■サンデーレースとは?

サンデーレースは、地方選手権や全日本選手権と異なり、バイク好きのライダーが集う、趣味の二輪スポーツです。一台のマシンをコツコツ造ってレースを楽しむ。そこにはバイクいじりの楽しみと、走る楽しみという、バイク乗りの基本があります。勝ち負けにはあまりこだわらず、出たいレースに出れば良いでしょう。生活を脅かすほどのお金をかけずに、長く楽しめることがサンデーレースでは重要なのです。つまり、サンデーレースとは日本語に当てはめるなら”草レース”。世界GPが、メジャーリーグなら、サンデーレースは素人が集まった草野球と言った所でしょう。
ただし、スポーツである以上練習しなければ上達は難しいですし、レースである以上マナーやルール、最低限の車両規定は守らなくてはいけません。もちろん、安全には最大限の配慮が必要です。

 


■どんなバイクがどんな所で?
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エンジンの形式によって『シングル』『ツイン』『マルチ』などに分けられたり、車両のキャラクターによって『絶版系』『ターミネータ』『モタード』『ミニバイク』等様々なクラスに分かれています。また耐久レースなどでは制限の広い『オープン』 があります。
さらに改造範囲によってクラス分けされ『ノーマル』『モデファイド』、さらには排気量別に分けられる場合もあります。
また、ドゥカティ、GSX-R、ボルティーなどのワンメイクレースもあります。
開催されるサーキットは、関東〜東北の主な所としては『筑波サーキット』『ツインリンク もてぎ』『エビスサーキット』『スポーツランドSUGO』等、各地で様々なレースが開催されています。

サンデーレーサーズクラブ参戦クラス紹介
ファイヤーガレージサンデーレーサーズクラブで主に参加している筑波ツーリストトロフィーの参戦クラスを中心に紹介します。筑波ツーリスストトロフィーはレース初心者向けに開催されており、比較的参加しやすいレースです。各クラスに卒業タイムが設定され、速くなったライダーはさらに上のクラスのレースに参戦するように促されています。


■NS(ノーマルシングル)2■

  250cc未満の4スト単気筒によるノーマルクラス。ほとんど改造が認められないのですが、マフラー交換とキャブセッティングは認められます。参戦費用が抑えられ出やすいクラスです。またバイクを操る楽しさを存分に体感できることでしょう。筑波のトップタイムは1分13秒台、トップグループのタイム差が少なく、毎戦激しいバトルになります。


■NT(ノーマルツイン)■

 

640cc以上の4スト2気筒によるクラス。VTR1000SP-1、SP-2、ドゥカティなどスーパーバイクの2気筒人気車種がメイン。もちろんVTR1000Fもまだまだ現役。キャブとホイールとブレーキの変更も認められるようになったので年式の多少古いマシンでも面白いクラスになりました。筑波のトップタイムは1分3秒台。卒業タイムは1分4秒5に設定されています。



■NM(ノーマルミドル)■

  390cc以上740cc以下の4ストマシンによるクラス。NTと同じく改造範囲が緩和されてますが、ベースマシンのポテンシャルが高いため参加車両の多くはST600のレギュレーションに合わせてあります。筑波サーキットの場合はビッグマシンよりは扱いやすく人気が高まっています。最近トップタイムが上がり、1分2秒台のライダーもいます。卒業タイムは1分4秒0に設定されています。


■NB(ノーマルビッグ)■

 

740cc以上の4ストマシンによるクラス。GSX-R1000、YZF-R1などスーパースポーツの激戦区。筑波TT独自のクラスではあるものの非常に人気の高いクラスであり、NT同様キャブ、ホイール、ブレーキ変更が認められるようになってさらに熱いクラスになりました。トップタイムは1分2秒台、卒業タイムは1分3秒5が設定されています。



■OPEN(オープン)■

  筑波ツーリストトロフィーのクラスではありませんが、耐久レースなどで近年人気があるのが、オープンクラスです。大まかな排気量などの規定により、多くの車両が参加できます。レースによってはレース経験や、タイムなどによってクラス分けされ、多くのライダーが参加しやすくなっています。代表的な耐久レースはツインリンクもてぎの『もて耐』で毎年レギュレーションの変更などで、より参加型のレースに変わっていってます。
 


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