ベースとなったのはいわずと知れたモトバムさんのコンプリート車両。ネオスタに参戦するにあたって、コンプリート車両があるのがVTRの強みだ。変更点はFRP製フルカウル&シート。レーシングエキゾースト。ハンドル、レーシングステップ等々。この車両を購入してガソリンを入れれば即参戦可能。タイヤはウチではブリヂストンの「BT003ST」を選択した。
ひとまずシャーシでエンジンの慣らしだけ終わらせて、この状態のままシェイクダウンしたが、ライダーの古川曰く「まったく曲がらないが、変な挙動は出ない。」と。ハイグリップタイヤに変更しても十分な剛性がありそうな事は確認出来た。試しにタイヤのエア圧を2.0→1.8へ下げてみたが、「ふわふわしてて変化がまったくわからん。」と、笑えるコメントだった。
本来は、この状態でライダーが、がんばって走らせましょ〜!というのがネオスタの趣旨のような気もするが、それがレースである以上、マシンにもその気になってもらわなけりゃ困るのである。
レギュレーションブックを確認すると・・・。吸気やミッション、足回り、その他もろもろ。これだけ出来れば十分に楽しめる【ネオスタレーサー】が仕上がる。