストンさん…800円
暇つぶしくらいにはなるコメディ。
ではあるが、ちょっと話がとっちらかりすぎのような、、、。この雑さ、 なんとなくMTVプロダクション製作っぽいのだが、どうやら違うらしい。
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「WING COMMNDER」
たけ@ボストンさん…1800円
出演陣の顔触れから、ヨーロッパ映画かと思ったっす。でも、英語をしゃべってるんだよね…。
で、チョッキー・カリョ、ユルゲン・プロフノウという渋い面子が出演しているからと言って、 A級映画かと言ったら、そうではなさそう(彼等は脇役だし)…しかも主演はじゃんじゃん知らない若僧。 物語から見てもとてもA級映画には思えない…。しかし、映像だけは超A級。 のっけからB級だろうと予測をつけてこれを観たオイラはビックラこいたっす。
もし、この映画、映画会社もハナからB級映画をつくる予定だったとしたら… 「機動戦士ガンダム」実写版の話もあながちヨタ話ではないのかもしれない。 おそるべし…ハリウッド…。 「ロスト・イン・スペース」やらこれやらを先に観てしまってたら、 確かに「エピソード1」の映像ではショックは受けないのかもしれない。
ちなみに、ユルゲンの旦那、久しぶりに「U-ボート」の艦長ぶりを発揮してたっす。 ちなみに、この値段は映像に対してのものです。
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「N.Y.P.D.15分署」
たけ@ボストンさん…1000円
「ビッグ・ヒット」で軽快なアクションをみせたマーク・ウォールバーグと チョウ・ユンファの共演ということで、派手なアクション映画を期待したのが 間違いのもとだったようだ。
考えてみると「摩天楼を夢見て」「ロンリー・ブラッド」の ジェームス・フォーリー監督がアクション映画を撮るわけがないんっすよね。 かと言って物語がとりたてて面白いわけでもなく、 ただただ地味な作品に仕上がってしまっています。
この作品はチョウ・ユンファがいなかったらただの駄作になったかもしれない。
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