毎年梅雨時のレースは気が重い
だが今年の天気は一味違う!
6月なのにスクールもレースも
太陽全開! いい天気!
今年2回目のライディングスクール
&筑波ツーリストトロフィー開催!

写真/文・ZABO
画像提供・Garage130R
HAL@Team3/4
クラブ通信『第41回』
波乱万丈!!
筑波T.T.夏の陣開幕!
今年も熱い夏が始まった!



レース2週間前のスクールは中身が濃い!
 2週間後に筑波T.T.inSUMMERを控えた6月17日。 今年2回目のレーシングスクールが開催された。前回同様、好天に恵まれたトミンモータランドにはクラブメンバーを中心とした参加者が 集合していた。
 今回はインストラクターがフルメンバーの6名に対し、参加者は13名。主催者としてはちょっぴり寂しいところだが、本日の参加者と してはラッキー。3クラスに分けられたフリー走行は渋滞知らず。インストラクターも一人一人の参加者に目が届き、アドバイスも中身の 濃いものとなった。
 メニューは通常通り4本フリー走行中心とし、ブレーキング練習、スタート練習を行なった。走行の合間には随時、参加者からの質問を 受け付け、少人数だからこその中身の濃い内容となった。
 2週間後の筑波T.T.に出場予定の参加者にとっても有意義なスクールではあったが、インストラクター陣にとっても、もて耐、モトレボ リューション、筑波T.T.に向けて自らの課題をこなしていた。
 次回のスクールは間が空いて11月23日開催予定。皆様の参加をお待ちしております。
↑まずは完熟走行からフリー走行へ。3クラスとも余裕のある台数で走行。4本とも順調な走行となった。 ↑フリー走行中にもイントラからアドバイス。その場で指摘されたことをすぐに試してみてることで効果もアップ。 ↑2週間後にレースを控えたクラブメンバーはいつも以上に気合の入るスタート練習。本番では果たして…。


筑波ツーリストトロフィー in SUMMER 開幕!
 スクールから2週間後の筑波サーキット。 今回の筑波T.T.は6/30(土)、7/1(日)の2日開催となっていた。土曜日にはNTクラスに石原さんと小林さん、NBクラスに仲田さん と矢作さん、NS2クラスには宮川さんが参戦。日曜日にはD-4クラスに亘さん、グラストラッカーに高石さんが参戦した。
 毎年この時期の筑波T.T.はよく雨が降るのだが、土曜日は朝からどんよりとした曇り空ではあったが、何とか雨は降ることなく 予選を迎え、各クラスの決勝レースが始まる頃には晴れ間がのぞいていた。
 今回、実に2年振りの筑波T.T.参戦となる小林さんは 予選では多少緊張した様子ではあったが、決勝レースでは好スタートを決め、5位までジャンプアップ。予選のタイムを更新しつつ周回を 重ね、8位でレースを終えた。惜しくも表彰台とはならなかったが、次回のレースに期待を感じさせる内容だった。
 同じくNTクラスに参戦の石原さん。実に今年で9年目となる。VTR1000Fも9年目だが、ライダー、マシンともに好コンディションを 保っている。予選では自己ベストに近いタイムを出し決勝レースに臨んだが、オープニングラップで前車の転倒に巻き込まれ、 残念ながらリタイアとなってしまった。幸いにもライダーは軽症だったので、次戦以降のレースには影響がないと思われる。
 NBクラスで初レース参戦となった仲田さんは、初レースとは思えない落ち着きっぷりで、予選で自己ベストに近いタイムを出していた。 レース前の6月はかなり走り込んでおり、転倒もあったが調子は上がっている様子だった。決勝レースでは安定した走りを見せ11位で 無事初レースを終えた。
↑NTクラス決勝グリッドで隣同士になった#8石原さんと#8小林さん。小林さんは好スタート決め、5位にジャンプアップ。 ↑約2年前の筑波T.T.で大怪我を負った小林さんだったが今回のレースで見事に復活を遂げた。 ↑予選もまったく緊張しなかった仲田さんは。決勝のグリットでも落ちつた様子。安定した走りで見事完走。

 前回のNBクラスで3位表彰台を獲得した矢作さんは、 筑波ロードレース選手権のTC-Formulaに2度参戦し、今回のレースを迎えていた。本人曰くなかなか2秒台に入らないとのことだったが、 セッティングも決まり予選では見事に2秒台に入りポールポジションを獲得。今回も表彰台への期待が高まっていた。 決勝レースではスタートで予選2位の選手に先行を許すが、その選手はフライングのためピットスルーペナルティーとなってしまう。 期せずトップに立った矢作さんだが、背後からもう一台のマシンが迫り、抜かれてしまう。再度トップに立つべくプッシュする矢作さん だったが、11周目の1コーナー進入で痛恨の転倒を喫し、リタイヤとなってしまった。
 NS2参戦の宮川さんは、前回のレース以降オーリンズのリヤサスを購入。さらにリアサスをO/Hに出し、 前回のレースで課題だった足回りの問題をクリアしての参戦となった。このクラスではSRX250が主流となっており、 GOOSE250は少数派であり、最大のネックは車重の重さではあるがNS2優勝経験者の宮川さんには妥当なハンデとも言える。 前回より実に2秒タイムアップしたが、残念ながら表彰台には届かなかった。
↑自らの課題だった1分3秒を切りポールポジションからのスタートとなった矢作さん。2位以下を引き離しトップを快走。 ↑転倒により惜しくも優勝を逃した矢作さんだったが、予選決勝ともに2秒台をマークし晴れてNBクラス卒業となった。 ↑前回に比べ大幅な旋回性能を手にした宮川さん。今回の結果には満足していないが次回に向けて光明となるか。
 
 日曜日は明け方に降った雨の影響で予選は 所々ウェットパッチが残る微妙なコンディションであった。CBR600RRからドゥカティ749Sに乗り換え、ライディングに悩みつつも 数戦のレースを経た亘さんであったが、予選を9位で終える。ドライコンディションとなった決勝レースでは何かが吹っ切れたか のようにドゥカティの自己ベストタイムを大きく更新し、念願の初表彰台を獲得。見事に4位入賞を果たす。
 過去にグラストラッカークラスで2位になったこともある高石さん。今回、マシンを新たに組み上げ、再び筑波の盾を取りに関西 から遠征して来た。前日には桶川でテスト走行を行ない、決勝当日を迎える。しかし、予選は自己ベストから大きくタイムを落として 8番手。どうやら今回のエンジンはあまり走らない様子。また新たに組み込んだ足回りに問題があり、決勝レースは厳しいものとなった。 決勝レースでは6位争いを繰り広げていた高石さんだったが、車体トラブルが発生し、無念のリタイヤとなった。
 今回のレースでは転倒などのリタイヤもあり、改めてレースで成績を残すことの大変さを味わった一同でしたが、そんな中、 亘さんの初表彰台や、初レースを無事に終えた仲田さんなど明るいニュースもありました。これからも皆さんともに楽しいレースを 続けて行きましょう。
↑万全の状態で筑波サーキットに舞い戻ったかと思われた高石さんだったが思わぬトラブルでリタイヤとなる。 ↑ドゥカティでのベストタイムを決勝で一気に3秒詰めてきた亘さん。好結果のヒミツはタイヤにあるとかないとか。 ↑並居る野郎どもをなぎ倒し、念願の初表彰台に立つ。キレーなお姉ぇさんから花束を頂く男前な亘さん。



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