前回書いたのは2001年9月18日だった。Athlon 1.2GHz と 800MHz のマシンをメインに使用していた。その半年後ぐらいに、Celeron 1.2GHz のマシンをベアボーンキットから作ったことを紹介した。
しかしデュアルはマザーボードからして高かったし、CPUも二個買わなければならないし、メモリモジュールも特殊なものを使っていたのでコストが掛かる。そこで最初はCPUを流用した。前述の Athlon 1.2GHz と 800MHz で動作してしまうのだから敷居が低かったのだ。それでも初期費用に七万数千円ぐらい掛かった覚えがある。なかでもメモリだけで二万数千円も使った。DDR SDRAM PC2100(266MHz) とはいえ Registered で ECC なメモリなのだから仕方ない。しかもこのメモリモジュールは流用が利かないので後日困った。後日さらに高価な 512MB のメモリも買った。四万円台半ばぐらいした。いまでは引き出しに眠っている。
マザーボードは、Tyan製のものが一番最初に出てきたし、AMDとの技術提携(?)とかで安定度も高かったらしいのだが、私は結局 ASUS の A7M266-D を買った。おまけとして 3com のチップを使った NIC とNECのチップを使った USB2.0 のインタフェースカードがついてきたし、当時使っていた星野金属工業のケース MT-1100PRO のフロントパネルが ASUS対応だったからだった。それに一応 Registered + ECC ではないメモリも二枚までなら使えるというスペックを唯一出していたのもある(結局 Registered ECC の高いメモリを買ったわけだけれども)。他にも MSI やら GIGABYTE やらいくつか出ていたが、値段を見てもそんなに変わらなかったので ASUS を選んだ。その後ネット上の評判を見ると、やはり Tyan製のものを買ったほうが良かったのではないかと思ったが、A7M266-Dも特に地雷(やばいアイテムのことを2ちゃんねる用語でこう呼ぶ)ではなかったと思う。デュアルマシンとなると特別なハード構成となるので使い方が多少制限されるのもやむをえないと思っていたが、ちゃんとWindowsの休止状態が動作した。
そのあと結局 Athlon MP 2000+ を二個買う。一個二万五千円ぐらいした。せっかく基本システムが良いのにCPUだけヘボいのは無駄なのだということに気づいてのことだった。なぜ 2000+ なのかというと、実クロックがぴったり1.6GHzだというしょうもない理由だった。2200+でもそんなに変わらなかったと思う。
このマシンには早速 UltraWideSCSI の一万回転のハードディスクを載せたこともあって、かなりうるさいマシンとなった。爆音と言って良いと思う。電源を落とすとスッと気持ちが軽くなったほどである。ちょっとしたボイラーのような感覚だった。
ボイラーのようだけあって熱も結構発していた。そのせいか知らないが、買って間もない ASUS の GeForce FX 5600 Ultraがかなり熱を持ってVRAMが死んでしまった。チップの熱のせいでファンが焼きついていた。いやひょっとしたら逆で、粗悪なファンのせいでファンが焼きついてその結果として排熱がうまくいかなくなってVRAMが死んだのかもしれない。このVGAは不精してビックカメラで探して割高で買っただけでなく、FX5600系自体がハズレのチップで、総合スペックがどうかは知らないがFF11などのゲームと相性が悪く、旧世代のTi4400系よりもパフォーマンスが出ないという後悔しまくりのものだった。二万六千円ぐらいしたのに、一年以上前に二万で買ったやつより性能が低いのだから分かってもらえるだろうか。
当時はなんといっても Athlon だった。Pentium 4 なんて買ってられなかった。そこで Athlon XP 2800+ を買った。発熱が高くて動作がもっさりしているというちょっとこの分野に詳しければ分かるような事実も、あまり広くは浸透していなかったこともあり、AMD は当時まだ Athlon XP をかなり割安な価格に設定していたため、二万円ぽっきりで買えた覚えがある。
マザーボードはAbit NF7-Mを選んだ。当時、VGAのチップのメーカーとして二大勢力を築いていた nVidia がチップセットに進出してきて、それなりに性能が良くて評判だった。そのチップを積んだマザーの中で、比較的素直な構成で何より割安だったのが決め手となった。メモリをデュアルチャネル駆動させることが出来るので、DDR SDRAM PC2700(333MHz) の 256MBのメモリモジュールを二枚買った。ウリであった内臓VGAは結局FF11には使い物にならなかったので、FF11と同時ぐらいに二万円弱で買ったAlbertron製の nVidia GeForce Ti4200 搭載のVGAをメインマシンから載せ換えた。
これらの買い物は私にしては珍しくゲームのためという必然で起きたことだったので、私の中でもあまり記憶に残っていない。
そういえばこの頃、80GB のハードディスクの値段が一万円ぐらいで安定してきていたので、確か合計三台ぐらい買った覚えがある。Seagate と Hitachi(旧IBM) を買った。Hitachi(旧IBM)はあまり好きなメーカーじゃない。DTLAという型番の頃にガラスを使った何やらを用いていて、そのせいかどうか知らないがよく壊れたという話が出ていた。店の店員の生の声として、流通量が多いから不良数も多いが率はそれほどでもない、との弁がネットで紹介されていたが、そういう声が紹介されるほどユーザの間で不安が広がっていたのだろう。私は実体験として職場のそんなに使っていないはずのDTLAのHDDがヘンな音を立てた挙句壊れたことがある。IBMのハードディスクでは他に2.5インチのも一年も経たずに一個壊れているし(付けたVAIOのせいかもしれないが)、2,480円で買った1.6GBのハードディスクも二個のうち一個がどうしても1GB以上のアクセスができずに仕方なく1GBのハードディスクとして使っている。それなのになぜIBMの80GBのハードディスクを買ったかというと、当時にしては割安の一万円だったのと、OSではなくデータファイルを入れておくために使うと割り切っていたからである。
ハードディスクの話を続けると、その後 160GB のハードディスクを二台買う。一台は Buffalo の USB接続のやつで、バルクで内蔵ドライブを買うのとあまり値段が変わらなかったし、つなぎ変えて使う用途のが一台ぐらいあれば便利だろうという思惑であった。メーカーは確か Western Digital だった。80GBの時代が来る前に 60GB のドライブをこのメーカーから買ったのだが、5400rpm で値段も多少割安で性能に不満がなかったからだった。その後すぐに 300GB の時代が来て、Seagate の Maxline というシリーズのを通算三台も買う。その名の通り寿命に考慮したブランドらしく、私のニーズに合致した。実際どのくらい持つのかは今後レポートできると思う。300GB は最初一万八千円ぐらいしたが、そのうち一万円ぐらいに落ち着いて、三台目なんかは「新しくOSを再インストールしなくちゃいけないからついでにHDDも買い換えよう」ぐらいのノリで買った。そうそう、この三台から シリアルATAになった。三台のうち一台だけ型番が少し違う。SATA II に対応しているというだけ。型番はなるべくあわせて、将来ハードディスクが古くなってきたら RAID-0 でも組んでデータを保全したいと思っている。でもその頃にはテラバイトが常識になっていたりして。
ちなみに未確認だが結局 ASUS Terminator Tualatin というベアボーンキット(いまではベースキットと言うらしいが)は、壊れたのではなく電源スイッチのところが断線していただけなのではないかという疑惑がある。一度ファンが止まりかなりの高温になり BIOSが飛んだのだということになっているが、パーツ取りできるのでまだ未練がましく保存してある。
ただ、このマシンはやはりうるさかった。爆音のメインマシンの陰でそんなに目立たなかったのだが、自作で組んでいた Athlon XP 2800+ のマシンがとても静かだったのに比べると、筐体の小ささで排熱に苦労しているからだろうか、ファンの音がちょっとうるさいのだ。それでも従来のモデルよりは静かだというのがネット上の評判だし、購入当時はそんなに気にならなかったのだが、これを書いている現在のマシンたちと比べるとうるさかった。
そこで思い出したのだが、Athlon XP 2800+ マシンには、Faithで衝動買いした Sapphire ATI Radeon 9800PRO Ultimate Edition というファンレスで強力なVGAが搭載されていて、そのせいで静かだったのかもしれない。このビデオカードは三万三千円ちょっとした。こんな高いビデオカードを買うのは当時の私の主義からは考えられなかったが、ファンレスというメリットは大きかった。しかも今も現役で使えるほど性能が高い。
EverQuestというヘビーなネットゲームで遊ぶためにメモリを1GBに増設したのもこのマシンにだった。
次の買い替えの理由は騒音にあった。爆音の Dual Athlon マシンをリプレースしたい。性能面でまったく不満がなかったが、うるさいのはなんとかしたい。この頃から私はオーディオにも気を配るようになり、うるさい環境には耐えられなくなってきたのだ。また、パソコンでテレビ番組を録画することも始めていたのだが、重量級のメインマシンが意外にもハイバネーション(今で言う休止状態)にあっさり対応していたこともありながらも、もっと手軽なマシンを常時電源オンにしていたいと思うようになっていった。
そこで思い切って性能ダウンながらもインテルのモバイルプロセッサに目をつけた。当時は PFU という国内メーカーの五万円ぐらいするマザーボードしかなかったところへ、AOpen が i855GMEm-LFS という三万円ぐらいのマザーボードを出してきたのだ。それが2004年のことらしい。そこで散々様子見をしたあげく、FSB533MHzにできる改良版が出たところへ従来のモデルがソフマップシカゴ館(いまは名前が違うかも)で売られていたので、Celeron M 370 が出たのと同じタイミングで一緒に買った。これはコードネーム Dothan と呼ばれる内蔵キャッシュなどの優れたバージョンだが、私は当初 Banias という従来モデルを一万円弱で買う予定でいた。しかしちょうど品切れだったので、仕方なく出たばかりの割高な Celeron M 370 (1.5G) を選んだ。買ってすぐに思ったのは、Celeron M に一万五千円も払うぐらいなら、いっそ Pentium M の低いやつを買えば良かった、ということだった。
このマシンは思いのほか良かった。動画のエンコーディング性能は Dual Athlon マシンや Athlon XP 3200+ マシンと比べて半分程度の性能しかなかったのだが、普通に使う分には問題なく、なによりとても静かだった。難を言うと、大して電力を食わないはずなのに、Pentium 4 の大電力にあわせて用意されたといわれる 4pin の電源コネクタ接続をこのマザーでも何故か要求されることだ。12Vだか5Vだかの普通の電源コネクタから変換することが出来るのでそういうのを買ってきて利用した。
i915Ga-HFSは良くも悪くも特徴のあるマザーボードだった。
ここで気づいただろうが、Pentium M の 2.0GHz モデルには FSB が400と533とで二つある。値段も大して変わらないので両方使える人は 533 のほうを買うのが普通だ。しかし私は i855GMEm-LFS で使える 400 のほうを選んだ。こっちのマザーじゃないと SpeedStep という可変周波数省電力機能が使えないからだ。そしていましみじみ思うのだが、i855GMEm-LFSはごてごて乗ったアドオンチップでBIOS画面がややうるさいのを除けば良いマザーだ。
このマザーを入れたケースは当初マザーの規格にあわせて MicroATX のに入れていたが、ケースファンがうるさいケースで、ケースファンを止めるとケースが結構熱を持っていた。そのまま使い続けられなくもなかったが、大きいケースに入れてゆったりさせたほうが音も静かでいいだろうということで、12cmファンが三つもついたケースでいいのをちょうど見つけたこともあって乗せ換えた。ファンが多いとうるさいのかというとそういうわけではなく、大きいファンがゆったり回っているので静かである。ただ、初めて側面にファンのついたケースを買ったことで、ケースの密閉性が損なわれた気がしている。ホコリが気になる。Pentium 4 の残した負の遺産と言えよう。
i975Xa-YDGは、本来 Core Duo 向けとされた i945 というチップセットではなく、デスクトップ用の i975 を使った限りなくデスクトップマシンに近い設計の変わったマザーで、規格も ATX となっている。おまけに ATI の CrossFire 規格で二つの VGA を刺して協調動作させることができる。私は正直このマザーを選ぶ必然性はまったくなく、値段も高かったので別のものが欲しかったのだが、Core Duo 対応マザーで一番早く流通量が多かったのがこのマザーだったから仕方なく買った。どうやら他のマザーは i945 のチップの供給量不足で生産が遅れたらしい。その後 Microstar や ASUS などから二万円ちょっとの MicroATX なマザーが出る。しかしネットでの噂によるとちょっと不安定みたいで、この時期では i975Xa-YDG が一番安定していたらしい。安定しているのが一番だ。
i975Xa-YDGには内蔵VGAがついていないので、仕方なく ATI RADEON X1600XT のファンレスを買った。もうファンレスのボードにしか心惹かれない自分がいる。本当はもっと下のモデルでも良かったのだが、最近の一線のVGAは高くて、大して値段も違わないのに 3D のゲームが出来るのと出来ないのとでは大きな差となるので、3D ゲームをさしあたりこのマシンではしないにも関わらずわざわざ一万円近く余計に払ってこのボードにした。この選択は間違っている気がする。ビデオカードは使わないうちに世代が古くなっていってしまうから。今週になって TSUKUMO で 14,980円で大安売りされているらしい。私が買ったときは二万五千円ちょっとだったのに。
16万も出して気合を入れたこともあるので、ここはメインマシンをある程度静音化しておこうと、SMART DRIVE というハードディスクを包んでノイズ漏れを抑えるケースとその類似品を買った。SMART DRIVE は意外に高いので買うのをやめようかとも思ったが、試しに買ってみてその完成度に驚いた。ハードディスクドライブがギュウギュウピッチリはまり、ほぼ完全に密閉される。効果のほどは知らないが、この充足感に満足した人も多いに違いない。ケースが熱を持つので、アルミケースのフレームでうまく逃げてくれることを願った。
ところがこのマシンは意外に音が気になった。ケースのリアの8cmファンがちょっと古くて回転音が高めだったからだろうか。このマザーについているチップセット用のファンが4cmで高周波な音を出していた。熱がこもっているのか、電源ファンまで回転が速くなっていたように思えた。しばらくそのままで様子を見たが、やはり気になったのでまずチップセットクーラーを交換してみた。本当は6cmファンをつけられるThermalrightのHR-05という有名なのをつけようと思ったが、マザーボードと規格が合わなかったのであえなく断念し、保険で買っておいたZALMANのZM-NBF47を強引につけたところ、System Temp. が 58度とか表示されたが夏だしなんとか許容範囲だと思ってそのままにした。まだうるさく感じたので、ケースのリアファンを低速の新品に交換してみたらだいぶ静かになった。
でこれが現在のメインマシンとなっている。なぜか休止状態が使えない。正確に言うと休止状態にしようとしても何も起きない。前のマシンと拡張カードに関しては変わっていないはずだし、OSやドライバも大体同じはずなので、このマザーについているデバイスで対応していないものがあるのかもしれない。
マシンの動作が不安定なとき、その理由として電源の問題が十分考えられると言われている。これまで使っていた電源もそんなに粗悪なものではなく、たとえば Seventeam や HEC や Varius なんていう比較的知られたものばかりを使っていた。だが、電源にも進歩というものがあるようだし、経年変化で衰えるので五年もしたら交換するほうがよいという話も聞いていたので、新しいものを買ってみることにした。
最初に買ったのは、ヨドバシのマルチメディア館で山積みになっていたAOpenの静音と名乗る五千円ぐらいの電源だった。割とこぎれいなパッケージに入っていてつい衝動買いした。この電源は私がこれまでに持っていた電源とほとんど同じタイプのものだった。違っていたのは、この頃メジャーになっていた4ピンの補助電源がついていたことだろうか。普通に静かで悪くないモノだった。いまでは珍しい排気側に8cmファンがついただけの電源だ。
現在電源で主流となっているのは、14cmファンが内部側に一個だけついているものだ。ファンが大きいので音が静かで風量があって排熱に優れる。新宿にあるソフマップのパーツ売っている店(いまは閉店した)で衝動買いしたのが、SCYTHE(サイズ)の剛力 600W と日本製の音無しぃSP 400W というものだ。前者はこれといって特徴はないがシリーズものとしての評価がそれなりにあり廉価で大容量なのが良い。後者は日本製で品質に期待していたが、思ったより静かではなかった。同シリーズに完全ファンレスな製品があったのでそっちが欲しかったのだが、まだ売られていなかったしこちらが特売されていたのでつい買ってしまった。まあファンレスの電源というのは恐らく危ないのでやめておいたほうがいいと思う。
もっと性能のいいDACが欲しかったが、やはりパソコン用では知れていると思いオーディオ機器としてのDACを探していたが、二十万以上するものがほとんどなので諦めていたら、CEC DA53 というものがあるとネットで調べて分かったので、六万五千円ぐらいするにも関わらず悶々と悩んだ挙句買ってしまった。ちなみにDAC1とか他にも色々あるらしいので興味のある人は探して見るとよい。でこの DA53はオーディオ機器という位置づけにも関わらず USBオーディオデバイスとしても使えるという変わった製品だ。さすがに音はいいが、アンプとスピーカーに足を引っ張られるので難しいところだ。アンプもスピーカーも十万以上のものを使っているのだが、差を聞き分けるのは難しい。最低二十万ずつぐらい掛けなければ分からないと言う人もいる。
上記2製品はいずれもUA-3より良いものだが、ボリュームつまみというたった一つの優位性により今もUA-3がメインマシンに接続され、残りの製品は哀れゲームマシンにつながれている。パソコンでテレビ録画した動画を見るような使い方がメインなら実用性重視がいい。
ゲームの効果音だけを独立して聞きたいという理由のためにわざわざ BOSE 1706II を買った。BOSE 111AD をスピーカーに使うためだった。西新宿のヨドバシで35,800円ぐらいしたか。111ADは以前秋葉原のダイナミックオーディオで中古で一万六千円で買ったものだが、新品だと四万ぐらいする。なんて贅沢というか無駄な使い方だろうと思わなくもないが、ちょうどハマっていたフロントミッションオンラインで機関銃の音に迫力が出て満足だった。
そして最近になって VIA EPIA-PN18000G を買った。29,800円もした。このマザーは C7-M 1.8GHz というモバイルプロセッサがついてきて、しかも Pentium M/Celeron M を載せることも出来る変わった製品だ。この手の製品にしては安いと思う私は感覚が麻痺しているのだろうか。このマザーの大きな欠点は、Unichrome Pro というクセのあるVGAが内蔵されていて、Linuxとの相性がよくないことだ。これにはビデオ出力がついていなかった。普通のアナログRGB出力の質が悪くてガッカリしたが、どうせクライアントマシンとしては使わないので我慢する。
マウスも色々買った。ソニーのファッショナブル(死語)なミニマウスは小型軽量で使いやすく、革新的なものを感じた。その後、マイクロソフトの無線マウスの大小を一台ずつ買う。小はプレゼントして好評だった。大は自分で使っている。メインマシンでは従来の有線のマウスを使っているが、使い比べるうちに不便に感じるようになった。こうして良いものに慣れていくのだろう。
大容量ハードディスクが欲しい。300GBで十分だと思っていたが、見るのか見ないのか考えずにテレビ番組でたとえば映画なんかを撮り貯めしていくと、だんだん容量が逼迫していってしまうのだ。MPEG2だと二時間で5.5ギガとかいってしまうので、80GBのハードディスクが狭く感じてしまう。いま300GBが一万円ぐらいで買えるので、次は500GBあたりが一万円台前半で買えるようになったらメインマシンのビデオ撮り用に一台買うと思う。
すごくマシンパワーを使う3Dのゲームに私がハマったらどんどんパーツを買うと思う。しかしFF11以降そんなゲームはでていない。PlayStation3 とかの次世代ゲームマシンのほうが興味がある。来年の新しいウィンドウズでビデオカードを買うかもしれないが、情報不足なので新しいのが必要なのかどうかよく分からない。
大きいモニタが欲しいとずっと思ってきたが、さすがに今の24インチより大きいモニタだと机に入らなくなってしまう。というのは、メインモニタの左右にも14インチと17インチのモニタがあるからだ。いまはこれらでFF11をつけっぱなしにしているだけだが、もしFF11をやめたとしてもテレビをつけっぱなしにしたりとか別のウィンドウを広げっぱなしにしておくといった使い方しかしないだろう。一つの広いデスクトップ画面としてはこれで十分である。あ、ピボットにすればまだイケる。縦長の画面だ。うーん。でもモニタの上のほうばかり見ていると首が疲れるだろうからやっぱりいらないか。
多チャンネルのオーディオシステムが欲しい。私はピュアオーディオ派つまりステレオ2chで音質重視なのだが、DVDなんかが5.1chなのだからこれに対応したシステムが欲しい。でももう置く場所がない。家を買わなければならなくなる。
Core 2 Duo は今のところ要らない。デスクトップ向けのやつは消費電力が60Wちょっとある。Athlon X2 も興味はあったが結局買わないことになりそうだ。いまはメインマシンが一台とゲームマシンが二台と予備一台あって、その予備一台が eMachines のやつなので、これを誰かに譲って自分は新しいのを買うという選択肢も考えているのだが、そもそもゲームのために二台確保しているのはFF11のためであって、そろそろFF11をやめることを考えているので、二台あれば主副として使えて十分だということになりそうなのだ。
私はいまノートパソコンを持っていない。欲しいと思わなくなった。私にとってのパソコンが、大型液晶モニタやオーディオ装置と不可分になったからだと思う。せっかくパソコンを使って時間を過ごすのだから、小さくて性能の劣るマシンを使うのは時間がもったいないという考え方だ。会社に私物のノートパソコンを持っていけなくなったのも大きい。
そうそう、Blu-Ray Disc とHDDVDってのもあったっけ。こちらはソフトがもっと出てからになるだろう。今はドライブ単体で十万ぐらいするので割に合わない。
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随分取り留めのない話を書いてしまった。また何か思い出したらここに追記するかもしれない。